FC2ブログ

マスク2 - ミシンの進化

マスクの話の続き

洗える布製のマスクが欲しくなってマスクを作ったと書いたが、もうひとつ、このマスクを見たことも“マスク作りたい欲”を刺激した。



* 制作過程は飛ばして完成品だけ見たい方は、最初の10数秒か最後14:30あたりからどうぞ。


こういうのが好みかどうかは別として、繊細豪華なレース模様を生かしたシンプルなデザインと、それを支える丁寧なカッティング、縫製は、手仕事屋に猛然とやる気を起こさせ、「わたしも何か作りたい!」と思わせる。

「それで作ったのが、あのマスクたちか?」と言われると、あまりの竜頭蛇尾さに少々しょぼんとなるが、まあ要するに“姿勢”として、そういう仕事を目指すということである。それにいくらきれいでも、こんな絢爛豪華マスクでは日常的に使えないし。フリースにスニーカーでスーパーに買い物に行くのに、顔だけビーズ刺繍つきレースマスクではミスマッチが過ぎる。

しかし、ここまで豪華なのは特別としても、巷にはきれい系マスクがいろいろ出ている。“ブライダル・マスク”として白絹地にパール付きとか、ジョーゼットをたたんだプリーツマスクとか。

たとえばこういうの

bmask.jpg


インドの結婚式用とかは、金の刺繍や飾り付きで、ウイルスも逃げ出しそうなほどキラキラ金ぴかである。

indianmask 2

indianmask 1


ところで、そうやっていろんな画像やマスク制作動画を見ていて気付いたのは、近頃のミシンの進化ぶりである。制作動画をアップするような人々は、ほとんどプロあるいは少なくともセミプロといえるような人たちだからかもしれないが、みなさんかなり高機能なミシンを使っていらっしゃる。自動糸通し、自動糸調子、自動糸切り、返し縫い、止め縫いはボタンを押すだけ、等々。

私自身はミシンを使うのはせいぜい年に数度。それも袋を縫ったり、何かのカバーを縫ったりする程度で複雑なことはしないから、そんなさまざまな機能つきの高性能ミシンは要らないのだが、しかし数ある機能の中で「自動糸切り」だけは、ちょっと羨ましかった。

なぜかというと、今回マスクを作ってみて気付いたのだが、私のミシンは縫い始め、けっこう長めに上糸を引っ張り出しておかないと、縫い始めようとしたとたん、糸が針から抜けてしまう。5センチ程度では絶対足りず、10センチは出しておかないと危ない。で、毎回毎回、10センチほど上糸を出して縫い始めるのだが、縫い終わればこの端にぴらぴらしている10センチの糸は余分だから、切って捨てる。毎回そうする。当然ながら糸くず入れに、10センチの糸の切れ端が溜まることになる。私はこれが勿体なくて仕方がない。昨今、糸も安くはないのに、なんで毎回10センチずつ捨てねばならぬのだ? それでも、だーっと2メートルくらい縫って10センチ切り捨てるならまだ諦めもつくが、たとえ5センチしか縫う部分がなくても、やはり糸端は10センチ出さねばならない=捨てねばならないのだ。なんとかならんのか、これ?

と思っていたら、某動画である方が、縫い終わるたびに鋏マークのボタンを押していることに気が付いた。どこでどうやって切っているのかは動画ではわからなかったが、次の縫い初めに糸を出している様子もなく、そのままするりと縫い始めている。どうやら全て自動でミシンがやってくれるらしい。うおお、すごい!


こういうボタンがついている

itokiri.jpg


その後いろいろ検索してみると、私が動画で見たミシンはブラザー製だったようだが(チェコでもブラザー売ってるのね)、自動糸切り機能自体は、もちろんジャノメでもシンガーでもどこでもある。その他、自動糸通しに自動糸調子、自動ボタンホール、文字刺繍、etc, etc. 子どもの頃使っていた直線縫いだけの足踏み式ミシンと比べ、最近のミシンは、なんと進化したことか!
スポンサーサイト



マスク

この1週間ばかり、興が乗ってせっせとマスクの生産に励んでいた。使い捨ての不織布マスクの方が衛生的なのだろうが、いつもいつも同じ薄青のマスクをしているのに厭きてしまい、色柄に変化があって、しかも洗って何度でも使える布製のマスクが欲しくなったのだ。幸い昔お人形さんの服を作っていた関係で、端切れはけっこうある。お人形さん用なので色柄は今ひとつだが、材料費ゼロで作れるのだから文句は言わないことにした。

デザインはYouTubeにアップされている中から気に入ったのを選び、あれこれ1ダースばかり作ってみたが、その中で1番実用的かなと思ったのはこれ。

きれいな折り上げ立体マスク 


折り上げ式(別名:西村大臣風)マスクだが、大変よく考えられていて、フィルターポケット付きの割には工程が少なく、縫いやすい。ジェリーに作ったのがこのタイプだったが、ノーズワイヤーがなくても鼻のところがぴったり馴染むので、眼鏡が曇らなくて快適だそうである。顎もぴったり覆うので、私も人と会う時はこのタイプをつけている。


IMG_3975.jpg



その他、立体マスクも作ってみた。お皿を使って型紙をつくるタイプだったのだが、一体どの動画を見て作ったのだったか、いくら検索してみてもそれらしいのがヒットせず、どなたのデザインかわからなくなってしまった。デザイナーさん、ごめんなさい。

でもとにかく、出来上がりはこんな感じ。フィルターポケットは付かないタイプなのだが、お義父さんはこのデザインでポケットが欲しいというので、ゴム通し部分の裏地を表地とは別に三つ折りにし、そこからフィルターを入れられるようにした。下の半立体マスクと同じ方法である。しかし最初に白レース生地で作った時にはこの方法を思いつかず、上の折り上げ式と同じように上部を開けて、そこからフィルターを入れられるようにした。そしたら、当然だがレースの表地+裏地+ポケット地で生地が三重になってしまい、付けるとやや呼吸困難気味。穴あきレースなんかを表地に使うから悪いのだが、夏っぽく涼しそうな生地を使ってみたかったんだよね。


お義父さんは、ワニ柄を選択

IMG_3958.jpg


左の白いのが呼吸困難レースマスク

IMG_3974.jpg


そしてこのマスク、デザインは美しいのだが、真ん中を縫い合わせたあと縫い代を割ってステッチをかけなければならず、それがなかなか、結構、大変難しかった。平面にステッチするならまだしも、カーブしている曲面の中心の縫い目から1、2ミリでステッチというのは、縫物初心者には難易度高すぎ。第一、じいっと見ているうちに目がチカチカしてきて、どこが中心線だかわからなくなってしまうのだ。それで真っすぐに縫えたら奇跡である。そして神を信じない私には奇跡は起こらないので、結果、お義父さん用のなど、ステッチのとこだけで4回くらいやり直した。それでも“きれいに真っ直ぐ”とはいかず、端の方でステッチが少しよろけてしまった。実にとほほ、である。よって、
このデザインはミシン縫いに上達するまで、しばらくお預けにすることにした。目がチカチカ→眼精疲労→頭痛では、泣くに泣けない。

3つめは半立体マスク。

ムレない!半立体美人マスク

デザイン、シンプル。作るの一番簡単。フィルターも入る。ただ「むれない」「息ぬけやすい」という説明の通り、あご部分を包みこまないデザインになっているので、満員電車に乗るとか人と会って長時間話すとか、他の人との“濃厚接触”が予想されるような場合には向かないかも。私はもっぱら買い物とか、ジムに出入りする時とか、人と話さないとわかっている時に、このマスクを使っている。確かに圧迫感がなくて楽である。


IMG_3976.jpg


ところで、9月といっても日本はまだまだ暑そうだが、先日も書いた通り、ここケベックはすでに秋である。日中は20度を超えることがあっても、朝晩は10~15度。涼しいどころか、寒い。そしてそのうちもっと寒くなる。それでこの間ふと思ったのだが、フリースとかでマスクを作るのはどうだろう? どうせ冬の寒い時期には、マフラーで顔の下半分をぐるぐる巻きにしたりするのだ。ついでにマスクもフリースとかフランネルとか暖かい生地で作れば、ニット帽、マフラーと合わせて防寒対策ばっちりではないか!と思ったのだ。

生地が厚いと少し縫いづらそうだが(ゴム通し部分など、モコモコになりそう)、いっそバラクラバ(目出し帽)にしてしまえば、その問題も解決する。フリースのバラクラバって、暖かそうだ。そういえばウィンタースポーツ用にそんなのがあったかな?

手仕事

編み物や刺繍などの手仕事は、私にとってメディテーションのようなものである。どちらも同じ動きの繰り返しが多いから、パターンが単純なら朗読か音楽でも聴きながら頭半分で作業ができるし、複雑なパターンならそれはそれで編み間違えたり、刺し間違えたりしないよう、図と首っ引きで再現にこれ努めるので、頭の中はそのことだけ。雑念は彼方に飛んでいく。

ことに最近のように、右を見ても左を見てもろくでもないニュースばかりの時は、手仕事のような雑念を払える時間がないと、やっていられない。人によっては音楽を聴いたり、楽器を演奏したり、あるいは絵を描いたりすることがそれに相当するのだろうが、私は何もせずに音楽を聴くということができない人間で、ついでに楽器は弾けず、絵も描けないので、毛糸や刺繍糸で雑念を払っているのである。昔は石拾いも好きだったが、一番の気に入りだったすぐそばの石拾い場は、一昨年きれいに整地され、二階建てのアパートが建ってしまった。白や紅色の丸い石たちは、今は芝生の下だ。

いやなニュースが多いと、きれいなものを作りたくなる。それを眺めるだけで違うところに飛んで行けるような、繊細できれいなもの。久しぶりにハーダンガーでもしようかなあ。ビーズも入って、少しきらきらしているようなの。ハーダンガーにそんなのないか。


bee.jpg
bead 3
bead 2
harda.jpg
har.jpg


Léttlopi

「Stay home」が始まってから1か月で、靴下を2足編んだ。
片方は編み込み模様だったので、のんびりぼちぼち、
もう片方は表3、裏1のリブ、マチなし、W&Tのかかとという基本形。
普通に編むだけで縞模様になるソックヤーンを使ったのだが、
縞の出方が超退屈で、編みながらかなり飽きた。
どうせ模様が出るなら、もっと頻繁に色変わりする糸の方が面白い。


退屈下(左)と■■(伏字)模様の靴下(右)

sox.jpg


さて次は何を編もうかと、在庫糸を眺めながら思案。
なにかキラキラしたものが編みたくて、ビーズやシークインなど出してみたが
いまいち「これだ!」というのが見つからず、結局アイスランドで買ってきた糸で
帽子を編むことにした。
数年前に編んだ帽子が愛用し過ぎで大分くたびれてきたので、その代り。


IMG_3803.jpg


この Léttlopi という糸、ウェイトはDKくらいだが
かなりけば立っていて引っかかり、手触りも硬い。
何度か水を通せばそれなりに柔らかくなるのかもしれないが
編みながらの手触りは、かなりギシギシ。
シェットランドよりまだ硬く、荒い印象。
まあな、こういう羊 ↓ から紡ぐ糸だものな、柔らかいはずないよな。


IMG_2667.jpg


アイスランドはそこら中に羊、どこもかしこも羊、で楽しかったけど
この次、こんな旅行に出られるのは、さあて、いつのことやら。
再来年くらいには、自由に移動できるようになるかしらん。

ぶたのおやこ

8月、夏休みにもかかわらずブログの更新が1週間に1回程度だったのは
編みぐるみの製作に追われていたからである。
6月末に頼まれたキツネ2、アライグマ2、クマ4、
10センチほどの小型動物=できるだけたくさん、という注文である。

たとえ編みぐるみでも、手足のある動物は制作に少なくとも2日かかる。
上記のキツネ、アライグマ、クマなどは中でも手のかかる方で
2日ではできない。飾りのマフラーなど含め、3日は見ておかなければならない。
よって3×8=24日。
考えただけで「私の夏休みはどこに行ってしまうのだ?」と悲しくなり
故に7月は編む気にならなくて、見ないふりして放っておいた。

しかし8月。
納品が9月初めだとすれば、そろそろ編み始めなければ間に合わない。
夏休みの最後の3日間で宿題を全部片づけようとするような愚挙は
小、中、高時代だけでたくさんである。
だから始めた。
いやいやなので、なかなか気が乗らず、編んでは休み、編んでは休み。
おまけに途中で手が変わった(=糸の引き具合が変わった)のか、
同じ毛糸、同じ編み針で編んでいるのに、クマの1体目と2体目では
大きさに「え?」というような差が出てきて、
泣く泣く編み直し。

それでもどうにか、キツネ、アライグマ、クマは16日までに出来上がり
今は「小型動物=できるだけたくさん」という注文に
「“できるだけたくさん”て、いくつのことだよ?」とぶーぶー言いながら、かかっている。
ぶーぶーついでに、今編んでいるのは子豚。
体長4センチくらいで、かわいいである。
いっぱい編んで、子豚の大群にしようか。

追記
その後、親豚も編んでみた。
毛糸が残り少ないので、“3匹の子豚”にできるかどうか微妙なところ

IMG_3476.jpg


帽子

7月の前半は、帽子ばかり編んでいた。
12月のバザー用サンプルである。
面白そうなパターンを見つけるたびに試し編みしていたので
あれこれと15くらいは編んだが
編んではみたものの出来上がりが気に入らなかったものは潔くほどいたので
残ったのは12。

で、その編んだ帽子を、先日編み物仲間のみなさんに
どれなら売りものになりそうか見てもらったのだが
一番人気はクマ帽と

IMG_3409.jpg


ウサギ帽だった。

IMG_3402.jpg

もちろん2つとも子ども用。
ベビーアルパカ70%の糸で編んだので、ふわふわに柔らかく、軽い。
編んでいる途中も、指の間を滑っていく糸の感触が、すごく気持ちがよかった。
その前に編んでいたハイランドウールの、ぎしぎしした手触りとは
天と地ほども違う。

以前にも書いたが、柔らかい手ざわりのものは心を和ませる。
触っているだけで、気持ちがゆったり穏やかになってくるのだ。
おまけに滑りがいいから、指にかかる負担が少なく
腱鞘炎気味の手にも優しい。
一石三鳥くらいのいい子の糸である。
ちなみにお名前は Wonderfluff。 Knit Picksから出ている。

れんしゅう

先週の土曜日、お友達4人でやったガレージセールがすごく楽しかったので
俄然、12月のクリスマスバザーに対する意欲が盛り上がり
ピンタレストに保存した画像などを見ながら、
何をいくつくらい作ったら最も効果的か、あれこれ考え始めた。

古服だろうが古道具だろうが、何を売ろうと制限のないガレージセールと違い
私達が参加するクリスマスバザーで売っていいのは、手作りの品だけ。
よって12月までに、売れそうな品を出来るだけたくさん制作しなくてはならない。

12月までにはあと6か月あるとはいえ、手作りの品は編むにしろ刺すにしろ
それ相応の時間がかかる。
たとえば簡単な帽子なら12時間程度で編めるとしても、
1日、朝8時から夜8時までぶっ続けに編んで1個仕上げ、
それを連日続けて1週間で7個の帽子! なんてことは、ふつう出来ない。
いや、視力も体力も充実した、疲れを知らないワカモノならできるかもしれないが
私には到底、無理である。
片眼は使い物にならない視力や、腱鞘炎気味の両手のことを考えると、
編めるのはせいぜい1日4時間程度。
だから3日で1個である。

簡単な帽子でこれだから、大物のショールとなったら3週間はかかる。
6か月かかって売り物はショール8枚だけ、では話にならないから
したがって手間暇と、それが売り物になった時の売れそうな値段を天秤にかけ
なるべく手間は少なめ、売値は高めのものを作らねばならないのだが
そうは言ってもプロではない私、作っていて面白くないものは作りたくない。
どうせなら少しは凝った、きれいだなあと思えるものが作りたい。
毛糸の編みものもやりたいが、ビーズ編みもやりたい。
しばらくやっていない刺しゅう、ハーダンガーもやりたい。
ドロンワークもやってみたい。アクセサリーも作りたいetc, etc…
あれこれやりたいことは多いのに、手も目も2つずつしかなくて
もどかしさに身をよじりたくなる。

が、「ういーーん」と身をよじっているのは時間の無駄なので
とりあえずの指慣らしに、久しぶりにクロスステッチを始めてみた。
しかし、あまりに久しぶり(ほぼ2年ぶり)だったもので
いろいろ基本事項を忘れていて、28ctの布なのだから14ctとして
1目おきに刺さねばならないところ、そのまま1目ずつ刺してしまい
あまりの細かさに両目がつぶれそうになった。
(28ctは1インチに28目。つまり1目1ミリ以下。
照明付き拡大鏡を使っても、5分もすると目がチカチカしてくる)

「あほー」と自身を罵ってから、練習と割り切って18ctのアイーダで刺し直し。
28ctと比べて何と楽なことか・・・
柄はうさぎ。イースターはとっくに過ぎて、少々季節外れだが
ま、かわいいし、練習だし・・・
(まだ途中なので、刺しかけの目あり)


IMG_3372.jpg

Isabell さんのパターン

5月1日の夜、雪が降った。しっかり積もって、屋根も庭も真っ白になった。
私はほとほとうんざりし、月の光に白く光る庭を見ながら
「いいかげんにしろよなー」と思った。

雪は翌朝も残っていたが、さすがに5月。
暖かい太陽にあぶられて、その日の夕方には融けてなくなった。
そしてその後急に暖かくなって、今日5日は気温20度!
まったく寒いのも暖かいのも実に極端なケベックの春である。

おかげで庭の草木が急激に伸び始めて、手入れが追い付かない。
毎年のことだが、ムスカリや水仙、チューリップたちは、
花壇に積もった落ち葉を突き破って、伸びてくる。
早いとこ取り除いてやらないと、落ち葉が枷になってしまって
うまく葉っぱを広げられなくなるし、落ち葉に隠れた部分は
日が当たらないので、薄黄色のままで緑になれない。
今日はジムをさぼって1日、庭仕事に明け暮れたが、まだ終わらない。
おまけに屈んだ姿勢で1日作業したので、
足と腰の筋肉が痛い。よろよろ、よぼよぼ婆さんである。

さてモノ関連三連発その3
久しぶりに Ravelry の Isabell さんのページを覗いたら
たくさん新しいパターンが発表されていて、
あれもいいな、これもいいな、と目がハート状態。

Isabellさんのパターンは、セーターにしろカーディガンにしろ
説明が分かりやすくて編みやすい上、仕上がりがきれいで
編んでいる途中も、編み上がった後も、大変気分がいい。
しかもデザインが私好みにほどほどにスポーティで
ふだんに気軽に着られる。
Criss Cross など、あんまり気に入ったので
色違い、糸違いで、2枚編んだくらいだ。



その前に編んだ alpenglühen も、編んでいて楽しかった。



たとえ何があろうと、夏も冬も常に何か編んではいるのだが
ここしばらくは注文に追われて、編むのはキツネやクマの動物ばかり。
編みぐるみはかわいいが、いい加減飽きてきた。
もうすぐ日本語の授業も終わるし、何か自分のものが編みたーーーい!

で、目をハートにしてIsabellさんのパターンを矯めつ眇めつ。
ほんとは5つくらい編んでみたいパターンがあるのだが、
ひと夏でそんなに編めるわけはないし、
無理やり編んだりしたら腱鞘炎になるのがオチだし・・・
ということで、一番気に入ったこのパターンを購入。

neona.jpg




指定糸はスポーツウェイトだが、私はレースウェイトで編む予定。
2本取りにすれば、たぶんゲージが出るだろう。
レースの方がスポーツウェイトより軽く柔らかく仕上がるし、色の選択肢も多い。
ヨーク部分の模様編みが、きれいに出るといいなあ。

今日の編み物

去年の春に編み始めたものの、その後編みぐるみ作りが忙しくなっていて放りっぱなしになっていたサマーセーター、土曜日にやっと編み上がった。
着てみたら結構よかったので、夏用のセーターというのは案外便利かも、と思い、2枚目を編むことにした。1枚目がヨークに色々模様編みの入るデザインだったので、2枚目はごくシンプルに半袖Tシャツ型。ただしまるっきり何にもないのではつまらないので、背中の真ん中に何段おきかに穴を開けることにした。背筋に沿ってぽつぽつと水玉が並ぶ感じ。

糸は麻70%、綿30%のチェインネット状で、ちょっとぶつぶつしているが、指にひっかかって編みづらいというほどではない。昨夜やっと首周りの引き返し編みが終わったので、これからはひたすら表目だけの楽ちん作業。ただし楽ちん過ぎて、睡眠不足の時に編むとやたら眠くなるのが難点。昨日も午後、毛布にくるまって編んでいたら、急激に眠くなって困った。こういう時はBGMの朗読も、ほとんど子守歌と化す。眠気を振り払うには、立ち上がって掃除か料理でもするしかない。さすがの私も、立って掃除機をかけながら居眠りをする、というような芸当はできない。掃除機、うるさいし。

**********************************

アルバトロスに行ったら、またキツネとアライグマの依頼を受けた。アライグマは3匹目か。キツネは何匹目か、もうわからん。同じパターンで編んでいても、編む度ごとに増やし目の位置を変えてみたり、色変えの方法を変えてみたり、改良を試みているので、結果、1匹目より2匹目、2匹目より3匹目の方が出来が(多少)よくなっている。1匹目を買ってくださった方には申し訳ないが、まあ勘弁してください、である。だって編んでるとつい「こうした方が可愛いんじゃないか」とか「この方が色変えのアラが目立たないんじゃないか」とか思って、試してみたくなる。文字通り試行錯誤しつつ編んでいるのだから、出来に多少の差があるのは、仕方のないことなのである。同じパターンで30個も40個も作っているようなプロの方なら、常に一定の水準を保てるだろうが、当方は素人。最善を心がけていても、かわいいアライグマとよりかわいいアライグマ、そして少なく可愛いアライグマができてしまうのである。すまん。

アライグマ

最近、人に頼まれてアライグマを作った。淡茶のこれは2つ目。
ふつう灰色のアライグマが淡茶になったのは、灰色毛糸の手持ちがあまりない旨、伝えたら
それなら茶色でいい。茶色のアライグマもいるし、と依頼主に言われたからである。

確かにgoogle image や pinterest で見ると、茶色というか灰色とベージュの混じり合いみたいなのもいるので
依頼主が“茶色”と言ったのは、こういう子のことなのだろう。
で、近そうなこの色で作ってみた。“hare heather”という名のベージュ系混色。

IMG_3268 2


顔は、最初ネットにあったフリーパターンを使ってみたら
どうも今ひとつ好みに合わなかったので、いったん全部ほどき
新たにデスクトップのアライグマの写真を見ながら(私のPCの壁紙はアライグマ)、てきとーに色変えしてみた。
ついでに顔の縦寸も変えて、面長だったのを球に近付けた。
ボディは前に作ったクマ用ボディを、これまたてきとー変更。

というわけでいろんなパターンを適当変更したハイブリッド・アライグマになったが
ま、一応それらしくは見えるから、この辺でご勘弁、ということで。

それにしても、このアライグマを作るために色々なアライグマの写真を見、
それがどの写真を見てもやたら愛らしいので、つい顔がにたにたと とろけてしまって困った。
アライグマは、どの子も本当にかわいい。
これで性質がもう少しペット向きなら、喜んで1、2匹、飼育したいところだ。

ところでこのアライグマ、フランス語では raton laveur という。
直訳すれば、アライネズミ。
いったいこの顔のどこを見たら、“ネズミ”になるのか、
私にはわけがわからない。

Pagination

Utility

プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、米朝、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

最新トラックバック

カテゴリー+月別アーカイブ

 

FC2カウンター