ガッカリ

  • 2012/10/28 20:42
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キンドルのお話の続きだが、amazon.jpを覗いてみたら、すでに「米版キンドルで日本語書籍DL可能か」、「日米でのアカウント統一可能か」といった、日本語本も英語本も読みたい方々からの多数の質問が寄せられていた。

ショックだったのは“秀太郎さん”がアップしてくださった下記コメント(失礼して全文コピペ)
「私も海外在住で、以前から日本語書籍が買えたら最高と思っていました。
アマゾンジャパンにメールで早速質問したところ、キンドル本体は日本で買っても、
残念ながら海外から日本語コンテンツの購入はできないとこのことです。
理由は述べてくれなかったです。
多分実際に買おうとすると『あなたの国から購入はできません』とエラーがでるかと。
これはキンドルだけの話ではないので、日本の出版業界の規制が関係しているのではないでしょうか。
ガッカリです」

おっしゃるとおり、まったくガッカリである。
日本先行販売とかの書籍ならいざしらず、一般の書籍も国外からは買えないのでは、電子書籍の存在意義の半分は失われると思うのは、海外在住者の自己中心的僻みか。2011年現在約120万人に達する海外在留邦人マーケットは/在留邦人の「日本語の本よみたい!」の熱い思いは、日本の出版業界には届かないのか。

いずれにしても現状キンドルは私どもにとっては無意味。紙の本を買い続けるしかないのねん。
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日本上陸

  • 2012/10/24 21:39
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今朝いつもどおり寝ぼけ眼でニュースサイトに飛んだら、「キンドル、日本上陸!」がトップニュース。「おお、とうとうか!」と普段ニュースは見出しくらいしかチェックしないのだが、こればかりは本文や関連記事まで読み、ついでアマゾンサイトまで行ってみた。

各端末の実際の発売は11月からのようだが、コンテンツを配信するキンドルストアは明日25日からのようで、開店(?)したら覗きに行ってみたし。昨年以来、読書量が激減している私ではあるが、本を全く買わなくなる日が来るとは思えず、電子書籍が端末、コンテンツとも豊富になるのは大変喜ばしい。なにしろ送料を気にしなくていいうえ、読みたい!と思ったその瞬間に読めるのだ。日本国内に住んでいるのならばどちらも大したメリットではないだろうが(日本国内の場合、通常配送なら送料無料だし、よほど不便な地に住んでいるのでない限り1-2日で届くのだから)、時として本代以上に送料がかかり、といって安い船便など選べば(アマゾンには船便の選択肢はないが他店にはある)届くまでに1か月はかかる。1か月も経ったのでは、当の本に対する興味はかなりしぼんでしまっており、「ああ、そういえばこれ頼んだんだっけ・・・」とかなり熱のさめた反応になることもしばしば。

それに加え、電子書籍は字の大きさを変えられる。先日久しぶりに昭和中期発行の文庫本を取り出し、読もうとしてその活字の小ささにメガネのほかに拡大鏡も持ち出さざるを得なかった私としては、楽に富める大きさに字を拡大できるのは大変ありがたい機能だ。(ちなみにその拡大鏡は日本製で“文庫三昧”という名前。いや、なるほど・・・の命名なり) ついでにいえば字を大きくできるということは、本の中の図版なども拡大できるはずで、手仕事派の私としてはこれもまた有難い限り。なんたって最近、編み図が見えんのだ。各種記号がちりばめられた編み図を見ていると、あっという間に目がチカチカしてくる。この間は仕方なく、自分で編み図を書き直した。小さい模様編みだったからそんなこともできたが、これがセーターとかの全面模様だったら、そんなことは到底無理である。書き直しているうちに写し間違え、わけのわからん模様になるのがオチだ。

紙の本には紙の本なりのよさがあることは十分承知しているが、それでも上記3点は私にとっては大きなメリット。「キンドル買おうかな~」とるんるんしていたら、雪だるまに「キンドルで買えるのは当該書籍を読む権利だけで、書籍そのものを買っているわけではない。しかもアマゾンはいつでもその権利を取り上げることができるのだ」と言って、わたしのるんるんに水を差した。以下、英紙ガーディアンの記事と、Simon Phippsさんのブログ。(めんどくさい場合は「ノルウェー女性、キンドル」とかの語で検索すると、日本語記事がヒットすると思います) すみませんが目が疲れたので、あとはまた後日。

http://www.guardian.co.uk/money/2012/oct/22/amazon-wipes-customers-kindle-deletes-account

http://blogs.computerworlduk.com/simon-says/2012/10/rights-you-have-no-right-to-your-ebooks/index.htm

仏語クラス

  • 2012/10/21 09:32
  • Category: 言葉
先週からフランス語の授業が始まった。生徒は10人くらい。平日の昼間の授業なので、仕事のある人は来られたり来られなかったり出席はばらばらだが、それでも毎回7-8人は来ている。生徒の仏語レベルは「どこから来たの?」と聞かれてもわからない超初級から、ある程度の語彙と文法力があり会話が成り立つ中級まで、これまたばらばら。

初級、中級とクラス分けできるほどの生徒数がいないのだから仕方ないのだが、マルチレベルクラスというのは教える方も教わる方も結構大変だ。初めての生徒に合わせて初級文法の説明に終始しているとわかる生徒は退屈してしまうし、わかる生徒に合わせてニュースなど取り上げると、初級者は口を開けてぽかん…状態になる。週2回、3時間ずつの授業で、両者を満足させ、かつ仏語力を伸ばしていくような授業を考えるのは、本当に大変だろうと思う。しかも基本的に他言語を介さず、仏語を使って仏語を教えるダイレクトメソッドなので、初級者にとっては簡単な文法の説明ですら、先生の言っていることが半分くらいしかわからず常にもやもや。なかなかにもどかしいのである。

しかしこれも生徒の出身国がばらばらで、何か国語にもわたるそれぞれの母語を使って説明するなんてことは不可能なのだから仕方がないのだ。ちなみに一番多いのは中南米のスペイン語圏(メキシコ1、キューバ1、ドミニカ1、チリ2)、以下英語(北アイルランド1、カナダのブリティッシュコロンビア州1)、デンマーク1、フィリピン1、中国1、日本1といった具合。デンマークとフィリピンは英語堪能なので英語組に入れてもいいのだが、まあ一応。

このうちスペイン語話者はクラスの半分を占めているうえ、明るく賑やかな人が多いので、クラスでは時々スペイン語の花が咲く。聞いていると文法構造も語彙もフランス語とよく似ているようで、簡単な置き換えでするりと理解できるようだ。「まあなー、同じラテン語系だもんなー、楽だよなー」とかなり羨ましい。仏語と全くなんの関連性も共通性もないアジア系言語を母語とする私と張さん(中国出身)は、そうした彼らを横目で見ながら、それぞれ自国で買って来た文法書をせっせと参照。ともに初級の私たちは、こうでもしないとすぐに溺れる。張さんなど昨年のクラスにも参加していたのだが、本人曰く「いまだしどろもどろ」で、長い会話が成り立つところまではいっていないそうだ。

まあ、もともと週2回、3時間ずつしかないクラスだけでフランス語が喋れるようになどなるわけはなく、結局のところクラスは動機づけというかモチベーションの維持というか、要するに補助装置であとは自己努力。はるか大昔から言われているように語学に王道はなく、初級は特に地道に自分で勉強して単語を増やし、文法を習得していくしかないのだ。

ということは過去の経験からもよーくわかっているのだが、これがなかなか。その後の生活(=就職)がかかっていたかつての中国語学習に比べ、不便なだけで食うに困るわけではない仏語学習は、どうも今ひとつモチベーションが上がらないでいる。なにか庭仕事とか編み物とか、共通の趣味があるオトモダチでもみつけて、士気高揚させるべきだろうか? あるいは近所に住んでいる叔母さん3人を順番に回って、お喋りの相手をしてもらうとか? 年齢が近く、一番気兼ねがない従妹ソフィに新しい彼氏ができてしまったのは誠に残念。彼氏がいなかった時には、気軽に遊びに行けたんだけどねえ。

涙点プラグ

先週、右目に涙点プラグを入れた。涙の流出口である涙点をプラグ(栓)でふさぐことにより、涙を目の表面に貯め、ドライアイを軽減するのだそうである。世の中にそんなものがあるとはその時まで全く知らなかったので、ドクターの説明を聞いて「へええ」と大変感心した。

入れた後、2日ほどは目頭に異物感があったが、3日目くらいからは何も感じなくなった。プラグはシャンパンの栓型だというので、まさか知らないうちに取れてしまったわけはないと思うが、自分で見てわかるほど大きなものではないので、確認不能。

いずれにせよ右目の不調(目が痛い、眩しくてPC画面が見られない、常に目に違和感がある)の大部分がドライアイによるものらしいとわかって、ほっとした。症状が左目の調子が悪くなり始めた時とよく似ていたので、また網膜に異常が起きているのかと、かなり真剣に心配していたのだ。右目が左目並みになっては、自立不能。この齢でそれでは世間に迷惑かけすぎである。

それにしても医学とか科学の進歩は大したものだ。以前なら諦めるしかなかったさまざまな病気が、治癒とまではいかなくても軽減可能になったり、予防可能になったりしている。科学もいろいろな分野で日進月歩している。進歩していないのは人間の徳性だけか。

巻き寿司

義弟ジェリーが「巻き寿司が好きだ」というので、9月末の彼の誕生日にはオードブルのひとつとして巻き寿司を作った。ただ加熱調理を前提に売られているこの辺のスーパーの魚を、生で食べる寿司の具にするわけにはいかないし、そもそも巻き寿司なんか作るのは20×年ぶりくらいなので具のアイディアが浮かばず、「真ん中どうしよー? キュウリと卵だけじゃあ、あんまりだよなあ」と具材の選択に困った。

日本で巻き寿司を作ろうとした場合するすると脳裏に浮かぶまぐろ、干瓢、干し椎茸、デンブ、穴子や鰻、練り梅や納豆といった具材はここにはないし(ま、最後2つはあっても北米人には受けないだろうけど)、グリルした鮭やカレイを具材にというのも今ひとつピンと来ず、結局お手軽にシーチキン、かにかま、卵にキュウリで妥協。ジェリーには好評だったし、寿司慣れしていない他の出席者にも手を出してもらえる堅実さではあったが、卵の黄色とキュウリの緑しか目に飛び込む“色”がなく、なんとも地味・・・ 

今思えばメープルシロップと共にカナダ土産の双璧スモークサーモン(オレンジ色)とか、ベジの雪だるまに配慮してアボカド(さらなる緑)とかの選択もありえたのだが、なにしろふだん魚が食卓に上ることはないもので、てんで思いつかなかった。

パーティにふさわしい華やかな一品にするためには、卵の黄色とキュウリの緑に加え、ピンク/赤系が欲しいところだが、さてこのあたりで手に入る赤系の具には何があるのか? イクラはおろか、タラコも存在しないスーパーの魚売り場。せめて桜デンブとかあれば、赤系の色が加わるんだけどねえ。食紅はあるから、次回は白身魚を買って前日から仕込むのかなあ。

植え付け

ブログをさぼっていた間何をしていたかというと、庭仕事と編み物をしていた。「目が痛いとか言いながら、編み物していたんか!」と叱られそうだが、極太の糸と極太の針で単純な模様を編んでいる限り、編み地の確認はちら見で十分。違う目に入れてしまったり、違う糸を引っ張ってしまったりすれば指の感覚でわかるので、目を疲れさせるほどの視力は要らないんである。それに気温が下がってきてそうそう外にばかりいられないし、雨の日だってある。読書ができないうえに、家の中で出来る手仕事もないのでは、退屈で死んでしまう。そんなこんなで、帽子やカウルを編み、ただいまレッグウォーマーと手袋を編みかけ中。寒さがつのってきたので、この2つはさっさと仕上げねば。

庭仕事の方は、雑草退治&球根植え。10月初めに注文した球根が相次いで届いたので、雨の合間をぬってせっせと穴を掘り、各種チューリップ、ムスカリ各100、黄水仙80、ユリ2種8のほか、アリウム、初夏の花ミックスなどを植えつけ。同時にアメーバ型花壇にまだ咲いているワイルドフラワーズのうち来年も残したいものは、庭の隅へ移動させた。アメーバ型花壇には来春シャーレーポピーを大量に蒔く予定なんである。わたしはまだ“風に揺れるたくさんの、たくさんのポピー”の夢を捨てられないでいるのだ。ああ、麗しのAngel’s Choirよ、Falling in Loveよ!

Angel's Choir ↓

angelschoir.jpg


Falling in Love ↓

fallinginlove.jpg

突入

“読まない、書かない”生活を続けているうちに、世界はこんなことになった。

IMG_3437-2.jpg

これは珍しく晴れた日に撮った写真だが、ただいま紅葉の真っ盛り。
目もくらむような紅、黄、オレンジの競演である。
いつものことだが、本物は我がへっぽこデジカメで切り取った像より
百倍もうつくしい。


ウチの庭。東北の角。
黄色い葉っぱが、いーーーっぱい。

IMG_3431-2.jpg


南側。赤い葉っぱが、いーーーっぱい。

IMG_3433-2.jpg


東南の角に黄色い葉っぱをいっぱい落とした楓の木を
デッキから見上げると、こんな感じ。

IMG_3440-2.jpg


当地の今朝の気温はマイナス0.8度。
とうとう0度を切った。
すでに暖房が入り、秋に突入である。

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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