両刃の

  • 2011/03/28 16:23
  • Category: 日本
非常時にもかかわらず日本人が見せる秩序、個人より全体を重んじる態度、礼儀正しさ、忍耐心を各国が賞賛しているが、こういう日本人の性格っていい面ばかりじゃないよねえ、と今回の大災害および原発を巡る政府の対応を見ていて思う。

秩序を重んじる態度は融通の効かなさ、個人<全体は組織としての決断の遅さ、につながりかねない。非常時の場合、平時の法規に囚われずに判断することも大事だろうに、援助に来てくれた他国の医師団の日本での活動を認めたのは、地震から6日後の17日って、どうして決断するのに6日もかかるのだ? 担当大臣が即日どころか即時に判断できることではないか。

福島第一の情況についても、地震当日夜には保安院から炉心溶融の可能性が指摘されていたそうで、それなのに実際に何らかの手を打てたのは翌日の午後2時との報道。政治家というのは国/国民にとって、その時点で何がbetterbestでなくともよい)か意思決定するのが仕事ではないのか。優柔不断と意思決定の遅さから、HK紙の不届きな見出しが実現するような事態を誘発するのは、なんとしても避けていただきたい。
 
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昨日は休み

  • 2011/03/24 16:09
  • Category: 雑記
このところ頭痛・眼痛続きで、体調いまひとつ。ために昨日は病欠。一日PCを見ることなく過ごしたら、だいぶ楽になった。というか昼ごろ飲んだイブプロフェン400mgが劇的に効き、午後はむしろ快調。こんなに効いていいのか、この薬。

しかし最近この薬に頼ってばかりで、習慣性とか、副作用とかやや心配。あとで調べよう。(調べた。1日1200mgまでなら副作用の発生率は低いそうだ。ウィキの記述が正しいことを願う)

先週木曜、オトモダチ3人と食事。前からの約束だったし、久しぶりに会えて嬉しかったが、どうしても話題が日本のことに戻ってしまう。その日はちょうど円が対ドルで76円台になった日だったので、こんなに円高が進んでは日本の輸出産業に大打撃だし、我らのなけなしの寄付も含め、海外からの義捐金もえらい目減りだと嘆く。「逆に海外から救援用物資を買い付けるにはいいかも」と言ってみたが、やっぱりマイナスの方が多いよな。

その翌日だったか、星島日報の一面見出しが大フォントの『東日本全毀』で、「ちょっとー、ひとんち勝手に全滅させないでくれる?」と猛然と怒る。確かに当時は福島第一の情況が刻一刻深刻さを増しているように思われ、私自身ニュースサイトばかり見ていたが、だからってまだメルトダウン、第二のチェルノブイリと決まったわけでもなかろうに、“東日本全滅”って大見出しで出すことないじゃない? 政府、東電、消防庁、自衛隊、みんな危機回避に向け必死で頑張っているんだぜえ!と怒ったのである。星島の社主&主筆殿、もちっと節度ある報道をしたまえ。

大げさ見出し、平時はご愛嬌だが

ご当地の新聞、フリーペーパーのおおげさな表現なんとかならんのか? 過激な見出しと過激な写真/イラストはご当地の新聞のウリで、平時はそれも愛嬌でよろしいが、非常時もそれでは知性を疑われる。 

「大核災来了! 百倍輻射四散 全球恐慌」(昨日のフリーペーパー)「4機組告急 輻射超正常六千倍」(今日の経済日報)「欧美警告 核災失控」(今日のりんご新聞)等々。他は見ていないが、きっと同じような見出しを巨大フォントでべたに配していたのだろう。

“警告”も報道の役割だというのは承知しているが、いたずらに恐怖を煽るような表現、情況を誤認させるような表現は控えた方がよろしいのではないか。一般人は原子炉の構造や、放射線や、被曝について、その深刻さを充分正確に判断できるような知識を、普段から持ち合わせているわけではないのだ。事に当たって、正確な情報を伝えるのは、報道の役目と思うが。

もっとも新聞も全部この調子なわけではなく、信頼できる情報源で情報を取り、東京で観測された放射線量は、直ちに人体に影響を与えるような量ではないと確認した東京在住の香港人の女の子の話も、囲み記事で紹介されていた。彼女はこれからも毎日、発表される放射線量を確認し、東京から避難するかどうか決めると書かれていたが、いかんせん見出しの小さい囲み記事。巨大フォントのパニック見出しに圧倒されて、目立っているとは言いがたい。こういう記事とか、いたずらにヨウソ剤を服用すると、副作用が起きますよ、という記事こそ大見出しで載せて欲しいのだが。

北米人にとってはHKも日本も同じか

  • 2011/03/16 15:28
  • Category: 雑記
きのうお義父さんから会社にいる雪だるまに電話があったそうだ。日本にいる私の父のことを心配してくれたらしい。「お義父さん、ありがとう」である。またお義父さんによると、雪だるまの叔母さんにあたるリーズから「雪だるまはだいじょうぶか?」と安否を気遣う電話があったとのこと。「???雪だるまと私は香港にいるんですけど?」と思ったが、北米人にとっては香港も日本も同じなのかもしれない。確かに東京−香港は約3000キロ。カナダの東西は約5500キロ。「すぐそば」と思われても仕方ないかも。

知り合いがいるので知ったのだが、中央大学は大規模な卒業式を取りやめ、その分、復興のために協力することにしたそうである。卒業式での袴姿を楽しみにしていた知り合いのお嬢さんには少し気の毒だが、式典に費やす費用で被災者支援ができるなら、その方がずっとよいと思う。
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/news/contents_j.html?suffix=k&mode=top&topics=13292 

実はそのお嬢さんには妹さんがおり、妹さんは
4月から別の大学に入学予定なのだが、何しろ日本の情況が予断を許さないので、日本入りしたものかどうか決めかねている。
被災者の中にも、4月から大学に入学する予定だった人がたくさんいるだろう。各大学とも被災された入学予定者にはできるだけの支援をするとHPで知らせているが、避難所に家族と、あるいはたった一人で身を寄せている情況では、4月からの生活の目処などまったく立つまいし、第一それどころではないだろう。

私は今まで日本は充分自力更生する力がある国だと考え、たとえ災害があっても義捐金を送ることはして来なかった。その分(寄付とも言えないほど少額だけど)毎月ユニセフと国境なき医師団に送って、自力更生する力がない国で使ってもらえるようにしていたのだが、今回は送ろうと思う。(―――なんて偉そうに言うほどの額ではないんだけれど ^^;)

なんとか

  • 2011/03/15 15:43
  • Category: 雑記
地震以降、あまり仕事にならない。翻訳していても、ついニュースサイトを見に行ってしまう。福島の原発の動向が気になる。周りの香港人たちも原発事故による放射能漏れを非常に心配している。これは“控えめ”とは言い難い当地のテレビ、新聞での報道の影響もあるのかも知れない。りんご新聞なんて「放射能雨、今日被災地を襲う。第七艦隊緊急避難」だから。少しでも放射能を浴びたら、即健康に影響が出るような書き方だ。

なんてことを思っていたら、先程原発敷地内で1時間あたりの放射線量が400ミリシーベルトとの報道あり。4号機で火災も起きているようで、今朝は大げさに思えたりんごの見出しが、現実的に思えてきた。東電様、事態がこれ以上悪化しないように、なんとかうまく対応してくださいませ。いや本当に現場にいる方々は、不眠不休でそれこそ力の限りを尽くしていらっしゃるのだとは思いますが。

ジムのタオルカウンターのおばさん、ウチの2階上に住むご夫婦から「家族はだいじょうぶか?」とご心配いただく。顔見知りに過ぎないのに、ありがたいことだと思う。2階上に住むご夫婦は旅行が好きで日本にもしょっちゅう出かけており、先日も福島の猪苗代湖(と思う)のあたりに行ってきたばかり。福島にも友人が何人かいるが、みな海側ではなく山間部に住んでおり、被害はなかったようだと少し安心したようすだった。他人のことを親身に心配できるのは、えらいことだと思う。

ご無事と聞いて安心

  • 2011/03/14 16:08
  • Category: 日本
土日はほとんど1日、NHKを見て過ごした。95年に有線電視に加入して以来、こんなにNHKを見続けたのは初めてだと思う。ネットではNHKより詳細な情報が流れていたのかも知れないが、土曜は眼と頭が痛くてPCを見られなかったので、仕方ない。

NHKの報道にはいろいろ言いたいことがあるが、まあいい。それより、電気がなく、防災無線も含めすべての通信手段が止まった時、必要な情報を被災地に伝える手段はないのだろうか。水や食料がないのも、暖房がないのもつらいだろうが、孤立状態の被災者にとって一番不安なのは、情報のなさ、いったい何がどうなっているのか全くわからない状態に、い続けなければならないことだろう。情報がなければ、どういう行動を取るのが一番いいのかも判断できないのだから。

日本人のお客様全員にお見舞いのメールを出した。何人かからお返事を頂戴した。一番心配していた仙台のお客様と電話が通じ、ご無事と聞いて安心した。地名から見てたぶん高台にお住まいなのだろうとは思っていたが、高台だからといって安全とはかぎらない。ご無事で何よりだった。

みなさま、だいじょうぶ?

  • 2011/03/11 16:37
  • Category: 雑記
自分自身が若くなくなったせいか、最近若い娘さんたちの楽しそうなようすを見かけると、しみじみいいもんだな、と思う。きのうも帰りがけ、大きな透明カップに入ったアイスクリームをプラスチックのスプーンでなめながら歩いている10代後半と思しき二人連れの女の子を見かけたが、曇り空にもかかわらず頬がつやつやと光り、ミニスカートから伸びた脚もふっくらと健康そうで、見ているこちらまでほんわりと明るい気分になった。妖艶な美女も眼福には違いないが、こういう何でもない若い娘の健康な明るさも、間違いなく眼福だと思う。

なんて呑気な話はおいといて、三陸沖の地震のニュース。後場真っ最中のウチの会社でも、心配する声があちこちで聞かれた。在東京の某お客様は「九段会館の屋根が落ちたのよ」と言いながらも、しっかり香港株の買い注文を出していらしたが、日本のみなさまは、だいじょうぶだろうか?

白髪三千丈

  • 2011/03/10 16:28
  • Category: 道楽
ここ2、3日あまりおもしろくない翻訳をしており、30分も訳すと厭きてしまって死にそう。企業公式の「会社案内」なんてものは、よほど革新的な業務または体制の企業でもない限り、だいたいにおいて通り一遍なご紹介記述に終始し、読んでて/訳してて“退屈・・・”のひとこと。

おまけに今に始まったことではないが、中国人が読んで「おお、すごい!」と思う表現と、日本人が読んで「おお、すごい!」と思う表現は、“やや”〜“明らかに”異なっており、中国語をそのまま訳すとマユツバ誇大広告気味になるので困る。日本人に感心してもらいたいなら、中国語の原文は無視してコピーを練り直した方がいいと思うのだが、“翻訳”を頼まれた身としてはまさか原文を換骨奪胎して似て非なる文章表現にしてしまうわけにもいかず、なんとか付かず離れずの範囲で、真っ当とはいえないまでも普通に読める日本語にしようとするのだが、結果は今ひとつ。ああ、頭が痛い。(比喩的にも現実的にも)

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本日ベイで初心者用ハーダンガー刺繍のキットを買ってみた。ストロベリー&クリームという美味そうな名前のキットで、サシェの上部に白でハーダンガー、その下にピンクと薄緑のクロスステッチでつるにからんだ苺を刺すデザインになっている。写真で見る限り、なかなか繊細でうつくしいデザインである。

私はクロスステッチとかスモッキングとか、単純な技法を繰り返して模様を作っていくものが好きなのだが、先日久しぶりにクロスステッチをしたら、チャートが見えにくくなっていて悲しかった。4年前は難なく見えたのに、今は拡大コピーをしないとステッチが数えられない。ハーダンガーも糸目をちゃんと数えられるかどうか不安なのだが、刺してみたくて仕方ないので簡単そうな初心者用キットを買ってみたのだ。

こういう眼を使う作業、もっと前に思う存分やりたかったなあと思うのだが、眼がよかった頃(=若かった頃)は他にもやりたいことがいっぱいあって、手仕事は二の次、三の次だったんだよね。

香港郵政

昨日はまた頭痛と眼痛で半分死んでいた。いつもは左目&頭なのに、昨日は珍しく右目。ご愛用のイブプロフェンも効かず「勘弁してくれよ・・・」な日。今日はまだましだが、左目奥に重量感。快調な日は週の半分だけか、ったく。となると、快調な日を大事に使うしかないんかな。

ところで昨年11月、○大に書留郵送を依頼した書類が1カ月以上経っても届かなかった時、私は香港郵政のホットラインあてに「レジスターNo.××××の書留は今どこにありますか?」と問い合わせメールを出した。1月初めのことだった。そしたら問い合わせに対する返事は来なかったものの、それから4、5日して当の書留郵便が届いたので「あ、見つけて届けてくれたのね」と了解していたのだが、それから2カ月も経った今週月曜、香港郵政の担当者から「お問い合わせありがとうございます。お尋ねの郵便物について調査いたしましたところ、当郵便物は2011年1月12日に配達済みであることが判明いたしました。より詳しい情報をお知りになりたい場合は、送り主の方から投函した郵便局あて問い合わせていただくのがよろしいかと思います。敬具」というメールが来た。

「・・・・・・」
問い合わせから2カ月も経ってから、ついでにとっくの昔に配達したあとで、「お尋ねの郵便はすでに配達しましたよ」とお返事をくれる香港郵政って・・・。
丁寧な英文のお返事メールを見つめて思わず「我早就知道了・・・(とっくに知ってるがな・・・)」とつぶやいてしまった。
何考えてるのだ、香港郵政?

ホットフラッシュ、か?

  • 2011/03/07 16:25
  • Category: 雑記
この土日は頭痛も眼痛もなく、まったく有り難かった。薬を飲んでも頭痛が納まらず、目が痛くてモニターを見続けることができずなんてのが数日続くと、ふつうに本が読め、針仕事ができ、ネットを徘徊できる日は、しみじみ有り難い。ましてそれが休みの日だとなおさら

もっとも火曜に広州に行って以降、例の更年期の症状で有名なホットフラッシュというのが始まった気がする。時々ぽわわわっと顔と胸のあたりが暖かくなって発汗する感じなのだ。最初は急に暖かくなったり寒くなったりする香港の陽気と、強くなったり弱くなったりする会社の冷房のせいかと思ったのだが、どうもそうではないらしい。人によってはホットフラッシュは不快らしいが、寒がりの私としてはじわわーんと暖かくなるのはむしろ快感。どうせなら上半身だけでなく、脚とか膝とかぜーんぶ暖かくなればいいのに、と思う。

土曜日、とうとうヴィザ申請書類一式をカナダ当局あてに送った。雪だるまが書留にしろというので、そうした。航空書留で54.70元なり。“二人の関係が本物であることを証明”する写真とか手紙とかに著しく欠けているし(写真は過去13年間で3枚、手紙はゼロ)、私は雪だるまの記入内容を確認しておらず、雪だるまは私の最終稿を確認していないので、もしかしたら“書類不備”で戻されるかもしれないが、その時はその時。とりあえず出した。事務屋なんだから、もう少し慎重かつ細心に書類準備をすべきなのだろうが、どうもヴィザに関しては熱心になれない。カナダ政府が「いやなら来なくてよろしい」と思っているのと同様、わたしも「いやなら入れて貰わんでもよろしい」と(心の底で)思っているのだ。ゴーガンフソン。だってあの国、寒いんだもん。

派糖

一昨日夜から有線電視が映らず、ために朝のニュースは翡翠台のみ。いつも思うのだが、香港TVのニュースの方がNHKよりも非地元ニュースの比率が高い。今日も北アフリカ、米国、中国とさらさらと一巡。まあHKの場合、ローカルニュースだけじゃ範囲が狭すぎて間が持たないという理由もあるとは思うが。ついでに言えば、HKは経済関係のニュースもだんとつ多い。これはHKの宗教が“財神”を崇める一神教だからで、これまた致し方なし。

“財神”で思い出したが、18歳以上の香港永久居民全員に6000元くれるという予算案。せっかくの財政黒字の使い方、こんなんしかないのか? 同僚諸兄は諸手をあげて賛成しているので、いくら15年間香港政府に税金を払ったとはいえ、ガイジンでありかつ間もなく香港を離れる私が、その喜びに水を挿すような発言をすることもないかとは思うのだが、しかしやっぱりこの使い方はもったいないぜ。

しかも“永久居民”が対象だと、香港に移民して間もない新移民は対象にならない。同じ新移民でも欧米企業から派遣され、手厚い待遇で迎え入れられるエグゼクティブたちは、6000元ぽっち貰えても貰えなくても痛くも痒くもないだろうが、中国や他の豊かとはいえない国からの移民にとっては、6000元あるとないとでは大きく違う。有権者のご機嫌とりと消費の喚起も大事だろうが、住宅事情の改善とか年金制度とか、も少し何か別の使い道はないのかね?

ついでにいえば、現行非課税のキャピタルゲインや配当や預金金利にも課税してはいかがか? 素人考えではその方が公平のように思えるのだが、専門家諸兄には素人にはうかがい知れない深慮遠謀があるんかな。

雪景色

  • 2011/03/03 17:25
  • Category: 雑記
一昨年、カナダに戻ったジョゼ&ブライアン組のジョゼから、雪だるまあてメールが来た。「先週土曜の風景」と題して写真が添付してあったが、これが全部雪景色。2月のカナダだから雪景色なのは当たり前だが、雪の深さにげんなり。先週土曜の香港はぬくぬくと暖かく、翌日曜は汗ばむくらいだったことを思うと、超寒がりの私としては「わたしほんとにカナダに移住するのか?」と自問せずにはいられない。

とは言うもののたった今日本領事館から電話があリ、日本の無犯罪記録証明も届いたと言うので、明日昼休み取りに行く。これで3国全部そろった。(正確には香港のは香港ポリースが直接カナダ領事館に送付するので手元にあるわけではないが、申請したのは1月だし優秀な香港ポリースのことだから、もう領事館に送付済みだろう←希望的観測) 寒いのはいやだが、やっぱり移住するんだろうな。少なくとも手続きはしないと雪だるまがうるさいしな。

ところで来週月曜から、香港市場の取引時間が変わる。現行の前場10:00−12:30、後場14:30−16:00が、前場9:30−12:00、後場13:30−16:00に変わり、全体で1時間増えるのだ。わたしのような事務屋には関係ないが、営業員さんたちは昼休み時間が30分短くなるので不便だと、ぶーぶー言っている。お昼をお客さんとの交流(=売り込み)時間にしている人もいるから、レストランまでの往復時間を含め1時間半じゃ忙しいのだろう。昼休み時間は実質45分程度の日本の勤労者諸兄から見れば「なにを贅沢言っておるか!」ではあろうけれど。

「無犯罪記録証明」入手!

  • 2011/03/02 17:20
  • Category: ビザ
ウチの近所から朝8:05発のバスに乗り、広州に着いたのが11時過ぎ。海珠広場で降り、泰康路から北京路を北上し、中山路にぶつかったところで右折すれば、めざす公証処のビルはすぐそこ。

途中、北京路に入ったあたりで担当の何小姐に電話したら「なに今、北京路?じゃあ歩いてお出でな」と言われたので「はい、はい」と元気よく歩いて行く。北京路は16年前に比べ道幅が広がり、店の造りもきれいになったが、基本的には余り変わっていない。というか郊外と違い、市中心の道は建物を取り壊して大規模再開発でもしない限り、変わるはずはないのだ。かつて“中華”南、中、北路と呼ばれた道が、1949年以降は“解放”南、中、北路になったように、政治の交代で名前が変わることはあっても、道そのものは残るのだ。何世紀前かの人が裸足や馬で駆け抜けた同じ道を、21世紀の私はややくたびれたプーマで北上するのだ。

というような感傷はさておき、公証処で現れた何小姐は想像したようなおばさんではなく、30そこそこの大変ほっそりした娘さんだった。あれま。これでどうしてあの話し方かね?とは思ったが、まさか口には出さず、無事「無犯罪記録証明」3通を貰ってバイバイ。到着から辞去まで10分もかからず。隣の公園というか広場のベンチに座り、持ってきたサンドイッチで昼食。帰りのバスまで少し時間があったので、北京路をぶらぶら。なにやら随分スポーツショップが目に付いたけど、これは広州アジア大会の影響か?(んなはず、ないか)

帰りのバスは12:50、東方賓館発。となりの中国大酒店の寂れ方に「うむ、20年・・・」と思う。沙面の白天鵝も寂れたかしら? また深セン湾で通関し、香港着は4時過ぎ。

行き帰りとも熱心に窓から外を見ていたにもかかわらず、今回は頭痛に見舞われ、しかもだんだんひどくなり、家に帰りついたときにはぐったり。風景見てるだけじゃ頭痛は治らんか。ちぇ。

ご参考までに「無犯罪記録証明」の中文正版をご紹介すると「公證書 (2011)南公證外字第049XX號 茲證明XXXXX (女,一九XX年XX月XX日出生, 現住香港)從一九九三年X月至一九九五年X月止, 在中國居住期間, 未受過刑事處份。 中華人民共和國廣東省廣州市南方公證處 公證員:XXX 二〇一一年二月十八日」となっている。(原文は簡体字) 茲證明のあとのXXXXは、ローマ字表記の私の氏名。漢字が読める日本人なら翻訳なんか必要ないくらいのわかりやすさ。
これに英文の翻訳がついて、3部で130元。安いもんである。

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Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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