雪だるま一族

  • 2008/10/31 11:10
  • Category: 雑記
今晩はクロードおじさん、セリーヌおばさんと会食の予定。
お二人は“中国・香港2週間の旅”ツアーに参加し、10日ほど前に中国入り。中国各地を回って、ゆうべHKに到着。明日にはもうHKを発つのだが、今晩はお仕着せ観光の予定もないし、せっかくだからHK在住のかわいい甥っ子(およびその妻)と食事をしよう♪ということなのだ。


クロードおじさんたちとは、お義母さんのお葬式の時に会っているはずなのだが、正直、お義父さんには7人だかの兄弟姉妹がいるし、お義母さんには9人だかの兄弟姉妹がいるので、その子ども達やら何やらを合わせると誰が誰やら一度ではとても覚えきれず、おまけにお義父さん側の兄弟姉妹は、みーんなそろって雪だるま体型。ますます区別がつかない。


まあ私が区別がつかなくても、旺角の街角に雪だるま体型の白人夫婦が大量に立っていることはまずあるまいし、万が一そんな事態になっていたとしても、我が雪だるま(夫)が、その白人夫婦群の中から、おじさん雪だるまを見つけるだろうから、別に心配はないのだが。


ちなみにおじさん夫婦はフランス語しか話せない。そして私はフランス語が話せない。したがって今晩の会食中の会話は、すべて夫雪だるまにお任せの予定である。楽ちん。






<center>お義父さん側の親戚はみんなこんな感じ。
</center>
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ぷんぷん

  • 2008/10/30 10:54
  • Category: 雑記
先日、eBayを通じて、Mというドールショップから人形を買ったのだが、落札した翌日支払いを済ませたにも関わらず、今朝また請求書を送ってきた。全くもって腹立たしい。
さっそく支払い事実の確認とインボイスの訂正を求める礼儀正しいメールを送っておいたが、支払いを済ませた段階で、先方は私に対する信用評価を出しているのだから、その時点で入金を認識していたことは明白で、それがなぜその後「未払い」扱いになったのか、正確・緻密とは言い難い帳簿処理に腹が立つ。


ま、どんな会社でも個人でも、ひとつのミスもない事務などできっこないのはわかっているが、落札から10日以上経っても入金してなかったら、おかしいと思ってくれよ、である。それに「未払い」扱いになっていたということは、当の人形もまだ発送されていないはずで、私の方は「そろそろ、着くかなあ」と楽しみにしていたのだから、まったくもってがっかり。やれやれである。今後、このMから買うのは、なるべく避けよう。送料も高いし、印象悪すぎ。
(ちなみにMは、かの有名なバービー・ディーラー、Marlさんのとこではありませんので、念のため)


米国でごくふつーの仕事に携わる人たちの、自分の仕事に対するいい加減さというか、おざなりな態度は、いろいろなところで見聞きすることで別段珍しくもないが、自分がそれに巻き込まれ、要らぬやりとりをしなければならなくなるのは、やっぱり腹立たしく、面倒くさい。「できれば米国には住みたくない」と思う理由のひとつである。


もっとも米国において特にその傾向が甚だしいと思うのは単なる偏見で、本当はどこの国でも似たようなものなのかもしれないが、そういう偏見が生まれ、否定されずに蔓延するだけの土壌があるという点が、そもそも問題なのではないか。

石の家

今朝は625分まで眠れた。おかげで目覚めすっきり、快調である。 

ゆうべ久しぶりにカナダの不動産サイトをチェック。新しい出物がないかと二人で探したのだが、これだ!というのはなし。夏前にマークだった物件は、まだ売れずに残っていた。
夏前、明るい日差しに青々と耀いていた緑の葉っぱが、今は一面黄色になっているのが季節を感じさせる。写真で見る限り、この石の家は本当に美しくて、庭に置かれたオーナメントや各部屋の装飾も趣味がよく、まるっきり“理想の家”なのだが、雪だるまが夏休みに帰省した時に、お義父さんといっしょに実態調査に行ってみたら、大きな、大きな欠点がひとつ。この家、陽が当たらないのだ。


家の周りを大きな木々が取り囲み、それがまたこの石の家にえも言われぬ情緒を添えているのだが、しかしこの木々のために、家の庭には全然陽が入らない。おかげで庭に置かれた大理石のテーブルには苔が生え、芝生もじめついている。陽が当たらないので植物は育たず、つまりガーデニングも野菜栽培もできない。これはさみしい。


陽射しをさえぎる木々がこの家のものなら、枝を払ったり、丈を詰めたりも可能だが、木々はすべて隣家の木々。目隠しの役も果たしているし、それに何しろ美しい木々なので、お隣さん方が伐採に応じるとも思えない。
と言って夏でさえ陽の当たらない家では、秋冬の陽当たりは絶望的。いくら美しい外観、内装でも、陽の当たらない家でリタイア生活を送るのでは、想像しただけで気分が湿ってくるし、第一病気になりそうだ。冬の長いカナダでは夏の陽射しは必須だ!! というわけで、この家は諦めた。大変、大変、残念だ。




美しい家なんですけどね・・・。この手前の3本ではなく、後ろに鬱蒼と繁る木々が問題なんですよ。

脚がつったら、カルシウム剤

  • 2008/10/28 15:25
  • Category: 雑記
最近、朝早く目が覚めて困る。今朝は4時にいったん目が覚め、「おいおい、いくら何でも早すぎるだろう?」と再び寝た。次に目が覚めたのは525分。これでも早いが、どうせ6時には起きなければならないので、そのまま起きた。


何か音がして目が覚めるとか、明るくて目が覚めるとかではないので、なんで目が覚めるのかわからないのだが、あんまり早く目が覚めるのも考えものだ。第一、昼間眠くて困る。それでなくても相場が悪く、仕事がひまになりがちの今日この頃。ちゃんと寝ておかないと、キーボードを叩きながら舟をこぐことになる。今も濃いコーヒーを入れて飲んだところ。普段から、コーヒーを飲もうが、お茶を飲もうが、夜になればコテンと眠れるたちなので、コーヒーを飲んだところで目がぱっちり☆となるわけではないのだが、気持ち、気持ち。そうでもしなければ、ほんとに寝てしまう。


ところで1ヶ月ほど前、寝ている時に脚がつって、もの凄く痛い思いをしたとブログに書いたら、その翌日オトモダチが「カルシウム剤が効くかも」と教えてくれた。で早速カルシウム剤を買い、朝昼晩と131錠ずつ飲み始めたのだが、これが効果てきめん! それまでほぼ毎朝、脚がつっていたのが、飲み始めてから1カ月、脚がつったのはたった2朝だけ。それも軽くちょこっとつる程度で、以前のように痛みにベッドの上で歯を食いしばるようなことは全くない。驚くべき効果である。


セミ・ベジテリアンで、運動してて、病気はせず、風邪もほとんどひかず、自分では栄養状態が悪いなんて、てんで思っていなかったのだが、カルシウム剤で脚がつらなくなったことをみると、私の栄養状態は自分で思っていたほど理想的ではなかったのだろうか。ふむー。

『不機嫌なメアリー・ポピンズ』

  • 2008/10/27 16:13
  • Category:
きのうオトモダチから借りた『不機嫌なメアリー・ポピンズ − イギリス小説と映画から読む階級』(新井潤美、平凡社新書)が面白い。階級(class)による差別はある程度なくなっても、階級そのものは完全にはなくならないイギリス社会。当事者としてその中に身を置きたいとは思わないが、イギリス小説や映画をより理解するために、それについて書かれたものを読むのは面白い。


Unon-Uの発音と語彙の違いは、いろいろなところで指摘されているところだが、『ブリジット・ジョーンズの日記』にも、典型的non-Uのブリジットと、Uのダーシーとダニエルという対比があったのか。あの映画は冒頭部分は見たものの、ぐだぐだした恋愛劇が続くことにうんざりし、途中で見るのを止めてしまったのだった。もう一度発音と語彙の違いに留意しながら見るのも面白いかもしれない。とは言うものの、さてあのDVDはどこにあるのか? 洗面所か主寝室かコンピュータ部屋の、鑑賞済みDVDを入れたプラスチックケースの中にあるというのはわかっているが、どのケースかは・・・。うーん、数が多すぎてわからん。我が家のDVD3000本の大台を越え、4000本への道を着々と歩んでいる。


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ところで、私の新しい道楽『人形遊び』に関する別サイトを作りました。従来の私の嗜好と『人形遊び』とがどうもうまく両立せず、読んでくださる方も違うと思われますので、いっそのことと思い、スピンオフしました。同じ『マイぷれす』さんの中にありますので、ご興味おありの方はどうぞそちらも覗いてみてください。よろしくお願いいたします。(もっとも、まだ最初の口上しかアップしてないのですけど) 

Spooky’s World − 意固地じいさんの人形遊び』 http://www.mypress.jp/v2_writers/spooky/

日本語の練習

  • 2008/10/24 16:36
  • Category: 言葉
このところ人形狂いしている分、読書からご無沙汰。活字がなくてはトイレにも行けない私としては大変珍しいことであるのだが、いいかげんで読書に復帰しないと日本語が書けなくなる。そもそもこのブログを始めた理由だって、日本語を書く練習のためだったのだ。


仕事柄、毎日日本語は書いているのだが、それは自分の文章ではなく、新聞記事の翻訳。論旨、構成、表現は他人様のものだ。おまけに中国語→日本語だから、どうしても元の中国語に引きずられた表現になりやすく、日本語で書かれているのだが日本語らしくない、巷で“翻訳調”といわれる文章になりがち。書いた私自身、読み返して背中がむずむずするのだから、日々真っ当な日本語を読んでいる方には耐えられないだろう。 日本語を読まないと、日本語を書こうとしても文章が頭の中を流れなくなる。使える語彙が減り、的確な単語が浮かばなくなる。慣用表現も出てこなくなる、または誤ったかたちで出てくる。要するに日本語が乱れるのだ。

絵も描けなければ音楽もできず、運動神経とリズム感がないから踊ることもできない私が、書くこともできなくなったら、自分で操れるものは何一つなくなってしまう。せめて書く能力だけは死守しなければ! それには読書は必須なのだ。文章はゼロから生み出されるものではなく、蓄積から生み出されるもの。いうなればコピペの集大成だ。基本的には、真っ当な日本語を大量に読んでいれば、そこそこ真っ当な日本語がアウトプットされるはずなのだ。(注:ここで私が言う真っ当な日本語とは、てにをはが正確で、一読して意味が了解できる、わかりやすい日本語のことだ。間違っても、商業的に成り立つ文章や、美文として後世に名を残すような文章を指すわけではないので、念のため。それら“売れる”文章は別リーグの話で、いくら大量に美文をインプットしようと、自動的に同レベルの美文がアウトプットされるわけではない。そりゃあそうだ、漱石読んだだけで漱石並みの文章が書けるようなら苦労はない。ん? 水村美苗さんの例がある? 彼女は特殊例です)


そんなことを思ったのも、最近ときどき拝見しているある写真ブログのことが頭にあったからだ。写真ブログだけあってアップされている写真はすばらしいのだが、その写真に添えられている日本語がどこかおかしい。最初は日本語学習中の外国の方が、写真をメインに始められたブログなのかと思ったが、そういうわけでもないらしい。
ご本人の記述によると「あまり本を読まない」方だそうで、日本語がおかしいのはそのせいかとも思い、翻って「そういうお前さん自身はどうよ?」と最近の生活を少し反省。文章しかないブログで、文章が変では、読んでくださる方がいなくなってしまう。せめて面白くはない分でも、見苦しくない日本語を書かねば。(論旨と表現が性格を反映して意固地なものになってしまうのは、避けられないにせよ)

iPod generation

  • 2008/10/23 15:34
  • Category: 雑記
昨日の新聞に載っていたのだが、英国で“iPod generation”と呼ばれる1834歳の若者たちのうち半数は、1万ポンド(約160万円)に上る負債を抱えていて、しかも3分の1は貯蓄ゼロ。景気後退と冷え込む英不動産市場のもと、iPod generationの若者たちは真っ先に打撃を受け、“iPodのほかには、なーんにも持っていない”状態になりかねない、と新聞はやや揶揄したような書き方だったのだが、これって笑い事ではないよなあ。


そもそもは大学の学費を支払うために借りる学生ローンが、多額の負債を抱えるきっかけらしい。上の世代に比べ、銀行やクレジットカード、借り入れに関する知識は深いのだが、学生ローンで“金を借りること”に慣れきっている上、金融商品に対する認識が不足しているため、債務に対する警戒心が薄いのだという。しかも英国は長い間、経済も政治も比較的安定。iPod世代は激しいインフレや失業問題に悩まされたことがない上、低金利が消費をひきつけたため、“宵越しの金は持たねえ”江戸っ子並に気前よく消費、結果若いのに負債累々ということらしい。


典型例としてあがっていたのが27歳のW君。ロンドンで資産管理マネージャーの職に就いているが、学生ローンの残高がまだ8000ポンド(約128万円)ある。このところ手元不如意で、愛車を安値で売らざるを得なくなった上、クレジットカードもすでに限度額いっぱい、綱渡りの毎日だ。
W君は「公認会計士として、他の人より金銭処理に長けているはずなんだけど、卒業後の給料は安くて、借り入れしなければ生活できなかった。今は毎月限度額いっぱいまで借りている」そうだ。


この学生ローンの問題は米国でもよく聞く。以前に比べ、学費は上昇しているのに奨学金の額と規模は減っているため、バイトでまかなえない分は学生ローンに頼らざるを得ない。学生は、今は苦しくても、ちゃんと学位を取って少しでもいい就職口に就き、借金を返済しようと歯を食いしばって頑張るのだが、いざ卒業してみると、いい就職口なんてのはざらにない。やむなく臨時の派遣社員として働き始めると、給料は生活費ぎりぎり。学生ローンは利子を払うのがやっとで、元本はいつまでたっても減らない。風邪を引いても仕事を休めないワーキングプア状態。正社員になれる見込みはほぼなく、お先真っ暗。
学生ローンの部分はともかく、後半はどこかの国でもよく聞く不運のスパイラル状態だ。


そうしてみると私が昭和30年代の日本に生まれたのは、運のいいことだったのか。大学の学費はまだ庶民にも払える程度で、しかも奨学金も借りられた。就職時は“どしゃ降り”と言われる状況ではあったが、なんとか就職先も見つかった。就職後の奨学金の返済は利息なしの元本のみ。年8万円程度で、しかもボーナス時に返済だったから、新卒の初任給でもなんとかなった。ありがたいことだった。
やっぱり、私が死んだらいくばくかの遺産が日本○英会と東○教育文化財団に行くようにしておかなくちゃな。もっともこの間生命保険を解約しちゃったから、死んでもたいした遺産は残らなそうな気はするが。

人形お嬢さん

最近思うのだが、HKの女の子たちも随分外見に手間隙とお金をかけるようになってきた。私が働き始めた90年代半ば頃は、会社の女の子達の90%はほぼ素っぴん、せいぜい口紅を塗っているくらいで、ファンデーションやらアイシャドウやらを塗っている子を見かけることは稀だったのだが、近頃ふと回りを見回せば、頬をほんのりピンクやオレンジに染め、グロスでくちびるを光らせ、睫毛にはマスカラばっちり、ついでに爪にはネイルアートという女の子が、にょきにょきと出現。中には付け睫毛で目元ばちばちの女の子もいて、「きゃー、まるで日本の雑誌の子みたーい!」である。バリバリメイクはお好きでない向きもおられようが、私としては見ていて楽しくてよろしい。そういう子はだいたい服装にも気を使っているから、ほとんどお人形さん状態。このところ人形大好きの私には、こたえられない目の保養である。(注:もちろん“保養”にならない例に遭遇することも、ないではない) 

そもそも
80年代から、HKといえばブランド物と安売り化粧品の宝庫として日本女子の間には知れ渡っていたのだから、その地元HKの女の子たちが実はあんまり化粧に熱心ではないというのは、やや意外ではあったのだが、まあ何しろHKは暑くて外に出れば化粧は一遍で崩れるし、まわり中が化粧していない中、一人化粧しているのは何だか落ち着かないし、ということだったのだと思う。また同僚の一人は「素肌がきれいな方がいい」と言って、美顔効果のある燕の巣などせっせと食べていたから、顔に色を塗って印象を変えることに熱心でなかっただけで、美しくなることそのものに不熱心だったわけではないのだと想像する。 

それが最近は、冒頭に記したように素顔の自然美ではなく、人工美あふれるお嬢さん方が多数出現。オフィスでの規制が日本より少ないせいか、ネイルアートの多様さなど目を見張るほどの派手ばでしさだ。もっともこれには場所柄もあるのかもしれない。私が通勤に利用している赤色の地下鉄は、郊外から中心に向かう線。しかもオフィスのある場所は、比較的金回りがよくおしゃれな地域。自然、身づくろいにも力が入ろうというものだ。何しろあまり構わない格好では、建物やゴーカなオフィスの内装とつりあわなくて浮いてしまうのだ。冷房対策にいつも同じ男性用カーディガンでうろうろしている私など、浮きまくる代表格である。ま、わたしはおばさんだからいいんだけど。

整理整頓

  • 2008/10/21 14:16
  • Category: 雑記
裁縫、手芸用品をひとまとめにするため、3段〜5段の引出しを調達しようかと考えている。今現在は、ビーズ関連は靴の空き箱に、ししゅう関連はお菓子の空き缶に、裁縫道具は小型の裁縫箱に入れてあるのだが、その他にも着られなくなったシャツから取った貝ボタンが小さいチョコの缶に、レースやらバイアステープやら裁縫箱に入りきらない材料がプラスチックの籠に、編み棒はタンスの中の隙間にと、さまざまな道具&材料が、広くもない家のあちこちに散在していて、いざ何かを作ろうとすると、あっちこっちから箱やら缶やらをかき集めてこなければならず、おかげで材料置き場となる我がベッドの上は、足の踏み場もないほどのごっちゃごっちゃ、messy状態。


整理整頓された状態が好きなわたくしとしては、実に見るに耐えない。第一、探している物が、一回で出てこない。これではイライラのあまり、もともと大した水準にない我が手芸技能がさらに低下する。で、ゆうべふと思いついた。安い透明プラスチックの引き出しあたりを買って、手芸用品をひとまとめにすれば、ビーズだ、テープだとあちこちの箱や缶を開ける必要はなく、しかも見た目もすっきり。おまけに後から段を追加できるタイプの引き出しにすれば、たとえ物が増えても十分対処できる。プラスチックは軽いから、引越しの時も簡単。安物だから、傷んだら捨てても惜しくない。まさに一石五鳥のアイディア! さっそく今週末、実行しよう!!

とは思ったが、問題がひとつ。その引出し、どこに置いたらいいのだろ? 何かを捨てないと、置くところがないぞお。


ところで全く関係ない話だが、昨日と一昨日は、かなりリアルな夢を見た。朝起きても、内容をはっきり覚えていたほど。そのうち一昨日の夢は、また大学生に戻っていた夢だった。中国の大学ではなく日本の大学、つまり現役時代の夢で、講義に出るべく教室に座っているのだが、他に誰も来ない。「ヘンだな〜」と呑気に構えていたものの、一瞬後「しまった! 今日から後期だから教室が変わったんだ!」と気づいた。それから大慌てで正しい教室に向かおうとするのだが、これが遥か遠くの丘の上にあり、坂道が延々と続く。しかもその坂がものすごい急坂で、ところによっては傾斜角度90度(ロッククライミングかよ・・・) 「ひょえー、落ちるよう」と涙目で本を抱え、必死で上っている。そして頭の片隅で「雪○さんは大学院生だから、こんなつまんない間違いしないよなあ、えらいよなあ」と考えているのだ。25年前の現役大学生時代のわたしが雪○さんを知っているはずはないのだが、そこはそれ、夢なので過去と現在がごっちゃごちゃ。しかし「講義に間に合わない=この単位落とすかも」という恐怖感だけは、実にリアルだった。
雪だるまにこの話をしたら、彼もときどき同様の夢を見るそうだ。どうやら二人とも、現役時代の思い出は「単位落とすかも〜」という言葉に象徴される、おまぬな恐怖に支配されているようだ。

『The Valet』

  • 2008/10/20 14:39
  • Category: 映画
週末はなかなか充実。久しぶりに掃除もしたし(雪だるまが掃除機、私がモップかけ。雪だるまが手伝うのは、すっごく珍しい! 奴は皿は毎日洗うが、掃除はパーティ準備の時しかしないのだ)、先週から悪戦苦闘していた人形用安物旗袍(チャイナドレス)の改造も終えた上、Spooky用にフリフリミニスカートも作った。パンも4個焼いた。食玩を2種買い、うち1種はまったく使えない代物だったが(赤ずきんの絵皿なんか、要らん!)、もう1種は猫目当てで買い、出てきた猫自体は今ひとつ(わたしはペルシャ猫はきらいだ。猫は雑種に限る)だったものの、付属品で前から欲しかった白のパソコンが入っていてラッキー♪


映画は5本。今週はヒット少なし。唯一よかったのは“La Doublure(英題The Valet)”。トップモデルの愛人といるところをパパラッチされてしまった某大富豪、財産を握る妻に詰問され「誤解だ! 彼女の恋人はこいつだ!」と偶然隣に写っていたフランソワ(Gad Elmaleh)に罪をなすりつける。しかしフランソワは性格はいいものの、安アパート住まいのしがない駐車場係。長年好きだった女の子にプロポーズしたのに振られるほど冴えない男で、売れっ子トップモデルとは全然つりあわない。当然信じない妻を納得させるため、大富豪は愛人とフランソワ双方に金で積んで、同棲するよう頼みこむ。二人の本当の関係を探るため妻が雇っている私立探偵に同棲の証拠写真を撮らせ、妻を納得させようとの作戦だ。そこであれやこれやのどたばたが始まるのだが、主人公のフランソワとトップモデル(エレーヌ)が性格よく設定され、見ていてほんわかさせられる上、フランス映画だけあって、どたばたもがなかなかひねりが効いて上品。大富豪の妻役のKristin Scott Thomasも、いかにもいいところの奥様風で50に近い年齢ながら、登場すると画面が華やぐ。イギリス出身らしいが、フランス暮らしが長いせいか、身のこなしや皮肉っぽいけどコケットな表情など、まるでフランス女、というかパリ女。実によろしい。


それにしてもフランソワ役のGad Elmalehは、人はいいけど冴えない男の役が多い。以前見た“Hors de Prix (英題Priceless)”もオードリー・トトゥーにいいようにあしらわれ、なけなしの全財産を使い込まれてしまう男の役だったし。あんまり可愛そうで、わたしは途中で見るのを止めたほどだ。あの悲しそうな目がいけないんだよな、彼は。



おまけ



収穫の秋

かぼちゃバケツ&ユージェニア

  • 2008/10/17 15:12
  • Category: 雑記
さっき会社下のスーパーに、毎朝のオートミール&ぶどうパン用の乾しぶどうを買いに行ったら、ハロウィーングッズをいっぱい売っていて、その中のひとつ、オレンジ色のカボチャ型のバケツ(高さ5センチくらい)がかわいくて、ちょっと欲しかった。たぶん中にお菓子を詰めて子どもに渡すのだろうが、ウチのアパートはHK庶民が住む普通のアパートなので、ハロウィーンになっても、そんな子どもたちは来ない。人の話によると、西洋人が多く住む半山区あたりでは、アパートに子どもが回ってくるそうである。へー。


上司殿は今、日本向けに農産物加工品を輸出している山東省の某企業を参観するツアー計画をたてている。もちろん日本のお客さんを連れて行くのである。「農薬入り餃子やいんげんが話題になっている時なので、ちょうどいいでしょう?」と、上司殿は日本の客先に電話しているが、こういうのって“ちょうどいい時”なんだろうか? “関心を呼んでいる”ことは確かだが、果たして“ちょうどいい時”=チャンスなのかどうかは、私には疑問だ。


どうやら私は昨日eBayで、ここ3週間ずっと狙っていたユージェニア嬢を獲得したようである。雑誌Haute Dollでアップの写真を見た時から「なーんて、美人!」とうっとりしていたお人形だが、秋葉原のAZONEで実物を見て「ほんとに美人だ」と再確認。欲しいなあとは思っていたのだが、お値段がお値段なので、二の足を踏んでいたのだ。
それが最近いっそう深刻になってきた金融危機のおかげか、eBayでの値段も下がってきて、「このくらいなら出してもいいかも」というレベルまで落ちてきた。でビッドに参加し始め、1回目は2.5ドルの差で負けたが、2回目の昨日はめでたく成功した。以前の落札価格に比べUSD70くらいは下がっている。世界的な景気の後退については毎日毎日うんざりするほど書いているし、昨日だったかも「冷え込む欧米のクリスマス商戦」なんて記事を翻訳したばかりなのだから、ユージェニア嬢の値段が下がるのも道理。生活に関係ない奢侈品は、一番最初に影響を受ける。懐はさみしいが人形は欲しい私にとっては有り難いことだが。




Most desired Eugenia嬢(髪にネットがついたままですが・・・

人形遊び

  • 2008/10/16 16:02
  • Category: 道楽
8月のある日、オトモダチといっしょに持ってもいないバービーの服を買ったのがきっかけで、およよよよ・・・という感じで人形遊びに憑り付かれてしまった私だが、なぜ人形を欲しいと思い、しかも実際に手に入れているのかは、いまだによくわからない。美人大好きの嗜好が人形の美貌に魅せられているのは確かだが、人形用の家具をそろえ、偽物の植木で戸外風景を作り出そうと画策するあたり、子どもの頃のごっこ遊び、体裁よく言えば仮想世界を作り出すことに魅せられているのかとも思うが、それにしても何でいまさら人形なのだ? 我ながらよくわからん。


もっとも実際に人形を買い始めたのは最近だが、人形に惹かれたのは実のところ今回が初めてというわけではない。数年前、ネットをうろうろしていて、偶然なるとさんや陽月さんの作る球体関節人形を発見。激しく魅せられて、仕事の合間にギャラリーを眺めてはうっとりしていたが、彼女たちの作る人形は異界への入り口、日常から完全に乖離した妖しい美しさの魔物だ。したがって、そのお値段もさることながら、とてもではないが生活感漂う我が家の居間へ持ち込めるような物ではなく、当然手に入れようとは思わなかった。


それに反し今回発見し、実際に2体ほど買ってみたTonner社の人形や、これから買おうともくろんでいるIntegrity Toy社のFashion Royaltyたちは、美貌ではあるものの妖気は漂っていない。あくまでも日常的な健全な美貌なのだ。凝った髪型や衣装など、子どもの遊び用にはいささか高級すぎるが、大人が遊ぶ分にはちょうどよく、だから買う気になったとも言える。日々の生活の中にぽんと置いてもさほど違和感はないし、精巧に作りこんだ衣装や付属品などは、ミニアチュールとしての面白さもある。


ことにFashion Royaltyたちは、バービーなどとほぼ同じの12インチ(約30センチ)サイズ。手にとって遊ぶのに、ちょうど手ごろな大きさだ。(買ってから気づいたがTonner社の美女たちは16インチなので、飾るには見栄えがよいが、手にとって遊ぶにはやや大きすぎるのだ) 事実、私は先日日本から連れ帰った12インチのSpooky Sookiを、プリンターの上に腰掛けさせたり、寝る時は机の横(=つまりは、ベッドの横)に腰掛けさせたり、手近に置いてしょっちゅう手にとって遊んでいる。膝や肘、股関節だけでなく手首や胸の下も動くので、いろんなポーズが取れるのが面白いのだ。


ちなみにこの子は日本から裸んぼで来たので、当初は着られる洋服がなかった。バービーとほぼ同サイズではあるのだが、バービーより華奢なのと、顔が少女っぽいのとで、バービーの服を着せると微妙にぶかぶかかつ雰囲気に合わない。しかし裸んぼのまま置いておくのも何なので「ええい、いっそのこと」とGIジョー用と思われるカーキのシャツと黒のパンツを着せてみたら、これが妙に似合う。髪形が黒の三つ編みのせいか、こういう汚い色の飾り気のない服を着ると、まるで文革時代の中国の女の子。今にも赤い表紙の本を掲げて「革命無罪! 造反有理!」とか叫び出しそうで、思わず一人にやにやしてしまった。



spookyアップ



芸のないポーズですみません

こうした遊びがいつまで続くかはわからないが、とりあえず2ヶ月は続いている。夫は呆れながらも静観の構えだ。ただ、人形遊びに夢中とは言っても、巷で“人形者”と呼ばれるコアな人形愛好者にはなれそうもない。他にも好きなことはあるし(喰うこととか)、人形を買うにしてもあくまでも懐と相談の上。全財産をつぎ込むほどの覚悟はない。
それに今、上で“人形を買う”と書いたが、この用語からして人形者としては失格だ。コアな人形者の方々は、“人形を買う”とは表現しない。人形は“お迎えする”ものなのだ。しかし私はどうしてもこの言葉が使えない。もって回った言い方に、背中がむずむずしてしまう。しかもこの歳になると、“お迎え”という言葉で連想されるのは、あの世からの“お迎え”。下の自由も利かなくなった婆さんが「早くお迎えが来てくれないかねえ」と、仏壇の前でチーンと鐘を鳴らしている雰囲気があって、どうもいけない。とてもではないが、バリバリメイクのFRたちに対して使える言葉ではないのだ。

日本の家電はえらい!

日本で買ってきたN社のホームベーカリー。過去4日間で4種のパンを焼いてみたが、もう感動的に便利! なんたって材料を入れ、スイッチを押すだけでパンができるのだ。井戸端で家中の洗濯物を手洗いし続けてきたお母さんが、宝くじでプログラム&予約機能つき全自動洗濯機を手に入れ、初めて使ってみた時と同じくらい感激している。


最初に作ったパンは、全粒粉3と強力粉2の比率にしたらフワフワ、スカスカ、ソフトパンになってしまい、今いち私たちの好みからは外れたが、2回目のパネトーネもどきパン、3回目の全粒粉100%パンなどは、「おお、いけるじゃん♪」の出来になり、満足、満足。時間がある時は、手ごねでパンを作るのも楽しいが、毎日のお弁当がサンドイッチの私としては、毎週末ごとに1週間分のパンを手ごねで焼くのは、時間的に結構しんどかったのだ。これからは忙しくても、体調が悪くても、ちゃんとパンを焼ける。しかもお手入れも簡単。内釜のハネと軸の間に少々生地がくっつく程度で、これもしばらく水につけておけば、すぐ取れる。他の部分はスポンジでなでる必要もないくらいきれいだし、内蓋も同様。手ごねで焼く時に使う食パン型を洗うより、よほど簡単だ。これで22,800円(有楽町・大写真機店価格)は安い!


日本とは電圧が違うので、何か不具合が起こるのでは?と心配だったが、手持ちの変圧器をかませたら全く問題なく使えるし、持ち帰る途中、羽田で一度カートから転げ落ちたりもしたが、内部のIC(かな?)は無事だったし、日本の家電はえらい!


ま、できあがるパンが日本人好みにソフト傾向なのは、しっかり重いパンが好みの私たちには少々遺憾だが、これは材料の粉を調整すれば何とかなることで、マイナス点をつけるほどのことではない。そのため一昨日は尖沙咀の某日系スーパーまで出かけ、カナダ産と英国産の全粒粉他を6キロばかり買ってきた。1.5キロ×4の粉を入れたバックパックは肩にずしりと重かったが、美味しいパンのためと思えば、何のその。食い意地は私の生きる力だ。

終わった

  • 2008/10/10 11:34
  • Category: 日本
帰ってきた。気の重いミッションが終わって、とりあえずほっとしている。今回は帰りのフライトに羽田発の遅便を使ってみた。家に帰り着いたのが夜中の1時過ぎ、寝たのが2時過ぎで、昨日は1日中、意識朦朧。そうなるのを見越して、昨日まで休みにしておいて助かった。


今回、懸案だった運転免許の更新はできなかったが(運転してないペーパードライバーだから、優良運転手として更新期間が5年になるのを失念)、保険の解約は無事済んで、掛け金の半分くらいは戻ってくることになったし、そのうえ18年前に作り、存在を完全に忘れていたった定期預金を発見。こちらも解約して、この円高の時期にそこそこの金額の日本円を持ち帰ることができて、ほくほく。


気が大きくなって前から欲しかったホームベーカリーも買ったし(しかしこれを持ち帰るのは、実に実に大変だった。たかだか8キロくらいしかないのに、ずっと持ち続けるというのは何と腕にこたえることか!)、秋葉原のAZONEで“少々難アリ”だが可愛いSpooky Sooki人形を見つけ、一緒に帰ってきたし、気は重く、緊張し続けの実家行きではあったが、結果的に“実りの多い”一時帰国となった。無事に終わって、とにかくほっとした。

Anger control

  • 2008/10/02 14:52
  • Category: 雑記
昨日は朝からANAの予約センターに電話しようとしていたのだが、東京にかけても、大阪にかけても、名古屋にかけても、札幌にかけても、同じ声で「ただ今電話が大変混みあっております。順番にお繋ぎいたしますので、このままお待ちになるか、または今一度おかけ直しください」と繰り返し告げるだけなのに頭に来て、電話を壁に叩きつけてしまった。一度だけではなく何度も。


一向に繋がらないANAに腹を立てたというよりも、実家に行かなくてはならないことに対して、そのためにこんなつまらない電話を休日の朝からかけなければならないことに対して、腹を立てたというのが真相だ。そして電話がなければ実家に電話する必要もなく、実家からの電話を受ける必要もない、加えて携帯電話とは違い、固定電話は100元も出せば買える。いざとなれば余り懐を痛めることなくまた買えるという計算のもと、ハンドセットを壁に叩きつけて怒りと不満と苛立ちを発散させたというわけだ。


音に驚いて飛んできた雪だるまは、わたしの蛮行に呆れることもなく「電話が大嫌いなのは知ってるけど、電話に当たらないでね」と、暴れる子どもを落ち着かせるように、ハグして慰めてくれたが、結局わたしの気持ちは一日中ささくれ立ったままだった。


そういえばこの前壁にモノを投げつけたのは3年前、つまり前回の帰省の時で、用意した土産(のうち壊れそうもないもの)を壁に叩きつけて、憂さを晴らしたのだった。やれやれ。
「そんなにいやなら帰らなければいいじゃない」ってなものだが、世の中には世の中の付き合いというものがあり、親子の間にもその付き合いは存在する。母はまさかわたしがここまで帰省をいやがっているとは想像だにしておらず、楽しみに帰ってくるものだと思っているのだ。
表面を取り繕い続けているわたしも相当なもので、だからこそ余計にストレスがたまるのだが、親子だからといって常に本当の気持ちを披露し合えるものではない。

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プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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