圏外

  • 2009/03/31 17:41
  • Category: 雑記
今回、母の病状によっては実家滞在が長引きそうだったので、上司殿の要請に従い、インターネットへのアクセスを確保すべく、到着の翌々日にはイーモ○イルの通信端末を購入し、「そんなに要らないんだけど」と思いつつも1年間の契約を結んで、ネットでお仕事すべく準備したのだが、実家に帰ってイーモ○イルのソフトをインストールし、ネットにアクセスしようとして見事に失敗。どう頑張っても、「圏外」表示は消えなかった。


まだHKにいる間に実家はイーモ○イルのカバー範囲であることを確認し、電器店での購入に際しても、お店の人がカバー範囲であることを確認した上で売ってくれたのだが、実際には我が実家は悲しき「圏外」。画面に表示されたアンテナマークはかろうじて1本立つだけで、PCを縦にしても横にしても、ネットにアクセスすることはできなかった。


アクセスできないものに高額の使用料を払う気はないので、翌日早速キャンセルに行ったが、担当の青年、あっさりキャンセルに応じたところを見ると、イーモ○イルのサイト上ではカバー範囲となっていても、実際には「圏外」になってしまうところが結構あるのだろうか?


ちなみに上司殿が貸してくれたプリペイドタイプのボーダフォンも、見事に「圏外」で全然使えなかった。6月には某市と合併し、37万都市だかの一部となる我が郷里だが、実際のところ要するに「田舎」である事実は隠しようがないようだ。
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帰ってきた

  • 2009/03/30 13:28
  • Category: 日本
昨晩、11時過ぎに帰宅。PCを繋ぎ、メールと(ネット上で)親しい何人かの方のサイトをチェックして就寝。
本日、すでにお仕事。HKの日常にすべりこんでいる。


日本ではHKの生活が遠くに感じられ、逆にHKでは日本の生活が遥か彼方に感じられる。同じアジアなのだから共通点も多いはずなのに、私の場合に限って言えば、気候も生活環境も大きく違い、精神はともかく身体の方が大いに戸惑った。


まず現れたのが、乾燥性の湿疹だ。我が郷里は冬場、天気はよいものの空っ風が吹きすさぶ超乾燥地帯なので、到着2日目にして脚や腕や肋に乾燥性湿疹が現れ、ボディクリームやオロナインを塗っても余りよくならなず、痒くて困った。これは湿度70%以上の地から、湿度50%以下の地に急に移動したため、皮膚の対応が間に合わず湿疹という不具合になって現れたと思われるが、なんだかいろんなところが痒くて、夜、布団の中でぽりぽり掻いてばかりいた。
また乾燥に弱い唇などは、強力なメンソレリップあたりを塗らないと、あっという間にひび割れ、そしてもちろん炊事、掃除で痛めつけられる手指と爪は、いくらハンドクリームをつけても、常にぱりぱり、ぼろぼろである。ことに指先のひび割れは、ふきんや靴下が引っかかって困った。洗濯物が短時間でパリッと乾くのは嬉しいが、皮膚もパリッと乾いてしまうのは全く困りものである。顔洗った後、ソフランでリンスすればよかったのだろうか?


もうひとつ困ったのが、畳の生活である。わが実家は台所を除いてすべて畳敷きで、イスは私の部屋と台所に各1脚あるだけ。したがって食事も寝るのも、すべて床に座ってとなるのだが、膝関節と足首の関節が硬化して、すでに正座も横座りもできなくなっている私にとっては、畳に座ったり、座った状態から立ち上がったりするのが一苦労で、しかも畳の生活では、ひざをついてにじり寄るという動作が多く、膝も痛くなって参った。実家に住んでいた頃は難なくこなしていた動作なのに、十数年の不在でこのざまである。
仕方がないので、コタツでは厚い座布団を2枚重ねて座椅子状にして脚を投げ出して座り、洗濯物などは立ったまま、ひょひょひょひょと空中でたたんだ。奇術師か、わたしは?である。


ついでに和食も作れなくなっていた。何しろご飯に合う献立というのが浮かばない。ふだん雪だるまに合わせ、HKで作っているベジの食事は日本風に炊いたご飯とは、全く合わない。姑と同居で和食を作り慣れている妹がいたからよかったものの、そうでなければご飯に味噌汁に豆のトマト煮を出し、父に目を白黒されるところだった。これでも昔はちゃんと“ご飯に合うおかず”を作っていたのにねえ。
ちなみに日本家庭の主婦、妹が作ったぶり大根は大変美味だった。「HKに帰る前にもう一回作って」とリクエストしたくらいである。気のよい妹はリクエストに応え、鍋いっぱい作ってくれた。妹よ、ありがとう!


ところで肝心の母だが、いったんは退院し自宅療養になったものの、土曜日に痛みがひどくなり、また入院した。痛みさえなければ元気で、三部粥やマッシュポテト、スープなどを規定分量食べ、見舞い客が驚くほどよく喋りまくっていたのだが、やはり痛みは徐々にひどくなっていくもよう。癌が進行していく以上、これはしかたのないことと思う。
とりあえず妹の看護休暇が認められたので、しばらくは妹がメインに両親の面倒を見ることになった。看護休暇のない私は、資金援助係である。「たまには帰って手伝おうか?ずっと休みなく一人で面倒見るんじゃ大変だろうし」と言ったら、妹としては帰ってくる飛行機代分をお金で貰った方が助かるそうである。確かにそうかも。


町の介護サービスも申請してみたが、母の場合(痛みがなければ)自力でトイレに行け、ご飯も食べられ、頭もしっかりしているので、せいぜい認められて「要支援」。「要介護」と認定される可能性は大変低いそうだ。むしろ脳梗塞の後遺症で言語がはっきりせず、歩行がやや不自由で、少々呆けても来ている父の方が認定される可能性が高いと言われて「れれれ・・・」
母の目論見では、介護サービスの人に昼食と夕食の面倒を見てもらい、たまに掃除や買い物もしてもらって、娘どもはそれぞれの家に帰すつもりだったのだが、このプランはあっけなく×。まあ娘の私たちは「そんなにうまく行きますかいな?」とかなり懐疑的だったので、×になっても「ほーらね」としか思わなかったが。
それに何より、ほとんど寝たきりの母と家事に気の回らない父の二人だけでは、実家が再度ゴミの山と化すことは火を見るよりも明らか。
今回も妹と二人、なんとか人間が住める状態にするまで1週間かかったのだ。あれをまたやる元気はない。
しかしこの実家クリーン作戦については、また明日。本日はここまで。とりあえず帰宅のご報告。ただいま、でございます。またネットとつながり、皆さまにお目にかかれて大変嬉しゅうございます。

みなさま、ごきげんよう。

  • 2009/03/12 13:54
  • Category: 雑記
当分の間ネット環境のないところに行くことになりましたので、しばらくブログをお休みします。ネット環境がないということは、ネットでの情報収集はおろか、Eメールすら利用できないということで、信じられないほど不便なのですが、ないものはないので仕方ありません。
またHKに戻ってまいりましたら、再開いたします。
それまでみなさま、ごきげんよう。

噫、無情

  • 2009/03/10 15:31
  • Category: 雑記
昨夜日本の実家で突発的事件が発生し、改めて我が性格の悪さというか冷たさを認識する結果となったので、差し障りのない範囲で書き留めて置こうと思う。
目的は、たとえば3ヵ月後、あるいは6ヵ月後、1年後、10年後に、私が今とは違った感情を抱けるようになっているか、比較するためである。


コトは要するに母が不治の病に倒れたということなのだが、その知らせを電話連絡してきた妹ともども、忙しく頭の中で回転していた思考は事態への対処法、善後策であって、母を失うことに対する感傷はカケラも浮かばず、我ながら苦笑を禁じえなかった。
数年前「母が危ない」という連絡を受けて、おんおん泣くことができた雪だるまとは、えらい違いである。もちろん雪だるまだって、ほんの何分間か泣いただけで、その後には飛行機の予約など実務に移ったのだが、私と妹の場合はその何分間かの感傷もなく、即刻実務に移った点、無情というかなんというか、冒頭にも書いたとおり「我ながら嫌な性格!」である。


しかも善後策を講ずるに当たっての基本方針は、「現在はともかく、将来の私たちの生活への影響を極力少なくする方向で対処する」であり、つまりは両親の幸せか私たちの幸せかなら、私たちの幸せを取り、両親のために自らの生活を犠牲にする気はないということである。おお、なんと冷たき娘たちよ!
まあもっともこれには、自分達の生活を大きく犠牲にしては、共倒れになるという理由もあるにはあるのだが。


こういう冷たい娘たちでも、今後のある段階において、母または父に対する柔らかい感情を抱く瞬間があるだろうか。それとも最後の最後まで徹底的にプラクティカルに、事態に対処し続けるのだろうか?

糸、こひし

  • 2009/03/09 11:11
  • Category: 雑記
もうひとつの方のブログをお読みくださっている方はご存知のとおり、最近私は週末になると、手縫いで小さいものを作って遊んでいるのだが、その際、縫い糸が非常に、大変、信じがたいほど、絡まりやすくて参っている。


この糸、しばらく前にこちらの手芸店で買った小巻きの20色セットで、日本製かつ「手縫い用」という触れ込みだったのだが、なんの、なんの、この絡まり具合から見て、とても右縒りの手縫い用とは思えない。どうみても左縒りのミシン縫い用である。しかも品質劣悪。


昨夜などは、ほとんど一縫いごとに絡まり、絡まりを解きながら縫うせいで糸が毛羽立ち、ますます絡まりやすくなるという悪循環で、ほとほと往生した。昔、純正日本メーカーのダ○マ印とか金○印とかを使っていた時には、こんなに絡まらなかったし、こんなに毛羽立ちやすくもなかったと思うのだが、これは「昔はよかった」という老人の繰言的記憶違いだろうか?


いずれにしてもあまりに縫いにくいので日本メーカーの糸を買い直したいのだが、日本の手芸店はだいたいどこも海外発送してくれない。海外転送業者を通そうかとも考えたが、たかが一巻き200円くらいの手縫い糸、代行業者に手数料を払うのも馬鹿馬鹿しい。(36色セット、ディスプレイ棚つき、17000円というお品もありますが、まさかそんなには・・・)
一瞬、金融危機による利用客激減&原油値下がりで格安航空券が出始めている昨今、いっそ日本にお買い物旅行に!という構想も頭をよぎったが、これもまたいくら何でも(たとえ格安航空券でも何万円かはかかるわけで)経費かかりすぎだろうと即座にボツ。

こうなったら頼みの綱は日本在住の我が妹だが、彼女も勤労主婦として忙しい毎日を送っているはずで、私と違って性格がよいから頼めば即座に「いいよー」と言ってくれるのはわかっているが、わかっているから逆に頼みにくい。やっぱり代行業者かなあ。

がお、がお

  • 2009/03/06 16:10
  • Category: 雑記
最近会社で切れやすくなっていて困っている。
ちょっとしたことでイラっとして相手にモノを投げつけたくなるのだ。
当然ながら実際に投げつけることはなく、手近にある硬くて重いものを掴んだりもしていないが、気持ちがイライラするだけでも精神衛生によろしくない。
なんとかもう少し穏やかな気持ちに転換できないものだろうか?


さっきも、列車自動制御装置を製造している中国企業を見てきた上司殿が「日本にはこういう技術ないでしょ」と言うので、「はあ? 馬鹿を言うのもいい加減にしようね」とキレそうになった。1960年代から新幹線を走らせている日本に、列車の自動制御技術がないはずはないではないか?
それでも上司殿が日本のことを全然知らない人なら我慢もできるが、上司殿は常々「私は日本の大学を卒業し、日本企業で働き、10年以上日本に住んだ。日本のことは非常によくわかっている」と自慢しているので、その認識の誤り、知識の欠如に、余計腹が立つのだ。


風水のあれこれに腹が立つのも同じ理由だ。占い同様、あんなものを“お遊び”、“気分の向上以上に信じるとは、思考力に欠陥があるとしか思えない。以前そう言ったら同僚だったダニーさんに「世の中にはまだ科学が解明していない事象もあるかもしれないのだから、頭から否定しなくてもよかろう」という意味のことを言われたが、私はあまり説得されなかった。
部屋の特定の場所に赤いものを置いたり、水盤を置いたりするだけで、状況を自分に有利な方向に変えられるなんて、どうして思えるのだ? 赤い色が好きな人なら、好きな色を見ることで気分が高揚するかもしれないが、あいにく私は室内装飾としての赤は嫌いだ。見ると神経がざらつく。したがって視界の隅に赤があったりしたら、ますますイライラが募る。がおー!!である。



↑ ほらね、書いてるだけでキレそうになってるでしょ。我ながらやれやれですよ。まあ明日、あさっては週末で休みだから少しは落ち着くと思うけれど。

雪だるま本日休み

  • 2009/03/04 10:51
  • Category: 雑記
雪だるまは本日休みである。人件費削減のため、彼の会社では今月から、全員が毎月2日休暇を取ることが義務付けられたのである。人件費削減が目的なので、もちろん無給である。これにより彼の会社は、毎月何百万香港ドルかが節約できる計算なんだそうである。


ただしこの措置は今年6月までの臨時的措置で、7月からどうなるかはまだ未定。このところ雪だるまのところにはbillable workがほとんど来ていない状況なので、雪だるまは「6月末でクビかもねー」と言っている。
別にいいのだ。そうしたら2人でカナダに行って、予定より早くかつびんぼーな引退生活を送るまでだ。2人とも、HKに残って次の仕事を捜す気はぜぇんぜぇんない。

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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