レスキュー、レスキュー

  • 2012/12/28 22:13
  • Category: 動物
大量の鳥が押し寄せるようになってから、窓ガラスにぶつかる鳥も急増。雪がしゃんしゃん降っているような日はそうでもないのだが、晴れの日はより窓ガラスを認識しづらいのか、快晴だった25日、26日は2日続けて窓ガラスに頭をぶつけて気絶している鳥を発見。夏場だったら放っておいてもだいじょうぶだろうが、晴れとは言え外気温は零下10度近い今日この頃、雪の中に放置しておいてはすぐに凍死してしまいそうなので、こちらも慌てて救助に走る。

この子は25日に保護したレッドポールのメス。レッドポールの特徴、頭の赤丸がご覧いただけるだろうか。

大きさは手のひらサイズ ↓

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この子は家の中に入って温まっても、じいっとうずくまったままでなかなか動き出さなかった。ずっと手の中に入れているわけにもいかないので、空き箱にティッシュを敷き、毛布で囲った籠に入れて様子見。しばらくして目をパチパチし出したので、気が付いたことは分かったが、毛布の中の居心地がいいのか、外に出たそうな様子は見せない。

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結局1時間半ほど籠の中で休んでから仲間の元へ帰って行ったが、あまり急に飛び立ったのでこちらが窓を開けるのが間に合わず、帰る時またガラスに頭をぶつけていた。2回も頭をぶつけてお馬鹿になっていないといいけど。

この子は26日に保護した子。同じくレッドポールのメス。こちらは回復が早く、30分ほどで外に戻って行った。

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今日27日は雪だったので、救急出動はなし。でも野鳥用救急籠は片づけず、このまま置いておくことにした。鳥を救助してから、塞がった両手で空き箱を探したり、籠に毛布を敷き込んだりするのは大変なので。

そういえば春先にも窓ガラスに頭をぶつけ、脳震盪を起こしている子を保護したことがあった。今、写真で確かめると5月17日のようだ。もう暖かい時期だったので、この時は毛布ではなくこの笊(香港の日系豆腐屋のざる豆腐の笊)の中で休んでいった。模様から見て、この子は家スズメかなあ。よくわからない。


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もう一人、こちらは11月に玄関の天窓に頭をぶつけて倒れていた鳥。長い散歩から帰って来て見つけた。かなり激しくぶつかったらしく天窓に羽毛と血がついていて、拾い上げた時にはすでに半ば冷たくなっていた。暖かい家の中に入れ、しばらく様子を見てみたが、結局目を開けることはなかった。

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仕方なく庭の来春チューチップがたくさん咲くはずのところに埋めた。その時は名前がわからなかったが、今見るとこの子はgrosbeak(シメ)である。R.I.P.シメちゃん。
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胃袋も脳も

  • 2012/12/28 11:25
  • Category: 雑記
24日 ウチでréveillon。夜の9時に集まり、前菜をつまみつつお喋りに興じ、ひたすら真夜中になるのを待つ。午前0時を合図に“Joyeux Noël!!”の歓声と共にハグ&キス&プレゼント交換の応酬合戦。それからやっと食事。したがってお開きになったのは午前2時過ぎ。これで疲れないのは子どもだけ。
25日 お義父さんちでクリスマスディナー。5時~10時
26日 叔母さんちにお呼ばれ。5時~10時

3日間連続でふだんの食事の3倍量くらいの御馳走を取り込んだうえ、お喋り、お喋り! お喋り!!で怒涛の如く押し寄せるフランス語の大波を頭からかぶり続けたので、胃袋も脳も疲労困憊。もうしばらくは肉料理も甘い菓子も見たくない、フランス語も聞きたくない、の心境。よって本日は朝から肉も油脂も使わない、野菜だけの野菜スープを煮込んでおります。しばらくは野菜スープとパンくらいで過ごさないと、この胃もたれは治りそうもないわ。(注:この最後の“わ”は女性用終助詞の“わ”ではなく、軽い詠嘆や驚きなどの気持ちを表す終助詞の“わ”としてお読みくださいませ。でないとキャラが違ってしまう)

雪だらけでも鳥は来る

  • 2012/12/24 12:13
  • Category: 動物
前回、エサの代わりに雪が詰まっているようなバードフィーダーの写真を載せ、「雪だらけでも鳥は来る!」と書いたが、嘘ではない。ほんとに来るんである。嘘だと思われる方は、下の動画をご覧あれ。

* 動画の上にポインターを置き、左下の赤い■をクリックすると再生されます。
最後、変なコードとか映ってしまってますが、ごめんなさい、無視してください。



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それまでは比較的のんびりしていた我が軒先の冬鳥用バードフィーダーを、この↑ように、昼食時の香港オフィス街のマクドナルドの如くせわしない状況に変えたこの鳥たちは、redpoll finch(ベニヒワ) と

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house finch(メキシコマシコ: 左♂ 右♀)

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である。

事の起こりは今月の初め頃だったか、ある日ふとフィーダーを見ると、見慣れない鳥が1羽留まっている。常連のchickadee(アメリカゴガラ)やnuthatch(ゴジュウカラ)


chickadee ↓

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nuthatch ↓

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と同じくらいの大きさだが、白い胸の上部がふんわりと薄紅色で、頭にも赤い部分がある。そして弾丸のように飛んで来てはパッとピーナツを咥え、また弾丸のように飛び去って行く前記2種とは異なり、この鳥はじいっとフィーダーに留まってあたりを見回している。まるで軍事演習の視察に来た故金〇日主席か何かのようである。「エサも食べずにフィーダーに留まってるだけの鳥とは珍しい」と思ったが、その時はそれで終わった。

この視察鳥は翌日も現れ、前日と同じ位置-フィーダーの一番下の角-に留まって、またじいっとあたりを観察。たまにフィーダーからヒマワリの種を取って食べているようだが、まわりを見回していることの方が多い。大変に悠然とした態度で、チッキディーやナットハッチがピーナツを取りに来ても、“我関せず”という風情で追いもしない代わり逃げもしない。

そんなことが3-4日続いたある日、なんだか騒がしい気配にふとフィーダーを見上げると、大量の小鳥がフィーダーに群がっている。しかもみんな胸のあたりが薄赤い。「たいへんだー! 赤い鳥が集団で来てるー!」と地下室にいる雪だるまを大声で呼ばわり、二人して「OMG・・・」とあっけにとられた顔で突然「満員御礼」になったフィーダーを見上げた。春先にも一時、庭先のフィーダーが満員御礼状態になったことはあったが、今回はその時より鳥の数が多い。なにしろ3段のフィーダーに満杯に群がっているだけでなく、その下のデッキや、他のフィーダーにもわらわらと飛び交っているのである。動きが激しすぎて正確な数は数えられないが、少なくとも20、もしかすると40羽近くいるのではないか。

いったいどこからこんなにたくさんの鳥が現れたのか、いままでどこにいたのか、なぜ急にウチに来始めたのか、トリならぬ身ゆえ皆目見当もつかないが、今日で10日間、満員御礼が続いている。今日はとうとうredpollとかより一回り以上大きいpine‐grosbeak(シメ)まで現れた。

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いろんな鳥が来てくれるのは嬉しいが、エサの減りが激しすぎるのがやや恐怖。

雪やこんこん

例の雪で学校が休みになった翌週の月曜も未明から雪となり、しかもけっこうな降りだったが学校は休みにならなかった。よって登校。この雪は授業中も降り続き、私も時々窓外を眺めては「まだ降ってるなあ」とぼんやり思ってはいたが、いまだ雪慣れしていない私は、この意味するところを十分わかっていなかった。

わかったのは3時間の授業が終わり駐車場に出た時である。露天の駐車場に置き去りにされた我が愛しの赤いエラントラは、他の多数の車と共に3時間熱心に降った雪に埋まり、半分方見えなくなっていた。

「ひょえー」と思ったが、すごい!と感心して口を開け突っ立っていては家に帰れないので、トランクから除雪ブラシを取り出し、雪かきを始めた。まず前が見えなくては話にならないのでフロントウィンドウから始めたが、上の方はともかく下の方は霜氷になってウィンドウにくっついていて、なかなか取れない。他の窓も同様。必死でガリガリ霜氷落としに励むが、そうしている間にも雪は降り続いているので、一つの窓をやっていると、他の窓がまた雪で埋まり始める。前をやってれば後ろが埋まり、右をやっていれば左が埋まる。シジフォスである。いくらやってもきりがないし、私自身にも雪が積もり始めたので4面の窓を2周したところで「こんなことを永遠に続けているわけには行かん!」と、ブラシを捨てて走り始めた。が、駐車場を出るか出ないかくらいで、リアウィンドウが曇っていて後ろが全然見えないことを発見。リアウィンドウのヒーターを入れてみたが効果なし。どうも内側だけでなく外側にも問題(=雪だ、当然)があるらしい。が、エラントラの場合、リアウィンドウにワイパーはついていないので、雪を掃いたければ車を停めてまたブラシでガリガリやるしかないが、すでに道路に出てしまっており、後続車もいるので道の真ん中で突然停まるわけにもいかない。仕方なく、後ろは運転席側のミラーで確認しながら走ることにした。見えなくはなかったが、雪のせいでこちらも視界が悪く、後ろがろくに見えない状態でレーン変更したりするのは、胃が縮む思いがした。

ただ幸いだったのはどの車も徐行運転だったこと。街中はもちろん普段なら80-90kmhで飛ばしていくダウンタウンとの境の長い上り坂も、この日ばかりはみんな30-40kmhで慎重に進んでいく。この前の雪の時は、ここで道路下の林に突っ込んでいる車がいたからね。落ちたら即死、というような高さではないが、バックで戻れる高さでもない。いくら雪慣れしているカナダ人でも、慎重に運転するに越したことはないということである。いわんや初心者の私においてをや。

という風にのろのろ進んだので、ふだんは15分もかからず戻れるところを、この日は30分近くかけて帰宅。無事ウチのガレージに車を入れた時には心底ほっとした。雪が本気で降っている時の運転は、ほんとに怖い。後で聞いたところによると、近所に住んでいるシャーロットも、学校からの帰り後ろが見えなくて大変怖い思いをしたそうだ。

この雪は翌日の火曜も1日降り続き、気温が高め(-3度~0度)だったにもかかわらずしっかり積もって、あたりを真っ白白の雪景色に変えた。家の中から見ている分にはきれいだが、これを雪かきすることを考えると・・・


ウチの庭。遠くに見えるのは夏に建てた物置小屋

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裏の林&隣の家の物置小屋

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まっしろ、しろ~

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バードフィーダーも雪だらけ。それでも鳥は来る

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盆踊りDNA

土曜日のパーティでは「わたしも踊れたらよかったのになあ」とつくづく思った。いや、“同じアホなら踊らにゃソン、ソン”だし、第一、杖がなければ歩けない年寄りではあるまいし、いい若い者(注:たとえ50×歳でも、あの会場では若手に属した)がまぬけな顔して椅子に座り込んでいたのでは興ざめもいいところなので、ディスコにもクラブにも行ったことのない私ですら、みんなと一緒に踊った手足を動かしたが、周りの人とは明らかにノリが違い、盆踊りDNAしか持っていない極東アジア人であることをはしなくも露呈。“ラティーノは全員ダンスの達人だっ!”とは言わないが、あの気負いも衒いもなく呼吸するように楽々とビートに乗り、心から楽しそうに身体を動かすことができる能力は、ほんとに羨ましいと思う。

私たちのテーブルに料理を配ってくれたきれいな褐色の肌にアフロヘアのほっそりした女の子、大変野性的な顔立ちの背の高い女の子、黒々とウェーブがかかった髪をきっちりポニーテイルにした細身の男性、そしてクラスメートのドーラ、カティ、ミゲル、ホルヘ、その他たくさんの地元ケベックのオジサン、オバサンたち。みんな喋ったり飲んだりしながらもサルサのリズムに乗って、ただただ楽しそうに踊っている。

中でも目立ったのはドーラで、もともと180㎝近い長身に加え、それに見合った体重も備えた堂々たる体躯のシニョーラなのだが、そのドーラが真っ赤なタンクトップに黒のロングスカートで、圧倒的豊かさの胸と腰を激しく振り動かして踊るものだから、私の目はドーラに釘づけ。「うおお、かっこいい!」と思いつつ、一方で「こんなに激しく胸と腰を振り動かしているのに、淫靡さが微塵も感じられないのはなぜか?」とか、「同じダンスでも、私が大学の四年間+α稽古に稽古を重ねた日本の踊り“仕舞”とはなんと違うことか・・・」などと、とりとめもないことをあれこれ考えた。そして、仕舞を舞うのは楽しかったけど、これからやるのならやっぱりこっちだよなあ。今後に備え、ようつべあたりの動画を見ながらステップの練習でもしてみるか、と雪に降り込められたある夜、例のクロゼットの奥の自室で練習してみたが、盆踊りDNAは一朝一夕に消えるものではなく、どう頑張っても私の腰の動きは“佐渡おけさ”とか“安来節”とかを髣髴させる日本海リズムを脱することができなかった。おまけに板こんにゃく体型の私には、振り動かす胸も腰もないことを鏡に見せつけられつくづくと嘆息。動きと言い、体型と言い、ハリケーン渦巻く熱いカリブは遥かなる水平線の彼方で影すら見えない感じである。あああ・・・ なんでこんなに違うのかねえ?



**********

ところでこのパーティではひとつ誤解があった。私は“フィエスタ・ラティーノ・ケベッコワ”というのはラテン系ケベック人、あるいはケベックに移民したラティーノが集まるパーティだと思っていたのだが(“ラティーノ・ケベッコワ”の語を、“チャイニーズ・アメリカン”と同様に解釈したわけ)、どうやらこれは“ラティーノ”“ケベッコワ”のパーティという意味だったようで、参加者の大半は地元ケベッコワ。しかも「平均年齢、55歳超えてるんじゃないか?」と思えるほど、シニア-な印象のオジサン、オバサンが目立った。最初は「こ、こんなはずでは・・・」と思ったが、夜が深まるにつれ上記のとおりラティーノがその存在感を増大させ始め、陽気でにぎやかな大変楽しいパーティになったので終わり良ければすべて良し。ドーラとも親しみを増せたし、ま、佐渡おけさサルサしか踊れなくても、行ってよかったと思う。

南米に日系はけっこういるはずだし?

  • 2012/12/16 07:13
  • Category: 雑記
これから隣の隣の隣の隣の町で開かれる“フィエスタ・ラティーノ・ケベッコワ”に出かける。
アジア人の私がなぜに“フィエスタ・ラティーノ”?と思わないでもないが、パーティ券を売っていたクラスメートのドーラに「わたしも行ってもいいの?」と聞いたら、「もっちろん、OK!!」と大きな笑顔で応えてくれたので、雪だるまと共にいそいそ出かける。

スペイン語ぜんぜん喋れないラティーノってのも変な気はするが、ま、ペルーにはけっこう日系の人もいるはずで、北欧人のパーティに紛れ込んでしまったアフリカ人というほどには浮かないと思う。(でもやっぱり浮くか? ま、いいや…)

いろいろつまみ食い

  • 2012/12/13 10:02
  • Category: 言葉
月曜は雪で仏語教室が休みになった。このカナダで、雪のために何かが中止になることがあろうとは夢にも思っていなかったので、正直、けっこうびっくりした。

確かに朝からかなり激しく降っており、道路にもこんもり積もって除雪が間に合わない様子で、近所の人たちは幹線道路に出るまで、車で雪をかき分けるようにして出勤していったが、これは雪の朝にはよくあること。吹雪というほどの降りではないし、何程のこともあるまいと思っていたのだが、授業開始1時間前の朝8時に、先生のジョゼから「本日休講」の電話が入った。

電話を受けた雪だるまによると、仏語教室だけでなく学校全体が休みなのだそうで、これはたぶん遠くから通ってくる生徒を考慮しての措置なのだろうと思う。私などは近い方だが、30、40km離れたところから来る生徒もいるらしいので。

ところで最近フランス語のお勉強は、あれこれつまみ食いを楽しんでいる。本気でフランス語を覚えようと思うなら、週6時間の仏語教室だけではどう考えても足りないので、単語と文法知識の補給のためあちこち覗いているのである。先週見つけて「おお!」と喜んだのは、audiocite.netという無料の朗読サイトと、語学学習の老舗、天下のNHKラジオ講座のストリーミング。

audiociteの方は、小説からSF、詩、哲学、子供向けの本まで、プロの朗読を無料で楽しめる。無料という性質上、すでに著作権が切れた古典が主のようだが、アマ〇ンとかのネット書店でも仏語のオーディオブックはあまり多くなく、しかも大変お高いので、こうした無料サイトが手軽なネット上にあるのは大変ありがたい。私は早速、梨の木さんが文章のうまさに感心していらしたフローベールの短編「Un Coeur Simple」のテキストを2ページほどプリントし、各単語の意味を調べた上で少し聞いてみた。ネイティブ向けの速度で読んでいるので、「なんて美しい発音!」とは思っても、意味の方はちぃーーーっとも頭に入ってこなかったが、ま、よいのだ。折に触れて聞いていれば、そのうち少しわかるようになるかもしれない。

NHKの方は、前の週の放送を、これまた無料で聞くことができる。国外在住で受信料も払っていない人にも聞けるようにしてくれるとは、なんてまあ太っ腹なNHK!なのだが、聞けるのが放送した次の週の1週間だけなのが玉に瑕。どうせならバックナンバーも含め1か月分をDLできる有料版と2本立てにしてくれたらいいのになあ、と思うが、テキストの方はすでに電子版があるので、音声版の方もリリースされるのは時間の問題かもしれない。それはともかく、30年ぶりくらいに聞いたフランス語講座は、以前にも増してカジュアルで楽しい雰囲気で、いかにもフランス語講座的。他にもスペイン語とかイタリア語とか中国語とか、いろいろな講座がストリーミングを提供しているようで、放送かカセットテープしかなかった昔々に比べ、なんと便利になったことかとつくづく感心する。デジタルディバイドの問題はあるにせよ、こうした技術の進歩はほんとに有難いと思う。

雪だるま、運転す

  • 2012/12/09 10:20
  • Category: 雑記
5月から自動車学校に行き始めた雪だるまは6月末だったかに仮免の試験を通り、8月から路上での練習が始まった。日本の自動車学校と違い、講師同乗による路上練習はせいぜい2週間に1度。練習の少なさを補うため(?)にか、仮免(learner’s licence)保持者は、免許保持者に同乗してもらい、その監督を受けつつ積極的に路上で練習するよう奨励されている。雪だるまの場合はつまり、私かお義父さんかジェリーが同乗・監督していれば、道路を走って練習してよいということである。

最初は私が「練習する?」と聞いても、ああだ、こうだ言い訳を並べて(曰く、今日は天気が悪い、今仕事が忙しい、気分が乗らない・・・etc.)なかなか腰を上げようとしなかったが、秋が深まってきたあたりから、割合嫌がらずに運転するようになり、最近では週一の買い物時の運転は、すべて雪だるまがやっている。誠に喜ばしい。おかげで私は助手席にゆったりと座り、周りの景色を眺める余裕ができた。

本来なら同乗の監督者は仮免保持者が危険な運転をしないよう周囲に目を配り、交通標識、ブレーキや加速のタイミングに注意を促すのが役目なのだが、50代の雪だるまの場合、仮免保持者の9割以上を占めるであろうティーンエイジャーとは異なり、間違っても面白がってスピードを出したり、かっこいいところを見せようとアクロバティックな運転をしたりはしないし、交通規則については地元カナダ人な上、現役で勉強しているので私よりよほど詳しい。フランス語はろくに読めもしない私の出る幕はない。よって私はもっぱら周囲の風景を鑑賞。

たまには雪だるまの慎重すぎる運転(ぴったり制限速度。一時停止は教則本どおり3秒間etc.)な運転にいらいらすることもあるが、今は忍の一字。ここで機嫌を損ねては、また私が運転しなくてはならなくなってしまう。夏の気候のいい時ならともかく、雪道の運転なんかちっとも楽しくはないのだ。ひとがやってくれるなら、それに越したことはない。

本日また朝から雪となり、当地はすっかり雪景色


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Lemon Cranberry White Chocolate Bars

お義父さんの誕生日パーティは、ウチの場所がわからなくなって来られなかった伯母さんが一人いたほかは大きなアクシデントもなく無事終了。行き届かない部分も多々あったとは思うが、お義父さんは嬉しそうにしていたし、親戚も楽しそうだったし、大過なしと思うことにする。昔はパーティの前もあれこれ準備を心配し、後も「ああすればよかった、これを忘れた」といじいじくよくよするのが常だったが、最近は大失敗がなければそれで良しとして、終わったことは努めて考えないようにしている。生まれついての社交夫人ではないのだから、完璧なホステスになどなれないぞよ。瑕は大目に見てくださいまし、である。

それにしてもウチがわからなくなった伯母さんだが、実のところウチに一番近い、夏場なら歩いても行けるくらいのところに住んでいるご近所さんなのである。しかもウチに来るのは初めてではない。なんでわからなくなったのか、ご本人は「雪と暗いのとで、通りの感じもウチの様子も全く違って見えたから」と翌日の昼間、改めてウチに来た時言っていたが、伯母さんちの前の道をまっすぐ左に走り、某レストランの手前で左折、最初の角を右、次の角も右に曲がった突き当りがウチなんだけどなあ。かなーりわかりやすい道順だと思うけど、夜だとわかんないかなあ。この次は前庭に「ここ!!」とか大書きした看板でも立てておかないとだめだろうか?

ところでパーティのため雪だるまが作った菓子“Lemon Cranberry White Chocolate Bars”の評判が大変よかったので、ご参考までに作り方をご紹介しておく。雑誌のおまけでついてきた、食品メーカーが自社製品の販促のために作ったリーフレットに載っていたレシピなので、ここで紹介しても叱られないと思う。

Lemon Cranberry White Chocolate Bars
*9×13インチ(約23×33㎝)の型ひとつ分と大きいので、半量でお作りになってもよいかも
*1カップは 250cc です

1  クラスト: オーブン予熱160℃。薄力粉(1 3/4カップ)、グラニュー糖(1/2カップ)、コーンスターチ(1/4カップ)、塩(小さじ1/4)を合わせてふるう。柔らかくした有塩バター(3/4カップ)を混ぜ込み、ぼろぼろした粗い塊り状にする。9×13インチの焼型にオーブンペーパーを敷き、この生地を軽く押しつけるように万遍なく敷き込む。オーブンに入れ、25分または縁が金色になるまで焼く。焼けたらオーブンから出し、完全に冷ます。

2  フィリング: 卵(4個)、コーンシロップ(1カップ)、レモンのしぼり汁(1/2カップ)、溶かしバター(1/4カップ)、コーンスターチ(大さじ2)、レモンの皮のすりおろし(大さじ2)、ベーキングパウダー(小さじ1)を、泡だて器でよく混ぜる。

3  さました1の生地の上に、ドライクランベリー(1/2カップ)と、粗く刻んだホワイトチョコレート(1/2カップ)を散らす。その上に2のシロップを均等に回しかける。160℃のオーブンで30分、または固まるまで焼く。

4  粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、少なくとも4時間または硬くなるまで冷やす。仕上げにアイシングシュガーを振ってもよい。長方形に切ってすすめる。(この分量で16切れ分) 冷蔵庫で最高4日間、冷凍庫で最高1か月間保存可能。

2回オーブンで焼いたりするので、まちょっと手間はかかりますが、前日に作っておくこともできますので結構便利かと。味の方も過剰に甘すぎることなく、日本人にも受けると思います。ちなみにウチにはコーンシロップはないので、メープルシロップで作りました。

今日も明日も誕生日

  • 2012/12/01 21:28
  • Category: 雑記
今日(1日)は雪だるまの誕生日。しかし明日(2日)のお義父さんの誕生パーティ準備に圧倒されて影薄し。お義父さんの“80歳おめでとう!”パーティは夏に兄弟姉妹を集めて派手なのをやったはずなのだが、今回の正式な誕生日にあたっては妻方(雪だるま&ジェリー兄弟にとっては母方)の親戚を主にするんだそうで、これに加えお義父さんの現在のGFというかsa blondeであるところのフランスの姉妹&その配偶者も来るので、総勢24人。夏の大型パーティの時の17人より多く、しかも今回はケータリングは頼まないので、全部自家製。あな、いそがしや。

木曜、今季初めての本格的な雪となり、10センチほど積もった。昨日は雪は止み、きれいに晴れたものの気温は最高でも零下10度とあまり上がらなかったので、道路にも庭にも雪が残っている。土曜の朝の現在も気温零下17度と寒いので、明日のパーティまでに道路の雪がなくなる見込みはなし。みなさま、気をつけてお出でなさいまし、である。まあ、みな生粋のケベッコワだから道路の雪くらいで、へどもどするはずはないけれど。

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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