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買い出し

昨日は朝から体調不良で動く気がせず、朝寝と昼寝で過ごしたが、夜にはまあ復調。不良になったのは、前日に午後と夜と2コマ授業をしたからだと思う。ことに夜のは初級の初回で、初めて会う生徒を相手に喋るのは、かなーり緊張する。元気よく喋っている顔の裏で、背中を冷や汗が流れるほど緊張する。2回目以降はまあましになるが、いずれにしても2コマある日の身体の使い方を覚えなくては・・・。

ところで先週の金曜、半期に一度の亜州食品の買い出しのため、モントリオールへ行った。と言っても、雪だるまが混雑する市内に入るのを嫌がるので、私達が行くのは南岸。正確にはモントリオール市ではないのだが、まあそんなことはどうでもよい。だいたいいつも、中国系スーパー2店と中東系食品店1店をはしごする。

半年に1度しか行かない店々だから普段の混みようなど知りはしないが、それにしても1軒目のスーパーは、数か所あるレジに並ぶ行列が、とぐろ状になっているほど混んでいた。

私同様、連れが会計するのをカウンターのそばに立って待っていた初老の婦人が、隣で何やらぶつぶつ言っているので、「今日はすごい人出ですねえ」と声をかけてみたら、「中秋吖嘛!」と言われてしまった。はい、おっしゃる通り、本日は中秋でありました。で、その婦人が「あんたは大陸人か?」と聞くので「いや、日本人だ」と返すと、「日本人には見えない」と言われた。彼女の頭の中の日本人のイメージと、私の姿かたちが一致しなかったらしい。 「大陸人か?」というのは、私の滅法下手くそな広東語が、生粋香港人(と思われる)の彼女には、広東か広西の辺鄙な田舎の訛りか?と聞こえためと思われるが、しかし香港人から大陸人と間違われたのは初めてだ。たいていは台湾あたりなのだが。

いずれにせよ、中国系スーパー2店で、芋頭、豆苗、蒜茎、南瓜、大根、生椎茸、えのき茸、柚子(ユズではなくてポメローの方)、韓国蜜瓜、五香豆干、冷凍紅豆包に銀糸巻、山査子片、陳皮梅、干しバナナ、粉末だし、花雕酒、みりん風調味料、麺味、花椒等々、たんまり買い込んだ。あんまり買い込んだので、中東系食品店に行くのは止めた。上記↑だけで、冷蔵庫も冷凍庫もいっぱいだ。今はこの買い込んだ食品を、だめになる前に食べきるべく鋭意努力中。元上司殿にもらって美味しかった珠江橋牌豆豉鯪魚の缶詰は、捜したのだが見つからなかった。残念。
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本が来た

  • 2019/09/14 22:24
  • Category:
「本が来ない」と書いた翌日だったろうか、その心待ちにしていた本が届いた。
その日は午後、授業がある日だったので、その場で開けて読み始めるというわけにはいかなかったが、授業が終わった後、「いやあ、やっと来たねえ」と顔をほころばせながら丁寧に包みを開け、さっそく中の1冊、「f 植物園の巣穴」を読み始めた。

大仰なところのない静かな語り口と、ちょっと古めかしい言葉遣いがしっとりと気持ちよく、いったいいつの時代の話なのか、今読んだところまででは判然としないが、どう考えても平成やまして令和の話とは思えず、大正か昭和初期、人々がまだふつうに着物を着て生活し、家に障子や火鉢があり、雨が降るとぬかるむ道があった時代を幻燈で見せてもらっているような、不思議な心持ちがする。

こういう本は是非とも、装丁のよい単行本で紙の手触りを指に感じながら少しずつ少しずつ読んでいきたいものだが、重さの関係で私が購入したのは文庫版。紙の感触を楽しむという優雅もできかねるので、せめてものことに緑の枝の写真を配したカバーをかけた。和紙の手触りには遠く及ばないが、このあたりには洋紙しかないのだから仕方がない。

それにしても今期は授業が1コマ増えて3コマ、時々4コマになりそうで、はたしてお楽しみのための読書などしている暇があるのかどうか。しかし日本語を維持するためには、質のいい日本語を読み続けることは必須で、資料としての読書だけでなく、お楽しみのための読書も必要なのだ。ああ思うままに読み続けられる視力と時間が欲しい。

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夏が終わって鬱である

  • 2019/09/10 08:38
  • Category: 雑記
夏が終わった。
気温の低下と共に私の気分も下降線。
ただいま外気温は10度、室内気温も20度を切り
私の気分は、ほぼ鬱である。

何か楽しい本を読んで気分を上げたいのだが
ずううっと待っている本、
8月初めに注文した4冊は、まだ届かない。
いかにSALでも、いかに日本からでも、すこーし遅くないか?
どうぞ途中で迷子になって、海の中に落っこちたり
どっかの郵便局のゴミ箱の中に捨てられたりしていませんように。

気分が落ち込んでいる理由のひとつは
某氏の記事で、6月からの香港の状況を逐一、
後追いで読んでいるからである。
これで気分が明るくなれるはずないではないか。
97年当時、自分だって建国からまだ50年経ってないくせに
今後50年間は一国二制度を維持するなんて
そんな出来もしない、する気もない嘘をつくなよ、と思っていたが
それにしてもそれが現実になると、やっぱり胸ふたがれる。

関係ないが『ギザギザハートの子守歌』は名曲である。
というか康珍化さんの詞がいいのである。
久しぶりに聞いて、しみじみしてしまった。
“・・・夢は机で削られて・・・”
切ないなあ。

それにしても、どうして“名曲”とは言えるのに
“名詞”とは言えないのだろう。
文法用語の“名詞”(noun/nom)になってしまうからか。

Zoo Sauvage de St-Félicien

  • 2019/09/04 09:14
  • Category: 動物
編み物のお供に似鳥鶏(にたどり・けい)さんの『午後からはワニ日和』を聞いて以来、動物園というものに久しぶりに行ってみたくなって、北の方へ旅行に行った帰り、せがんで St. Félicien (サン・フェリシアン)の動物園に寄ってもらった。

ここは正式名称を Zoo Sauvage de St-Félicien (英語名: Wild Zoo of St-Félicien)というだけあって、自然の野山や川をほとんどそのまま利用したとしか見えない30ヘクタール超という広い敷地の中に、Boreal(亜寒帯)に住む動物たちが、大変にゆったりした密度で飼育されている。北に生息する動物に限っているので、園内の動物種数は80種とあまり多くなく、アムール虎はいてもライオンはいないし、ゾウもいない。キリンもいない。

爬虫類ではヘビは2種いたが、ワニはいなかったし、トカゲ類もいなかった。以前(60年代初~90年代)は、こうした exotic animals も飼育していたらしいが、その後、より自然な形態への志向や、園としての独自性を打ち立てるため、そういった動物は減らして、北に住む動物たちだけに絞ったらしい。

ライオンもキリンもゾウもいない動物園なんてアリ? つまんないじゃん!と思われるかもしれないが、そんなことはない。
まず、動物たちは自然の野山みたいなところで好き勝手に行動しているので、案内板で「このエリアには○○と××と△△がいます」と書かれていても、すぐには○○も××も△△も見つからない。じいっと目を凝らし、辛抱強く木の枝の間や草の陰を眺め渡し、目が慣れてきたところでやっと「あ、いた!」となる。そうなると今度は、あちこちで色々な動物が動いていることが見えてきて、これが楽しい。

アライグマが出てきて、もそもそ、のそのそ草の間を動き回り、小川の方へ行って水の中に何かいるのか、ぴちゃぴちゃ手で流れをかき回し、その間にヤマアラシは太った身体をのたのたと動かして木に登り、枝の一つにぺたっと貼り付いて昼寝。もう1匹も出てきて同じように木登り、昼寝。
そうこうするうちにグラウンドホッグが穴から出てきて、切り株の上にべたり、という具合で、見ていて飽きない。時間が経つのを忘れる。
おかげで私たちはこの Forêt Mixte (Mixed Forest)エリアだけで、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、1時間近くうろうろしてしまって、「しまった、こんなことをしていては全部見られなくなる!」と、後になって慌てた。


葉影に隠れているアライグマ

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出て来た。大変太っている

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この風景も園内。あちこちに川がある

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カワウソくん

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泳ぐ

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切り株の上のグラウンドホッグ

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ガンを飛ばす

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ヤマアラシ、木登り開始

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ひたすら登る

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そして昼寝

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それでその後は少し急ぎ気味に移動したが、何しろ園内が広く、各エリアをつなぐ遊歩道が長く、ついでに上がったり下がったり勾配もあるので、そうは急げない。
それに何しろ、動物はおもしろい。
ニホンザルなど、2匹で座り込んでグルーミングしたり、そばの川で遊んだりしているし、斜面に寝転がって木の枝をガジガジ齧っていたグリズリーは、その木の枝を落として、慌ててぱしぱしと手を延ばし、下に転げていく枝を拾おうとするし、遊んでいる動物を見ていると厭きなくて、ほんと移動が難しいのだ。

毛皮のお手入れ中

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彼方を見つめてじっと佇む壮年(?)のサル。
『SADA』の片岡鶴太郎さんを思い出した


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   ?

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アムール虎。ズームいっぱいでこれくらい。肉眼だとはるか下方の黄色い豆粒

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また唯一、動物を間近で見られ、触ったりもできるファミリーファーム・コーナーでは、ヤギやヒツジ、ミニブタなどの小型家畜たちが、一応それぞれ囲いはあるものの、大部分の戸は開いていて出入り自由。ブタがヒツジの囲いに入り込んでヒツジのエサを盗み食いしていたり、アルパカの後ろを鶏がコッコッ歩いて追い立てていたり、ヤギの子がちょうど給餌にやってきた飼育員さんにまとわりついて甘えていたり・・・。そんなこんなで4時間は、あっという間に過ぎてしまい、私達は時間切れ。ムースやエルク、バイソンが見られる山道遊覧列車に乗る時間はなくなり、ポーラーベア・コーナーも駆け足で通過するはめになった。入り口で渡されたリーフレットに「見学時間:少なくとも5時間」と書いてあった理由が、よーくわかった。この動物園を堪能したければ、この近くに1泊し、午前中から見学を開始するか、あるいは2日間有効チケットを買って2日かけて見るか(要予約の夜間見学というのもある)。


ヤギの母子

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ちなみにこのSt-Félicien という町は、Lac St. Jean という大きな湖に隣接し、周囲は観光スポット満載である。モントリオールからだと車で6時間くらいかかると思うが、ケベック市からならたぶん3時間くらい。ケベック州をゆったり周遊しようという旅行なら、ルートに入れて後悔はないと思う。

ただ一つ難があるとすれば、入園料。大人一人約50カナダドル(約4000円)なのだ。日本の動物園の入園料(上野、天王寺600円、旭山820円)から見るとぎょっとする高さだが、自治体等からの補助がないとすれば、これくらいにしないと園は維持できないのだろう。ケベック州内の他の動物園のサイトも見てみたが、同規模の大型動物園は、だいたいこのくらいの入園料だった。それに、4000円だとしても、東京ディズニーランドの入場料よりは安い。よくできた人工のファンタジーでの陶酔に7400円払うか、生身の動物が野山で遊んでいるのを見るのに4000円払うか、どっちを取るかは、各人の好みである。

アライグマの色違いとしか思えないレッド・パンダ

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ぶたのおやこ

8月、夏休みにもかかわらずブログの更新が1週間に1回程度だったのは
編みぐるみの製作に追われていたからである。
6月末に頼まれたキツネ2、アライグマ2、クマ4、
10センチほどの小型動物=できるだけたくさん、という注文である。

たとえ編みぐるみでも、手足のある動物は制作に少なくとも2日かかる。
上記のキツネ、アライグマ、クマなどは中でも手のかかる方で
2日ではできない。飾りのマフラーなど含め、3日は見ておかなければならない。
よって3×8=24日。
考えただけで「私の夏休みはどこに行ってしまうのだ?」と悲しくなり
故に7月は編む気にならなくて、見ないふりして放っておいた。

しかし8月。
納品が9月初めだとすれば、そろそろ編み始めなければ間に合わない。
夏休みの最後の3日間で宿題を全部片づけようとするような愚挙は
小、中、高時代だけでたくさんである。
だから始めた。
いやいやなので、なかなか気が乗らず、編んでは休み、編んでは休み。
おまけに途中で手が変わった(=糸の引き具合が変わった)のか、
同じ毛糸、同じ編み針で編んでいるのに、クマの1体目と2体目では
大きさに「え?」というような差が出てきて、
泣く泣く編み直し。

それでもどうにか、キツネ、アライグマ、クマは16日までに出来上がり
今は「小型動物=できるだけたくさん」という注文に
「“できるだけたくさん”て、いくつのことだよ?」とぶーぶー言いながら、かかっている。
ぶーぶーついでに、今編んでいるのは子豚。
体長4センチくらいで、かわいいである。
いっぱい編んで、子豚の大群にしようか。

追記
その後、親豚も編んでみた。
毛糸が残り少ないので、“3匹の子豚”にできるかどうか微妙なところ

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ベンチプレス

  • 2019/08/26 22:26
  • Category: 雑記
今週、ベンチプレスで115 lb を4回、挙げた。
115 lb × 4回は、本当に久しぶりである。
8年前にここに引っ越してきて以来、115 lb はふつう2回、
たまに調子がいい時に、まぐれ当たり的に3回挙げるのがせいぜいで
4回挙げられたことなどなかったのだが
3週間前、そばに可愛いブルネットの子がいたために
頑張って無理やり3回あげたのをきっかけに
翌週も3回、翌々週も3回と3週続け
ついに今週、4回となった。
我ながら少しびっくりし、「へえ、この年齢でも記録を伸ばすことは可能なのか」と
他人事的な感想をもった。

私のベンチプレスのMaxは140 lb だが、それは10年以上前の話。
その時以降、腹を切ったり、胸を切ったり、
手術の度ごとに、まず半年はまともなトレーニングができなくなるものだから
挙上重量や回数など下がりっぱなし。
おまけに寄る年波と自身の怠け心という障壁もある。
3つ揃えば、記録など伸びるはずもない。
別に何かの大会に出るわけじゃなし、
寝たきり老人にならないためにやっているだけの筋力トレーニングなのだから
別にいいや、と思っていたのだが
記録が伸びれば、それなりに嬉しい。
つい調子に乗って、この次は120 lb に上げてみようかな、などと考え始める。
年寄りの冷や水!、と向かい席からお声がかかりそうである。

天井灯

  • 2019/08/19 21:09
  • Category: 雑記
うちの台所には、天井埋め込みタイプの照明がついている。
どーんと大きいのではなくて、直径4センチくらいの小型のが
間隔を置いて5つ。
1つが500ルクスくらいなので、5つ全部点けると、相当明るい。
まぶしいくらい明るい。

が、実はしばらく前から、この電球5つのうち3つが切れていて
今はスイッチを入れても、2つしか点かない。
3つが一斉に切れたわけではない。
およそ1年以上前のある日、最初のひとつがふっと点かなくなった。
1つくらい点かなくても全然困らないので、気にしなかった。

そのうち2つめが切れた。
3つ点けば十分明るいので、気にしなかった。

そしてある日、3つめが切れた。
さすがに台所が暗くなった。
電気をつけても、冬の日の夕暮れのように薄ぼんやりと暗い。
ここに至って雪だるまと二人、電球を替えなくては・・・と言い合ったのだが、折悪しく時は冬。
「雪が融けるまで待とう」ということになった。

なぜ台所の天井灯を替えるのに、屋外の雪が問題になるのか?
それはうちの台所の天井が、やたらに高いからである。
中二階の天井と同じ高さなので、たぶん3メートル50くらいある。
この高い、高い天井にへばりついた電球を替えるには
ガレージに置いてある折り畳み式の脚立を持ち出して伸ばし、
2メートルほどの高さの逆V字型にして台所に立てなくてはならないが
なにしろ嵩張る脚立なので、いろいろとモノのある室内ではこの作業ができない。
邪魔物のない広い屋外でやるしかないのだが、
冬の間は屋外が雪に覆われているので、これができない。
よって「雪が融けるまで待とう」ということなのである。

で、雪が融けてからかなりしばらく経った昨日、
(春分以降、徐々に日が伸び、電気を付けなくても夕飯の支度ができるもので
面倒くさがりの私たち二人は、電球替えを延ばし延ばしににしていたのである)
意を決してガレージから脚立を持ち出し、ドライブウェイで組み立てて室内に持ち込み
まずは雪だるまより背は低いものの、身軽さと柔軟性でははるかに勝った私が
脚立に上ったのだが、うーむ、無念。私が登れるぎりぎりまで登っても、
伸ばした手は、むなしく空をつかむばかり。
天井にはまったく手が届かなかった。

いや正確には、脚立のてっぺん、Λのとんがりの上に登ってすっくと立てば手は届いたかもしれないが
自慢じゃないが高所恐怖症のわたくし、そんな2メートル以上の高さの、
幅20センチもないようなアルミの踏み板の上に、掴まるものもなく立つなんて
そんな消防出初式のはしご乗りのような芸当は、私にはできない。
掴まるものがあっても、だんだん上に登るにつれ、私の膝裏はぷるぷると震えるのである。
掴まるもののない2メートルの上空で、しゃがんだ状態から立ち上がるなんて、
想像しただけで冷や汗が出る。
ぜったい、だめ。

ついで雪だるまも登ってみたが、彼は片手なら思い切り伸び上がればぎりぎり届くものの
ねじ込み式の電球を外し、付け替えるには両手が必要で
(ソケット部分は固定式ではなく、天井に開けられた穴の中で電線につながれ、ぶらぶらしている、
取り換えるにはこの部分を片手で押さえ、もう片方の手で電球をねじ込まなければならない)
よって彼にもできない。
2、3年前はできたというが、たぶん当時よりまた一段、肩および上半身の柔軟性が落ちたのだろう。

というわけで、両者とも空しく敗退。
すごすごと脚立を持ち出し、またドライブウェイで畳んで片付けた。

さて、自力ではできないとわかったが、しかしこのままでは冬場の夕食準備に困る。
自分たちでできないのなら誰かに頼むしかないが、しかし誰に?
電球を替えるためだけに電気屋を呼ぶのか?
あるいは誰か知り合いに頼むのか?

最近、ジムで6’8(203cm)だという、背のたかーーーい若者をよく見かけるが
いくらか手間賃を払ったら、彼はやってくれないだろうか?
彼の背丈なら、うちの脚立でも十分手が届くと思われるのだが・・・





本の話 2

  • 2019/08/12 10:34
  • Category:
『花の命はノー・フューチャー』を買って以来、
ブレイディみかこさんの新刊が出ると、本屋から通知が来るようになった。

で先日(と言っても2か月ほど前になるが)、
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が出た時も通知が来た。
そしてついでに「立ち読みどうぞ」の案内も来た。

電子書籍の立ち読みは本屋での立ち読みと違い、
ぱらぱらっと全体を流し読み、とか
好きなところを好きなだけつまみ食い読み、とかできるわけではなくて
版元が「ここね」決めた部分を読めるだけなのだが
それでも今回、新潮社さんは結構気前がよくて
1章の「元底辺中学校への道」と、5章の「誰かの靴を履いてみること」、
6章の「プールサイドのあちら側とこちら側」、総計50ページ超を
まるまる読ませてくれた。

で、これが面白かった。
「面白かった」なんて、超安易な、これ以上簡便にしようもない
3歳児でも知ってるような形容詞1個で済ませては、著者に申し訳ないのだが
実際のところ「面白かった」んだから、仕方がない。

『花の命は・・・』や、今読みかけの『労働者階級の反乱』もそうだが
彼女の目線は常に、彼女言うところの“地べた”にある。
それが小説に書かれた英国、大部分は中・上流階級から見た英国ばかり読んできた私には
目からウロコ的に新鮮なのだ。
(だいたい、中・高校生の頃、死ぬほど読んだA・クリスティにしてから
主人公の家庭はほとんど全部、メイドを使う側、つまり中産階級↑なのだ。
貴族探偵のピーター卿なんて、なおさら。P・D・ジェイムスだって“労働者階級”とは
いえないし。あ、例がミステリばかりですみません)

まあフィクションである小説と、彼女が書いているようなノンフィクションを
比べてはいけないのだろうが
どんなジャンルだろうと、“発見”がある本は面白い。

新刊の『ぼくはイエローで、ホワイトで・・・』、ポチりたいのだが
電子書籍だと、単行本でも文庫本でも読みやすさに差が出ないのに
(紙の本なら活字の大きさとか、紙質とか、装丁とか、いろいろ違う)
値段には差があって悲しいなあ。


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本の話 1

  • 2019/08/07 02:02
  • Category:
例の狼男小路に住む叔母さんの家に遊びに行った。
叔母さんは今年、村上春樹にはまっているそうで、
「ほら、これなの」と、『ねじまき鳥クロニクル』と『1Q84』を見せてくれた。

叔母さんによると、最初に読んだのは『海辺のカフカ』で
それがとても面白かったので次から次へと読み広げ、
今は娘さんと二人、貸したり借りたりしながら、彼の本を楽しんでいるらしい。

叔母さんがあんまり楽しそうに村上春樹の話をするので、ちょっと懐かしくなり
しかしまさか、原文日本語の小説を仏訳で読もうとは思わないので
(そんな回りくどいことをして何になる?)
ならばと電子書籍を探してみたが、キンドルでも他の書店でも
彼の最近の作品は、どれもまだ電子化されていない。

私が最後に読んだ村上春樹はたぶん『ダンス、ダンス、ダンス』だが
電子書籍化されているのは、ちょうどそのくらいまで。
それ以降は紙のみ。
つまり、叔母さんが気に入った『海辺のカフカ』も『ねじまき鳥』も『1Q84』も
読みたければ、紙の本を日本に注文するしかない。
安くもない送料を払って。

30年前、私は村上春樹を嫌いではなかったが
ものすごく好き、というわけでもなかった。
今読めばまた感想は違うかもしれないが
それを確認するためだけに紙の本を注文する気はないので、
また何か強烈な動機が起こったらその時に、ということで今回は見送り。

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帽子

7月の前半は、帽子ばかり編んでいた。
12月のバザー用サンプルである。
面白そうなパターンを見つけるたびに試し編みしていたので
あれこれと15くらいは編んだが
編んではみたものの出来上がりが気に入らなかったものは潔くほどいたので
残ったのは12。

で、その編んだ帽子を、先日編み物仲間のみなさんに
どれなら売りものになりそうか見てもらったのだが
一番人気はクマ帽と

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ウサギ帽だった。

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もちろん2つとも子ども用。
ベビーアルパカ70%の糸で編んだので、ふわふわに柔らかく、軽い。
編んでいる途中も、指の間を滑っていく糸の感触が、すごく気持ちがよかった。
その前に編んでいたハイランドウールの、ぎしぎしした手触りとは
天と地ほども違う。

以前にも書いたが、柔らかい手ざわりのものは心を和ませる。
触っているだけで、気持ちがゆったり穏やかになってくるのだ。
おまけに滑りがいいから、指にかかる負担が少なく
腱鞘炎気味の手にも優しい。
一石三鳥くらいのいい子の糸である。
ちなみにお名前は Wonderfluff。 Knit Picksから出ている。

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プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、米朝、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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