マフラーを編む

この夏、従妹のソフィの誕生祝にレース模様のショールを贈ったら
結構気に入って貰えたらしく、先日「お義母さん用にも何か編んで」と
新たに依頼された。
10月がお義母上の誕生日なのだそうである。

お義母上は、この前ソフィの誕生会の時に初めて会ったが
女性ながら“豪放磊落”と形容したいような、
豪快にして人を飽きさせない話し上手な人物で
ケベッコワーズだがアングロフォンだったのも幸いして
パーティの間中、私も雪だるまもあれこれと話し込み、笑い転げて
大変楽しい思いをさせてもらった。
親戚のパーティに出かけて、時間が早く過ぎたのは初めてである。

「よし、彼女のためなら、いくらでも、何でも編みましょう」ということで
即座に快諾。
で先週の日曜、早速ソフィが毛糸を持って現れた。
そして編むものはマフラーがいいと言うので、
持参の毛糸の太さ(light fingering)と長さ(490ヤード)を鑑みつつ
Raverly内のフリーパターンから好きな模様を選んでもらった。

ソフィが選んだのは、このパターン


sophie.jpg




レースでジグザグ模様で、一見複雑そうに見えるが
実際に編んでみるとパターンはごく単純で、七面倒くさいところは全くない。
それできれいに見えるのだから、デザインした人は偉いと思う。

そして編み始めてすぐ感じたのが、ソフィが選んだ毛糸の質の良さ!
彼女が持ってきたのは Manos del Uruguay の “Fino”で、メリノ70%、シルク30%。
クリームのようにやわらかく、しっとりした手触りで、編んでいて実に気持ちがいい。
同社の糸の質のよさは以前から聞いていたが
1カセ(100g)が20数ドルと、私の予算をはるかに超える高価格なので
「いいなあ」とうっとり眺めているだけで、自分では買おうと考えたことすらなかった。

それが今回、ソフィのおかげで手に取り、触り、思う存分編むことができて
実にしあわせ。毛糸でも布でも、あるいは動物でもそうだが、
人はやわらかいものをさわると心が和むようで、
(絹に手をすべらせた時の感触、眠っている猫の背を撫でた時の感触を想像したまえ)
手ざわりのいい糸は、編んでいて心が安らぐのだ。
お義母上のために財布をはたいたソフィに感謝である。


ブロッキング前の編地はこんな感じ。
糸の撚りは甘め、太さが均一でなく、スラブヤーン風に太い部分と細い部分があるので
編地もそれなりに多少でこぼこしている。(ま、私の技術のせいもあるんだが・・・^^;)
色も水色~青~紺と、この写真だとはっきりしないが段染めになっている


IMG_1227.jpg

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ジムがつぶれた

  • 2017/09/15 09:05
  • Category: 雑記
なんとまあ、行きつけのジムがつぶれてしまった。
日曜に行った時はなんともなかったのに、
昨日(火曜)、いつも通り二人で自転車で出かけたら
ふだんなら少なくとも数台の車が停まっている駐車場に車が1台もなく、
屋内に明かりも見えない。
「あれ、何かの理由で臨時休業かな。珍しいな」と入り口を見れば
紙が1枚、ぺたりと貼ってあって、臨時休業どころか永久休業、
ジムは閉鎖だと書いてある。日付は9月10日。

しかし9月10日というのは日曜日、私たちがいつもと同じにトレーニングし、
顔なじみの人たちと雑談を交わした日で、
カウンター内の従業員、ジェシカもアントニーも普段と変わりなく働いていたし
他のメンバーもふつうにトレーニングに励んでいて
その日で営業は終わりだという気配は微塵もなかった。
それが一夜明けたら、貼り紙1枚で廃業とは・・・

まあ確かに、以前から赤字だという噂は聞いていたし、
ことに2年ほど前、隣町にエコノ××という格安フィットネスチェーンが出来てから
そこに客の何割かを取られたようすではあったが
同時にオーナーは他にも事業をしていて、税金対策にジムを続けているのだ
という話も聞いていたし、つい2、3か月前にも新しいマシンを入れたりしていたので
まあそうすぐすぐつぶれることはあるまい、と高をくくっていたのだったが
豈図らんや、青天の霹靂的につぶれてしまった。

雪だるまは入り口の貼り紙を前に、盛んに「Sxxx」だの何だの罵っていたが
怒ってみても始まらない。
近所のSジムがつぶれてしまったのは実に災難だが
私たちの場合、ジムなしの生活は考えられないので
早急に代わりのジムを探さなければならない。

で、その日の午後、早速ジム探しに出かけた。
確かダウンタウンの目抜き通りに1つあったはずだ。
Sジムがつぶれた今、一番近いのはそこだと車で行ってみると、
表に看板だけはまだあるものの、ドアには錠が下ろされ、中は空っぽ。
なんとここもつぶれていた。

次、うちから十数キロ離れている隣の隣の町のMジム。
中を見せてもらうと、設備はそこそこ整っているが古くささは否めず、
窓が小さいせいか全体に薄暗く、陰気な感じがするのも気になる。
運動するのに雰囲気は関係ないだろう?と思われるかもしれないが
私の場合、もともとのモチベーションがあまり高くないので
広々と明るく、楽しい雰囲気でないとやる気が出ないのである。
それに何しろ遠い。

雪だるまは「でもここは、ウェブ情報によると、
このあたりでベスト3に入る設備のよさなんだ」というが
そもそもこのあたりには目ぼしいジムは3か所(Sジムがつぶれたので、
今は2か所)しかないのである。
3つしかないところでのベスト3に何の意味がある?
ベスト3もワースト3も同じことではないか。あほくさ。

雪だるまはMジムに決めたそうだったが、
私は遠いのと雰囲気が暗いのとが、どうしても好きになれなかったので
渋る雪だるまを説得して、例のエコノ××も見に行った。
ここはケベック州内に50か所以上展開しているジム・チェーンで
その名の通り、会費が安い代わり、提供されるサービスは最低限。
タオルの貸し出しはないし、シャワーも有料である。
出来た当時、Sジムメンバーの何人かが見に行ったが
ダンベルが75ポンドまでしかないとか、××マシンがないとか、
評判は今ひとつだった。

が、行って中を見せてもらうと、人が言うほどマシンの揃えは悪くない。
私たちが普段使っているもののうち無いものもあるが
それを言うなら、香港のCフィットネスからここのSジムに移った時も
Sの設備に合わせて多少ルーティンを変更しなければならなかったわけで
最初は少々不便に感じても、慣れてしまえば何ということはない。
それに何より、ジム内が広々と明るく、開放的な雰囲気なのが気に入った。
これなら楽しく運動できそうである。

雪だるまに「どうだ?」聞くと、見る前の否定的態度はどこへやら。
「うん、悪くない」というので、その場でここに決めて申し込みを済ませた。
さすがエコノ××というだけあって、年会費はSの半額以下(約130ドル)だった。
道理で客を取られるはずである。

遠くなったので、もう自転車で行くことはできず、冬場、歩いていくこともできないが、
実のところジムまでの所要時間はあまり変わらない。
自転車で15分が車で15分に変わっただけである。

そして、これからエコノに行くようになると、Sジムで顔見知りになった
エレンやそのパートナー、いつもガムを噛みながらトレーニングしているギイおじさんや
マルセルおじさん、セルジュ#1や#2等々に会えなくて寂しいなあ、と思っていたのだが
なんと水曜の朝、いつもSに行っていた時と同じ時間にエコノに行くと
エレンとそのパートナーが駐車場にいて、中に入ると元Sジムメンバーが3人いて、
しばらくしたらギイとセルジュ#2もやってきて、またしばらくしたらマダム・アウディ
(本名ではない。いつもアウディに乗って来るので私が勝手にこう呼んでいる)も来て
なんのことはないSジムがそのまま移動したような塩梅になった。
もちろん全員がエコノに移ったわけではなかろうが、
それでも顔見知りに引き続き会えるのはうれしい。
モチベーションも上がろうというものである。

道に迷うなら、田舎は車、都会は徒歩

  • 2017/09/12 10:48
  • Category: 雑記
田舎で道に迷うなら車、都会で道に迷うなら徒歩がいいというのは
田舎は何しろ建物と建物、家と家の間が広ーく開いていて
歩いてなんぞいたら、いつまでたってもどこにも着かない。
田舎は徒歩で移動するようにはできていないのである。
それに道幅に余裕があり、車通りも少ないから、
うろうろ迷ってのろくさ走っても、後ろから警笛を鳴らされることもない。
急いでいる人は、黙って追い抜いていくだけ。
こちらは焦ることなく道路標識や家の地番を確かめつつ、
ゆっくり好きなだけ迷うことができる。

が都会ではそうはいかない。
前にも横にも後ろにも車がいるから、ここかあそこかなどと迷っている余地はない。
迷ってぐずぐずした運転などしようものなら、情け容赦なく警笛が鳴らされる。
ついでに1本の道路に2、3車線あったりするから、右折/左折したいなら
早くからそれなりの車線にいなければならない。
「あ、行き過ぎた!」と思っても、Uターンできる場所は限られているから
涙を呑んで延々まっ直ぐに走り続けるしかないし、
GPSが頼りにならず地図を見たいと思っても、
田舎のようにひょいと路肩に車を寄せて、おもむろに地図を広げ、
ということもできない。
ちょっと思い浮かべてみればすぐわかるとおり、
都会の道路にはぼうっと広がった路肩など存在しない。
古い街であればあるほど道幅には余裕がなく、道のぎりぎりまで
店舗や住宅がせり出している。
たまに空きスペースがあると思うと、それはだいたい有料の駐車場で、
しっかりメーターがついていたりする。
つまり、都会には気軽に車を止めて今後の走路を検討できる場所がなく、
よって迷ったが最後、ひたすら走り続けるしかないのである。
(私と雪だるまは一度、ケベック市でこれをやった。なかなかしんどかった)

が、歩きなら、状況は一変する。
都会は人が歩いて移動できるようにできている。
人がたくさんいるし、店もあるし、日本なら交番もあるから、
誰かに道を聞くこともできる。
歩き疲れたら、スタバやカフェ付きの本屋に寄り込めばよい。
陽気のよい時なら、公園で休むという手もある。
そうやってお気楽に歩いていると、そのうち迷っているんだか、
ただ散歩しているだけなのか、自分でもわからなくなるかもしれない。
誰かと待ち合わせをしている場合は困るが
そうでなければ都会で徒歩で道に迷うのは、さほど悪いものではない。

道に迷うなら一人がよい

  • 2017/09/09 11:09
  • Category: 雑記
この前、アートフェスティバルに行こうとしてGPSに遊ばれた、
と書いたが、そもそもケベックの住所はGPSに入れづらいのである。
その昔、カソリックの影響がたいそう強かったおかげで
町の名にも通りの名にも、やたら Saint(Sainte)の付くものが多い。
で、これをGPSに入れようとすると、“Saint”とフルに綴るか
“St”と略すか、次の語との間にハイフンが付くか付かないか
ついでに次の語(名)が女性名詞なら“Sainte”と、
語尾に“e”をつけねばならないし、そうなると省略形も“Ste”で・・・
と、もう考えるだに面倒くさい。

でアートフェスティバルの会場も、その難儀な“Ste”付きの村で
しかも通りの名も Ste 付き。ダブルパンチである。
ためにいくらGPSの指示通り、地番、街路名、村名と入れて検索しても
出てくる答えは「該当なし」ばかり。
いつまでたっても、目的地設定ができない。

それでも家の車庫前でGPSと格闘していたのだったら、
家にとって返して地図を持ってくれば済んだのだが
生憎その時は出先からアートフェスティバルに行こうとしていたので
手元には地図もなーんにもない。
あるのは会場の住所を書いた自筆のメモだけ。

仕方がないので、フルに綴ったり、略して綴ったり、ハイフン付けたり、取ったり、
日英仏ごちゃまぜで罵り言葉を吐きながら
すべての可能な組み合わせを順番に試し、ああだこうだと20分近く頑張ってみたのだが
GPSのお答えは常に「該当なし」
ほとほとうんざりし、もう諦めて帰ろうかと思ったが、
せっかくその気になって出てきたのに途中で諦めるのも癪なので
近くのドラッグストアからウチに電話し、雪だるまに
会場近くで、St/Ste の付いていない通りはないかと聞き
その通りの名をGPSに入れて(この時は一発で入った。いえい!)出発した。

が、結果はこの前書いた通り、到着したのは何にもない山の中。
いや正確には、私が走ってきた当の道があるし、その両側には
木々の生い茂った山があるので、「何にもない」わけではないのだが、
どう考えても、こんな鬱蒼とした山の中でフェスティバルをやっているはずはない。
しかも道端の標識には「××村 〇km」と、目的地の村よりずっと先にあるはずの村の名が
記されている。つまりこの先ずっと走っても、目的地には着かないということである。

これはもう人に聞くしかないと、私は走ってきた道を何キロか戻って人家を探し、
運よく、ちょうど庭先で花の手入れをしている人を見つけたので
車を止めて「こんにちは」と近寄り、アートフェスティバルに行きたいのだが
道に迷ってしまったというと、その人は仕事の手を休め
はっきりかつゆっくりしたフランス語で、親切に会場への行き方を教えてくれた。

幸い田舎のこととて道はだいたい一本道。
その一本道と交差する道もたまーにあるだけというわかりやすさなので
教えられたコンビニやレストランを目印に右折、左折したら
ちゃんと会場に着いた。そのまま取って返して道を教えてくれたおじさんに
お礼を言おうかと思ったくらいうれしかった。

で、この時思ったのだが、道に迷うなら一人で迷うに限る。
一人なら車の中で好き勝手に悪態をつきながら
自分の判断であっち行ったり、こっち行ったりできる。
同じところをぐるぐる回る羽目になっても、自分自身に「ばーか」
と言っていれば済む。気楽である。
しかし同乗者がいる場合は、そうはいかない。
うろうろと道に迷って同乗者に心配をかけるのは気の毒だし
戻るか進むか、右か左かなどの判断には、その人の意見もきかねばならない。
あげく余計に迷ったりしたら、こちらもあちらも気ぶっせい。
なかなかに気骨が折れる。一人なら、そんな気遣いは全く要らない。
お気楽、らんらん。

そしてもうひとつ気付いたのは、田舎で道に迷うなら車、
都会で道に迷うなら徒歩がよいということ。
理由はまた次回。

リハビリ

  • 2017/09/07 10:19
  • Category: 雑記
あれやこれやで1か月近くブログを放置してしまい
おかげで日本語の書き方をすっかり忘れてしまった。

しかし文章を書くことのできる唯一の言語を失うわけにはいかないので
リハビリ開始。
呆れるほどたどたどしい文章で、文の繋がりがおかしくても、
慣用句が出てこなくても、“てにをは”がへんちくりんでも、とにかく書かねば。

8月半ば、近くの村で開かれた美術展というかセミプロ画家作品展というか、
まあアートフェスティバルみたいなものに出かけた。
今年で15回目だというこの催しは“Rendez-vous des peintres”という名で
鄙びた村のメインストリートに沿って設置された50以上の小さなテントに
各画家が自作を並べ、ついでに画家本人もいて、
訪れた人々と談笑し、欲しい人がいれば作品を売り、
というようなのんびりとしたものだ。

出かけた理由は、ここに来た当初から話に聞いていたこの催しが
どんなものだか見てみたかったのがひとつ。
もうひとつは、うちに日本語会話の練習に来ていたV君の母上が
去年に引き続き出展されるというので、これはご挨拶にいかねば、と
思い立ったのである。

で、ある土曜日ひとりで車で出かけたのだが、
途中GPSに遊ばれて、何にもない山の中に連れて行かれたりしたものの
最終的には何とか会場にたどり着いて、無事地元画家諸兄姉の作品を
鑑賞することができた。

何しろ半分お祭りみたいなものなので、正直なところ作品そのものには
面白いものは少なかったが、夏の午後、メインストリートとはいえ
レストランやカフェなどの店舗は数えるほど、
ほとんどは思い思いの花々が咲き乱れる普通の住宅の庭先で、
その後ろに目をやれば、遠景は緑に霞む山。
牛でも「もぉー」と鳴きそうな風景の中、のんびり歩きながら絵を見て歩くのは、
けっこう楽しかった。

それに、ぶらぶら歩きながら探し当てたV君の母上のテントには
ひまわりの花のようにあでやかなV君の母上がいらして、満面の笑み。
しかもその作品は、去年までの作品とはがらり表現法が変わり
以前よりずっと面白くなっていて、お世辞でなく心から「面白い」「好きだ」
と言えて本当にうれしかった。

いつから変わったのか、はっきりとは伺わなかったが
去年の夏に作品を見せていただいた時は、風景画にしろ静物にしろ
ごく普通の油絵としか言いようのない、これと言って特徴のない作風で
可もなく不可もなく(失礼!)といった感じだったから
変わられたのはそれ以降だろうと思うが、今の、黒い細い線で囲まれた
横長の長方形を積み上げて色と形を描いていく表現法は
リズミカルで、踊るような光の燦爛が感じられて、
見ていてなんだかとても楽しい気分になった。

作品の中のひとつ、草原で牛が遊んでいる作品は特に気に入って
「これはいいですねえ」と言ったら、それはモントリオールの美術展で
入賞した作品だそうで、なるほどと納得。
一応値段を聞いてみたが、私に手が出る額ではなかった。
誠に残念。
もっとも、たとえ買えたとしても、うちには掛けられる場所がないのだけれど。

それにしても、V君の母上は私と同い年。
絵で食べているわけではないから、職業画家というわけではないのだけれど
それでも日々描き続け、表現法を考え、新しいことを試し、
試行錯誤して成長していけるのだと知って、
正直、目から鱗の思いだった。
私は今まで傲岸不遜にも、絵にしろ他の芸術にしろ
素人の進歩/成長には限りがある、
ある程度までは伸びても、あとは同じことの繰り返しになる
と思っていたのだが、どうやらそれは間違いだったらしい。
これはなかなかうれしい発見である。

夏に毛布か?

どうも今年の夏はあまり暑くない。
6月に何日か25度を超える日があったので、「これは・・・」と楽しみにしていたのだが
その後、つつつと気温が下がって、あとは延々最高気温22、3度という“涼しい”日ばかり。
朝晩など11、2度まで下がることもざらで、窓を開けて寝ると寒くて目が覚める。
まったく、とても夏とは思えない。

そのせいかどうか、今年は畑の野菜の出来が今一つで、
トマトはなかなか赤くならないし、サヤエンドウは伸びも、実の付きも悪く
しかもまだ8月初めだというのに、すでに黄色く枯れ始めている。
ズッキーニはまあまあ実をつけているが、これもなかなか大きくならず
そのうち寒さで縮んでしまうのではないかと、こちらを心配させている。

花も同様で、ふだんだったら7月には盛りとなるマリゴールドが
今年は8月の今、やっと枝葉を広げ、花をつけて、鮮やかな黄色になった。
が、それも日向に植えたマリゴールドだけで、ちょっと日陰に植えてしまった方は
日照不足のせいか、あるいは今年は雨も多かったので、ナメクジにやられてしまったのか
葉っぱを食われて枝を伸ばすこともできず、爪楊枝のような茎に
ちょこんと小さい花がひとつだけ、という哀れな姿である。
元気なのは雨が大好きな青アジサイと芝生のみ。

天気予報をみると、今後とも25度を超える日はほとんどないようで
このまま秋になっていくのだとしたら、何ともさみしい今年の夏である。

予約が取れない 2

さて、続き。

毎日、毎日試しても電話では予約が取れないので、
「これはもう直接行くしかあるまい」と、予定通り木曜の朝8時前に
診療所に行き、入り口前に陣取った。
診療所が開くのは8時半なのだが、早めに行って順番待ちをしないと
近い日にちの予約が取れない、あるいは「今月はもう一杯です」くらいの
ことを言われて、来月回しにされてしまうのではないかと危ぶんだからである。

が、そうして朝もはよから並んだにも関わらず、
実際に診療所が開いて、当人のL君ともども受付で、
「家庭医はいないが、診てもらいたい」と申し込むと、
「電話予約なし、家庭医なしの人は診ない」とけんもほろろ。
だから、その電話予約が取れないからこうして直接出向いたのだと言っても
とにかく通常、この診療所に家庭医のいない人は診られない、とのことで
ただし来週の木、金なら家庭医のいない人でも診る。
電話で予約を取って下さいと日にちを書いたメモをくれ、
ついで、あるいは隣町の病院でもよければ、
この番号に電話すれば予約が取れる可能性がある
と別の小さいチラシをくれた。

くれはしたが、とどのつまり、どちらも電話による予約が必要ということは
つまり元の木阿弥、振り出しに戻って、電話でピッポッパを再開ということである。
その埒の明かなさはすでに十分経験済みだったので
他を試そうと、まだ朝が早いのを幸い、前日お散歩マダムの一人が
「あそこなら家庭医なしでもだいじょうぶ」と紹介してくれた
病院横の診療所に行ってみることにした。
が、ここでも「予約なし、家庭医なしの人は診ない」と、
冒頭の診療所同様のつめたーいお返事。
どうやらマダムの情報は古かったらしい。

まったくこれでは家庭医のいない病人は、座して症状悪化を待ち
救急で病院に担ぎ込まれるしか、診療してもらえる見込みはないかのようである。
あるいは私費のクリニックに行くか。

事実、先日会った雪だるまの親戚の一人も、生粋のケベッコワーズだが
別の街から今の街へ昨年引っ越してきたばかりなので家庭医がいない。
家庭医を頼みたくても、どの医師も手いっぱいで
新規の患者は受け付けてくれない、と嘆いていた。
しかも、知り合いに聞いても同様の状況の人は珍しくないそうで、
だから彼女の近所では、私費の(日本でいうなら自由診療の)
クリニックに行く人が多いそうである。
彼女が住んでいる街は、生活に比較的余裕のある人たちが多い区域だから
それでもよいが、一般的に私費のクリニックは年会費(約400~600ドル)
が必要なうえ、1回の診療に100ドル前後かかる。
普通の人が気軽に払えるような金額ではない。

となれば、仕方ない。
いつ予約が取れるかわからないが、また電話でピッポッパを再開である。
うちの町の診療所は前日の午後6時から、
隣町の病院は当日の朝4時45分(!)から電話受付開始ということで
「朝5時前に受付開始って、どういうことよ?」と思いつつも
土曜の朝、寝ぼけ眼でまず隣町の病院から試してみると、
これがなんと空きがあると言う!
私は自分の耳が信じられなくて、録音を2、3度繰り返して聞いてしまった。
そして急ぎメールでL君に連絡すると、まだ寝ていなかったL君から
折り返し電話が来て、その日の昼、一緒に隣町の病院へ行くべく約束した。

そして無事、医師に診察してもらえたのだが、
色々と検査をしてみないことには診断は下せないということで
その日は診察と採血だけでおしまい。
一応鈍痛があることを訴えたのだが、鎮痛剤の処方もなし。
L君は診てもらえてほっとしたようだし、こちらもまあ少し安心したが
どこが悪いのかはいまだわからず、今はただ腹部の超音波検査と
胃カメラによる検査の日程連絡を待つ日々である。

L君からは早速翌日の夜に「病院から連絡は来た?」と問い合わせがあったが
なんの、なんの。この辺の病院の諸検査日程は常にぎっしり詰まっており
実際に検査を受けられるのは、早くても医師による申し込みから1、2週間後。
検査によっては3、4週間待ちもざらである。

L君は「中国なら、朝行って検査して、午後には結果がわかるのに・・・」と言うが
ここはケベックなのだ。診察も検査も手術も、患者が病院で直接費用を払う
必要はない代わり、順番待ちの時間は長い。
米国みたいに基本的に自力更生、一部を除き国による保険制度はなくて
いったん重い病気に罹ったら、高額の医療費に破産もあり得るなんてのも困るが
順番待ちしている間に死んでしまうのも困る。
日本のように、一部自己負担付き皆保険制度というのは悪くない制度だと思うが
それにも問題がないわけではないし、どの制度も一長一短、
どれがいいというわけでもないのだろうか。
ただ自分が何の病気かわからず、じっと待たねばならないのは辛い。

予約が取れない

4、5日前から知り合いのために診療所の予約を取ろうとしているのだが
これが掛けても掛けても「誠に申し訳ありませんが・・・」で始まる
予約一杯の録音テープが流れるばかりで(しかもイニシャルだの姓名だの
医療カードの番号だの色々な情報をさんざん入力させた後で、これが流れるのだ。
んなら、最初から“明日はいっぱいです”と言え!、と言いたくなる)、
「×日×時に空きがあります」という応答は全く出てこない。
一昨日からはその録音テープすら流れなくなり
「予約依頼の電話が非常に多く混雑を極めていますので
××のサイトへ行って、近隣で空きのある診療所をお探しください」
になってしまった。

なので一応サイトに行って、「空きがあったら連絡してくれ」と
こちらのメルアドを残しておいたのだが、
そうしたら翌日私たちがジムに行って留守の間に
「本日午前11時10分から12時10分の間に、あなたの住所から20㎞以内の
診療所に空きがあります。このメールは他の17人の人にも送られていますので
診療をご希望の場合は、急ぎご連絡ください」というメールが入っていた。
同メールを見た時にはすでにその“空き時間”とやらを過ぎていたし
第一、その診療希望の当人はその日仕事に出ており
そんな2時間前に急に言われたって、「すみません、ちょっと病院いってきます」と
職場を抜け出すわけにはいかないのだ。というわけで、没。
翌日また電話でピッポッパに戻ったが
予約はいまだに取れていない。

まったく、いつものことながらケベックの医療制度における
診療予約の難しさには、ほとほどうんざりさせられる。
たとえ家庭医がいても、予約が取れるまで2、3日待つことはざらだし
上記の診療希望者のように家庭医がいないとなると
予約を取るのは実に至難で、電話ではほとんど不可能なんじゃないかと
思いたくなるくらいである。(今日で5日連続空きなし)

もちろん直接診療所に行って待つ、という手はあり
今日もだめなら、明日は当人の週一の休みに当たるので
二人で早朝から並んで、なんとか潜り込ませてもらうべく
努力してみるつもりではいる。
直接行ったからといって予約が取れるとは限らないのだが
試してみないわけにはいかない。
何しろ当人、ここずっと腰痛とか脚のむくみとか種々の症状に悩まされており
何か深刻な病気なのではないかと、毎日びくびくしているというのだ。

というのも、彼の母親が2年前に肝臓がんで亡くなっており
その彼女が生前訴えていた症状と、今の彼の症状がよく似ているので
ついつい「もしや?」と考えてしまうらしいのだが、彼はまだ20代半ば。
肝臓がんである可能性はそう高くないと思うので
そんなにむやみに心配するなと言っているのだが
ずっと母一人子一人で育ち、その母に逝かれてしまって
その後結婚はしたものの、奥さんはまだカナダのビザが取れず
中国に残ったまま。
母の夫だったN氏(ケベッコワ)の家に同居してはいるが
N氏は中国語がわからず、彼のフランス語はまだまだなので、
意思疎通はあまりうまくいっていない。
そんなこんなで、頼ったり相談したりできる人が身近にいない上に
体調が悪くなってきたので、よけい心細さが増しているのだろうが
痩せても枯れても中国男児、男子漢、
「一人で病院に行くのは不安だから一緒に行って」なんて
小学生じゃあるまいし、もちっとしっかりせえよ、と言いたくなるのだが
生前の母君から「息子をよろしく」と頼まれているので
突き放して「ひとりで行け!」と言うわけにもいかない。

というわけで、明日は一緒に行く。
上手く予約が取れるといいのだが。

布地屋さん

クロスステッチにしろハーダンガーにしろ、
刺繍したものを小物に仕立てる時には裏地が必要で
しばらく前から様々なオンラインストアを覗き歩いていたのだが
なかなか気に入った布がない。

服の裏地ではないから、すべりのいい無地である必要はまったくなく
むしろ綿か綿混紡の面白いプリントの生地、
表地とは対照的な色柄の、インパクトのある生地がいいなあ、と思って
あちこち見て歩くのだが、どれも今ひとつ。
なかなか私好みのポップな生地は見つからない。

大部分が服地かカーテンなどの室内装飾用、あるいはキルト用なのだし
マスマーケットを対象にしている以上、売れ筋ばかりの無難な品揃えになるのは
致し方ないところだとしても、どこを見ても同じような退屈な生地ばかりで
妥協してさえ欲しいと思える生地がないのにはまいった。
そしてネットの上で時々見かける楽しい生地は、
みな一体どこで手に入れているのだろう?
大きな街の大きな布地屋さんとか、デザイナーズショップとかに行かないと
ないのかなあ、と諦めかけていたのだが
ある日ふと“best online fabric stores”か何かで検索したら
「このサイトの利用には注意が必要。見始めるとハマって時間を忘れます」
みたいな注意書きをされたサイトがあって、「なんだこれ?」と行ってみたら
思わず「うおお!」

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はなから私好みのちょっと変なプリントが目白押しで
それだけでも狂喜乱舞の大興奮なのに、
その上デザインの数が半端でない。
たとえば“sheep”で検索すると、全23ページ、
計1800以上のデザインが出てくるのだ。
中には同じデザインの色違い、あるいはモチーフのサイズが違うだけ、
というのもあるが、それにしても1000以上のデザインがあるのは凄い。
しかもみんなちゃんと“ひつじ”模様なのだ。

好みのデザインを探す検索語も詳細を極め、
たとえば動物だったら、森の動物、家畜、ペット、海の動物等々に枝分かれし
そこからまた熊、鹿、狐、リスなど個々の動物に枝分かれしていく。
この検索語がまた楽しくて、たとえば Style → Histrical で絞り込んでいくと
中世、ゴシック、ロココ、ヴィクトリアン、アールヌーヴォーからアールデコ、
50~60年代モダン、ついでにスティームパンクまであって、
それぞれそれっぽいデザインが次から次へと出てくるので
見ていてほんとに厭きない。

国別もあって、Japaneseで検索すると、正統和風柄から中国、日本がごっちゃになった
キッチュな柄まで、これまた呆れるほどたくさんのデザインが繰り出される。
古い日本のマッチ柄なんて、他では絶対お目にかかれないデザインである。


  これ

match.png


懐かしのぬりえ柄もあった

nurie.png


もっとも、フランス風のシックなデザインを期待して“French”をクリックし、
出てきたのが“フレンチ”ブルドッグとか、“フレンチ”フライをフューチャーした
ポップなデザインだった時には、「あれま・・・」と思わず吹き出してしまったが。

たしかに“フレンチ”ではあるのだが・・・

frenchfry.png


このショップ、こんなにデザインが多いのは、個人が自分がデザインした柄をアップロードし
それを布地や壁紙、ラッピングペーパーにすることができるためらしい。
そのためのデザインツールも、サイトに完備されている。
詳しく読んでいないのではっきりとは言えないが、
布地その他はオンデマンドでプリントするシステムのようで、
客はデザインを選び、布地(綿、麻、ライクラ、フリースなど20種類近くある)を選び
大きさ(5インチ角のテスト用、ファットクォーター、あるいはヤード単位)を選んで注文する。
値段はデザインに関係なく、布地の種類によって決まる。
最も基本的な綿生地なら、1ヤードUSD17.50である。
この値段が安いか高いかは、それで何を作るのか
あるいはそのデザインにどの程度惚れこんでいるのかによると思う。

何にしても「ハマって時間を忘れるので注意」の警告は正しかった。
私はこのサイトを発見して以来、ずっとサイトを開きっぱなし。
暇を見てはサイトに飛んで、あれこれのデザインを眺めては
「きゃー」だの「かっわいー」だのの嘆声を発して、ハートマークを増やしている。

そして眺めているだけではつまらないので、
先日ちょうどファットクォーター半額セールだったのを幸い、
6デザインばかり注文してみた。
うち1枚はこれで、ぜひこれをこのまま使って、
ごくシンプルなトートバッグを作りたいと思っているのだが
うーん、うまくいくかなあ。
私、ミシン下手なんだよなあ。


真剣に読書している動物たちがかわいい

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Canning

ここに来た翌年の春、叔父さんが持ってきてくれた4株のルバーブは
年ごとに大きくなり、5年目を迎えた今年は、1回の収穫量が2㎏を超えるようになった。
こうなると、ジャムにした後ふつうにタッパーに入れておいたのでは
いくら冷蔵保存しても、カビが生える前に食べきるのは難しい。
ことに私はルバーブの酸味が十分残っている甘くないジャムが好きで
ルバーブの重量の1/3弱の砂糖しか入れないので、なおさらである。

で今年は思い立って、canning というのをやってみることにした。
canning を辞書で引くと、「缶詰化」とか「缶詰製造」となっているが
もちろん家庭でブリキの缶を使った缶詰なぞが製造できるはずもなく、
(できるものならやってみたい気はするが)使うのは缶ではなく瓶。
幸いうちには、叔母さんたちが手製のジャムやピクルスを入れてくれた
メイソンジャー(金属製の蓋付きのガラス瓶)がいくつかある。
ほんとは返さなくてはいけないのだが、その後会う機会がなくて返しそびれているもので
まずはこれを使って試してみようと、さっそくネットで検索するやら
YouTubeを見るやらして基本的なやり方を頭に入れ、一応その通りにやってみた。

ピクルスの場合は知らないが、ジャムの場合は以下のとおりである。
1. ガラス瓶と蓋を煮沸消毒する
2. 出来上がった熱いジャムを、その熱い瓶の中に入れる
3. 蓋をかぶせ、ねじ蓋を軽く締めて、瓶を湯の中に入れる
4. 湯の深さは、瓶が完全に隠れる程度。(蓋の上1インチ)
5. 煮立ってきたらタイマーをかけ、13分加熱
6. 瓶を取り出して、冷ます
7. 冷めるとともに、瓶の中から空気が抜ける“ぺこん”という音がすれば密封完了

ということなのであるが、ジャムを詰めた瓶を湯の中に戻す段になって
はたと困った。
うちには瓶が完全に隠れるほどの深さの鍋がないのである。
ことにその時は2㎏のジャムを煮るために、手持ちで一番大きい鍋を使ってしまっていたので
残っているのは瓶を3つ入れれば一杯になるくらいの片手鍋だけ。
これでは頭が出てしまうと思ったが、ないものは仕方がないので
温泉よろしく首までの湯の中にジャム瓶を入れ、
指定の時間、加熱してみた。
そしてその後、カウンターに置いて冷ましてみた。
するとしばーらくして、“ぺこん”という音がしたので、
どうやら首までの湯でもだいじょうぶらしいと了解。
なんだ、簡単じゃん、である。

こうなると面白くなって、その次は自分でメイソンジャーを買ってみた。
瓶はその辺のスーパーで普通に売っていて、
250ml、500ml、750mlと大きさはいろいろだが
どれも1ダース10ドル以下で買える。
1個1ドルもしないのに、落として割りでもしない限り何度でも使えるのだから
なかなかにお得である。

ついでに中古屋と蚤の市を探し回って、直径30㎝、深さ22㎝の大鍋も
10ドルで手に入れた。
この深さなら、瓶は完全に湯の中に沈むはずである。
で先日はこれらを使って瓶詰め作業に勤しんだのであるが
瓶が湯の中に完全に沈んでいると、普通のトングでは瓶がすべって
なかなか取り出せないことを発見。
あれこれ試しているうちに、ばしゃりと湯が腕に撥ねかかり
うっすらと火傷してしまった。
うっすらのくせに火傷はなかなかに痛くて、少し涙目。

おまけにそんなこんなで、お義父さん用に甘みを強くしたジャムが
1瓶あったのだが、それがどれだかわからなくなってしまい、
印をつけるつもりで忘れた自分の馬鹿さを呪うはめになった。
鍋の中では“これ”とわかっていたのだが、取り出す段のどさくさで、
ウチ用の砂糖1/3弱ジャムの瓶と、お義父さん用の砂糖1/2強ジャムの瓶が
完全に混ざってしまったのだ。
なにしろ1ダースまとめて買った瓶なので、姿かたちはどれも同じ。
中身のジャムにしたところで、砂糖の多寡で色が変わるわけでもなし
外からは区別がつかない。
と言って、せっかく密閉したのだから、開けて舐めてみるわけにもいかない。

仕方がないので、取り出した位置関係から見て、
お義父さん用である可能性が一番高い瓶のフタに「たぶんこれ」と書き、
その次に高い瓶のフタに「でもこれかも」と、日本語で書いておいた。
お義父さんにはまだ上げてないのだが、もし外れていたら取り換えるまで。
他に仕様はない。

というわけで、canning には、それ用のトングが必須と実感。
昨日ダラーストアに買いに行ったのだがなかったので
次回の買い物の際、ホームセンターあたりで探してみるつもりである。
中古屋にもあるかもしれないが、こういうものはしっかりした新品の方がよさそうだ。
蝶番の緩んだ古いのを買って瓶を取り落としたのでは、元も子もないし
もう一回やけどするのもいやである。
いくら熱つ湯好きの日本人でも、100度の熱湯を浴びるのは好みではない。


   メイソンジャーいろいろ

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   大鍋とトング

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広口の漏斗もあった方が便利

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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