待てば海路の日和 あるいは 渡りに船

  • 2005/08/31 14:29
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おとといの「マイレージためる!」宣言が当地の神様の耳に届いたのか、昨日の帰り、階下のショッピングモールを通り抜けしていたら、「シティバンク・キャセイパシフィックVISA」ご入会キャンペーンをやっていた。このカードを使ってお買物をすると、8元ごとに1マイルのマイレージが加算され、しかも今入ると、即時7500マイルのマイレージがつくという。年会費は無料(ま、ご当地はだいたいどのカードも無料だけど)。
もちろん、すぐその場で申込書書いて入りましたよ。幸い会社で今月分の給与明細をもらったばかりだったし、偶然、固定電話料金の請求書も持っていたので、後から収入証明や住所証明をファックスする必要もなく、即O.K. カードは2週間で届くという。
やはりマイレージは地道にためなければね。キャセイかドラゴンでの日本往復には35,000マイル必要なのに、ドラゴンの割引エコノミークラスで日本往復したのでは1842マイルしかつかないのだから。
ところで、これをお読みになって「航空券代を払っているのは会社なのだから、それによって獲得するマイレージも会社のものじゃないの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃることと思う。正確にはその通りである。しかしご当地の場合、出張に使った航空券により獲得したマイレージを会社が管理することはまずなく、大部分、慣行としてその出張者個人に帰属するものとして処理される。弊社の場合も例外ではない。上司殿も、またCOOもみな個人のマイレージに加算させている。それにもっと正確に言えば、私や上司が出張する場合の航空券代は、ふつうその出張を依頼したクライアントが支払っており、弊社経費から出ているわけではない。したがって筋を通すならマイレージは各クライアントのものなのだ。しかし、そんな瑣末なことまで気にして所有権を主張するクライアントがいるはずもなく、だからお客さんが要らないなら我々のモノ、と。ついでに言えば、会社の経費を自身のクレジットカードで支払った場合のポイントも、各個人で使ってよいという慣行になっている。と言うか、こんなもの管理しきれないでしょ。会社名義のカードを渡されているのなら、ともかく。

ちなみに冒頭に当地の神様のことを書いたが、ご当地はおおむね一神教で、9割以上の人がこの宗派に属すると聞いている。なかにはキリスト教徒として日曜は教会に通いながら、しかし平日はこの宗派の信徒として活発な活動を繰り広げている人も多いらしい。この宗派は一神教には珍しく非常に寛容で、他宗派と掛け持ちしていても、非難されることはない。もちろん超熱心な信者の中には、ひとに迷惑を及ぼしたり、危害を加えようとしたりする人もいるが、そういう人はさほど多くはなく、どこかの宗派のように、自派の教義を信ずる余り自爆テロに走ったりすることもない。この寛容かつ柔軟性に富んだ素晴らしい神様の名前は「財神」である。
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定礎式 いや、暑かった…

  • 2005/08/30 16:29
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今回の6日間の企業訪問ツアーの中で、ハイライトと言えば、やはり某濃縮ジュース・メーカーの新工場の定礎式に飛び入り参加したことだろう。
もともとこの濃縮ジュースメーカーに参観をお願いした時、上司殿が「なんだか先方はこの日パーティがあるみたいです」と言ってはいたのだが、そのこととウチの参観依頼とが関係するとはこれっぽっちも思わず、パーティはどうせどこかの会場でやるのだろうし、ウチが見せてもらいたいのは工場なのだから、かち合うことはあるまいとたかをくくっていた。
ところが煙台市に着いた夕方、渡された翌日の日程を見てびっくり仰天。なんと我々も、このメーカーさんの新工場の定礎式に参加し、その後の大宴会にも参加させていただくことになっていた。上司殿は同行のお客様に対し「もしお持ちでしたら、背広とネクタイの着用をお願い致します」なんて言ってるし、わたしとしては「工場参観のはずが、なんでこうなるんだあ?」と相変わらずの超柔軟な日程調整に目を白黒である。
で、翌日。朝お迎えのマイクロバスに乗って、一行12名うきうきとメーカーさんの本社に向かう。このジュースメーカーさんができたことによって、ご当地の農民はジュースの原料となるりんごの栽培をするようになり、経済情況が大きく向上したという。その貢献のためか、同社のある地区には同社の名前のついた通りもある。

煙台市内から30分ほど走って同社に着くと、玄関前は黒塗りの車とマイクロバスであふれ、ビデオカメラが回り、市政府や関係企業の幹部とおぼしき人たちが、そこここで握手したり抱き合ったりしている。赤い旗袍(チャイナドレス)を来たきれいな女の子たちが、来賓の胸に蘭の花のついたりぼんを付けている。そこここに人があふれ、すごい賑わいである。私たちもりぼんをつけてもらう。
そして入口の喧騒を通り抜け、会議室で同社の現況および本日のメイン行事の対象である新工場について簡単な説明を受け、敷地内にある現工場も案内してもらい、そうこうしているうちに定礎式の開始時間が近づいてきたので、またまた同社手配のマイクロバスに乗って式場に向かう。いただいた案内パンフレットには会場として本社近くの住所が記されているが、会場の名前は書いてない。「会場名、落ちたのかしら」とぼんやり考えながらしばらく走っていると、遠くに大きな赤いバルーンや、空気を入れてふくらませた円柱のような飾り物などが見えてきた。人もたくさんいる。しかし会場らしき建物はまったく見えない。「まさか…」と思っているうちに、バスは草も木もなく乾いた黄色の土だけが茫々と広がる更地の真中にちーんと止まった。
はっと青ざめる私。しまった!! 「奠礎典礼」という中国語を見た時、私は「定礎式」と訳してしまったが、これは正確には「鍬入れ式」だったのだ! だから会場は新工場の建設予定地、更地の真中なのだ!! きゃー!

どうしてここで悲鳴が上がるかというと、「鍬入れ式」の開始時間は午前11時28分という昼の真っ盛り、空はつきぬけるように青く、夏の太陽はぎらぎらとまぶしく輝き、外気温はすでに35度を超えているとおぼしき凄まじい暑さだからである。(ちなみに11時28分という半端な時間なのは、8という数字が縁起がいいからである)
お客様も会場が更地の真中とわかった時点で、「ひぇー」という顔をしている。なかでも上司殿の依頼に従い、ネクタイ締めてジャケットを着ていらしたお客様などは気の毒至極。バスから外に出ただけで、顔から汗が吹き出している。私たちも「まいりましたね、はは」と言いながら更地の真中に敷かれた赤じゅうたんの上を進む。
会場にはすでに工場関係者や地区の人たち、楽隊などが整列し、来賓の入場を待っており、雛壇の前には鍬入れ式用の穴が掘られ、赤い大きな花りぼんをつけた金色のスコップが来賓の数だけ並んでいる。主催者および来賓のスピーチが始まった。ぎらぎらと照りつける昼の太陽を背中に感じながら、山東なまりのスピーチを聞くのもまた愉しからずや。ほんとにICレコーダー持って来ればよかったよ。それにしても暑いな、来賓のみなさま偉いねえ。みんな黒っぽい背広着てるよ。と眺めているうちに、前方に立っていた赤い旗袍の女の子のうち一人がふらふらしだした。お仕着せの旗袍がひときわぶかぶかな背の高い痩せた女の子で、今にも倒れそう。気づいた隣の女の子に支えられて、列から抜けた。この暑さの中、ずっと立って待っていたのだから、熱中症になるのも無理はない。スピーチは延々と続く。お客様も背中に汗染みができている。そういう私も背中を汗の玉が流れていく。
と今度は、地区のプラカードを持って私のすぐ隣に立っていた工場の女の子がふらふらしだし、あっと思って止める間もなく、ふらふらと鍬入れ式の穴に近づき、そこに倒れ込んでしまった。そばにいた人がすぐ助け起こしたが、いやはやとんだ鍬入れ式である。このためかどうか、スピーチが終わるとすぐに合図のくす玉が割られ、色とりどりの紙ふぶきが舞う中、楽隊の演奏が始まり、空中高く吊るされた爆竹も賑やかに弾けて、鍬入れ式は省略で式典は終了。私たちもほっとして、マイクロバスに向かった。いやあ、おもしろかったけど、暑かった。



空に舞う色とりどりの紙ふぶき
これだけ舞うと前が見えない




もひとつ おまけ



マイレージ ためよっと

  • 2005/08/29 16:02
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帰ってまいりました。青島 → 煙台 → 北京ツアー。6日間というのは、やはり少々疲れる。毎晩、50何度の白酒を飲みまくっていた上司殿は、もっと疲れたろう。ご苦労なことであるが、反面自業自得でもある。なんたって、自分で頼んで、自分で「かんぱーい!!」と盛り上げているのだから。

初めて行った山東半島は、大変美しかった。青島に残るドイツ風の街並みも、もちろんよいが、それ以上に途中車窓から見えた豊かな緑と、その遠くに青くかすむ山、ゆっくり大きく流れる川には、心慰められた。薄墨に沈む夕方などは、まるで山水画である。
煙台もよい。この両市では、手配していただいたホテルがともに海の近くで、ひさしぶりに水平線のかなたまで茫洋と広がる海を見た。ただの海なら毎日家からも会社からも見えるが、何しろ当地の海はちまちましており、とても水平線のかなたまで、とはならない。ちっとも「大海」という感じがしないのである。





煙台の朝の海



というように風景は大変よかったのだが、訪問企業のご担当者の中にきつい山東なまりの方がいらしたのには、まいった。何言ってるのか、ちんぷんかんぷん。視線を据えて真剣に聞いても、発言の中のとびとびの単語しか聞き取れない。仕方ない、聞こえてきた単語からしておおよそこんなとこだろう、という線ででっちあげ通訳。この山東なまり氏については、いっしょにいった上海出身の女性も「ぜぇんぜぇん、わかんなーい!」と言っていたが、北京出身の某氏は、ちゃんと聞き取っていた。やはり北方人は北方人同士か。だれか山東なまりに詳しい人がいたら、聞き取りのポイントをご指導いただきたいものである。
今、40代以下の人たち、中でも大学を出ているような人たちは、たとえどの地方でもあまりきついなまりはなく、みなきれいな普通話を話すが、それ以上の人たちは時として大変に豊か、かつ強烈ななまりを保ち続けており、こういう人たちのスピーチを聞いたり、お話したりするのは、 通訳しなくてもいいならば、 実に味わい深くまた愉しい。ICレコーダー持っていけばよかった、と終わってから後悔。山東なまりは浙江なまりの比じゃないわ。感動…

ところで、決心。
私はこれからはまじめにマイレージを貯める。
以前JALとかアジア・マイルとか申請してはみたものの、仮カードしかもらえなかったので、そのまま放ってしまい、これだけ出張しながら、一度も使ったことがなかった。
しかし今回北京で、同行したお客様がみなマイレージを貯めているのを見て、奮起。
私も頑張る。今まではお客様の都合にあわせ、いろいろな航空会社を使っていたので、マイレージ貯めようにも、分散しすぎだったが、食事時のアイスクリームに釣られた上司の意向により、最近はドラゴンかキャセイに落ち着いてきたので、これならアジア・マイルが貯められる。私も貯めて、マイレージで日本に行くのだ!

忘れ物

  • 2005/08/23 13:57
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中国行くのに、人民元持ってくるの忘れた。
気乗りがしてない時は、こんなものだ。
さっき銀行行って、500元だけ替えてきた。
送迎のバスに乗って、訪問先とホテルを往復している分には
お金は要らないから、ほんとは所持金ゼロでも何とかなるんだけど
まあ、万が一ということもあるし、ツアコンが現地通貨全然持ってない、
ってのもナンだし。

今日の出発は、5時。
それまでに資料の翻訳終わるんだろうか?
上司殿は昼休みで、昼寝している。
私がパソコンかちゃかちゃやってるから、目をつぶっているだけだろうけど。

口にできた水泡はつぶれて、黄色くなった。
ますます不気味。
早く普通の生活に戻りたい。
たとえ水害に遭っても、わたしは自分のベッドが好きだ。

ぽってり唇

  • 2005/08/22 21:18
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仕事行きたくない、出張行きたくない、なんて心の中でぐずぐず言っていたせいか、昨日の朝起きたら、唇に小さい水泡が5、6個生えていた。唇全体もいつにも増してぷっくりふくらんで、もともと豊かな唇が、ますます異常にぽってりと豊満になっている。ナンダコレハ?
井川遥ちゃんより、ずうっとぽってりしているぞ。すごいぞ。残念ながら顔の中のその他のパーツがだいぶ違うので、彼女のような癒し系セクシー顔にはなれないが、このぽってりさは人目を引く。いや、引きすぎる。
 
昨日と今日、オロナイン軟膏などつけてみたが、改善の兆しなし。ビタミン不足かと思って、随分前に買って半分ほど飲んだだけで忘れ、冷蔵庫に入れっぱなしになっていたビタミンB1とB6も飲んでみた。ま、気休めだけどさ。

出張が続くと、野菜不足になる。夫と違い私自身は菜食主義者ではないが、普段の夕食は夫にあわせ野菜、豆、穀物といった菜食メニュにしている。2匹のひつじか、はたまた2頭の牛のように、二人で大量の野菜を食べる。1斤(600g)の青菜など、野菜炒めにすれば1回で終わりである。そのほかサラダも食べる。ために、胃も日々の大量の野菜の消化に鍛えられ、草食動物用に調整されている。であるから、出張に行って朝はコンチネンタル、昼はどこぞの定食、夜は刺身、天ぷら、鉄板焼きと言った宴会飯が続くと、だんだんに胃腸の調子が狂ってくる。最近出張に行くとよく吐くのは、仕事が嫌いだからという理由のほか、この野菜不足のせいもあるのかもしれない。
で、昨日から大量の野菜を食べている。意地になって食べている。ついでにスーツケースにりんごを詰めていこうかとも考えている。厳密に言えば動植物の持込はいけないのだろうが、明日の国境越えは船だから検査は厳しくないし。





庭のりんご。これは渋くて鹿さん用。


さてそろそろパッキングをしなくては。今回はお客さん連れで半分観光旅行みたいなので、スーツを着るのはやめた。先週の日本で暑いのに無理してスーツ着て、ついでにバックベルトのサンダルなんかはいていたら、足の骨が痛くなってしまった。サンダルはきたくないから、スーツ着ない。どうせ中国企業の人たちは半そでシャツか、首元はだけたポロシャツで、クールビズのはるか上を行っているのだから。

ヤクザな世界

  • 2005/08/21 22:12
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金融の世界、ことに投資の世界には、どうしてこんなにも生臭い人が多いのだろう?
2年前に今の会社に移ってから、たくさんのファンドマネージャー、証券マンに会った。そのなかで今現在、現役で組織に属し、ケタの違う額を動かしている人たちはそうでもないのだが、“元証券マン”や“元ファンドマネージャー”で、組織は離れたものの、今でも自身の金でマネーゲームに興じていたり、マネーゲームの周辺に生息している人たちは、みな一様に「この人って、もしかしてヤクザ?」と一瞬引いてしまうくらい、生臭い遊び人の雰囲気を漂わせた人が多い。運用成績がそのままその人の評価につながる世界で、他人の金を動かして桁違いの利益と、桁違いの損失を上げるというのは、投資とは言っても半分は博打であり、そうであればそうした人たちが、本物の博打を取り仕切るやくざに似てくるのは当然のことなのかもしれないが、あの生臭さはほとんど正視に堪えない。

そしてそうした人たちが、ちらちら、ちらちら匂わせる過去の手柄話と現在の自慢話。「××先生に出てきてもらえば、この話は一発オーケー、間違いなしですよ」と言ったほら話。「いやー、××先生は元○○省のご出身で、だから顔が利くんですよ。普通ならお会いできるような人じゃないですよ」と追い討ちをかける。そうしたエライ先生を個人的に知っている自分もエライと言いたいか? それに○○省○○局の元局長って、要するにたかが公務員ではないか。××院議員といったところで、たかが政治家ではないか。公務員は公共の奉仕に尽くすべき人であり、政治家は彼を選んだ選挙民に奉仕すべき人ではないか。それがなぜ、まるで立場が逆転したように、私たち一般人が彼らを崇め奉らなくてはならないのだ。馬鹿もいい加減にしてくれ。そんなことをするから、権力の乱用や汚職がはびこるのだ。職位に伴って発生する一定の権限、権力は、その人個人とは何の関係もない。

今回の出張は、こうした胸が悪くなるような話ばかりで、ほとほとうんざりした。
おかげで毎回の宴会の膳、ほとんど吐いてしまった。
カナダででぶになったから、ダイエットにはちょうどよいが、
こんな出張ばかり続くと、またぞろ転職願望が頭をもたげそうである。
もう少し自身を恥じなくてもよい、誠実な仕事がしたいよ、ほんとに。


******* ******* *******


口直しいきましょう。




青い空と楓の木

部屋が洪水

  • 2005/08/20 22:56
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成田で“到着地悪天候”のため、出発が3時間遅れ、ゲートで延々待つはめに。
同行しているCOOが「悪天候って何? 台風?」とチェックイン・カウンターで聞いたところ、「雷を伴った大雨」とのこと。
その瞬間、いやーな予感…
案の定、夜11時近くに帰り着いて、私の寝室に足を踏み入れたとたん、ぴちゃっという感触が。
やっぱりだあ。部屋に水が入ってるよう。ベッドの下一面、水浸し!
ウチは22階だからさすがに下から水が来たわけではない。(ビルの22階まで水が来るようなら、ご当地水没の大災害だ。香港沈没! きゃー  
そうではなくて、私の寝室にある出窓と外壁の隙間から水が入ったのである。
施工が悪かったのか、この窓はちょっと強い雨が降ると、隙間からじわじわ水が入ってくる。それがわかっているから、出かける前に大きな使い古しのバスタオルを、窓枠と出窓の隙間を埋めるように詰めて置いて出たのだけれど、今回の大雨はそんなタオルの堤防などあっという間に決壊させて、部屋を水浸しにするような勢いだったらしい。

古タオルで水取りにいそしむこと半時間。大バケツ半分の雨水を回収した。ベッド下においてある大量の本は、大部分プラスチックケース入りだからぬれる心配はないが、くたびれ果てて返ってきた挙句に、夜中せっせとベッドルームの水取りでは、なんだか情けなくて、今元気ない。

これでまた来週火曜からは別の出張か…
なんか泣きたいよ

ちなみに夫はまだカナダでのんびりしている。帰ってくるのは今月末である。ちくしょう、外資系はいいなあ。

St. Maurice

  • 2005/08/17 23:57
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日曜日、週末遊びに来たジェリー(夫の弟)といっしょに、近所の川に遊びに行った。川の名前はSt. Maurice。ジェリーの話によると、この川も以前は汚染がひどかったそうだが、人々と行政が環境保護に気をつけだしてから、ごみも減り、水質もよくなり、魚も戻ってきたそうである。どこの国も同じような道をたどるのか。

見渡す限り、人っ子一人いない川を、ぼうっと眺めるのは至福。両岸は羊歯や楓、そのほか名前も知らない木々が生い茂る林である。その林の中を歩いて戻る途中、ジェリーが「お、鹿のひずめの跡がある」というので見ると、ちょっとくぼんだ地面に、二股に分かれたチョキマーク残っていた。しばらく前に鹿さんが出没なさったようす。






ジェリーは「ああ、そんなに冷たくないな」と言いながら、さっさと服を脱いで下着姿で泳ぎ始めた。泳いでいるところを撮ろうかと思ったが、それも何なので上がって服を着たところをぱちり。兄に似ないハンサムな弟である。
私は最初、この弟君と話すのが恐かったのだが、最近は慣れた。英語でもフランス語でも“O.K.”が口癖で、会話にはふんだんにfour letter wordsが盛り込まれる。肉体労働を愛し、人のいない森の中に住むのを好む、元ロック少年。


困っている上司

  • 2005/08/17 21:19
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上司殿が頭を抱えている。困ったことが起きたのである。
上司殿は先日、ある商品について「今回の××費用は無料です!」と景気よく宣伝して顧客を募ったのだが、実は無料にするという了解は取っていなかったということが、今日知れたのである。もうすぐ客は来てしまうわ、××費用は実は有料だわ、で「loutraさん、どうしよう?」と私に泣きつくのだが、どうしよう?ったって、どうしようもないじゃありませんか。まさか私に払えっていうんですかい? カナダに行く前、上司が顧客に電話しながら「今回の××費用は無料ですから!」と言っているのを聞いて、「ずいぶん気前のいいことだわい」と思っていたのだが、顧客に向かって言うからには、てっきり相手方の了解を取ったのだとばかり思っていた。そしたら「いや、まだ取ってない。どうも言いづらくて…」と困ったように笑っている。こら、上司! 言いづらいだの何だのと言ってる場合か! そんなことならハナから「無料だ」と言うな。「だって、有料だとお客さん来てくれないですから…」なんて、無料だと思って来てみたら有料だったという方が、お客さんよっぽど怒ると思うんですけど! どうしてこのお方は、物事をよく考えないで調子のいい安請け合いばかりしてしまうのか、ほとほと理解に苦しむ。ちなみに今回の××費用は、邦貨10万円強。自腹を切るには痛すぎる額である。潜在的および“評判”等の無形利益を計算に入れても、今回企画の利益をはるかに上回る額である。やれやれ。
帰り際、上司殿は「もう1回相手方のマネージャーに電話してみる」と言っていたが、果たしてどうなったのか。どちらにしても、相手が出すか、顧客が出すか、上司殿が出すかの三択しかないのは明白。上司殿が期待しているような“この難局を一気に解決する名案”なんてのは、天から降っては来ませんよ。わかってるのかな、このお方は。


********** ********* **********


閑話休題で、ちょっと気分転換。




ピトゥンの家の玄関に飾られている青い花




と庭のバードバス(小鳥の水飲み&水浴び用水盤)

時々、小鳥が端につかまって、水を飲んでいる


ひゃー出張ばっかり!

  • 2005/08/16 11:47
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久しぶりに出勤したら、上司殿が「いない時に決めて申し訳なかったけど、今週木曜から日本に行くことになりました。帰ってくるのは土曜日です。それから来週火曜からは中国へ行きます。帰ってくるのは日曜です」とのたもうた。

えー、あさってから日本ですかあ? 帰ってきて2日おいて中国ですかあ?

いやー、えらいスケジュール組んでくれますなあ。いつ資料準備しますのん?
私まだ時差ぼけバリバリなんですけど… (ってこれは私事か)
私、8月は10日しかウチにいないことになる…

ブルーベリー摘み

  • 2005/08/16 05:43
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時差ぼけで朝の4時から起きている。
着いた翌日は使い物にならないことはよくわかっているので、昨日は1日休みにしてせっせと眠り、体内時計の調整にいそしんだのだが、やはりまだ4−5時間ずれてる感じ。今日はこれから出勤だけど、願わくは忙しい1日でありますように。じゃなきゃ、パソコンにつっぷして寝てしまう…

滞在4日目の夕方、お義母さんの一番下の妹であるPitouneが、ブルーベリー農場に連れて行ってくれた。もともとは夫もいっしょに行くはずだったのだが、直前に「くたびれたから家にいる」とドタキャン。ピトゥンと二人で行くことに。この、私には義理の叔母さんにあたるピトゥンは、親戚の中では唯一(?)英語を話す。別に流暢な英語ではないが、意思の疎通には困らない。お義母さん方の親戚一同の例に漏れず、彼女も150センチちょっとと小柄だが、いつも元気がよくて、開けっぴろげで、冗談を飛ばしてばかりいて、活発でお転婆な女の子がそのまま大人になった感じ。家が近いせいもあって、しょっちゅう行き来しており、私が一番親しみを感じている人でもある。
で行きました、ブルーベリー&ラズベリー農場。摘むのは夕方とのことで7時近くに出発。車で15分ほどの近さ。ラズベリーはもう終わりとかで、ブルーベリーを摘む。1mに満たない高さのブルーベリーの木が何列も並んでいる。農場主の奥さんが「英語話せなくてごめんなさいね」と言いながら、ピトゥンに向かい列によってブルーベリーの種類が違うことを説明する。手前の列の方がブルーベリーの藍が濃く、甘い中にも酸味が感じられる種類らしい。奥の方は藍に白い粉がかかった感じで、こちらは粒も大きく酸味が少ない。夕暮れの光の中で、ブルーべリーの藍色が緑の葉っぱの間から顔をのぞかせている。

余談だが、このケベックの人たちの“英語を話せないこと”に対する態度は、日本人の“英語を話せないこと”に対する態度ととてもよく似ていて、いつもちょっと面白く思う。日本人も外国人に対し(その外国人が何人であっても)、「いやー、私ちょっと英語が苦手で…」と半分照れたような、半分困ったような、こそばゆいような表情を浮かべて自身が英語という共通言語(と思われる言語)を話せないことを謝罪するが、ケベックの人たちもまったく同じ感じで、「もうホント恥ずかしいんですけど、私英語駄目なんですよ」みたいに謝罪する。「いやー、こちらこそケベックに来てるのにフランス語話せなくてすみません」というのが私の気持ちなのだが、以前行った歯医者さんとこの歯科衛生士であるうら若い女性も、お義母さんのお葬式のときに会った親戚の何人かも、そしてこの農場主のご夫婦も、みんな「ほんとお恥ずかしい限りで」みたいな態度で照れている。学校で英語を習うことは日本と同様であり、建前としてはみんな英語が話せるはずなのだが、そこはそれ建前なので、やはり使わない言語は習得できないのである。だってケベックの中で学校行って、仕事をして、結婚して、生活している限りは、英語いらないもの。というわけで、私も将来ケベック内で暮らす気なら、フランス語習得は必須なのだが、今のところはまだ放ってある。何しろ今現在仕事で必要な3外語だけで手一杯。2年に1回、1週間使うだけの言語までは手が出ません。必要な3外語さえ、大いに怪しい状態なのだから。

私たちが摘んだのは、奥のより甘い方。1粒1粒がとても大きくて、びっくりである。



そのうち農場の犬もやってきて、人の足元に座り込む。農場主の奥さんが“Non,Jeff,Non!”と言うのだが、Jeff君一向に動かず。落ちたブルーベリーをつまみ食いしている。犬がブルーベリーを食べるとは知らなかった。ピトゥンに言うと「食べるわよ。でもたくさん食べるとよくないから、駄目と奥さんが言っている」とのこと。へー。
小一時間も摘んで持ってきた缶ふたつがいっぱいになったところで、そろそろ腰を上げる。ピトゥンを見ると私の2倍くらい摘んでいる。手早なお人である。
農場に戻り重さを量ってもらってお金を払う。ちなみに私はこの量で16カナダドル(約1450円)だった。何グラムあったのかは失念したが、ジャム大瓶が6個と、ケーキひとつできたから、1キロ近くはあったのだろうか。ちなみにジャムを煮てくれたのはお義父さん。ほら。


お義父さん、にっこり満足そうに笑ってますが、胸とかお腹とか全部見えててすみません。修正しようかと思ったのですが、なんだか隠すと返っていやらしい感じなので、まあご勘弁ください。この方、夏の間はあんまり服着ないんですよねー。ちなみに右手に見えるナベの中の赤いものがブルーベリージャムです。

自転車で走る

  • 2005/08/15 20:20
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お義父さん。庭でタイヤの点検中。


ついた翌日は時差ぼけで、夫ともども日中のほとんどを寝て過ごしてしまったが、その翌日は幾分ましになり、お義父さんが調子を見てくれた自転車に乗って、ご近所サイクリングにでかけた。
ところが風が涼しいのにだまされて、陽射しの厳しさを侮ったものだから、2時間近く走り回って帰ってきたときには、夫も私も手脚の露出部分が真っ赤になり、因幡の白兎ならぬ赤むけ白小豚2頭。足などは甲にかかるサンダルのストラップのせいでシマウマ状態だし、胸元はたまたま運悪く円いメダル型のペンダントをつけていたため、真っ赤な中に白い円がぽこりと空いている間抜けさ加減になってしまった。
でも、ぴかぴかの青空の下を自転車で走るのは爽快の一言。気分は夏休のこども、そのままである。


結局、自転車は逆にフランスが私に貸してくれ、買う必要はなくなった。残念ながら黄色ではなかったけれど、田舎道を走るにはこれで十分。ギヤ3段変速で坂道も登れる!






あの木々がここにも欲しい

  • 2005/08/15 06:35
  • Category:
昨日の昼過ぎ、わたしの体内時計にとっては真夜中過ぎに到着。とたんに増えるアジア人の顔、じっとりと身体を包み込む熱気と湿気、かしましく交わされる広東語、普通話。路上高くに張り出して重なる看板。踊る赤や金の漢字。人と車であふれかえる道。帰ってまいりました。10日ぶりのアジアの喧騒と混沌。

毎回、日本への出張から帰って来た時にも思うのだけど、飛行機やら車やら船やらで空間を移動するだけで、まったく違った風土、環境、文化、言語、人種、の中に身を置くことになるのは、本当に不思議だ。ことに今は交通機関が発達しているせいで、思いもよらないような速さで違う文化圏の中に移動してしまう。さっきまで渋谷の交差点を渡っていた自分が、数時間後には北京郊外の開発区にある某巨大工場の中で、他の見学者と共にファイル片手に立っていたり、20時間ほど前にはカナダの田舎道を自転車で走っていた自分が、今はカートを引いて香港のスーパーマーケットで明日の食料品の買出しをしていたりする。当たり前と言えば当たり前なのだけれど、ふっとその文化的、空間的移動距離に思いを馳せると何だか不思議で、この移動距離がもっともっと広がり宇宙空間にまで伸びていけば、そして移動時間が極限にまで縮まれば、これはワープだよなあなんて、埒もないことを思ってしまう。もっとも、この不思議の根元には、そもそもなぜ空間を移動すると、違う文化圏に入ってしまうのかという、風土と文化の問題があるのだけれど。



カナダにいた1週間、仕事もせず、家事もせず、まるで夏休みで帰省したドラ娘のように、毎日のらくらと過ごしていた。お義父さんもとっくの昔にリタイアして毎日が日曜日の人なので、そんな暮らしが許されるのだが、住宅街とは言え、ちょっと歩くともう農場地帯になる田舎の町は、手入れよく飾られたこじんまりした家々が陽のあたる道に沿って並び、風が吹くと木々の高い梢がさわさわと鳴り、それを見ているだけで自分自身が空の中に溶けていく気がする。それが気持ちよくて、毎日毎日朝早く起きては、飽きもせず庭や近所を歩き回り、空を振り仰ぎ、自転車でちょっと離れた農場地帯に出て、はるか遠くまで広がるトウモロコシ畑や、牧草地を眺めた。
わたしは田舎育ちなので、草や木のあるところが好きだ。アスファルトの道ではなく、小石が転がる土の道を歩く方が好きだ。
こういう暮らしができるのに、どうしてこの喧騒の中で暮らさなければならないのか、「出稼ぎなのだから仕方がない」と割り切ってはみても、今このときは二度とないと思うと、それをここで過ごさなければならないのが非常に非常に残念である。



それでは みなさま また15日に

  • 2005/08/04 10:18
  • Category:
出張用のパッキングと違い、遊び用のパッキングというのは、どうも難しい。だって活動内容がバラエティに富みすぎているんだもん。
出張だったら、実働日数分のシャツに、4日以内なら1セット、それを超える場合には2セットのスーツを入れ、靴を入れて、あとはそれに見合った量の下着やらソックス/ストッキングを入れればおしまいで、すっきりしたものなのだけど、お遊びとなるとそうはいかない。“お義父さんのところへ行く”というだけで、あとは特別何の計画もないということは、毎日何をするのか皆目わからないということで、「わたしは何を持って行ったらいいのだろう?」である。とりあえず日数分+αのTシャツ、タンクトップを入れ、寒いかもしれないからとシャツを加え、夫がジムに行くと言っているからジム用のパンツも加え、で何だか出張のときより荷物が多いみたい。
ただひとつありがたいのは、日本に行くときと違って、何もお土産を買わなくてもいいこと。これは日本の習慣とも、中国の習慣とも違うので、最初は「ほんとに、買わなくていいの? ほんとに、ほんとに何も持っていかなくてもいいの? お菓子の一箱もいらないの?」としつことほど夫に聞いたが、夫の答えは「いらない」の一言。実際、義父母宅に行ってみると、あちらもまったく期待しておらず、ほんとに何にもなしで済んでしまった。同じ町にたくさん、たくさん住んでいる親戚一同も同じ。訪ねて行っても、訪ねて来ても、みーんな手ぶらで、「こんにちは」って言って、おしゃべりして、騒いで、それで済んでしまう。慣れるとこれはほんとに有難い。だって荷物が少なくなるのも助かるが、それより何より、こちらであちらの人たちが好きそうな物を探すの大変なんだもの。そりゃチョコとかクッキーなら無難だけど、そういうものは下手すると Made in Englandだったりして、どこのお土産だか??になってしまう。純粋中国モノは、みんな一口は“Thanks”と言って食べてくれるけど、二口目の手は決して出てこないし。

と言いつつそろそろ時間なので、行ってまいります。お義父さんのPCには日本語フォントがないので、お休み中は更新しませんが、15日に帰ってきたら、またよろしくお願いいたします。

若い娘さんとお父さんのために そして“紅包”

  • 2005/08/03 22:06
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日本事務所設立に関して友達と話していて、ちょっと反省させられた。
私自身はぬくぬくと暖かい羽毛布団のような公務員の職を離れて以来、働いている会社がトーサンしたり、リストラされたり、雇用契約とは大違いのサービス残業、サービス出勤が当たり前の会社だったりと、それなりに面白い目に遭ってきたので、どんな会社に行き当たるかなんて、本人の運と力次第、当りもあればはずれもあるさ、くらいにお気楽に考えていたのだが、そしてそのお気楽なノリで、日本に事務所開いても採算が取れるようになるまでには随分かかるだろうし、その前に閉鎖になるかもねー。それでもCOO(社長)がやってみたいなら、やってみればいい。大赤字でつぶれたら、その時はその時。後始末してさっさと引き上げてくればいい。いずれにしても一介のアシスタントに過ぎない私がどうこうできることではなし、私は見積もり出すだけさ、と考えていたのだが、「そんないい加減な気持ちで事務所開いて、従業員雇って、だめだったからハイ止めます、なんて無責任すぎる。働く方は生活がかかってるんだから、行き当たりばったりで計画もろくに立てない経営者の犠牲になるのなんか、まっぴら。あなたも見積もり出すなら、も少し真面目に処理するがよろし」と友達に諭されてしまった。
言われてみればそのとおりで、私は被雇用者のくせに、いつのまにか自分の立場を忘れて、被雇用者でも雇用者でもない、無責任な立場でモノを考えていたらしい。養わなければならないのは自分自身だけ、という気楽さも手伝ってのこととは思うが、やる気に燃えた若い娘さんや、家族を抱え、住宅ローンと子どもの教育費と年金制度がつぶれた後の頼みの綱としての老後資金のため、表面には出さずとも心の底には悲壮な決意をみなぎらせて日々通勤電車に揺られて来る働き盛りのお父さんたちのため、事務所が立ち行くようにもう少し手を尽くそう。

ところで今日ウチの上司殿は私に赤い袋をくれようとした。中国文化圏でその名も高き“紅包”というやつである。めでたい気持ちで贈るお金は、深い赤色も派手派手しい、ぽち袋をちょっと大きくしたような袋に入れて渡される。「明日からカナダでしょう? これはほんの気持ちだから」と上司はにこにこ微笑いながら赤い袋を差し出すのだけれど、夏のさなか、仕事を同僚に押し付け8日も年休とって遊びに行こうという時に、当の迷惑をかける相手から悪びれもせず赤い袋を受け取れる人間が、いったいどこにいるだろう? 80年代から90年代にかけて日本に10年以上暮らした上司は、たぶんお餞別のつもりで紅包を差し出したのだろうけれど、さすがの私でも、これはいただけませんわ。ふだんはいらないといいつつ、勝手にするすると伸びる右手を持つ私だが、今日だけは右手も左手も、身体の横から離れませんでした。スペースシャトルに乗って宇宙にでも行くのなら、餞別のひとつも貰ってもいいが、たかがカナダじゃねえ。Door to doorでも24時間ですからねえ。

“蟹貨” 脱却 ?

  • 2005/08/02 22:53
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上司は今日、わたしの上に山のような量の − と言っても小山程度だが − 仕事を降らせつつ、「ところでカナダではメールが読めますか?」とお聞きあそばした。
私はにっこり微笑って「いーえ、義父のPCには日本語フォントも中国語フォントも入っていませんので、英語以外のメールは読めません」と答えた。
上司よ、あなたは休みの時までわたくしに仕事をさせる気か? いくら“有給”休暇だからって、それはちょっとあんまりではないの? お義父さんちの庭の楓の木の下でうとうとしている時に、仕事のメールなんぞ読みたくないぞよ。それに第一、お義父さんとこはいまだにダイアルアップ接続なんだから、とろくてネット遊びなんかする気になれません。メールも読む気になりません。あしからず。
日本事務所設置の件についても、スタッフについても、残りのメンバーと階上のCOOとで、よきにはからってください。もう費用見積もりは出したし、最終的に決めるのはCOOなんだから、なんてことないでしょ? よろしくー 

――――――――――――――――

ところで過去1年以上、“蟹貨”(日本語の“塩漬け株”と同じ。こちらでは蟹さんは手足?を紐でがちんがちんに縛られて売られています。動きたくても動けないところから、値段が下がり過ぎて売るに売れない株をこう呼びます)となっていた手持ちの株が動き始めた。買った直後は上昇したものの、その後は下がりっ放しで、ひどいときには20%以上下げて、私にため息をつかせていた某石油関連株が、昨日あたりからじわじわと上がり始め、だんだん買った値段に近づいてきた。いやー、うれしい。半分だけでも売れれば、投資資金が手元に戻ってくる。それを元手に、また次の銘柄をねらうのだ。

こちらの零細投資家は、超々短期投資の人が多く、ちょっとでも上がるとぱっと売ってしまう。配当も日本株に比べれば悪くはないのだが、なぜかみなさんキャピタルゲインねらい。みんなせっかちなのかしら。そういう私も、目標まで上がれば買った翌日でもさっさと売っちゃう人ですけど。

日本事務所スタッフ募集!

  • 2005/08/01 22:01
  • Category:
弊社日本事務所開設に伴い、現地スタッフを募集しております。
薄給下での酷使に耐えられる方、奮ってご応募ください。

【勤務時間】
  8時半から6時頃(本社との時差1時間のため、5時上がりは無理でしょう)
【勤務日】
  月曜から金曜(原則土日は休み)
【勤務地】
  日本橋茅場町二丁目付近
【職務内容】
  一般事務および簡単な経理事務&営業補佐
【給 与】
  300,000円(額面)×12月
【ボーナス】
  年1回。業績に応じ支給(されるかもしれない。でも多くても1ヶ月分というトホホな額 ←本年本社実績)
【残業手当】
  ばっくれられる可能性あり(本社には存在しないから)
【交通費】
  出ないかも(これも本社には存在しないし)
【年次有給休暇】
  10日 繰り越しなし
【福利厚生】
  期待なさらぬがよし
【その他】
  日本語とできれば中国語か英語ができること(カタコト可)
  応募者の国籍は問いません。
  年齢も問いません。
  しかしできれば女性がよいそうです。(日本の男は役に立たないとは、上司の弁。誰のこと言ってるんだか…)
  勤務開始は早くて3ヵ月後、事務所設立手続きに手間取った場合は、1年後くらいになる可能性もあります。
  気を長く持って臨んでください。
【特典】
  年に1回くらいは、経費会社持ちで中国に行けるチャンスあり


また、より歯ごたえのある職務をご希望の方には、上記一般事務職のほか、営業、接待、カスタマーサービス、リサーチ、翻訳、関係省庁との折衝、および管理業務を一手に担う高給かつ激務なポジションも用意されております。なおこの場合には、○○(企業秘密につきこの部分伏字)のライセンスが必要となります。興味がおありの方は、個別にわたくしあてにメールをお送りください。詳細をお知らせいたします。こちらは日本語、中国語、英語および弊社が関係する業界での数年以上の経験が必須ですが、上記一般職同様、年齢、国籍、性別は問いません。体力、精神力に自信があり、本社管理職のちゃらんぽらんさにも笑って耐えられる太っ腹な方、ぜひご連絡ください。

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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