残業手当なくなった

  • 2008/12/30 17:25
  • Category: 仕事
今日もお仕事たのしいな。
さっきHR(人事部)から電話があった。先日の中国出張に関し提出した残業手当について「申し訳ないが11月から残業手当は一切支給されないことになった。代わりに代休を申請できる。ついてはよろしく」と、やわらかく優しい声でのお電話。
一応「契約では出張期間中のみ残業手当を請求できる。ただし請求時間については実際の残業時間数に関わりなく12時間ということになっていたはずだが」と抗弁してみたが、その後のお電話でやはり×。まあね、基本的にHKの法律では、残業手当を支給するしないは各社の判断に任されているので、抗弁したところで勝ち目があるとは思っていなかったが、一応言うだけは言わないと。


出張中、夕ご飯も食べ(られ)ずに10時過ぎまで仕事して、それで残業手当2時間(=約200元)かよ?と思っていたが、今後はそれさえなしか。まあ最近は景気悪くて出張もあまりないから、支給されてもされなくても大勢に影響はないが。
それに正直に言うと、昨今仕事量が減っており、日本の水準から見ると「え、そんなに少ないんですか?」の現行給料でも、HKの水準から見ればやや貰い過ぎかも・・・の感もないではないので、残業手当カットされても本気で怒る気もない。本給カットされないだけましというところ。


さあて、明日もお仕事だ。半日だけだけど。2008年も終るのねえ。
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自由時間が多いのも考えものだ

  • 2008/12/29 10:36
  • Category: 雑記
25日から昨日28日までの4連休、1日ジムとそのついでの買い物、週末恒例の食料の買出しに行った外は、ずううっと家で過ごした。ろくに動きもせず、ソファに座ってDVDを見るか、イスに座ってコンピュータ遊びor縫い物をするかの4日間だったので、最終日には腰が痛くなった。仕事している通常の毎日では発生しない事態である。


うむー、退職後の毎日の過ごし方を考えんといかんな。一応退職後は毎日ジムに行くことになっているが、ほぼ無限に続くと想定されている自由時間の大部分を自分の好きなこと(読む、見る、打つ←注:賭博ではない。キーボードを打つんである)に費やしていては、腰痛と肩こりを招くことがよくわかった。しかもどういうわけか機嫌も悪くなる。


好きなことをしていて機嫌が悪くなるというのはおかしなことだが、どうもやりたいことをやりたいだけできる毎日というのは、自由時間の過剰による欲求不満を招くようなんである。つまり普段なら好きなことをできる時間というのは限られているので、その自由時間は大変に貴重であり、自由に使えるだけで幸せに感じられるのだが、毎日が自由時間となると、当然ながらその貴重さが薄れ、無駄に過ごしてしまいがちで、ついでに気力も萎えてきて、あれもこれもしたいことがあったはずなのに、急にすべてどうでもよくなってしまうんである。
そういえば昔、桐島洋子さんも言っていた。子育てやら仕事やらで、細切れにしか時間が取れない時の方がいいものが書けると。


退職後、毎日が自由時間で機嫌が悪くなり、雪だるまに当たることのないよう、自分の好きなことだけではなく、好きでないことも日課に入れるようにしよう。お小遣い稼ぎに週3回、お掃除オバサンになろうかな。ほんとは犬の世話とかの方が好きだけど、まずはフランス語を覚えないことには、雑用係にも雇ってもらえん。うー、50の手習い、5つめの言語か。いったいどこまでモノにできることやら。

トリスターナ

  • 2008/12/24 11:57
  • Category: 映画
相変わらず週末には56本の映画を見ているのだが、先週末見た中で印象に残ったのは、カトリーヌ・ドヌーブ主演の『哀しみのトリスターナ』(’70年)。別に感心したのではなくて「なんとまあ、自ら好んで不幸になりたがる人であることか・・・」とやや呆れたのである。「あほかい」とも思った。
猟奇と幻想と耽美がお家芸のブニュエルを前に、身も蓋もない鑑賞の仕方で申し訳ないが、事実これが私の感想なのだから仕方がない。


そもそも全編通して、彼女には「これが欲しい」とか「こうしたい」という強い意思があるんだかないんだか判然としない。16歳で孤児になり、母親の遺言で伯父のドン・ロペの養女になったのは仕方がないとして、その伯父が彼女の美貌と清純に惹かれてモノにしようしても、抵抗するわけでもなければ、逆に誘惑するわけでもなく、いわば為すがまま。
しかし老人の欲望の醜さは嫌っていて、仲のいい女召使いには不満を漏らすし、伯父に隠れて若い恋人を見つけ、逢引を重ねた挙句に駆け落ちをする。
これだけ見るとこの若い恋人に執心があるように見えるが、しかし2年間同居はしても結婚は承諾せず、重い病気に罹って死にそうになると伯父の元に帰りたがる。恋人は仕方なく伯父に詫びを入れ、トリスターナを迎えてくれるよう頼む。
そして実際伯父のもとに戻るのだが、じゃあ伯父を憎からず思っているのかと言うと、そういうわけでもないらしく、相変わらず伯父には辛く当たるし、恋人にも「私があなただったら、たとえ何があっても恋人を他の男のところにやったりはしないわ」とトゲたっぷりの嫌味を言う。
脚の腫瘍がひどくなって片足を切断したあとは、ますますいけない。思い通りに行かないジンセイに対する恨みつらみで、ますます性格がねじくれてくる。最終的には伯父の希望を容れて伯父と結婚するが、伯父のおずおずした愛情はうっとうしいだけで、傲然と老人の欲望を馬鹿にして新婚初夜から寝室は別だ。そのくせ女召使いの口の利けない息子には、ベランダから裸身を見せつける。その時の表情にはなかなか凄みがあるが、しかしあれは満足の表情ではない。
冬の夜、以前とは打って変わって教会を受け入れ3人の司祭とともにコーヒーをすする伯父と、その部屋の外の廊下を松葉杖の音を高く響かせて何度も何度も行き来するトリスターナ。その濃い頬紅に彩られた恨みの表情。(伯父の家に戻ってから、トリスターナの化粧は濃くなる。伯父が妹の遺産を相続して金回りがよくなったせいもあるだろうが、服装も装飾品も派手になる。それがまたトリスターナの不幸を強調する)
そして最後には心臓発作を起こした伯父(=夫)を放置し、さっさと死ぬように雪降る窓を開け放ったりして見事に殺すのだが、「死んだあ! やったあ! しあわせ〜!」という感じでもない。


わたしは頭が単純なので、こういう風に自分の欲しいものが何だかよくわからない手合い、あるいはAを欲しいと思い手に入れるが、手に入ってしまうと今度はBが欲しくなり、結局どちらを手に入れても不満でフラストレーションばかり溜め込む手合いというのは理解の外だ。ある映画評ではトリスターナを“運命に翻弄されと表現していたが、同意しかねる。彼女のジンセイに出現したもののうち完全にコントロール不能だったのは、未成年で孤児になったことと、脚の腫瘍だけだろう。あとはみんな彼女自身の選択の結果、あるいは選択しなかった結果だ。非は自身にある。“運命に翻弄などされていない。老人の欲望を醜いと思い、伯父の囲い者になるのがいやなら「いやだ」と言えばよかったのだ。少なくとも伯父は筋力でトリスターナをねじ伏せるタイプではない。生殺与奪権のある保護者としての無言の圧力というのもわからないではないが、ほんとにいやなら少しくらい抵抗しろよ、である。
恋人兼同棲相手の画家との生活の詳細は描かれていないのでよくわからないが、ほんとに欲しくて(または大好きで)駆け落ちしたのなら、それなりに幸せだったのだろうし、だったら「死期が近い」と思い込んだところで、伯父のもとに帰ろうとなんかするな、である。結局駆け落ちは伯父の束縛を逃れるための方便か?


なんだかいろいろ好き勝手に書いたが、この映画30年前に見ていれば好きになったかも。10代半ばから20代半ばくらいまでの私は、この手のどろどろ映画が好きだったのだ。シャーロット・ランプリング主演の“Night Porter”に星5つ評価を与えたのもこの頃だ。(しかし先日見直した時は、昔ほど感心はしなかった。シャーロット・ランプリングは相変わらずいいなあとは思ったけど。一緒に見ていた夫に至っては「boring・・・」と一言)
しかし20代後半から私の嗜好は“ただ素直に珍しからぬものには如かず”派になってしまい、こうした凝りに凝った材料と手順で仕立てたフランス料理風映画はどうでもよくなってしまった。洗練は単純にあると思うようになったのだ。
なんというか、年取るとお茶漬けが好きになるのと同じかもね。食べ物の方は相変わらず複雑怪奇も好きですが。

新研修生

  • 2008/12/22 10:36
  • Category: 仕事
今日から新しい研修生が来た。年齢を聞いてびっくり。なんと16歳だ。(←わたしの1/3だよ。Oh my God!
もちろん正式な研修生ではなくて、上司殿のお友達の息子さんで「冬休み中、ウチで自由にさせているとろくなことにならないから」と親御さんが送り込んできたのである。
オーストラリアの高校に留学中で、日本語も勉強中とか。たどたどしい日本語で「わたしはダニエルです。16歳です。日本語を勉強しています」と自己紹介してくれたが、私に向かい「君の名前は?」と尋ねたのはご愛嬌。16歳の少年が50近いオバサンに向かい“キミ”はないだろう、は、は、は。


ま、何しろ初級だし、学校では同年代の日本人と交流するのを想定して勉強しているのだろうから、やむを得ない語の選択ではあるが、万一、年上or目上に遭遇した際には二人称を省略して聞く聞き方を教えておいた方がよいかも。中国語だって子どもに名前を聞くときと、大人に名前を聞くときの聞き方は違うのだから、説明すれば簡単に納得できるはずだ。


しかし親御さんは、ここで何をさせたいのだろうね? 今日は初日とて新聞なんか読んでるが、最近は景気悪化で注文も減ってるし、ここにいても勉強になるようなことはないと思うがね。飲茶屋にたむろする老人じゃあるまいし、毎日新聞読んでるだけじゃ2日で厭きるぞ。

2日目

  • 2008/12/18 12:10
  • Category: 仕事
というように1日目は盛りだくさんに過ぎ、一同12時過ぎに就寝したにも関わらず、翌日は朝8時に集合出発。誰一人遅刻しなかったのはえらいものである。中でも日本人参加者は8時といわれれば、755分にはロビーに集合する律儀さ。お茶漬けより、たくあん、納豆より「日本人的」である。(なぜ例がみな食べ物なのかは不明)


2日目の参観企業は1日目の企業さんより会社の規模が大きいせいか、用意してくださったバスも大きくゆったり座れ、故障もなく、順調に日程を消化。事故がないのはよいことである。延々バスに揺られ、遠くまで参観に行ったのは同じだが、お客様方も1日目よりは疲れが少なかったことだろう。


しいて個人的かつささいな不満点を挙げれば、夕食には出席しないはずだった企業の偉いさんが突然出席することになり、しかも私のとなりに座ったので、食事の間中ほぼずっと通訳をするはめになり、夕食を食べ損なったこと。上司殿のアレンジにより、私のテーブルは全員日本人で、しかも中国語を喋る人はゼロ。しかし企業の偉いさんは中国語しか喋れない中国人では、致し方のないことである。実力十分の一流通訳さんならば、にこやかに会食しながらさらさらと通訳していけるのだろうが、実力不十分の五流通訳では、質問を通訳し、回答を通訳してれば食べてる暇はない。

しかしまあ、お客様方をホテルに送り届けた後、ひとりでホテル周辺をうろうろし、80年代に建てられたと思われる古ぼけたアパートの1階で、中華鍋ひとつで簡単な食べ物を供しているオバサンのところで、牛肉麺食べたからいいけど。そのアパートはどういうわけか、1階各部屋はガレージのように外に向かって全開。おばさんはその前面で、でこぼこのコンクリートが打たれた通路兼中庭に向かってガス台を置き、各種材料を並べて麺やご飯を供しているのである。
そしてそんなことをしているのは実はそのオバサン一人ではなく、両隣も同様。つまり三人並んで(うち一人はオジサンだったが)それぞれ店開きしているのである。私はたまたま真中のおばさんを選んだが、右隣では学校帰りと思しき中学生男子3人くらいが、がやがやと麺をすすり、左隣では仕事帰りの青年が背をかがめて盒飯(発泡スチロールの蓋付きケースにご飯を盛り、その上におかずを乗せた、お手軽ご飯)をかき込んでいた。

料理するおばさんたちの手元には電気が点いているが、客用のプラスチック腰かけ(日本だったら風呂場で使うような低いやつ)が並んだ中庭は、電気から遠くて薄暗がり。
5元の牛肉麺の中身はよく見えない。「野菜は何にする?」と聞かれて選んだ中国レタスはそこここに浮かんでいるし、葱と豆腐揚げとピーナツも歯ざわりでわかるが、さて牛肉はいずこに?まあ5元の牛肉麺の“牛肉”は、牛肉ではなく噛み切れないほど硬い水牛肉だろうから、別に椀の中に姿が見えなくても惜しくはないが、とうとう最後まで我が舌は「牛肉、発見!」とは叫ばなかった。
前夜の“芋尽くし”同様、この牛肉麺もそう簡単には忘れまいと思う。


なんか連日食べ物のことばかり書いていて申し訳ないが、参観内容の詳細は差し障りがあって書けないし、読者諸兄姉よ、許されよ。

1日目

  • 2008/12/16 13:12
  • Category: 仕事
帰ってきた。前回にも増して事故盛りだくさんの、大変エキサイティングな研修出張であった。
まず初日、空港まで迎えに来てくれた某企業さんのバスが、走り始めて10分ほどで故障した。休憩所でもない道端に停まるので「なんでやねん?」といぶかしく思っていたら、「バスが壊れた。代わりのバスを呼んだ。20分ほどで来る」と、運転手氏に言われた。仕方がないので、停まっている静かな時間を利用して、訪問企業の紹介。走っているバスの中で立って説明するより、安定していてよい。
そうこうするうちに代わりのバスがきた。みんな荷物を持って、ぞろぞろと乗り換えた。企業紹介が終っていなかったので、えらい勢いで走っているバスの中で続行。うるさい上に揺れるので、マイク持って立っているのが大変で往生した。


バスは中国の田舎をぶんぶん走る。この土地の特色なのか、暗赤色の煉瓦造りの家が目立ち、遠くから見ると『オズの魔法使い』の中のエメラルドの都市ならぬ、ガーネットの街のように見える。近くまで来ると、軒に洗濯物がぶら下がっていたりして“魔法の街”ではないことが、はっきりわかるのだが。


しかしこのぶんぶん走るバスも、走り始めて1時間半ほどで停まった。また道端である。運転手氏、声高に携帯でやりとり。「ガソリンがエンジンに行かねえんだよ。原因? わかんねえよ」。地元の方言混じりなのでよくわからないが、だいたいそんな意味のことを言っている。「2台目もかよ? 信じられん・・・」である。


20分ほどエンジン調整や本部とのやりとりをしてみたものの、すでに2時間近く走っており、代わりのバスを頼もうにも、ここまで来てもらうのに1時間以上かかる。運転手氏「とりあえずエンジンかかったから、低速で走ってみる」と宣言。のろくさと走り始める。周囲はそろそろ夕暮れである。
それから1時間ほどで、なんとか目的地に着く。午後6時。外はすでに真っ暗である。実は見学すべき生産現場は農場であり、真っ暗では何も見えない。案内人の説明に合わせ「えーと、見えませんけどこの右側には長ねぎが植えられています。日本市場向けです」と言った、とんまな通訳をするわたし。幸いハウスには電灯が灯っていたので、何を栽培しているか見ることができたが、真っ暗な農場とか、真っ暗な牧場とかは実に始末に困る代物である。


しかしまあハウスなど見学しているうちに企業さんが代わりのバスを用意してくれ(3台目!)、帰りは2時間かからずに戻ったこられたのはよかったが、すでに予定より2時間以上遅れており、みなさんかなり空腹。何しろフライトの関係でお昼抜きの人もいたのだ。それで夕食が9時過ぎはつらい。
夕食は企業さんのご招待により、本部の来賓用食堂で伝統珍味&地元の珍味。私自身少々空腹だったので「わーい、ごはんだあ」と喜んだのだが、会場に入った時点で遅れて着いたお客様をホテルに迎えに行ってくれと頼まれ、珍味の皿々に後ろ髪を引かれながらも、企業さん手配の小型車でホテルに行き、お客様とともに夕食会場に戻る。往復約1時間。中国の広さを恨む。


夕食会場にはすでに酒が回り、先に始めたお客様方はかなりご機嫌。後から着いたお客様も、知り合いの人が料理を取り分けておいてくれ、無事に席に着いた。しかし私の席はない。うう・・・と思っているとお客様の一人が「主席にインタビューしたいから通訳してください」と依頼してきた。主席快くOK。「じゃあ別室に行きましょう!」 また夕食が遠ざかる。通訳なんてこんなもんである。


しかし15分ほど通訳したところで、企業さん側で私の夕食がまだなことを知っている人が、インタビュー会場に料理を取り分けて持ってきてくれる。大変うれしく、ありがたかった。依頼してきたお客様の質問が終ったところで、そそくさと戴く。中の一皿はじゃがいもとさつまいもと長いもと里芋を適当に切って蒸したもので、それらの芋がごろんごろんと絢爛豪華な皿に並んだ樣は、この企業さんらしさが如実に出ていて、大変印象的だった。“××名物芋づくし” 
どこで何を食べてもしばらくすると忘れてしまう私だが、この芋の一皿だけはそう簡単には忘れまいと思う。


この後、この企業さんの製品展覧室を見学し、盛大に送られてホテルに戻る。ホテルに着くとすでに午後11時過ぎ。手早にチェックインするが、何しろ一行30数人に対し、深夜のこととてフロント係は一人。手違いも多々あり、貰ったキーではドアが開かない人、ドアは開いたものの部屋に入ったら先客がいた人、ごたごたは12時近くまで続いた。私が寝たのは12時過ぎである。大変結構な第1日目であった。


*ちなみに、運転手氏によると故障した2台のバスは、ともに買って1ヶ月だそうである。新車でなぜ2台とも壊れるのかは不明である。

変更の変更の変更

  • 2008/12/09 16:45
  • Category: 仕事
今週後半は研修出張なのだが、今年春のQ市、Y市研修でいっしょだった、例の浮気問題ですったもんだしている夫婦が今回も参加すると知って戦々恐々。人のうわさによれば、浮気問題のカタはいまだについていないようだし、また奥さんが夜中に泣きついてきたらどうしよう? ああ、難儀なことだ。


おまけに訪問先の企業さんたちは、入れ替わり立ち替わり日程の変更を連絡してくる。中に1社、ドタキャンを申し込んできた企業があった。40名近く参加する研修出張の訪問先としていったんはOKしておきながら、前日にキャンセルしてくるとは、いったいどういう了見か? それでも上場企業か? 仕事の都合で1日しか参加できず、その企業を訪問するためだけに往復の飛行機を予約した参加者だっているのに、何考えてるんだ、まったく!である。上司、大いに怒り機関銃のような早口広東語で電話をかけまくり、キャンセル撤回を迫る。しかし不調。私、やむなく日本人の参加者に連絡。
上司、その後もあれこれ電話をかけまくる。そしてその企業関連の参観のうち、ひとつを奪取。ありがたいことだが、わたしまた日本人参加者に変更の変更を連絡。げんなり。


夕方になり、また1社日程変更の連絡。
しかしもう参加者に連絡はしないことにする。昨日までにもさんざん変更の連絡をし、前日になってまた変更の変更の変更なんて、中国・香港人は気にしなくても、日本人には絶対ウケない。
何年当地で仕事をしても、こうした中国・香港企業の変更を何とも思わない態度だけは理解できない。

万能研ぎナイフ

  • 2008/12/08 10:52
  • Category: 雑記
「はさみが切れなくなった」と言ったら、雪だるまが親切にもこの夏カナダで買ってきた万能研ぎナイフで研いでくれたのはいいが、切れ味鋭くなるどころか、なーんにも切れなくなってしまった。裁ち鋏も糸切り鋏も全滅。第一、研いだ後の刃を見ると、わたしの乱視近老眼でもバリがわかるほど、刃がでこぼこ。これでは切れるわけがない。


万能研ぎナイフはお義父さんが使っていて「実にいい!」というので、ウチ用にも1本買ってきたのだが、包丁にはまあまあ有効でも、鋏には百害あって一利なしのもよう。あーあ、新しく裁ち鋏と糸切り鋏買わなくちゃ。紙切り用の鋏で布も糸も切るのは、しんどい。

優先順位

  • 2008/12/05 14:52
  • Category: 雑記
昨日は10日ぶりくらいでジムに行ったものの、「今日? エアロビでしょ? もちろん行かないよ。他にやらなきゃならないこと、いっぱいあるんだから」と夫に言ったら、しばらくしてから「でもねえ、階段上がるのしんどくなってきたからエアロビ運動もやりたいって言ったのは君だよ」と言われた。


そりゃそうなんですけどさ、来週の土曜は出張だから、カナダへのクリスマスギフトは何としても明日郵便局に持っていかなきゃならないし、ということは今日中にラッピングして箱詰めして、カードも書かなきゃいけないということで、しかも先週今週と不調だったから掃除さぼりまくりで、床の汚れが目立ってきたから掃除もせねばならんし(これだから白系タイルはいやだ。暗色のフローリングなら、あと1週間は放っておけるだろうに)、開心樹が大きくなってきたから植え替えせねばならんし、ドール服つくりたいし、まだ聞いてないホームズ物のCD聞きたいし、わたしは忙しいのだ!


別に自分から言い出したエアロビ運動をサボりたいわけではないが、限りある自由時間の中でやりたいことの優先順位をつけると、エアロビ運動はかなーり下の方になってしまう。やりたいこと全部やるには時間が足りない!! それだけのこと。会社1日休んで掃除とギフト発送と洗濯と鉢物の植え替えをやれば、夜ジムに行く時間はあるが、3人体制になってからはいくら相場が悪くても休みは取りづらい雰囲気。やだね、まったく。
それでも昨晩あたりから体調回復し、今朝なんて6時前に目が覚めて、出勤前に洗濯物たたみと、家計簿つけと、ゴミ捨てと、個人的“要返信”メールの処理ができただけましか。夫婦二人きりでこれだもんね。もうほんと、働きながら子どもを育てているお母さんはえらいと思う。超人ですよ、まったく。

『古方雙料萬應甘和茶』

昨日「熱? 45度くらいかな」と奥さんに報告していた日本からの客人はとうとう本格的にダウンし、朝、当人とは思えない声で「病院行ってから、そちらに行きます」と電話してきた。特に急ぎの用はない研修なのだから、病気の時くらい休めばよいのに。


そういう私自身、ぼおーっは少し収まったものの喉がイガイガするので、先日中国語の先生に薦められた漢方茶を飲んでいる。名づけて『古方雙料萬應甘和茶』。説明書きに記して曰く「名山特産の茶葉に十数種類の漢方薬を配し、精製製造。味わい甘く、薬効は穏やか、故に名づけて甘和茶。暑気当たり防止、熱気冷まし、熱気による骨痛、消化不良、腹痛、胸焼け、食べ過ぎなどの諸症状に有効。続けて二服、三服すれば即ち効果現れ、夏には茶に代わりての服用も可。渇きを止める良好な清涼飲料なり。家庭にて良し、旅行への携帯も良し。皆で常用するよろし」
ほんまかいな。

To buy or not to buy・・・

  • 2008/12/03 15:56
  • Category: 雑記
課内4名(社員3+日本からの客人1)のうち、3名が不調。わたし、やや風邪気味、ぼおーっ。次席のマンディさん、くしゃみ連発。客人はげしく風邪気味。丸く見えるほど着込み「熱? 45度くらいかな」と奥さんに電話しているのが聞こえる。


唯一元気なのが上司殿である。会社から大量に配布された来年のカレンダーやお年玉袋を封筒に入れ、お客様あてに発送しまくっている。すでにセロテープの太巻き3つを使いきり、「セロテープなくなった。もらってきて」と、私に催促している。


お年玉袋というのは、中になにがしかの現金を入れて旧正月に子どもやら部下やら独身の同僚やらに配る例のアレである。各社、自社名を入れて大量に作成し、旧正月に使ってもらうべくお得意様に配る。紅包というくらいだから赤色に模様つきが多いが、弊社の場合は渋い金色である。なかなか上品でよろしい。「らうとらさんも好きなだけ持って帰って配っていいよ」と言われたが、私の場合、隣近所に客はいない。第一、わたしは上司殿のアシスタントなのだから、わたしの客はすべて上司殿の客であり、わたしから配る必要はないんである。配る先はせいぜい同僚で独身の若い娘達&男の子たちくらいで、それも来月のことだから、別にいまから準備せんでもよい。


さっき、ちきりんさんのブログを読みながら「うーん、やはり今はまともな人間なら消費を手控えるか」と一瞬反省。しかし次の瞬間、「いや、誰かが消費をしなければ、景気は冷え込むばかりだ」と正反対の思考に振れる。何のことはない、道楽にどこまでつぎこんでよいものか、自問自答しているのである。
8月半ばに人形道楽を始めてから、わたしの欲望は一点集中となり、買い込むのは人形道楽関連のものばかり。以前はちょろちょろ洋服屋に出入りしては『ジム用』と称してTシャツを買い込んだり、気の向くままアマゾンに本を注文したりしていたのだが、8月以降そういうことはパタリと途絶えた。服、買っていない。本、買っていない。(お友達から大量に借りたという理由もあるが) その分すべて人形道楽につぎ込んでいる。
だから合計金額としては変わらないとも言えるが、道楽はあくまでも道楽。限度を決めないと、際限がなくなる。ベイで見かけた可愛いあの子、はたして買うべきか、買わざるべきか。米の個人消費回復の一端を担うべきか、担わざるべきか。To buy or not to buy・・・ ハムレット王子よりは、だいぶ下世話な問いですな。

あぶない、あぶない

  • 2008/12/02 17:11
  • Category:
ホームズ物2セットとピーター・ウィムジイ卿物2セットのオーディオブック、先週の金曜にはもう届た。速い! おかげで週末はウィムジイ卿の活躍を聞きながら、縫い物をすることができた。望外のしあわせ。


ただしDavid Timsonさんが一人で朗読するホームズ物(NAXOS)と違い、ウィムジイ物はBBCのラジオドラマなので役柄一人に声優さん一人。時々は声が重なって、慣れるまで聞き取りづらかった。それにラジオドラマを聞いていたら、今度は映像つきのも見てみたくなった。ピーター卿やハリエットが生身の人間になって動くのも見てみたいが、何よりも見てみたいのはバンターだ。いったいどんな俳優さんが、どんな風に彼を演っているのだろう? 実に興味がある。


さっき次回出張の空港集合時間について、上司殿の言う時間を鵜呑みにして参加者に流したら、参加者の一人から「集合時間、間違いですよね?」といういぶかしげな電話がきた。言われてからよく見てみれば、上司殿が指示した時間は、乗る予定の飛行機が離陸した1時間05分後。
隣の省への出張で、フライト時間1時間15分であることを考えれば、空のかなたで“当機はただ今着陸態勢に・・・”とアナウンスされる頃、ぞろぞろとHKの空港に集まっているところだった。あぶない、あぶない。上司殿の言うことはすべて眉唾であるということを忘れていたよ。


それにしても上司殿のあの時間は、いったいどこから出てきたのだろう?
謎である。

雪だるま誕生日

  • 2008/12/01 15:55
  • Category: 雑記
本日は雪だるまの誕生日。
欲しいものはあるかと聞いたら「何もない」と答えたので、前からの約束だったバックパックだけあげる。わたしと同じDeuterA4サイズの書類がらくらく入る大きさで、ラップトップを入れる仕切りが別についている。雪だるまはラップトップは持っていないのだが、書類はしょっちゅう持ち歩いているので、仕切りがあった方が便利だろうと。ついでにショルダーストラップが肩から落ちないように胸の前で留めるベルトつき。長年のトレーニングの成果か、奴の肩はかなりななで方なので、これがないとストラップが肩からずるずる落ちてくるのだ。(ちなみにわたしも極端ななで肩だが、わたしのなで肩は単なる生まれつきで、トレーニングの成果ではない)


今まで使っていたバックパックは2年前のお誕生日に上げたもので、本人が自分で選んだのだが、やや小さめでA4ぎりぎりの大きさなものだから、ジム用シューズとウェア1式を入れた上に書類を入れると、書類の隅が丸まったり、しわが寄ったりして不便だった。
おまけに昨年の2回の手術の後では、暑い中クラッチをつき、大汗をかきながら出勤していたので、その時の汗がショルダーストラップやバックパックの背面に染み込んで、近寄ると、もわ〜んとなんだか臭うようになって来ていて、本人は気にしていなかったが、わたしはいやだったのだ。


それにしても物欲が薄い夫を持つのは、プレゼントを選ぶ際には困りものだ。酒は飲まず、タバコは吸わず、美食にも興味なし。若い頃は音楽にも車にも人並みの関心があったようだが、現在は特段の興味なし。着るものといえば、HKの気候は奴には暑すぎて、そもそもできるだけ服を着たくない。唯三の趣味がジムと映画とコンピュータだが、いくら好きでもジムを買い与える財力はわたしにはなく、DVDは奴が自分でせっせと買い込んでおり(すでに死ぬまでに見切れまいという数だ)、わたしの出る幕はほとんどない。コンピュータも同様。
誕生日はバックパックで何とかごまかしたが、今月末のクリスマスはどうしたらいいのだ?

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プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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