Melting Snowman

  • 2007/11/01 15:04
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どうやらウチの雪だるまは溶け始めたらしい。先日体重を量ったら、以前より6kgも減っていた。どうも最近、身体の丸みが足りないような気がしていたが、なんだ、そうか、体重が減っていたのか。
原因はどうやら手術後不自由な体をおして、出勤していたことにあるらしい。90kgの体重をクラッチ2本で支えて、歩き、階段を上り、エスカレータに乗り、というのは、ジムでのフリーウェイト・トレーニングより、よほど運動量が多いらしい。なにしろ何年運動を続けようと、一向に減らなかった体重が、手術後3週間で6kgも減ったのだから。しかもその間はトレーニングはせず(というか、できず)、退社後は家でごろごろしていてである。
これでまた2週間後には左足の手術で、またまたクラッチ生活が始まる。そこでまた6kg減れば、体重は(後半とはいえ)70kg台ではないか。うーむ、雪だるまがポプシクルになる日も近いか。

(ちなみに雪だるま妻の方は、ほとんど溶けていない。先週日本産さつまいものうまさに負けて、夕飯に小さいのを1本ずつ、3日続けて食べたのが運の尽き。1週間で500g減らすべきところ、逆に500g増やしてしまった。今週は反省して夕食に炭水化物はなし)
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消えた理由

  • 2007/10/30 16:24
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HKのスーパーの場合、ウチにとっての定番食品の在庫切れは日常茶飯事だ。理由は、ウチにとっての定番食品は、大部分のHK人にとっては定番でも何でもない外国の食べ物で、あってもなくてもぜぇんぜぇん困らないからだろう。以前消えたミューズリ然り、チェダーチーズ然り、今回の脱脂乳然り。それを証拠に、中国人にとっての定番である米、油、醤油が棚から消えることはない。(ついでに言うと、アイスクリームやコーラも消えないが、もしかしてこれらは米油並みの定番食品?)

つまりウチは食べ物に関してはマイノリティだということなのだが、実際異国に住んでいる外国人二人組みなのだから仕方がない。これでもう少し外国人人口の多いところに住めば、近所から定番食品がなくなるということも少ないのだろうが、ウチあたりはHK人庶民が住む街区であり、そこに紛れて住んでいる外国人は、大部分ネパール系、パキスタン系なので、商売上、北米系食品が重視されないのは致し方のないところだ。

しかし4−5日の在庫切れならともかく、ある食品が1ヶ月近く棚から消えるのは不便極まりなく、私がHK人の仕入れ計画のずさんさに対し文句を言っていたら、かつて日本に住んだことのある夫が「日本でだって、私が愛用していた食べ物はよくなくなった」と、HKばかりではないことを強調した。もう10年以上前の話になるが、夫が住んでいた葛飾区ではミューズリ、ひよこまめなどが、よく消えたそうである。日本よ、お前もか・・・。

もっとも今回、スーパーの自社ブランド品の脱脂乳が消えたのは、仕入れ計画のずさんさばかりではなく、為替レートの変動も影響しているのかもしれない。これは私と夫が勝手に推測しているだけだが、米ドルにペッグしているHKドルにとって、米ドル安=HKドル安であり、各国通貨に対して米ドルが弱くなればなるほど、自動的にHKドルの購買力も下がる。
そしてウチ愛飲の脱脂乳の原産国はオーストラリアであり、今年1月から現在まで、オーストラリア・ドルの対米ドルレートが13〜14%上昇していることを考えれば、たとえ長期契約仕入れの自社ブランド品とはいえ、従来の値段では店頭に出せなくなったのではないか。その値段交渉 / 調整のため、新たな仕入れができなくなって、棚から消えたのではないか。
事実、先週から再び現れた脱脂乳は、定価だけでなくセール価格でも以前より高くなっていた。こうなれば定価で買うなどもってのほか。セールの時に極力買いだめするしかない。その結果が19本の脱脂乳である。19本買って節約できるのはわずか60ドル弱に過ぎないが、こういうつまらないところで節約に励んでしまうのは、主婦の本能(あるのか、そんなもの?)である。セールの赤い色に吸い寄せられるのは、牛ばかりではない。

脱脂乳確保

  • 2007/10/29 17:01
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週末は疲れた両手の親指を休ませるべく、極力PCに触らずに過ごした。
代わりに何をしていたかというと、お出かけである。
バックパックを背負い、あるいはガラガラを引いてお出かけしては
わさわさと食料品を買い漁っていた。
いまウチには脱脂乳19本、豆乳3本、グァバ・ジュース3本、牛乳2本、安赤ワイン2本、チェダー・チーズ4包、ミューズリ2箱半とシリアル・バー2箱、そして大量の野菜と果物がある。

そもそもこんなにたくさんの食料品を買い込んだ理由は、10月初めに発生した脱脂乳不足なのだが、それについてはまた明日書く。
とりあえず不要品を処分して確保した冷蔵庫上の食料品貯蔵戸棚に、1ダース以上の脱脂乳をびっちり並べ、ほっと一安心。これで2週間はだいじょうぶだ。同じ面を向けて、きちんとならんだ四角い脱脂乳はうつくしい。

少飯

  • 2007/10/26 16:03
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昨日の昼休み、所用で席を外せない上司殿のために、昼ご飯を買いに行った。メモを渡され、会社下のHKならどこにでもある中華系ファースト・フード屋で、言われたとおりの品を買ってきたのだが、お弁当のフタを開けた上司殿は「あ、いつもの半分しかない・・・」と、悲しみの声をあげた。

ふだん中華系ファースト・フード屋を利用することのない私は「半分て、そりゃまた大げさな。いくら諸物価高騰でも、突然半分には減らすまいよ」と思い、「まったく上司殿は何でも“白髪三千丈”なんだから」と上司殿の誇張癖にため息をついたのだが、その半分弁当を黙々と途中まで食べていた上司殿、突然顔をこちらに向け「わかった。女の人が買いに行ったからだ!」と発言。ユリイカ!と叫んで風呂から飛び出したアルキメデスくらい嬉しそうな顔で、にこーっと笑った。

私は最初、上司殿のおかしな日本語のせいもあって(上司殿は正確には「女の人から、買ったから」と言ったのだ。上司殿の日本語では、動作主を示したいときは、すべて“から”を用いる。Aさんが書いた→Aさんから書いた。Bさんが作った書類→Bさんから作った書類、など。たぶん中国語の“由”あたりが頭にあり、“由=から”と覚え込んでしまったのかと思うが、慣れるまでは混乱する) 何を言わんとしているのかよくわからなかったのだが、続く上司殿の説明を聞いて了解。上司殿が言うには、ふつう女性と男性では食べる量が違う。女性に男性並みの量のごはんを盛り付けては、残飯が大量に出てもったいない。このため最近HKのファースト・フード屋では、男性と女性で盛り付けの量を変え始めたというのだ。

弁当を買う際、私は上司殿が書いたメモを示しオーダーしただけで、別に誰が食べるとの申告はしなかったため、当然私が食べると思われ、自動的に女性用分量が盛り付けられたのだろう。ご飯の量が半分になった上司殿には気の毒だったが、制度自体は悪くはない。実際、HKの中華系ファースト・フード屋のご飯の量は多い。私は(食べようと思えば)全部食べられるが、ふつうの女性は全部は食べないだろう。みすみす残飯を作り出すよりは、最初から少ない方がずっとよい。こうやって無駄が減っていくのは、いいことだ。

話しても、話しても

  • 2007/10/25 15:25
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昨日は朝から面倒な事態が頻々と発生。
立ちはだかっているのは文化の壁か、言語の壁か、はたまた個人の理解力、思考力の壁か。
ま、全部ぐちゃぐちゃに混ざっているのだろうが、一見話が通じているようにみえながら
その実、筋が微妙に微妙に逸れて行く、あるいは話が少しずつ少しずつ噛み合わなくなっていくのは、いつものこととは言いながら、やはり疲れる。

日本でもこういうことがあったかどうか、日本で働いていたのはもう十何年も前のことなので
はっきりと覚えてはいないのだが、たとえば今日本に帰って、日本で働き始めたら
周りの人、年齢が違う人や育った背景が違う人とは「話が噛み合わない」と感じるのだろうか。

そもそも「話が噛み合わない」というのは、あることを話した時の相手の反応が自分の予想と異なり、自分が意図した方向に会話が流れていかないということで、ふつう原因は、
? その“あること”に関する双方の知識や情況認識に差がある
? その“あること”に対処するにあたり、最良と考える方法が異なる
あたりかと思われるが、異国人同士が異国語を使って意思疎通を試みている場合は、この上に「相手の言うことを100%は理解していない」という問題が加わる。同国人同士ならば、相手が言ったことだけではなく、言った時の口調や言葉遣い、ひいては“言わなかったこと”からまでも、相手の微妙な意図を読み取るものだが、異国人同士の場合はそれが非常に難しい。相手が言ったことすら全部は掴み取れない時に、“言わなかったこと”から意図を読み取るなど、ほぼ不可能である。

異国人相手の日々ゆえ、私は極力“わかりやすい発言”を心がけているつもりではあるのだが、それでも話は時々通じない。普段は異文化の壁も、異言語の壁もさほど意識してはいないのだが、話しても話しても話が通じない時だけは、少々疲れを感じる。

日本酒の

  • 2007/10/23 20:48
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業務多忙により、両手親指が腱鞘炎気味。
というわけで、本日は短く。

J・Loプロデュースという“Still”を試した。
『日本酒とアールグレイが溶け合いながら華やかに・・・』
というのがコンセプトらしいが、
わたしがつけると、日本酒の香りだけが色濃く漂う。

なんだか常に吟醸酒で一杯やっている雰囲気。
ま、花の香りとかより、新鮮でいいかも。

休みを惜しむ

  • 2007/10/22 17:02
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平和で穏やかで何事も起こらない、実にゆったり、のんびりとした3連休だった。
まさに“peaceful”という感じ。
天気すら清涼。“風光る”は日本では春の季語だが、HKだと秋のこの時期が、まさに“風光る”季節だ。空が澄んで、光が透明になり、窓から外を見ているだけで心楽しくなる。風も涼しく、夏の日盛りのように日陰を縫って歩いたり、5分外にいただけで、全身べったりと汗だくになることもない。なんといい季節か!
おかげで3日間、陽だまりの猫のようにしあわせな気分で過ごした。毎日、家にいて外を眺め、外を歩き、買物や洗濯といった、つまらない日常的なことをしているだけで楽しかった。

しかし今日からは仕事だ。
こんないい季節を、窓もなく、日も差さず、凍えそうに冷房が効いたオフィスで空費しているのかと思うと、本当に悲しくなる。ああ、早くリタイアしたい。陽射しを楽しむためだけでも、リタイアしたい。

つれづれ 2

  • 2007/10/17 16:57
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2日ばかり忙しく、ブログの更新が滞ってしまった。今日もたぶん忙しい。
しかし今日と明日を乗り切れば、今週末は重陽の節句の三連休だ。
ああ週末が待ち遠しい。

ワカモノではなく、中年であることの利点のひとつは、
たとえ何があっても「これもいつかは過ぎる」と思えることだ。
その当座、当座は「ああ、とても耐えられん」と思い、
涙に暮れたり、胃が壊れたり、頭が壊れたりするのだが
あれこれじたばたしているうちに、コトは収まるところに収まり
再び平穏・平板な日々がやってくる。

もちろん、コトは台風やスコールではないので、
ただ物陰に隠れて通り過ぎるのを待っていればいいわけではなく
当然、平穏・平板な日々の再来に向け、自身も鋭意努力するわけだが、
それでもその努力の間「苦しいのも今だけだ」と“知って”いるのと
いないのとでは、心持ちにずいぶん差が出るだろう。

もっともこんなお気楽なことを言えるのは、私が徹底的に不運な目にあったことがない上、
のどもと過ぎれば熱さを忘れる性格であるためで、
世の中には心底“耐えられない”コトも起こりうるのかもしれないが
その昔『エースをねらえ!』でお蝶夫人だったかが言ったように
「人間には耐えられないことなどない」というのも、ある程度は真実と思える。

つれづれ

  • 2007/10/14 22:39
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髪の分け目の白髪が目立ってきたので、朝ちょこちょこっと髪を染める。使っているのが白髪染めで、しかも見えるところにしか塗っていないので、もしかすると頭頂部とか後とかに染め残しがあるかもしれないが、ま、いいのだ。全体を黒以外の色にする気はないし。

タンスの整理のついでに、持っている服のアイテム別リストを作ってみる。とりあえずタンス1棹に収まっているのだから、勤労婦人としては多い方ではないと思うのだが、1枚1枚リストアップしてみると、もう何年も着ていない物とか、買ったきり着ていない物とか、逆に20年近く前に買ったのに、まだ活躍している物とかあって驚く。
今手持ちの中で一番古いのは、たぶん20代後半に買った灰色のカーディガンだ。別におしゃれなデザインではないのだが、袖ぐりや身頃が適度にゆったりしていて、ちょっと肌寒い時、家で着るのにちょうどいい。たぶんこのまま、あと20~30年はいけるだろう。
その次に古いのは、たぶんきらきらした飾りボタンがつき、襟ぐりが大きく開いた白のサテン風のブラウス。15年前の冬、ベトナムでのデート用に買った。古いホーチミンのホテルで、これを着て過ごすつもりだったのだが、その計画は実現せず、ブラウスも、用意したたくさんの1米ドル紙幣も無駄になった。その後どこかで、このブラウスを着る機会があったかどうか、記憶にない。誰かの結婚式で着たような気もするが、覚えていない。HKに来てからも着た記憶はないし、これからもよほど豪華なパーティでもない限り着るとは思えないのだが、捨てられない。
ベトナムにはその後、行った。デートではなく、クラスメート2人と一緒の貧乏旅行だった。チョロン(中国人街)の安ホテルに泊まった。サテンのブラウスを着るような旅ではなく、安物の中国製Tシャツを着て歩き、地元民と思われてベトナム語で話しかけられた。ホテルの人のスクーターの後ろに乗って、テト(旧正月)明けの銀行に行った。色とりどりの晴れ着のアオザイが、風になびいていた。ホーチミンの道端の屋台のバゲットサンドはうまかったが、ハノイで同じ物を頼んだら、中身が貧弱になっていて北と南の違いを実感した。75年以降に生まれた人にはわかるまいが、わたしが物心ついたときには、ベトナムは北と南に分かれていて、南の首都はサイゴンだったし、通貨はピアストルだったのだ。
(服の話から、なんでこんな話になったのだろう? “老人は昔話ばかり”と言われそうだ)

睡眠不足

  • 2007/10/12 16:06
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昨夜はうとうとしかけたところで、寝に行く夫の靴下を脱がせるというつまらない業務(手術した方の脚を縮めて伸ばして靴下を穿く/脱ぐのは、未だに困難)のため起き、以降眠りそこなう。単調なため遊んでいると眠くなるコンピュータ・ゲームをしてもだめ、シェリーを飲み、
ブランデーを飲み、またシェリーを飲んでもだめ。とうとう午前1時を過ぎてしまった。ふつう11時頃には寝ている私にしてみれば、大変遅い。減量中なのにエンプティ・カロリーのアルコールを飲んでも、一向に眠くならない虚しさよ。起きたのはいつもどおり6時。睡眠不足から頭痛が起こりそうなきざしが、右目上部でふつふつしている。

減量はカメにも劣るのろさで進んでいる。7週間かかって、やっと3.5kg。より健康な身体を目指すという主旨により無理な食事制限はしていない上、手術以降ジムにもあまり行けず運動量が減っているのだから、仕方がない。それでも昨日、昔のお気に入りのセーターにまた身体が入るようになったことを発見し、静かに喜ぶ。このセーターは数年前に買った明るい灰色のセーターで、やわらかい肌触りと、付かず離れずのシルエットが好きで大事に着ていたのだが、ここ2−3年は胸回りと腹回りの増加から“付かず離れず”のシルエットではなく、“ぴったりくっついた”シルエットになってしまい、着られなくなっていたのだ。
同様の理由で着られなくなったものの、惜しくて捨てられなかった黒のシャツも、今朝着てみたらまたボタンがかけられるようになっていた。めでたい。こういう楽しみでもなければ、面白くもない減量なんか、やってられない。

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プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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