バニーチョコ

  • 2010/08/31 16:04
  • Category: 雑記
スーツケースが迷子になったので、雪だるまはバックパックのみ背負って帰ってきたのだが、そのバックパックの中に入れていたものといえば、DVD6本と超甘のファッジが3箱、ひとつ1ポンド(453g)のイースターバニーチョコ3つ。


「……」空港で買ったわけでもあるまいに、なんで機中で楽しめる本とかじゃなくて、甘い菓子ばかり大量にバックパックに入っているのだ? ことにバニーチョコは、買ってくれるお義父さんの気持ちは大変嬉しいものの、縦30センチほどもある1ポンドチョコはやや大きすぎて毎年持て余し気味なのだ。


「どうせならバニーチョコをスーツケースに入れて、本とサプリと頭痛薬をバックパックに入れればよかったのに」と雪だるまに言ったら、バニーチョコ3つ、計3ポンドをスーツケースに入れると重量制限をオーバーしそうで、だからやむを得ず軽い本やサプリをスーツケースに入れて、重いファッジやチョコをバックパックに入れたんだそうだ。


大きくて冷蔵庫にもよう入らんバニーちゃんたちは、現在3匹そろって台所のカウンターに鎮座。さてどうやって消費したものか。
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迷子の 迷子の...

  • 2010/08/30 15:22
  • Category: 雑記
昨日の朝、雪だるまが帰ってきた。どうも預けた荷物がトロントあたりで迷子になったらしく、空港から身一つでぶーたれながら帰ってきた。しかも調度そのときシャワーをしていた私は、雪だるまの鳴らすドアベルにまったく気づかず、雪だるまは冷房のないドアの外で5分以上立ちんぼ。ぶーたれ度がますます上昇した。
ごめん、ごめん、ごめーん!!であるが、まさか朝7時前に帰ってくるとは思わなかったのだ。「朝早く着く便」とは言っても、せいぜい8時ごろだろうと踏んでいた私が甘かった、というか、正確な便名を聞きも、言いもしない双方の不手際ですな。ふほほ。


迷子の荷物について雪だるまは「買ったばっかりの本数冊も、HKで買えないサプリも君の頭痛薬もみーんなスーツケースの中だ。そーだ、ジム服も全部入っている。下着も靴下も、新しく買ったシャツもだ。ああ・・・」と沈痛な表情であるが、私としては荷物が届いて雪だるまが行方不明になるより、ずっとよい。


実のところ家探し&購入があんまり順調に行ったので、私は「好事魔多し。このあたりで何かよろしくないことが起こるのではないか」とやや危ぶんでいたのだ。雪だるまには「急に迷信深くなったのか?」と笑われたが、そういうことではない。事故の発生というのは確率の問題なのだ。だからこそ保険というビジネスが成り立つのだし。

もちろん事故を招きやすい生活態度と、招きにくい生活態度といったものはあるだろうが、それにしたって乗ってたバスがハイジャックされたり、飛行機が墜ちたりするのを乗客は止めることはできない。


したがって危ぶんでいた事故がスーツケースの迷子程度で済むのなら嘉とすべし。雪だるまには「他人事だと思って!」と言われそうだが、私の頭痛薬も迷子なのだから100%他人事というわけでもない。それでも飛行機が墜ちるよりはいい。

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり

ジムに行かないと、夜たいへんヒマである。昨夜はヒマの余り、自室で着物を羽織って遊んでみた。室温26度の中、袷で厚手のお召は袖を通しただけでもむうっと暑く、しかも模様が深緑色に暗赤色の細かい壷柄。見た目もこってりと暑くて、羽織ってはみたものの早々に脱いだ。あー、あちあち。こういう遊びは、せめて室温が20度を切ってからにしよう。12月、かな?


例の家を購入することが本決まりになってから、雪だるまは連日あっち行ったりこっち行ったり。隣町にあるHSBCThe Hong Kong & Shanghai Banking Corporation 中国名:匯豊。世界最大級の金融グループ。今はロンドンに本拠を置くが、発祥の地は香港である。香港在住でこの銀行を知らない人は絶対にいない!)に口座を開いて、HKHSBCの雪だるま口座とリンクさせたり、正式な売買契約のため公証人のところに行ったり、家の保険を買うため保険屋に行ったり、不動産の所有者になってしまったので、売買成立日から年末までの分の税金を払いに行ったり、メガネ屋に行って新しいメガネを作ったり(注:これは家とは関係ない)ふだん家と会社とジムの3つのポイントの間しか移動しない雪だるまとしては、空前絶後の大活躍であった。えらかった。


もっとも私も少し手伝った。期日に間に合うよう送金するため、会社を抜け出して銀行に行ったのだ。しかも抜け出している時間を少しでも短縮しようと、ウチのビルから銀行のある隣のビルまで走ったのだ。えらかった。


ところで売買契約を結ぶ際同席した公証人(notary)という人物であるが、雪だるまの言によれば、やったことといえば売り手と買い手を前に契約書を読み上げ、いくつか細かい点を修正し、売り手と買い手が契約書に署名するのに立ち会っただけだそうである。雪だるまは、それだけの仕事に860カナダドル(約68800円)も請求するのは暴利だ! 私なら契約書の音読くらいタダでやってあげる!と私へのメールでぶーぶー言っていた。


なので私は「そんなに仕事が楽ちんで報酬がいいなら、退屈で報酬の低い翻訳屋になんかならずに公証人になればよかったのに。職業の選択を間違ったねえ」と返事してあげた。


そしたら雪だるまは律儀に、1. ついこの間まで公証人なんて職業があるとは知らなかった 2.確信はないが、カナダの中で公証人という職業が存在するのは、たぶんcivil law下にあるケベック州だけだ(他州はすべてcommon law)。となると仕事はすべてフランス語で行わなければならないが、小学校3年生以降、教育はすべて英語で受けた私にはそれは大変難しい と回答してきた。


ふうん、そうか。私はアルセーヌ・ルパンのオハナシによく登場していたので“公証人”という人がいることは小学生の頃から知っていたが、法体系によって存在したりしなかったりする可能性があるとは知らなかったし、報酬がどの程度であるかもまったく知らなかった。ま、いずれにしても今から公証人になれと本気で勧めているわけではないから、そんなに律儀に考えなくてもいいよ、雪だるま。


それに私へのメールでは「契約書くらいタダで読んでやる!」と息巻いていたが、実際のところ契約書がフランス語なら、雪だるまは難しい単語を上手に発音できず、そこここでつっかえそうだ。あっちでつっかえ、こっちで読み間違えでは、860カナダドルは請求できんぜ、雪だるま。 

保費

  • 2010/08/26 15:18
  • Category: 言葉
なーんか体調がイマイチである。先週からずーっと続いていた頭痛は昨日あたりからなくなってきたが、今日はのどがじゃりじゃりしている。きっとまたのどが赤く発炎しているのだろう。ジムも先週からサボりっぱなし。どうせ次の日曜には雪だるまが帰ってくるので、怠け心を起こして奴が帰ってくるまでは行かないことにした。定時になったらさっさと退社し、まっすぐ家に帰って養生。たまには明るいうちに家に帰るのもいいもんだ。


ところでどなたか保険業務に詳しい方、first year premiums(首年保費) と first-year regular premiums(首年期交保費)の差を教えてください。いくらぐぐっても答えが見つからず、わたしは眉間のしわが1センチくらい深くなりました。

月餅の季節

昼休み、会社の下のモールを歩いていたら月餅のチラシを渡された。そうか、中秋節(今年は923日)まで、ちょうど1ヶ月か。私の好きな白い皮の月餅。しげしげと見る。うむ、やはり『冰皮迷你八寶』(125.8元也)がいいな。抹茶小豆餡、塩漬けアヒルの卵入り緑豆餡、和風大栗餡、いちご餡、ゴマ小豆餡、マンゴー餡、伝統的緑豆餡、ラズベリー餡の8種入り。迷你(ミニ)サイズだから1個を雪だるまと半分ずつ食べればちょうどいいし、餡も新旧とりまぜ、いろいろあって楽しいし。帰りに買おうかしらん。

ところで今年の新作は『馬来咖喱』餡らしい。説明によると緑豆餡にココナツ風味のマレーシアンカレー味を添えたらしい。“ピリリとスパイシー”とか書いてある。えらいことを考えるもんだ。



KY

  • 2010/08/20 16:37
  • Category: 雑記
昨日わたしはどこかのサイトでKY(空気よめない)について読み、その論調に猛然と腹を立てていたのだった。自分自身が空気を読んで周りとの同調を図るタイプでないので、KYが社会的スキルの欠如した、困ったちゃんとしてのみ扱われることに、自己弁護を兼ねてぶーぶー反論したかったのである。


もっとも私だって、場の空気を読むことの重要性はわかっているつもりだ。円滑な人間関係を維持したり、物事を支障なく進めたりするのに、場の空気読みは欠かせない。子どもでも大人でも、集団の中で生活せざるを得ない状況にあるのなら、空気は読めた方がいい。


ただし読んだ後どう行動するかは、また別の問題だ。なにも、いつもいつも大勢に迎合しなければならないわけでもあるまい(日本では暗黙のうちにそう要求されることが多いけど)。自分の気持ちはAなのに、その場の雰囲気がBだからといって、曲げてBとするのは、いかがなものか。そーゆーの付和雷同とか、言うんじゃなかったっけ?第一、場の空気が常に正しい判断であるとは限らないわけで、集団心理でろくでもない方向に暴走したらどうするんだよ? 


というようなことを、ぶーぶー考えていたわけだが、今日になってウィキの「場の空気」を読んだら、そんなことは全部、すでに先人が書いておられました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%B4%E3%81%AE%E7%A9%BA%E6%B0%97
私の出る幕なんか、ないであります。

というわけで今後とも、私は上司殿の買ってきた絵に難癖をつけ、他の全員が「カツ丼!」と言っている時に一人「天ぷら蕎麦!」と言い、ほかの人が右を見ている時には左を見て、生きて行きたいと思います。


このブログのタイトル、やっぱり“意固地らうとら”とか“へそ曲がりらうとら”とかに変えた方がいいだろうか?

こだわる生活

  • 2010/08/19 15:36
  • Category: 雑記

なんだか寒い。大変寒い。ひざ掛けを引っ張り出し、厚手のカーディガンを羽織ったが、温かい感じがしない。ったくHKの冷房、何とかならんのか?



***************

 
きのう銅鑼湾の雑貨屋に行き、ワッフルのタオルをセットで買った。色はこげ茶と白。2組ともこげ茶にしようかとも思ったのだが、白のワッフルの美しさも捨てがたかったので色違いにした。今からココで使い始めるとまたカビが生えるので、来年までしまっておく。例の家のバスルームに似合いそうなので、買いに行ったのだし。


昔むかしの遥か昔の10代の頃、私はモノにこだわっていた。身の回りには気に入ったモノしか置きたくなかった。シャーペン1本、タオル1枚に至るまで、こだわって選んだ。嫌いな色や形を見るのに耐えられなかったのだ。資力に限りはあっても、生活は吟味されたモノのみで構成されるべきと考え、厳格に実行した。まあ10代というのは、そういうウルサイ時期であるのかもしれない。


しかしその後長ずるにつれ、そういう風にモノにこだわるのは小さいことであるような気がしてきた。色が多少気にいらなくとも、形が多少美しくなくとも、機能が足りているのならば、それでいいではないか。そもそも自分自身が基準に達していないのに、周りのモノにだけこだわってどうする?ってなもんである。


この考え方はその後中国に暮らすようになって、ますます強くなった。いや中国五千年の歴史に触れ、悟りが深くなったからではない。単にモノがなかったのだ。何しろ90年代初めの中国は実質的な改革開放、中国特色の社会主義が始まったばかりで、消費文化は初期段階。私の目に“うつくしい”と映る身の回りのモノなどほとんどなく、吟味の余地がなかったのだ。ハンガーの色を統一したくとも、売っているのは赤や黄色や緑のプラスチック製。プラスチックは我慢するとして、せめて白か黒はないのか?と探しても、無い。学生寮暮らしゆえ備品はすべて学校が貸与してくれたが、渡されたシーツは鮮やかなピンクに大きな赤い牡丹の花もよう。素材はどうやら化繊らしく、やけにきゅるきゅるしている。しかも上掛けとして渡されたタオルケットは黄色である。「ピンクに赤に黄色かよ…」とその色彩の氾濫に唖然としたが、実のところ当時の中国では、シーツはこの手の素材の色付きプリント付きがデフォルトであったらしく、広州一大きい百貨店に行っても、白の綿のシーツはなかった。無いものは仕方ない、我慢した。


一事が万事。一歩離れて見れば“キッチュな面白さ”と言えないこともないのだが、キッチュというのは美とは異なる。この状況下で吟味されたものに囲まれた生活などできようはずもなく、私のモノに対する基準はよりいっそう低下した。


HKでも同様だった。今度は美しいモノは探せばあったが、すでに私の基準がないに等しいほど低下した後だったし、再度働き始めたばかりで薄給だったせいもある。ないに等しい吟味基準のまま、ゆるーい選択眼で生活用品をそろえていった。おかげで10×年後の今も、家具は寄せ集め(含む粗大ゴミ置き場からの略奪品)、家電はデザイン無視の機能重視。最もこだわる点は値段!というテイストレス中年になり果てた。


だから実のところ昨日も、137元のバスタオルを手に、不必要なほど長時間考え込んでしまったのだ。「バスタオルとフェイスタオルとウオッシュクロスをセットで買うと200元以上。2組買うと400元以上。うーむ」何しろ日用品に400元以上の買い物など久しくしていないので、ものすごい散財のように思えて決心がつかなかったのだ。


最終的には「この品質なら1200元強は高くない」と判断してレジに足を運んだが、途中少しにやにや。あの家の入札(?)に参加するか否か決める前、雪だるまにも言ったことだが、あの家は金食い虫である。家自体がスタイリッシュなので、なまじな家具や調度は受け付けない。こちらに吟味を要求する家なのだ。このタオルだって、あの家だからこその選択であって、他のもう少しほっこりした雰囲気の家なら、399元のタオルセットだってよかったのだ。


インスペクションが無事終わったので、あの家を買うことは九分九厘本決まりなのだが、いやはやどうやら私はまた30年前の“いちいちこだわる生活”に戻らざるを得ないようである。楽しいような、困ったような。しかしまあ物入りであることは間違いないな。

運転免許

  • 2010/08/18 16:49
  • Category: 雑記
ゆうべ日本の自動車運転免許が、来年1月で切れることに気がついた。以来、どうすべきか考えている。今までは実家に帰った時必要だからと思って更新し続けてきたが、いまや実家は無人。運転できる車も無い。となると更新する意味はあるのか?


確かに日本の免許証を基に国際免許証を交付してもらい、それを使ってカナダで車を運転するという使い道もあるが、その場合やはり5年に一度は日本に行って免許を更新しなければならない(のだろうねえ?よく知らんが) HK−日本は、まあさほど遠くはないし、費用的にも我慢の範囲だが、カナダ東部−日本は近くないし、費用も安くない。退職後、5年に1回なんて頻度で日本に行けるとは思えない。


ならばむしろカナダで免許を取り直した方が楽ではないか? どうせ雪だるまもこれから免許を取るのだ。(彼はカナダにいる間中びんぼーな学生だったので、ずっと免許も車も無く、冬も雪の中を自転車で移動していたのだ。哀れ ) 

2
人してお義父さんについて習い、カナダの免許を取った方が後の面倒が少ないような気がするが、どうだろ? 

事務仕事

  • 2010/08/17 17:23
  • Category: 雑記
本日は出勤。朝起きた時点では「今日もだめか?」と思ったが、とりあえず普通に身支度し、地下鉄に乗って出勤することができた。ちゃんと仕事もしている。こういう時、激しい肉体の動きを必要としないデスクワークは楽だ。私の仕事が外回りの営業だったり、つるはしを振るわねばならない建設作業だったりしたら、本日も仕事にはならなかったと思う。


おまけに本日の仕事は大部分、あまり頭を使わなくてもいい事務作業。人によっては、こういう仕事は創造的でないとして嫌う人もいるが、私はむしろ淡々とこなしていけるので好きである。特に頭と身体の調子がよくない時は、クリエイティブな仕事より、こういう仕事の方がありがたい。事務仕事はなんというか、お片づけと似ているのだ。ものを創り出すのではなくて、ものを整理整頓する仕事。実際に行動に移すかどうかは別として、実は私はお片づけが好きである。ずぼらな性格ゆえ、常に常に掃除と整理が行き届いた暮らしをしているわけではないが、時々熱に浮かされたようにお片づけを始め、整理整頓に精を出す。


整理整頓された引き出し、整理整頓された部屋、整理整頓されたジンセイは美しい。

本日休み

週末また具合が悪くなり、今回は日曜だけで治らなかったため本日病休。
久しぶりにものすごく強い頭痛だった。吐き気もいっしょに来たので踏んだり蹴ったり。
せっかくオトモダチとご飯を食べる約束してたのに、キャンセルせざるを得ず残念至極。
ここ2週間、週末のたびに調子を崩している。なぜだろう?
じょうぶなだけが取り柄だった私の身体は、どこへ行ったのだ?


ところで土曜の朝、雪だるまから電話があり、どうやら私たちは候補2の家を買える見込みのようである。何回かのオファー、カウンターオファーのやりとりの末、売り手側が私たちが提示した条件に同意してくれたそうで、火曜に建物に不具合がないか専門家立ち会いの下のインスペクションを行い、それで双方OKなら、正式契約、お支払いという段取りらしい。

ただし私たちが住むのは来年なので、それまでは現在お住まいの方(=売り手)が私どもに家賃を払ってそのまま住むという条件。売り手は現在別の家を建設中だから、出来上がるまでこのまま住んでいられればその方が楽で便利だし、私たちの方も来年まで空き屋にしておくより、誰かきちんとした人が住んでくれている方がずっといい。

とりあえず住むところは9割方確保された。ちょっと広すぎる家だが、歳を取って階段とかがしんどくなったら、もっと小さい平屋の家に引っ越せばいいし、それまでこの家と庭を楽しもう。そういう時期があってもいいだろう。






候補 その2

夏休みに入り、ついでにお盆休みにも入ったせいか、この頃お客様の訪問が多い。弊社とお取引くださるのは嬉しいが、事務方としては書類作成に追われる日々。しかも手書きが多い。私はパソコン使っての書類作成は一向に苦にならないのだが、手書きは苦手である。自分の下手な字を見たくないというのがひとつ。乱視&近視&老眼で、よほどうまく焦点距離を合わせないと、自分で書いてる書類がぼやけて見えないという点がひとつ。目歯××というが、目がだめになってきたら、事務屋としてはそろそろ引退時だろうか。


家の話が続いて恐縮だが、今朝は7時前に興奮した雪だるまから電話がかかってきた。彼はどうやら昼間(時差が13時間あるから、こっちの朝は向こうの夜)お義父さんたちと見に行った物件が、すごーくすごーく気に入ったらしく、舌が回りきらないほどの勢いで見てきた家の様子を語り、「この家いいー、すごーくいいー」と、もう念願のおもちゃをもらった子供みたいに目を輝かせているようすが電話からも伝わってきた。


わたしもサイトでチェックしたが、確かに悪くはない。超スタイリッシュ。Modern Livingのグラビアページに載っていてもおかしくないような設計。おまけにデザイナーが自分で建てて住んでいた家らしく、内装や家具もみごとに設計と調和している。庭も大変うつくしい。


難を言えば、余りにスタイリッシュすぎることか。これは住む人を inspire する家だが、同時に住む人を選ぶ家でもある。似合いそうなのは、やせぎすの身体にシンプルながら上質なミニマムウェアをまとった30代〜40代のカップル。だんごニ兄弟のような雪だるま&私では、場違いもいいところである。ドアチャイムに応えて私が出て行ったら、訪問者は私をアジア人のお手伝いさんとしか見まい。まあそれも時には便利だが(訪販とか宗教の勧誘とか。あれ、そういうのカナダにもあるんだろうか?)、いつもそれでは腐るよなあ。


半日ばかり考えた末、昼休みに雪だるまあて“GO!!”のメールを出したが、一応競争者がいるようなので、買いたい!と名乗りを上げたからといって買えるとは限らない。ま、買えなきゃ次を探すまで。お気楽に行こう。





    
外観






ポーチと庭の一部



リビング(ひ、広い・・・ 誰が掃除するのだ?)





マスターベッドルーム(なんか今住んでるフラットのL&Dの2倍くらいありそう
左奥のガラス扉はクローゼットだそうだ。へー)




おまけ:子供部屋。壁の絵とベッドの上の葉っぱの飾り、かわいい!
ま、こういうものは今お住まいの方の私物で、残しておいてくれるはずはないが


私信:
というわけで雪見さん、どんな家になるかわかりませんが
とりあえず住むところは確保されるはずですので
ブエノスアイレスに行かれる途中、ぜひ拙宅にご逗留くださいませ。
日本から大福餅でもお持ちくだされば、皿洗いの必要はございません。
いつまでなりと、ご存分に。歓迎光臨!!


















一長一短

金曜はオトモダチと楽しく食事をして喋って、ごきげんで帰宅したのだが、土曜の朝起きてみたら喉イタ&鼻水つつーになっていた。日曜には熱も出て、おかげで週末丸つぶれ。ひたすらティッシュを消費し、居間のソファと自室ベッドの間をうろうろ。こら、風邪菌! わたしの土日を返せ!


でも土曜の朝にお義父さんちに着いた雪だるまから電話があり、ついで近所のめぼしい物件の情報がメールで来たので、わたしも久しぶりにカナダの不動産サイトを当たってみる。が、何しろ小さい町なので、一目惚れ物件はなし。「○○な点はいいけど、××がなあ…」という一長一短物件が数件。


雪だるまがメールで送ってきたお父さんちのすぐ先の物件は、家の外観、木の生い茂った庭の様子は、目がになるほどすてきだが、いかんせん寝室が3つしかない。これでは客用寝室を1つ取ったら、私か雪だるまかどちらか
1人が、自分の部屋を持つことを諦めなければならない。T-T 床面積は約180平米あるのだから、すごく小さい家ってわけでもないのに、なんで3寝室しかないのよ?せめてあと1寝室あればいいのに。地下のファミリールーム区切って、1部屋作ろうかしらん?




この木のこんもりさ加減がすき
真ん中の煙突もすき



あともうひとつ、川の側に床面積220平米、6寝室の物件があるのだが、こちらはお値段がやや悲しい。それに大きな家は税金も高いし、維持費もかかる。斜面に建っているらしく、表から見ると1階建て、裏から見ると2階建てで、裏側からはどちらの階にも陽が入るのは◎だが、斜面は長の年月には地すべりするのではないか、川のそばは湿気と蚊が多いのではないか、地球温暖化で雪解け水が増え、川が洪水になったらどーしよー?とか、つまらないことが心配だ。


まあどうしてもこの夏に買わなければならないわけではないが、来年もっとよい物件が出てくる保証はないわけで、うろうろ迷うところである。

ちなみにお値段は上が約1500万円、下が約2300万円。
東京のマンションと比べたら即買!の値段なんだけど
そこはそれ、やはり相場と懐具合というのがありまして
即決はできかねるんですなあ。






どこかの高原の安ペンションみたいな外観もちょっと悲しいんだが
6寝室というのは、いいなー
(これは裏側から見たところ)

珍答集

  • 2010/08/05 17:24
  • Category: 雑記
雪だるまは誰かからジョーク集が送られてきたり、自分でジョークサイトを見つけたりすると、私にも見せてくれる。だいたいは下ネタ系が多く、私はあまり面白いと思わないのだけれど、この間見せてくれたカナダの(?)一般中等教育修了証(GCSE)試験での珍答集はおかしかった。久しぶりに涙を流して笑い転げた。答えに詰まった学生というのは実に創意に満ちている。こんな回答ばかりだったら、先生稼業も楽しいかも。


1.        Ancient Egypt was inhabited by mummies and they all wrote in hydraulics. They lived in the Sarah Dessert and traveled by Camelot.


拙訳:古代エジプトにはミイラが住んでおり、みなhydraulicshieroglyphヒエログリフが正しい。Hydraulicsでは水力学である)で書いた。彼らはSarah DessertSahara Dessertサハラ砂漠と書きたかったのだと思う。Sarahサラ、セーラでは女子の名である)に住み、Camelotcamelラクダだ、もちろん。キャメロットじゃアーサー王である)で旅をした。

 

感想:この文章だと古代エジプトはミイラに占拠されていたような印象あり。この子はハリウッド映画のThe Mummyでも続けざまに見たんだろうか。

2. The Bible is full of interesting caricatures. In the first book of the Bible,Guinessis, Adam and Eve were created from an apple tree. One of their children,Cain, asked, “Am I my brother’s son?”


拙訳:聖書は興味深いカリカチュアにあふれている。聖書の最初の本Guinessis(ギネスはビール、創世記ならGenesis)では、アダムとイヴはリンゴの木から創られた。彼らの子どものひとりカインは、「私は弟の息子でしょうか」と尋ねた。

 

感想:アダムとイヴとリンゴの実の話は、キリスト教徒じゃなくても知っている超有名な話だと思っていたが…。そんでもってカインとアベルの話では、カイン君は弟アベル君を殺し、ヤハウェにアベル君の行方を聞かれると「知りません。私は弟の番人でしょうか “Am I my brother’s keeper?”と尋ね返したというのが通常の説である。それがなんで息子になっちゃうのだ?


3. Moses led the Hebrew slaves to the Red Sea, where they made unleavened bread which is bread made without any ingredients. Moses went up on Mount Cyanide to get the ten commandments. He died before he ever reached Canada.

 
拙訳:モーゼはユダヤの奴隷たちを紅海に導き、そこで彼らは何の材料もなしで作られる種無しパンを作った。モーゼは十戒を受けるためMount CyanideMount Sinaiの間違いだと思う。Cyanideではシアン化合物である)に登った。彼はカナダにたどり着く前に死んだ。

感想:言うまでもないがunleavened breadというのは種無しパン、イースト菌を入れないパンのことであって、何の材料もなしでできるパンのことではない。材料なしでパンができたら奇跡である。ま聖書は奇跡に満ちているから、ありえないとは言えないけど。しかし何と言っても秀逸なのは最後の一文である。モーゼとユダヤの民が目指していた約束の地ってのは、カナダだったのか! そりゃー遠くて大変だ。砂漠程度で40年迷うモーゼじゃ、絶対たどりつけないぜ。

4. Solomom had three hundred wives and seven hundred porcupines.


拙訳:ソロモンには300人の妻と700人のヤマアラシがいた。 


感想:この子はたぶん
porcupinesヤマアラシではなく、concubines 側女、妾と書きたかったのだと思う。それがなんでヤマアラシになっちゃったんだか。ついでに言えば妻と側女の数も入れ替わっていると思う。ウィキによれば、妻が700人、側女が300人である。1日に2人ずつ回っても、一巡するには3年弱かかる。まったくごくろーさんなソロモン王である。

5. The Greeks were a highly sculptured people, and without them we wouldn’t have history. The Greeks also had myths. A myth is a female moth.


 
拙訳:ギリシャ人は高度に彫刻された人々だった。彼らがいなければ、歴史はなかったろう。ギリシャ人はまた神話を持っていた。神話とは、メスの蛾である。 


感想:確かに古代ギリシャの彫刻は有名だが、
highly sculptured peopleって、せめてwere skilled at sculpture彫刻に長けており とかの表現にできなかったのだろうか。mythfemale mothという説明に至っては、これはもう知っててやってるとしか思えない。

6. Socrates was a famous Greek teacher who went around giving people advice. They killed him. Socrates died from an overdose of wedlock. After his death, his career suffered a dramatic decline.


 
拙訳:ソクラテスは有名なギリシャの教師で、人々に助言をして回った。彼らは彼を殺した。ソクラテスはwedlockwedlockは結婚状態、婚姻のこと。ソクラテスが飲んだのはhemlock=毒にんじん。ちょっと違ったねえの過剰摂取で死んだ。彼の死以降、彼のキャリアは劇的に低下した。 

感想:うん、きっとギリシャの人たちは、おせっかいなソクラテスの助言がうっとうしかったんだね、だから殺したんだね。ただ私の印象では、ソクラテスは死んだ後の方が、名声にハクがついたような気がするけど。別にキャリアが“劇的に低下”したようすはないがねえ。

というように大変たのしい回答が続くのだ。
続きを読みたい方は、お知らせくださればメールでお送りいたします。


えーっとそれから、訳文に誤りを発見された方、どしどしご指摘ください。
わがブログの有難い読者諸兄姉には、英語の達人が多数おられるはずなので期待しております。
よろしくお願いしますです。

BGMは演歌

  • 2010/08/04 14:50
  • Category: 着物

♪ひとに聞かれりゃおまえのことを、年齢の離れた妹と〜♪ 本日、上司殿は演歌の気分らしい。上司殿のパソコンに接続されたスピーカーから、古い演歌が流れている。上司殿は毎日なんらかのBGMを流しており、だいたいは中国の古典音楽や古い欧米のポップスなのだが、本日は珍しく演歌。

歌詞なしの楽曲や、歌詞はあっても外国語の場合は、やれやれとは思っても無視することができるのだが、いかんせん日本語は母語なので、聞こうと思わなくても直接脳に入ってくる。脳内に流れ込んでくる色恋に大きく傾いた、やたら俗っぽい歌詞に抗して“資産状況の大幅改善が上半期の純利益を…”といったカタい翻訳文をひねり出すのは、なかなか苦しい。


***********


ある方のブログに肩出し浴衣の話が載っていた。“肩出し”というので、きっぷのいいお姐さんがぴっちり巻いた晒をちらり覗かせ、片肌脱ぎで鉄火に浴衣を着るのかと思ったらそうではなくて、ふわふわ盛り髪、アイメイクばっちりの若いお嬢さんが、カラフルな浴衣を両肩出してローブデコルテ風に着、帯は胸前で華やかに結ぶのだった。ほー、浴衣の花魁風か? おもしろいもんだ。

真っ当に伝統的に着物を着る方々からは非難轟々だろうが、まあ、お嬢さん方好きに着て下さい。今は別になーんてことないミニスカートだって、前世紀の60年代マリー・クワントが発表した当時は、世界中ぴーぴー騒いだのだ。「はしたない」「下品」「娼婦みたい」「(女性の身体は)隠されているからこそ魅力的なのに」等々。いつでもどこでも、攻撃的に新しいものに対する世間の反応は大体同じだ。気にすることはない。そういう風に着たいなら着ればいい。私自身は50婆さんだし、それが似合う顔でも体つきでもないから、さすがにやらないけど。


知り合いの若い娘さんがやると言ったら、どうするか。その子の力量によって助言を変えるだろう。「千万人といえども我行かん」の強さがあるなら「どうぞ」と言う。周りに乗せられてるだけなら「止めとけば」と言う。え、たかが浴衣の着方くらいで孟子を持ち出すこともないって? いや、たまたま今日の新聞のコラムにあったもので。

オハナシと食べ物

  • 2010/08/03 15:09
  • Category:
土日ヒマだったので久しぶりに藤沢周平さんを読み返した。やや軽薄ながら、からりとした明るさが読んでいて楽な神名平四郎が主人公の『よろずや平四郎活人剣』。 藤沢さんの市井物は“しみじみ”という言葉が似合うものが多いが、夏枯れで頭も心も沈みがちのこの時期に“しみじみ”ものを読むと枯れがいっそう進みそうな気配がしたので(事実、『本所しぐれ町物語』は途中でギブアップ)、これにした。このオハナシは主人公格の3人が、ともにまあだいたいハッピーエンドになるのも有難い。


それにしても時代小説を読むと餅菓子が食べたくなるのはなぜだろう? 別に話の中にひんぱんに餅菓子が登場するわけでもないのに。これはきっとミス・マープルを読むと紅茶とマフィンが食べたくなり、ジェシー・ストーン・シリーズを読むとウィスキーが飲みたくなり、ヴィク・シリーズではイタリア料理が食べたくなり、ハンナ・スウェンセンはクッキーが食べたくなるのと同じ作用が働いているのだと思う。意地汚い私の脳の中では、食べ物とオハナシが分かち難く結びついているのだ。


ただ、今のところ「これを読むと上等の寿司が食べたくなる」シリーズを見つけていないのは幸いである。日本にいるのならともかく、ご当地でそんなことになっては目も当てられない。


ところで昨日ベンチで125ポンドを挙げた。この重量を挙げたのは、ほんとにひさーしぶりである。このままいけば、また135ポンド挙げられるようになるかもと一瞬思ったが、考えてみたら明日から雪だるまがいなくなるので、私のトレーニングも中だるみ。3週間の不在中、私の挙上重量が進歩することはまずないだろう。進歩は9月、奴が戻ってきてからだな。

統計数字

  • 2010/08/02 14:03
  • Category: 中国
ここ2週間ばかり縫い物をしていないので、土日がヒマである。ふきんか袋物でも縫おうかと思ったのだが、結局手をつけなかった。3週間前に古シーツを切って四辺をまつり、ふきんに仕立てたのだが、ベッド用のフィッテッドシーツはだいたいがアイロン不要の混紡で、綿100%のものに比べ水分の吸収が今ひとつ。したがって使い心地もいまひとつで、こういうのをたくさん作ってもなあ、と思ったのが手をつけなかった理由。


とは言うもののシーツは傷むのは真ん中だけで、四隅は色あせもなく、薄くなってもいないので、このまま捨ててしまうのは何だか勿体無い。ふきん以外に何か活用のアイディアはないだろうか。


本日の新聞に、中国の各省市発表のGDP額を合計したら、政府発表の全国の数値より8000億元ばかり多かったという記事が載っていた。しかも上海市と貴州省はまだ発表していないので、省市発表値の総和にはこの2省市は入っていないのだそうだ。貴州はともかく上海のGDPは相当な額のはずであり、入れれば政府発表との差は1兆元を大きく超えるに違いない。


統計というのは数字の積み上げだから、政府発表と省市発表がぴたり合うとは思っていないが、それにしてもこんなに違わなくてもいいのではないか? 省市がゲタを履かせているのか、政府が政策的意図から数字を調整しているのか知らんが、両者の数字はもう少し似通っていた方がいいと思う。これじゃあどっちの数字も眉唾としか思えない。

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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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