意固地な言い草

  • 2009/02/26 15:31
  • Category: 雑記
間違って気持ちの悪い文章を読んでしまったので、口直しに「この人なら安心」の文章を読み返している。


まあ文章の好き嫌いなんて主観以外の何ものでもないから、私の評価を人に押し付けるつもりはないが、超甘口の文章だったり、“セレブ”とか“有名”とかが多出する文章は、どうも苦手だ。いや否定的に使われている場合は気にならないのだが、肯定的に、中国語なら褒義詞として使われている場合は、「おいおい、勘弁してくれよ」と思わずにはいられない。


これは文章、文体というより、価値観の問題なのだろうが、セレブリティであること、有名であることは価値のあることか? 自身の専門分野で名を為すこと、認知されることは、それが“為したこと”に対する評価である限り、大変立派なことだと思うが、世の中には単にメディアへの露出度が高いために有名な人もいる。人に知られているからという理由だけで、手放しで賞賛するのはいかがなものか。


ところで今週末で2月も終り。リタイアまであと2年と4カ月。最近またmls(カナダの不動産物件サイト)を見始めた。カナダの田舎って、なんでこんなに不動産が安いのだろう? 逆にいえば、HKってどうしてこうも不動産が高いのだろう? きのう帰りがけに近所の不動産屋のウィンドウを見るともなく見たら、今住んでいるフラット程度で、約350万香港ドル(約4500万円)以上。90平米弱、築10何年の3LDKのアパートが、である。いくら交通至便の市中心にあるとはいえ、そのため窓も開けられないほど空気は悪いし、蛇口から出てくる水は黄色だ。こんな物件に4500万も払わなければならないなんて、あまりといえばあんまり。一方カナダの田舎は、敷地1000平米、6LDK、広大な地下室付きの一戸建てが約1500万円から。これもまた、あまりといえばあんまり。
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ダンス

  • 2009/02/25 17:26
  • Category: 雑記
まだ鼻がぐすぐすいっている。医者にもいかず、薬も飲まず治そうというのだから、多少時間がかかるのは仕方ない。先週発熱していた時はさすがに売薬を飲んだが、よくみたら賞味期限有効期限が切れていた。でも熱は引いたから、ま、いいのだ。


23週間前から、“So You Think You Can Dance”という1種のダンスコンテスト・リアリティショーを録画し、感心して見ている。すげー。みんななんて上手なの!ヒップホップとか、ジャズとか、コンテンポラリーとか、マンボとか、くじで偶然引き当ててしまった種類のダンスを、新しい振り付けでカップルで踊るのだが、その練習時間が、わずか5時間半。それなのにみんなかなりの完成度で、それを踊りこなすのだ。素人とはいえ全米のオーディションで勝ち残ってきた人たちだから、皆それなりの基礎はあるダンサーたちなのだが、それにしてもヒップホップ専門のストリートダンサーが“ワルツ”を引き当ててしまった場合など、姿勢、ステップから表情まで、がらりと変えなければならない困難さは想像に余りあると思うのだが、それでもちゃんと見せられるレベルにまで完成させる技量というのは、凄いと思う。なんであんなに踊れるのだ? あのキレのよさは、なんなのだ? もう、「ほおー」と感心しっぱなし。


こんなのを見てしまうと、しばらく前のNHK朝ドラ「瞳」のダンスが、いかに下手くそか、ダンスとも呼べないレベルのものであるか、思い知らされる。ずぶの素人で鑑賞眼のないわたしでさえ、恥ずかしくて見続けることができないほど、あのドラマの登場人物たちのダンスはひどかった。まあ主人公の瞳は「下手くそ」という設定なので、ほんとに下手くそでも仕方ないのだが、ニューヨークで活躍していたという設定のダンサーのダンスでさえ、やれやれというレベルだったのは、ほんとに興ざめだった。まあ朝ドラなんてその程度でいいのかもしれないが。


それに実際のところ、私には彼らの下手くそさを嗤う資格などない。リタイアしたらボールルームダンス習おうね、と雪だるまと約束している私ではあるが、実のところ西洋踊りのリズムは私の体内にはなく、あるのは盆踊りとか仕舞とかの伝統的日本音楽のリズムのみ。その昔、仕舞は上手だったが、西洋的踊りから見て果たしてあれは踊りなのか、大いに疑問を感ずるところではあり、優雅にワルツのステップを踏みながら、流れるようにフロアを移動する自信などまったくない。雪だるまも「私は左脚が2本」と自負するひとであり、我々の前途は暗い。 

スープ、豆

きのうのお昼はいつもどおり全粒粉パンとチーズ、人参というメニュだったのだが、お疲れ気味の胃にこのメニュはちょっときつかった。元気な時には全粒粉のタフな歯ごたえが楽しいのだが、きのうはやたらパサパサに感じられ、呑み込むのに一苦労。生の人参も普段は大好きなのだが、昨日はちょっと持て余した。そして何かもっと軟らかいもの、胃に優しいもの、ぽっと身体が温まるようなものが食べたくて仕方なかった。


で家に帰って、バックパックを降ろす間ももどかしく、残り物の野菜スープ鍋を火にかけた。玉ねぎと人参とセロリと大根を塩とインスタントスープの素で煮込み、溶き卵を流しただけのお手抜きスープで、なんの特別なところもないものだが、のどにも胃にもやさしく、ボウル一杯食べて、ほっと落ち着いた。


ちょうど昨日は2週間前にbk-1に頼んだ料理本『豆とスープが待つ食卓』(丸山久美著)が届いたところで、頭が“スープ!”になっていたせいもあるかもしれない。この本はスペインの家庭料理の本なのだが、豆と野菜というのはベジの定番でもあるし、重宝しそうだ。ひよこ豆、いんげん豆、あずき、緑豆、大豆、そら豆、枝豆、レンズ豆。I love beans. 我まめを愛す。

あれもこれも風水のせいよ

本日より出勤。まだ胃の調子はヘンだが、座って仕事をしている分には支障はない。それに体調不良なんてつまらない理由で数少ない年休を浪費したくないし。


それはともかく、出勤したら「わたしが病気になったのはオフィスの風水が悪いせい」という次席(マンディさん)の主張により、入り口に電気で水が流れる風水の置物が置かれていた。やれやれ。そうですか。わたしが吐き気と発熱に苦しんでいたのは、風水のせいでしたか。そりゃあ知りませんでしたわ。はあ。これからは病気になったら、医者にかかるより風水師のところへ行った方がいいのかもね。

3連休 −いや、5連休か

  • 2009/02/20 11:25
  • Category: 雑記
本日で3日、会社を休んでいる。
火曜の夜からどうも具合が悪くなり、水曜は発熱と気持ち悪さでろくに動けず、寝てばかり。
木曜は急ぎ片付けたいことが3件あったので無理やり出勤し、その3件を片付けた後、翻訳もしようとしたのだが、途中で椅子に座っていられないほど具合が悪くなり早退。タクシーで帰ろうかと思ったが、車に乗ったら吐きそうなので止めて地下鉄にする。
しかし馬鹿みたいな話だが、座っているのがしんどい時は歩くのもしんどく、駅から家までの7分が歩き続けられず、そこここのベンチで休みながら、冷や汗いっぱいで帰り着く。帰ってから1時間は、家に誰もいないのをいいことに、痛む胃と腸と頭を抱えて好きなだけ「うおー、がおー」と唸って過ごした。そして唸っている途中で疲れて寝てしまい、寝て起きたら案外さっぱり。少し動けるようになり、ベッドに移って寝直す。(それまでは玄関直近の居間のソファで唸っていたのだ)

そして本日。ほとんど全快である。全快であるのだがまだふらふらするし、この状態で出勤して体調不良がまたぶり返してはいやなので、大事を取って休んでいる。いま痛いのは喉だけ。食欲も戻ってきた。そういえば水曜朝から木曜朝の24時間で体重が2kg減り、びっくりした。食べてなかったのは事実だが、そんなに激しく吐いたわけでもないのに、どうして2kgも減るのだ? 変なの。これを維持できれば減量する手間が省けるが、どうせ普段通りに食べ始めた時点で、ころりともとに戻るんだろうな。ちぇ。

だれにしようかな

  • 2009/02/17 16:02
  • Category: 日本
私は自民党員ではなく党友でもないので、昨年の自民党総裁選で投票する権利はなく、したがって麻生太郎氏が総理となったことにも直接の責任はないと考えるが、仮に投票権があったとして、いったい誰に投票すればましだったのか、つらつら考えている。


別に普段から日本の政治家の言動を追っているわけではないので(最近はNHKニュースも見たり見なかったりだし。だってつまんないんだもん。国際性という観点から見るとご当地の翡翠台の朝のニュースの方がよほどましだ。通俗性に富みすぎるという特徴はあるにしても)、考え始めてから拾い読みした記事からの判断に過ぎないが、一番おもしろそうなのは石破さんだろうか。防衛オタクだけど、ガチガチの右でもないし、私的には4人の中では一番好感が持てる。ついでに日本酒好きでお酒に強そうだから、かなり飲みすぎても中川さんみたいなことにはなりそうもないし、そういう点でもいいんでないの。(ああしかし、こんなことまで心配して政治家を選ばなければならないとは、情けないことになったもんだ・・・)

自給自足生活

  • 2009/02/16 11:27
  • Category: 雑記
今朝起きたら、家の中で雨が降ったかと思うほどの湿っぽさだった。
ぐえ。さっそく除湿機稼動。
しっとり湿度が高いのはお肌にはよさそうだが、ものには限度ってものがある。部屋の中なのに霧の中を歩いているかのような湿度では、会社に着く前にからだにカビが生えそうだし、部屋の埃が重く床に張り付いて、クイッ○ルでの拭き掃除にも普段以上の力が要る。そういえば数年前、1本目のクイッ○ルの柄を折ったのは今ごろだったっけ?


土曜日、ジョゼ&ブライアンと重慶大廈で夕食。引越に向け、そろそろとパッキングを開始したそうである。そして今後の生活に関するジョゼの計画を聞いて、私と雪だるまは爆笑。彼女が言うには、家を買うのに貯金をはたいてしまったから、これからはびんぼーな生活になる。で、いろいろ調べてみたのだが新しく住む地域は閑静な高級住宅街なのだが、家がその住宅街の比較的外れに位置しているため、2ブロック離れるとそこはもう庶民街。「救世軍のスリフトショップとか、安いお店がたくさんあって便利なのよ。で、もちろんトロント大が近いから、年に120ドルだか払えば図書館がほとんど無制限に利用できるし、無料のコンサートとか展覧会も近所に結構あるし、お金なくてもいろいろ楽しめる。それから野菜は自家栽培できそうなの。庭はあんまり広くないんだけど、プランターでも結構やれるのよね。だからプランター使って、少しずつ時期をずらして栽培すれば、少なくとも夏場は野菜買わなくても済むかも。それからコンポスターも最近はいいのがあって・・・」と興奮に頬を赤らめて言い募るのだ。


あんまり嬉しそう(?)なので、わたしが「それならいっそのこと鶏も飼ったら? 毎日新鮮な卵が手に入るわよ」と言うと「そう、そうなのよ! 私も考えたんだけど、でもトロント市街で鶏を飼うのは違法なのよね。ただある人のブログで読んだんだけど、内緒で鶏を飼ってる人はいるらしくて、近所の人はその新鮮な卵を楽しみにしていて、だから誰も文句を言わないんですって。だから飼えるかも・・・。それからトロントには養蜂協会があってー」と、次から次へと自給自足生活に向けた情報が繰り出されるので、私と雪だるまは笑いっぱなし。



×億の豪邸を買っておいて、裏庭で鶏を飼うもないもんだと思うが、本人は真剣である。スカラーの本能そのままに、情報収集および分析に勤しんでいるらしい。なので私もつい「これはただの夢なんだけどね、わたしできたらヤギが飼いたいのよ。ヤギ乳が手に入るし、ヤギ乳チーズつくれるかもしれないでしょ」と告白。ジョゼは「ヤギ?いいわねえ。でも搾乳の仕方知ってるの?」「いや、知らん」


まこと夢だけ大きく、実際の戦力にはならない半端都会人2人である。食事の最後、ジョゼは余った白飯をプラスチックバッグに入れて持ち帰っていた。わたしは彼女のこういうところが好きである。さすが裸一貫から財を成した華僑の末裔だけのことはある。彼女は服装もいつも同じ。何の変哲もない半袖か長袖のポロにパンツなのだが、つけている宝飾品だけは絢爛豪華で、そのちぐはぐさ加減がまた堪らない。

生活費

  • 2009/02/13 14:36
  • Category: 道楽
先日計算したところ、家賃、光熱費、食費、交通通信費、保健衛生費などの必要最低限のみの生活なら、わたしは給料の半分あれば何とかなることがわかった。つまり頑張れば給料の半分は貯金できるのだ!!!!!


という風に持っていければ、住宅費用も難なく貯まるはずなのだが、何しろ計算した目的が人形道楽費用を捻出することにあったので、↑のような展開には、ぜったいならない。

それにこれには本代も、たまのオトモダチとの外食代も入っていないので、あんまり現実的とは言えないし。
しかしまあお小遣い帳はつけていても、ただつけているだけで反省や検討などは全然したことがなかったので、今回昨年1年間の支出を振り返ってみたのは、大変よかった。以来、むだな買い物はしないよう気をつけているし。

これで人形道楽熱が冷めれば、それこそ本当に給料の半分貯金!も夢ではないと思うのだが、「バス停さんが呼んでいる」と書いているようでは、まず望みはない。

“Deer Hunting with Jesus”

  • 2009/02/12 11:42
  • Category:
今日は本を持ってくるのを忘れてしまった。トイレで読書して、そのまま洗濯機の上に忘れてきてしまったのだ。持ち歩いたところで、地下鉄の中(片道7分)と昼休みくらいしか読む時間はないのだが、あるべきものがないと何だか変な感じだ。


そういえば先週アマ○ンから雪だるまのところに届いた本の中に“Deer Hunting with Jesus”というのがあり、「面白いし難しくないからあとで読めば?」と言われた。各方面に当たりが出そうなほどおおざっぱに内容をかいつまんで言えば、「なぜ米国のレッドネックは自身の利益に反する共和党に投票するのか→お馬鹿さんだから」というもの。ま正確には、お馬鹿さんというより無知、教育が足りないからなんだけど。著者は自身そういう貧しいレッドネックの出身で、しかし何とかそこから抜け出すことに成功したジャーナリストで、30年ぶりに故郷のヴァージニアに帰り、「なぜ?」という上記の疑問からこの本を書いたのだそうだ。
たまにはこういう本も面白いかも。英語読むのは面倒くさいけど。


*ちなみに似たような題の本で“With God on a Deer Hunt”というのもありますが、こっちは全然違う内容ですので、お間違えのないよう。わたしはタイトルうろ覚えで検索して???となりました。

“キャンドルディナー”

昨晩はなかなか楽しい体験をした。
ジムから帰ってきて、ご飯を作っている最中に、フラットのブレーカー内部の配線&部品が焼き切れたのだ。


1ヶ月ほど前にも一度、電子レンジと洗濯機を同時に使っていたら「ボンッ!」という音とともにブレーカーが落ち、フラット中が真っ暗になったことがあったのだが、この時は管理事務所のおじさんにフラット外のメインスイッチ(?)を入れ直してもらったらOKだった。


しかし今回は、おじさんにスイッチを入れ直してもらっても、フラットのブレーカーを作動させた時点で再度「ボンッ!」
おじさんに「こりゃ駄目だ。師傅呼んで見てもらわないと」と言われた。「んなこと言ったって、夜の9時近くに即刻来てくれる師傅なんか、いますかいな?」と思いつつ、ろうそくの光を頼りに携帯から電話(固定電話は電気がなくて×) いつか水漏れ&室内灯の配線を直してくれた師傅に電話したのだが、なんと今晩来てくれると言うので、逆にびっくり。しかも30分後と言って、ほんとに約30分後に来た!(HKで時間どおりに来る師傅&配達人は超珍しい)


時間どおりに来るとは思っていなかったので、ろうそくの灯りのもとでご飯を食べていた雪だるまと私はあたふた。師傅は暗い中で “キャンドルディナー”をしている私たちを見るなり「好romantic啊!なかなかロマンチックですねえ)」と言い、私たちも「ハイ!」と笑いながら答えたが、私たちが食べているものをよく見れば、決してそんなことは言わなかっただろう。なんたって生の大根や野菜だけの野菜炒めという色気のないメニューを、ぼそぼそ食べていたのだから。


それにウチは真っ暗だが、隣のフラットや外の廊下、エレベータホールは電気が浩々とついて明るいことに気づいた雪だるまは「なにも暗い中ろうそくの灯りでご飯食べなくたって、テーブルを外の廊下に持ち出せば、明るいところでご飯が食べられるじゃないか! テーブル持ち出すのが面倒なら、皿だけ持ってエレベータの前で食べればいい!」と言い出す始末。
隣近所とは顔見知りとは言え、ヘンな外人2人組がエレベータの真ん前に立ち、お皿持ってご飯食べてれば、帰宅した同じ階の住人たちは目を白黒させるだろう。想像した私はおかしくて吹き出してしまった。


さて懐中電灯の明かりでブレーカーボックスを調べた師傅は、今日は部品がないから全部は直せない。明日また来ると言って、各部屋の灯りだけ点くようにして帰って行った。テレビもコンピュータもなく、家電も動かない夜にできることは、読書と寝ることだけ。なーんにもない夜は大変静かである。雪だるまと私はしばらくそれぞれの本を読んでいたが、20分もしないうちに眠くなり寝てしまった。


明けて本日。今度は師傅は予告した時間よりだいぶ遅れて現れ、手下のおじいさんとともにガタゴト1時間ほど作業して、焼き切れたブレーカーと配線を交換し、作業のため動かした冷蔵庫を元に戻して帰って行った。参考までに料金を記すと昨晩の手間賃が200元、交換した部品代400元、本日の手間賃300元×2で、計1200元であった。思わぬ出費にややたじろいだが、先日お義父さんから貰ったお金があることを思い出し、支払いに充てた。雪だるまと私とお義父さんで、ちょうど3等分したかたちになった。(うちではこういう費用も折半である。いつも明るく明朗会計)
賃貸でこういう基本設備が故障/破損した場合、修繕費は大家さんに払ってもらうというのが普通なのだが、面倒くさいので止めた。今回修理したから、少なくともウチが出て行くまでは持つだろう。持てばそれでいい。

日常生活に戻る

  • 2009/02/09 11:58
  • Category: 雑記
居間からお義父さんの姿が消え、徐々に以前の日常生活に戻りつつある。土日は、お義父さんが使っていたベッドリネン類やらタオル類を洗濯。大物が多いので、“干す場所制限”のあるウチとしては、色(白物か色物か)と大きさを考え、ひとつ乾いたら次!というように、順番に洗濯せざるを得ない。不便なことであるが、なんたってウチの大物用物干し竿は私の部屋に斜めに渡してあるのだ。まったくどこの貧民屈だよ?だが、大気汚染の激しい我が家周辺では屋外には干せないし(実のところ大気だけの問題ではなく、上階あるいは周辺からゴミが風に乗って飛んでくるという問題もある。外に干しておくと却って汚れるのだ)、他の部屋には物干し竿を渡せるような、適当な家具が対角線上にない。しかも私の部屋は窓が二方にあり、フラット中で一番日当たりがよい。ということで犠牲になっている。部屋に出入りするたびにシーツに顔をはたかれたりして鬱陶しいこと甚だしいのだが、仕方ない。ああ、ベランダに洗濯物を干せた日本が懐かしい。


冷蔵庫に使いかけのクリームチーズがあったので、この間の休みに「今日の料理」で見た「アヒ・ソース」というのを作ってみた。室温のクリームチーズ100g、クラッカー5枚、塩・ターメリック各小さじ1/2、カイエンヌペパー小さじ1/4、牛乳3/4カップ、にんにく薄切り1片を、フードプロセッサかブレンダーに入れてガーッとやるだけである。番組ではゆでたじゃがいもにかけていたが、ウチはブロッコリにかけてみた。クリーム味にニンニクの風味が効いて、ついでにクラッカーの粒粒がちらほらしているのも歯ざわりが変化して楽しい。冷蔵庫保存で1週間くらいは持つそうだ。次はじゃがいもにかけてみよう。しかし唯一の難点は、クリームチーズ&クラッカー使用でカロリーが高そうなことだな。なぜおいしいものはだいたいみんな高カロリーなのだろう?


食べ物の話題もうひとつ。最近ウチの近所のマーケットではブルーベリーが安い。125g入りのパック3つで10元(約140円弱)である。むかーしは1パック40元くらいしてて、とてもではないが買えた代物ではなかったが、3つで10元なら毎日でも買える。ただしさすがに3パック10元のは、その日のうちに食べないと駄目である。2日目にはところどころに白いカビが見え始め、慎重に選り分けないとえらいことになる。ま安いのにはそれなりの理由があるということですな。
それにしても3パック10元は余りに安い。ラベルを見ると南米チリ産らしい。安いのはありがたいが、これで採算がとれているのだろうか?

帰国

  • 2009/02/05 14:33
  • Category: 雑記
例の幽霊話の中に「腹いせに割腹自殺」という一文があった。これはもしかして一応、駄洒落を意図しているのだろうか? 一瞬考えたが、どうせ英語にすれば駄洒落はなくなるので無視した。


お義父さんが帰国するので、朝4時半に起きて空港まで送っていった。3人とも眠くて、空港行きのバスの中ではあまり喋らなかった。わたしなんか居眠りしてしまった。
出国ゲートでバイバイしたのだが、雪だるまはずいぶん長くお父さんをハグしていた。実の父親を好けるのはいいことだと思った。わたしも(雪だるまほどではないが)お義父さんをハグし、フランス式にチュッチュッとやって、バイバイ。お義父さんのことは好きだから、義理で愛情表現している気がしなくて気が楽だ。
別れ際、お義父さんは「余ったから」と言って、ポケットの中の香港ドルをくれた。「余り」の割には結構な金額だった。「あ、人形が買える」と即座に思った自分を、ちょっと反省した。


帰りのバスでは2人ともぼーっ。ちょっと気が抜けた感じ。でも朝の光の中で空港バス沿線の景色を見るのは初めてで、新鮮。空港バスには何度も何度も乗っているが、出張の帰りはふつうは夜空港に着くから夜景しか見えないし、第一くたびれ果てていて景色を楽しむような気分ではない。行きは朝だが、資料見ていたり、朝早いと居眠りしていたり。いずれにせよ窓の外の景色をまじまじ見るのは初めて。小さい島に、小さい船着場があるのとかも見えて、面白かった。あれは何島だろう?


普段の出勤時間とほぼ同じ時間にウチの近くの地下鉄駅に着き、地下鉄に乗り換えて普通に出勤。眠気覚ましにコーヒーが欲しかったので、Mcで朝ご飯セットを買ってみる。コーヒー飲むつもり、朝ご飯食べるつもりで買ったのだが、一口飲んで胃がコーヒーを受け付ける気分ではないと気づいて止める。ゆうべよく眠れなかったせいで、調子が今ひとつ。コーヒーはそのままにして、代わりに中薬茶を淹れる。バーガーも結局食べず。何のために買ったんだ、わたし?

最終日

  • 2009/02/04 14:28
  • Category: 雑記
本日は義父滞在最終日。雪だるまは仕事を休んで、父につきあっている。わたしはまあ仕事の都合もあるし、最終日くらい父子水入らずというのもいいだろうと思い、2人を放って普通に出社。


それに、どんなにいいお義父さんでも、そこはやはり義理の父。いっしょにいるとそこそこ気を遣う。お互いに英語という外国語でやりとりしなければならないのも、けっこう大変だ。何しろ私はお義父さんのフランス語なまりの英語がうまく聞き取れず、お義父さんは私の日本語なまりの英語が聞き取れない。お昼ご飯“lunch”すら通じなかった時には、さすがにどっと疲れた。どうせまた私お得意のLともRともつかない発音をしてしまったせいだろうが、やーれやれ、である。


ただ気を遣うという点に関しては雪だるまも同様のようで、「お義父さんがいるのは嬉しいんだけど、プライバシーがないのが困る。早くいつもの生活に戻りたい」というようなことを漏らしていた。ウチのフラットがもう少し広く、スペアルームがあって、お義父さんにはそこにいてもらえるのなら気が楽なのだが、残念ながらウチにはスペアルームはなし。お義父さんは居間しか行くところがなく、プライバシーゼロで、ほんとに気の毒だ。私だったら耐えられなくて早々に逃げ出すところだが、お義父さんの場合、息子の家では逃げ出すわけにもいかない。よく我慢してくれたと思う。


終の棲家を買う時には、小さくてもいいから、絶対スペアルームの確保できる家にするぞ。雪だるまとわたしの書斎も各1要るから、最低4寝室だな。田舎にはそのくらいの家、ごろごろあるだろう。値段はともかくとして。

お札←“おさつ”ではなく“おふだとお読みください

お正月のこととて、次席は壁のコルクボードにめでたい文句を書いた春聯を張っているのだが、これが「金銀満堂」と「積金是福」。
まあウチは金融屋だし、金融屋が金儲けを考えなくなったらおしまいだとは思うのだが、それにしても何というか、あまりに「金儲け至上!」「金銭命!」的で、大いに鼻白む。なんか他にないのか、新年に願うこと?


ちなみに上司殿は私には「脳力向上」というのをくれました。粉ミルクメーカーの春聯なので子供用なのですが、数枚あった中でわざわざわたしにこれをくれたってことはつまり・・・?

澳門観光

土曜日、マカオに行きました。
フェリーに乗って行きました。
フェリーターミナルについた時点で、すでに結構な人出となっており
予約なしの場合、普通席はほぼ2時間後でないと席がないとわかったので
急遽、ごーかに頭等(ファーストクラス)に変えて、行きました。
ついでにマカオ本島(?)ではなく、タイパ行きのフェリーにしました。


ファーストクラスだったので、飲食物がサービスされました。
予期していなかったので食べるべきか、食べざるべきか迷いました。
11時の今これを食べては、昼が食べられん・・・)
でも、お義父さんがぱくぱく食べ始めたので、私も胃と三半規管の調子を見ながら食べました。(私は船に超弱いです)
メニューは、チキンサラダ・サンドイッチ、小さい中華風レーズンマフィン、大きいみかん、小さいオレンジジュース、小さいブルーベリーヨーグルト、お好みの飲み物、でした。
私はサンドイッチとお好みの飲み物を除き、全部食べました。
胃も三半規管もだいじょうぶでした。


1時間でタイパに着きました。
ヴェネチアン(超豪華五星級カジノ&ホテル)の無料送迎バスでヴェネチアンまで行き、
そこから歩いて住宅博物館に行きました。
10年前は海だったところが全部埋め立てられて景色がまるっきり変わっていたので
どこがどこだかわからず、また地図の縮尺が微妙におかしくてちょっと道に迷いました。
でも、ほどなくタイパ旧市街を抜けて目当ての住宅博物館に着くことができました。
入り口で入場券を買いました。3人分払おうとしたら、65歳以上の人(=義父)はただだと言われました。
だから2人分だけ払いました(どっちにしても15元、約65円ですが)


ここも10年前とは展示内容が変わり、住宅内部のようすだけや、
かつてのマカオ生まれのポルトガル人の生活のようすだけでなく、
ポルトガル各地の民族衣装や農具なども、見られるようになっていました。
住宅の台所には、氷を入れて使う冷蔵庫、大きなかまどのほか、
むかーしのワトソン水のガラス瓶もあって、面白く思いました。
ちなみに今のワトソン水は、ぜーんぶペットボトルあるいはプラ容器入りで、瓶入りはありません。


住宅博物館はポルトガル風の家がなかなかきれいだし、人が少ないので私のお気に入りの場所です。
最初に来たのは92年。その時は目の前は葦(?)の生い茂る、しょぼい海だったのですが
今回しょぼい海はしょぼい池に変わり、対岸には金ぴかのヴェネチアンの威容、
その隣には同じく金ぴかの銀河カジノが建設中で、いかにも今の空っぽマカオの感じでした。


ただしょぼい池の横はつつじなどが植えられたきれいな公園に変わっており、なかなか結構でした。
ウェディングドレス姿の花嫁と花婿が写真撮影をしていました。
花嫁はけっこう美人でしたが、花婿の方がいまいちだったので
「あの花婿はきっと性格がいいんだよね」と言ったら雪だるまが
「またはお金持ちか」と言いました。
考えてみれば香港、マカオ、中国圏の人の場合、その方がありそうな理由です。


住宅博物館からの帰り、レストランの並ぶ通りで葡撻(ポルトガル風エッグタルト)を3つ買い
3人で道端で食べました。まだ温かくておいしかったです。
広場で少し休み、マカオ観光の定番、大三巴やセナド広場を見にマカオ本島に渡るかと聞いたら
「人の少ないコロアネの方がいい」と言うので、タクシーでコロアネに行きました。
聖フランシスコ・ザビエル聖堂を見学し(どうみても中国の天女風の聖母マリアの画あり)
海岸沿いを歩いて、道教寺院「譚公廟」まで行き、海岸通りの1本裏の通りを歩いて戻りました。
半分ポルトガル風、半分中国風の古い家が並ぶ細い路地で、
たまに地元住人が買い物袋を下げて通る他は人通りもない通りに
午後の陽射しが射している様は大変のどかで静かで、心和みました。

どこかで犬が吠えていました。

小さい公園のそばにあった「リスボン地帯餐庁」でお昼を食べました。
ただしレストランに入ったのが午後4時と、昼食には遅過ぎ、夕食には早すぎる時間でしたので
私たち3人のほかには、だーれもいませんでした。
私とお義父さんは鰯の炭焼き、雪だるまは煮野菜のレモンバターソースを食べました。
前菜に薦められたヤギのチーズを丸ごとカリカリトーストの上に乗せ、
蜂蜜とバルサミコ酢をかけたものが、大変おいしかったです。
あれ、ウチでは出来ないかな〜?


鰯も大変美味でした。頭を残し、あとは皮も骨もぜーんぶ食べました。
Yさんは、私の食べ方、ご存知ね? ←私信です、すみません)
お皿に鰯の頭だけが3つ、仲良く並んでいるところは大変かわいかったです。
雪だるまの煮野菜は、ほんとに野菜を切って煮ただけで、大変素朴な料理でした。
さすがの雪だるまも、皿いっぱいの煮ただけの野菜は持て余し、少し残していました。
デザートには、お義父さんはライスプディング、私と雪だるまはセラデューラを食べました。
セラデューラの中国語表記は「木糠布甸」で、「木のヌカのプリンって、なーに?」
と思って頼んだのですが、どうもクリームとすりつぶしたオートクッキーを
層にして冷やしたようなものでした。
小型のガラスボウルに入ったのが、ぽんと出てきて、まるで近所の甘味屋のようなプレゼンでした。
ポルトガル料理は素朴さが身上とはいえ、も少し気を使った方がよいのではないかと思いました。
デザートまで全部食べたら、おなかがいっぱいになりました。


食事も終わり「さて次はマカオかな?」と思っていると、
雪だるまは「もう5時だから、家に帰ろう」と言いました。
「え? マカオ本島を全然見ないで帰るのか?」とびっくりして聞いたら
「もう十分歩いた。お義父さんも疲れたろうし」とのお答えでした。まあ、お義父さんが満足ならそれでいいので、タクシーを捕まえて
タイパのフェリーターミナルに戻り、フェリーに乗って帰りました。
帰りはエコノミークラスでしたが、チケットを買うとき「×☆△□3枚?」と聞かれ
よく聞き取れなかったのですが、後方に控えているお義父さんと雪だるまを指し
「うん、私たち3人分」とてきとーに答えたら、3枚のうち2枚は老人用の割引チケットでした。
どうも雪だるまも65歳以上に見えたようです。
真っ白のあごひげが効いたのかもしれません。
雪だるまはむっとしていましたが「乗船の時とがめられたら、不足分払えばいいじゃん」
と、ゲートを通りましたが、だれも何もいいませんでした。
そのままHKに戻りました。帰りもやっぱり1時間でした。
エコノミークラスはファーストクラスより揺れが響き、
もう少しで胃が抗議の叫びを上げそうになりましたが、なんとか持ちました。
よかったです。


こうしてマカオを見ない、マカオ観光が終りました。
人込みが嫌いな人にはお薦めのマカオ観光コースでした。

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プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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