もやし作り

最近のお遊びのひとつは、もやし作り。
もともとは冬場、野菜が値上がりするので、もやしでも作って足しにするかと、作り方などちょっと調べてみたのだが、もやし栽培の専用トレーは20ドルとか結構な値段がついていたため、二の足を踏んでいるうちに春になった。

春は種まきの季節である。で、人参やエンドウ、ケールなどの種を買うついでに、もやしの種も購入。そしてその後の調べで、専用トレーなどなくても、何かの空き瓶とフタにする目の粗い布さえあればもやしは作れるとわかったので、早速ジャム瓶を洗って実行。フタは、最初は木綿の布を切って使ってみたが、朝晩の水洗いの際、水の切れが悪いので、ニンニクが入っていたメッシュの袋を適当に切り、輪ゴムで止めてフタにした。ニンニク袋は目が細かいので、かなり小さいタネでもこぼれ落ちない割に水切れがよくて、なかなか使い勝手がよい。お薦めである。

そしてタネは、最初は市販のもやし用のタネ、スプリング・サラダとかサンドイッチ・ブースターとかで作っていたのだが、少ししか入っていない割に結構高い(2回分くらいで約3ドル)ので、最近はもっぱら緑豆で作っている。大きく育つのでサラダやサンドイッチには向かないが、炒め物にはこちらの方が重宝である。

作り方は超簡単。
1. 緑豆小さじ2杯くらいをジャムとかスパゲッティ・ソースの空き瓶(少なくとも500mlくらいの大きさのもの)に入れ、豆が十分被るくらいの水を入れて、目の粗い布かネットなどを被せ、輪ゴムで止めてフタにして、冷暗所に置く。
2. 6~8時間経ったら水を切って、引き続き、冷暗所に置く。(ちなみに水を切る際、フタはいちいち取らなくてもいい。目の粗い布やネットなら、ふたをしたままで十分、水は切れる。
3. その後は1日2回、朝と晩にフタつきのままジャーと水を入れ、軽く豆を洗ってまた水を切り、冷暗所に置く、を繰り返すだけ。2日目くらいから芽が出始め、5、6日経つと十分食べられるくらいに成長する。

ちなみに緑豆は、別にもやし用ではない、ふつうの緑豆。煮て食べる用に袋入りで売っている(あるいはカナダにお住まいの方なら、bulk barnとかで量り売りで売っている)ごくごくふつうの緑豆。最初は煮て食べる用で本当に芽が出るのか少々心配だったが、やってみるとこれがちゃんと出る。

そして上には“冷暗所”と書いたが、直射日光さえ当たらなければ、特別暗く、冷たい所でなくても大丈夫のようす。私は朝晩の水洗いを忘れないよう、台所の流しの横に置いているが、ちゃんともやしになっている。肝心なのは朝晩必ず水洗いして、カビが生えたり、腐ったりしないようにすることだそうである。カナダより暑くて湿度が高い日本だと、真夏、台所にそのまま置くのはちょっとアブナイかもしれないが、春秋冬は十分いけるのではないか。


これは2日目。少し芽が出始めている。

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そして6日目。瓶いっぱいに成長

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上から見たところ。葉っぱも出て、元気いっぱいです。
このもやしはこの写真のあと、炒め物にして食べてしまいました。ははは


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お祭りで絵を買った

先々週の土日はこの町のお祭りで、ちょうど天気もよかったので、いそいそと自転車で出かけた。このお祭り、一応“La Foire en Ville”(Town Fair)という立派な名前がついていて、いかにもお祭りらしくホットドッグ・スタンドやアイスクリーム・スタンドが出ていたり、空気で膨らませる巨大すべり台やジャングルジム様の遊具が通りに並べられて、子どもたちが遊べるコーナーができていたりもするが、メインはがらくた市。町の目抜き通り数ブロックを車両通行止にして、そこで即席の蚤の市が開かれているのである。

出店しているのは大部分、この町の人たち。中にはこういったお祭りを回って店を出す専門業者もいるが、9割方はご近所の誰彼さんたちである。そして売っているのはだいたい古着や古本、もう使わなくなった道具類などの不用品。古いスキー板もあれば自転車もある、鍋釜、花瓶のたぐいもあるといった具合である。

要するに文字通りの“がらくた市”ではあるのだけれど、私はこういう蚤の市とか救世軍のスリフトショップなどで、その“がらくた”を漁るのが大好きなので、毎年このお祭りを楽しみにしていて、6月が近づくと「あした天気になあれ」と当日の好天を祈っているのである。(雨でも市は開かれるのだが、バシャバシャ雨が降る中、露店を見て回るのはしんどい)

で、去年はここで、四角いガラスの花瓶2つ(各1ドル)と、絵を2枚買った。絵はどちらも北米の農家を描いたもので、土曜に見たとき、その薄暗い雰囲気が妙にこちらの琴線に引っかかったものの値段がついておらず、売主に声をかける勇気がなくてその日は買わずに帰ってきた。しかし翌日になってもどうしても気になるのでまた出かけ、思い切って値段を聞いて買ってきたのである。そろそろ市がお終いになる日曜の午後だったせいか、値段は1枚5ドルだった。家に帰ってきてから隅に記されたサインを見ると、作者はBilly Jacobsさんという人で、こういう陰鬱な雰囲気の農家の絵を、よく描いているらしい。この2枚の絵は今、地下へ降りる階段手前の壁に掛かっている。薄暗い雰囲気の絵が、薄暗い階段によく合うのだ。

そして去年で味をしめたので、今年もまた、絵(額縁)漁りに出かけた。そして額縁を2つと絵を3枚買ってきた。ただし3枚の絵は共に額縁目当て。作者には申し訳ないが、中の絵はどうでもよくて、額縁の方を使うつもりで買ってきたのである。
だが、帰ってきてよくよくみたら、うち2枚は結構おもしろいような気がしてきた。パピルスを模したような紙に、古代エジプトの壁画のような人物像とヒエログリフ(?)が描かれているのだが、描線くっきり、色彩鮮明で、全然古色なんかついていないところが、却っていい。うちのシンプルモダン、直線ばっかりの内装にも、案外合いそうだ。


これと

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これ

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なんだかエジプトの土産物屋で売っていそうな雰囲気

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ただしこの絵の場合、絵と額縁が全然合っていない。ほんとに間に合わせに入れましたという感じで、大きさも合っていないし、1枚など裏板すらないのだ。

つらつら眺めるに、この絵に合いそうなのは、黒とか焦げ茶とか暗色の細縁。そしてふつうにマットを入れてしまうと、このパピルスまがいの紙の縁のぎざぎざが隠れてしまうので、マットはなしで代わりに深緑とか濃い色の裏板(裏紙?)で、アクセントにする。そんな感じの方が絵が映えそうに思えるのだが、どうだろう?

もっとも、額縁目当てで買った絵のために新しい額縁を調達していては、本末転倒気味ではある。この絵、額縁付きで1枚4ドルしかしなかったのだ。絵の数倍の値段の額縁というのもなあ。ここはやはり来年またこのお祭りで、この絵用の額縁を探すしかないのだろうか。

余談だが、今年はこのお祭りで5人の知り合いに遭遇し、やあやあと挨拶を交わした。最初の頃はお祭りに出かけても誰一人知っている人などいなかったのに、なるほどたとえ片言のフランス語しかしゃべれない半人前の人間でも、5年も住んでいればそこそこ知り合いはできるのだなあ、と少々感慨深かった。

庭仕事には長袖、長ズボン

庭仕事をするとき、私は相当暑い日でも長袖シャツに長ズボン、
ちゃんと靴下を履き、手には手袋、
頭にはスカーフ代わりの大判ハンカチを被って作業をする。
紫外線の強い日盛りに外にいて、あんまり真っ黒けになりたくない、
というのもあるが、それより何より庭仕事は汚れ仕事。
植木の間に頭や腕を突っ込んで雑草を引き抜き、
花が終った茎や枯れ葉を取り除き、
肥料や土を足したりするのに、肌を露出した格好をしていては
腕や脚が、引っ掻き傷や切り傷だらけになってしまう。
松や杉の尖った針のような葉は、まともに刺されば結構な痛さだし
Barberry(Berberis/メギ)のように、枝が刺だらけの庭木もある。
つまらないケガをしないためには、多少暑くても
長袖、長ズボンでいた方が利口なのである。

それに第一、庭には虫がいる。
毛虫に青虫、アブラムシ。ハダニにナメクジ、葉巻虫。
そして、蚊! なによりも恐ろしい蚊!
うちの周りには、普通の蚊のほかにもう一種、特別に痒い蚊がいるのだ。
刺す現場を取り押さえたことはないので、どんな姿かたちかはわからないのだが
この蚊に刺されると、刺されたところが赤く盛り上がり
痒みが何日も引かない。
ひどい時には、2週間経ってもまだ痒かったりする。
実に厄介な蚊なのである。

だからこそ“暑くても我慢”の長袖、長ズボン+防虫スプレー。
湿度が高くて蚊が多そうな時には、その上さらに首に手拭いを巻く。
まるっきり農家のおばさんだが、綿の手拭いはスカーフと違って暑すぎないし
汗止めにもなって便利なのである。

そしてこの格好で庭に出るたびに思うのだ。
いくら見た目重視の広告でも、

こういうのや(しかもこの女性は裸足!)

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こういうの(これはガーデニングショーツの広告らしい)は、

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大ウソだよなあ、と。

頻繁に農薬散布して、蚊どころか羽虫一匹いない大農場とか
完全に外界と遮られた温室の中ならいざ知らず
普通の畑にこんな格好で出たら、1分と経たないうちに虫刺されだらけになってしまう。

ここはやはり、正しい服装はこれだろう。
長袖、長ズボン、帽子に手袋、そして首には手拭いの完全防備。
これぞ農業婦人の鑑!

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雨水桶

去年、庭にひとつ、雨水桶を設置した。
うちの町には使用量に応じて徴収される水道料というものはないし
(水道の費用は固定資産税に含まれているんだそうである)
スプリンクラー等の自動散水ではなく、手でホースをもって散水している分には
花壇や芝生への水遣りに制限はないのだけれど
そこはそれ、晴天が続いて水不足が懸念されているときに
水道からじゃあじゃあと気前よく庭に水撒きするのはどうも気が引けるので
そんなら雨水を溜めるタンクを置いて、その溜めた雨水で
心置きなく水遣りをしようと考えたのである。
町も節水のため各家庭での雨水桶の設置を奨励していて
町内の店で雨水桶を買うと、いくばくかの補助金も出る。
どうせなら補助金の出るうちに買おうと、
去年、町内のホームセンターに出かけ、台と合わせて購入したのである。

うちが買ったのは、いかにも“桶”といった感じの樽型ではなく
外壁の色に合わせたこんなタイプ。

高さは1m.くらい。190L入ります。
上部にくぼみがあって、このように植物を置けるようになっています。


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写真でお分かりの通り、中ほどと下部と2か所に蛇口がついていて
そこから溜めた雨水を取り出せるようになっている。

で肝心の雨水はどこから入るかというと
上部にフィルター付きの取水口があって
雨樋から落ちてくる水を、ここで受けるようになっているのである。


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フィルターがついているのは、水と一緒にゴミが入って
蛇口が詰まるのを防ぐためと思われる。

雨樋から落ちてくる水を受けるのであるから
桶は雨樋の下に置かなくてはならない。
ふつう家の周りには、少なくとも4、5本の竪樋が屋根から伸びているが
うちでは花壇や畑への水遣りの都合から考えて、
デッキのそばの雨樋の下に置くのが一番便利と
周りの白アジサイを少々整理して場所を空け
ジム仲間の雨樋屋さんに、ちょうどよく取水口に雨が落ちるよう
雨樋の長さを調整してもらって、めでたく設置完了。
雨降りが少し楽しみになったのだったが、
ある日ある時、雨の降る中、家の周りを一回りして気が付いた。
同じ屋根から伸びる雨樋でも、場所によって流れる雨水の量がものすごく違うのである!

うちの周りには都合5本の竪樋が外壁に沿って走っているのだが
巡って見ると、一番水量が多いのは右手ガレージ横の大屋根からの竪樋。
その次に多いのが、左手奥、日陰側の竪樋。
そして残りの3本には、ほとんど雨水が流れ込まない!

この水量の差は相当に顕著で、
たとえばガレージ横の樋からバシャバシャと勢いよく雨水が流れ落ちている時でも
肝心の雨水桶につながる樋からは、ちょろちょろとネズミのしっぽくらいの水しか
落ちてこない。どうしてだかわからないが、落ちてこない。

雨の中、傘をさして上を見上げ、屋根の勾配や軒樋の走り方を観察してみたが
壁に向かって左手のガレージ横の竪樋に水が集まり、
右手の雨水桶用竪樋に水が行かない理由は、さっぱり見当つかず。
去年、軒樋には全部、ゴミよけのカバーをつけてもらったので
樋にゴミが詰まって流れを妨げているはずもなく
さてそうなると、一体なぜ?

理由はともかく、せっかく設置した雨水桶には水が行かず
その一方で、雨水桶のない雨樋からはバシャバシャと水が流れ落ちているというのは
なかなかに悲しく、かつ歯がゆい光景で
私はこのところ雨が降るたびに、樋からの雨水を少しでも多く桶に取り込もうと
桶の位置を微妙に調整してみたりしているのであるが、効果は上がっていない。

実は昨夜も雷雨があったのだが、降っていた時間が短かったせいもあって
雨水桶にはほとんど水が溜まっていなかった。

効果的に雨水を溜めるためには、やはり桶をガレージ横の雨樋下に移すしかないのかと思うが
しかしそのためにはまた雨樋屋さんを呼んで、雨樋の長さを調整してもらわねばならず
(下手っぴいでいいのなら、自分で雨樋を切って調整してもいいのだが
雪だるまは家に関してはみっともない仕上がりを嫌うのだ)
手間と暇と費用がかかる。 ・・・・・・

というわけで雨水桶の設置をご検討中のみなさん
設置に際してはよくよくご自宅の雨樋の水量を観察し
もっとも使い勝手がよく、かつ効率的に雨水を溜められる場所に
ご設置ください。
どこでも同じだろうなどと考えて、雨水がたまらない場所に設置してしまうと
私のように雨のたびに雨樋眺めて八の字眉、
深い深い溜め息をつくことになります。

オリエンタルポピー

冬越しする多年草主体の花壇でも、庭は毎年変化する。
庭木や花々が成長するからだが、この植物の成長、実はあんまり一様ではない。
種類によって成長が早かったり遅かったりするのはもちろんだが
それ以上に前年の手のかけ具合というか、手のかけなさ具合によって
同じ植物でも背丈や花の咲き具合が、大きく変わってくる。

たとえば去年は丈が1.5mくらいまで伸びて、
盛大に花を咲かせていたフォックス・グローブは
今年はどういうわけか、新芽が伸びだした時から葉がしおしお。
やけに元気のない葉っぱだなあと思っていたら
成長も悪くて背丈が去年の3分の1、50cmくらいまでしか伸びず
つぼみも2つか3つしかついていない。
英国のカントリーガーデンでおなじみ、にょっきりと丈高い姿を風に揺らせ、
鈴なりに咲くのがフォックス・グローブなのだから
背丈50㎝、花が2つ、3つでは、とてもフォックス・グローブには見えない。
これはやはり去年、あんまり勢い良く伸びるのに手を焼いて
後半あまり手をかけず、ほったらかしにしていたのがよくなかったのかもしれない。

もうひとつ、小さいかわいらしい花をびっしり咲かせる石竹も
去年、花が終わった後、葉を切り戻しせずに放っておいたら
夏の終わりに雨が続いたとき、大量のナメクジの巣になってしまって
もちろん発見した時点でナメクジは退治したのだが
今年は株の大きさが去年の半分。花もまだ咲かない。


去年、元気だった時の石竹

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逆に今年3年目、5年目に入ったオリエンタルポピーは大変元気。
5月の終わりごろからつぼみをつけはじめ、今、盛大に咲いている。
5年目の株は、種苗店で苗を買ってきたもの。
3年目のは、種から育てた株である。
苗で買ってきた方は、1年目は花が咲かず私をがっかりさせたのだが
2年目には1つ、2つ花をつけ、3年目は急に株が大きくなって
大量のつぼみをつけ、こちらをぎょっとさせた。
以降、毎年元気に花を咲かせている。

種から育てた方も、1年目は花なしで葉っぱだけ。雑草と見分けがつかない小ささ。
2年目は30㎝くらいに育ったが、細い茎に花1つ。
3年目の今年やっと株らしくなって、複数のつぼみをつけ
5年目の株と負けないくらいに咲いている。

このカナダでも冬越しできるオリエンタルポピー、
1年生のシャーレーポピーと同様、1つ、1つの花自体はさほど長持ちしないが
手のひらくらいはある大きな花を次から次へと咲かせるので
咲いている間は実に豪華である。

そしてうちの株の花は、赤、オレンジ系が主体なのだが
どういうわけか時々、サーモンピンクや白の花が出てくることがある。
同じ株の中から、どうしてこうも色の違う花が出てくるのか
ほんとに不思議。


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ファイアーオレンジの中に、一つだけ混じっている白い花

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新PC

  • 2016/06/17 22:48
  • Category: 雑記
PC話の続きになるが、今回買ったこのPC、実はスターウォーズのキャラものである。
別にスターウォーズの大ファンだからというわけではなくて、
スターウォーズはスピンオフのアニメやコミックはおろか、
超有名な映画シリーズですら一度も見たことはないのだが
前回も書いた通り、スペックのわりにマウス付きで安かったのである。
(ハードディスク1TB、RAM8㎇、プロセッサはIntel Core i5等々で、850カナダドル・税別)

で、キャラものなので、PCはスターウォーズのキャラがフューチャーされた
かっこいい黒地の箱に入って到着。


これですね ↓

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その箱を開けると中もまたキャラ尽くしで、
ACアダプタはダース・ベイダーのマグネット付きボックスに入っているし
本体カバーとマウスも、同じくダース・ベイダー様のお姿入り。
そしてキーボード下部にはストーム・トルーパーの顔と
わけのわからんスターウォーズ文字が並んでいるという具合である。


ACアダプタケース

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キーボード下のストームトルーパーさん

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マウス

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こういうケースもついていました
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SWファンなら泣いて喜ぶ仕様かもしれないが、
映画すら見たことのない私には、まったくどうでもよろしいディテイル。
第一、今ここに並べているキャラ名も、こないだネットで調べて探り当てたもので
最初は「この黒いおっさんたちは誰だろう?」だったのである。

もったいないと言えばもったいないのかもしれないが
私にとってPCは単なるお道具。
ちゃんと動いてさえくれれば、外観その他は
(気に障るような目立つものでない限り)まあどっちでもいいのだ。

幸いこのPCについている絵柄は黒地に灰色で、ほとんど見えない。
言われてみなければSWものだとは気づかない程度なので
私は全く困っていない。
そして機能は十分で、今のところ正常に作動してくれているので
私としては至極満足。まあよい買い物だったと思っている。

ただひとつ不満を挙げるとすれば、キーボード。
かっこよさを意識してか、このPCのキーボードは黒地に暗赤色の文字入りで
コントラストが弱いので、照明がかなり明るくないとキーボード上の文字が見えない。
快晴の昼間の今ですら、窓に向かって逆光になっている私の手元の文字は
ほとんど見えていないのだから、早朝や夕方はまず絶望的。
そして夜はキーボードに光が当たるよう照明を置かないと、手元は黒い闇である。

私は基本的にブラインドタッチなので、文章を打つときにはキーボードが見えなくても
別段支障はないのだが、記号キーやファンクションキーを探すときには、
さすがに見えないと困る。

いちいち照明を調整するのも面倒くさいので、
各キーに貼れる文字シールでも買おうかと思っているのだが
この間検索したら、これが英語/アラビア語、英語/ロシア語、
英語/ヘブライ語とか、いろいろ言語の組み合わせがあって結構おもしろい。
もちろん私はアラビア語もロシア語もヘブライ語もわからないので
貼っても役には立たないのだが、知らない文字を眺めるのは
それだけで楽しいような気がする。
おまけに色もいろいろあるのだ。
さて、どれにしようか。

食事

先月半ば、香港から知り合いが遊びに来て5日間ほど滞在した。お仕事時代、私が“次席”と呼んでいた人が、息子さんの卒業式に出席するためにご主人とともにNYに来、NY⇔モントリオール間は飛行機で1時間と東京⇔大阪並みに近いので、「帰りに寄るわ」となったのである。

ものすごく親しかったお友達というわけではないが、8年間、上司兼同僚として一緒に仕事をした仲だし、その8年間いろいろお世話になり、随分と親切にもしていただいた方なので、せっかく来てくれるなら楽しく過ごしてもらおうと、あれこれと準備を整え、彼女たち(ご主人は仕事が忙しいので先に帰ったが、息子さんは一緒に来た)が着いてからは、ケベック市に観光に行ったり、ナショナル・パークへピクニックに行ったり、最終日には彼女の希望で隣の市の大きな教会へ行ったりと、このあたりの観光スポットをぐるぐる。幸い5日間とも天候に恵まれ、毎日いいお天気で、しかも暖かかったので、青空の下、あちこちで写真を撮ったり、買い物をしたり、それなりに滞在を楽しんでいただけたとは思うのだが、ただひとつ食事だけは、大きく的を外してしまった。

この私、中華圏に20年近く住んで、香港/中国人式の食事についてはよーくわかっていたはずなのに、ケベックでの5年間ですっかりそれを忘れ、初日、プレイスマットの上に一人一皿、主菜に副菜2種、サラダにデザートという欧米式の食事を用意してしまったのである。

客人が内地から来た純粋中国人なら、私もこんなメニュにはしなかったと思うのだが、次席はホテルのブッフェを好むような和洋中華なんでも食べる人だし、息子さんはNYで4年間も生活したのだから、欧米式の食事でもだいじょうぶだろう、それに第一、私には中華の家庭料理なんか作れないし・・・と、ついいつもの通り、お義父さんや親戚の誰彼と食事をする時まんまの会食メニュにしてしまったのだが、しかしこれは大きな失敗だった。

まず初日、上記の主菜+副菜の食事を準備したものの、それでも一応、「ご飯(白飯)あった方がいい?」と聞いたら、大きく頷いて「あった方がいい」というので、急ぎ炊飯器を仕掛けた。そしてご飯が炊ける間、ふと「ん? ご飯+おかずとなると、主菜1品ではマズイ」と気づいて、慌ててもう2品ほど主菜というか、お菜を用意。ここで「そういえば香港の食事は、一人一皿じゃなくて、大皿に盛ったお菜をみんなでシェアして食べるんだった」と思い出して、箸を用意し、盛り付けもそのように変えたのだが、しかし何しろ土壇場での変更。お菜はなんとか3品そろったが、香港人の食事に欠かせないスープ(湯)までは手が回らず、初日の夜はスープなし。なんだか間の抜けた食事になってしまった。

2日目は初日に懲りたのか、次席が「私も手伝う」と言って、野菜スープと鶏蛋西紅柿(トマト卵炒め)を自ら調理。ご飯、スープ、お菜3品で、完全に中華の夕ご飯。

3日目は、ケベック市に出かけたついでに外食。ケベックに来たからにはこれを食べていただかなくてはということで、ケベック名物のプティン(フレンチフライにチーズをのせ、グレービーをかけた料理)をオーダー。この日だけは港式の食事から外れた。

4日目は、また完全中華メニュ。天気がよく暖かかったので、デッキのテーブルで食事。外で食べる楽しさからか、息子さんはご飯を4杯お代わりした。あの細い身体のどこにそんなに入るのか不思議だったが、しかし喜んで食べてもらえてうれしかった。

というように、外食だった3日目を除き、家での食事は毎日、白飯を主食にお菜をシェアする港式ごはん。
いろいろな点で相当程度西洋化されている香港人ではあるのだが、日本人同様、外での食事ではナイフとフォークの横メシを抵抗なく受け入れても、家での食事はやはりご飯とスープにお菜を添えて、箸で食べなければ食べた気がしない、ということらしい。

おかげで1日につき主菜1品、副菜2品で材料を用意していた私の目算は大幅に狂い、2日目ですでにスーパーに追加の食料買い出しにいく始末。それはそうである。お菜を3品作るというのは、主菜を3品作るようなもの。1日で3日分の主菜材料を使い切ってしまえば、2日目で材料が足りなくなるのは当たり前である。

思えばこのケベックに引っ越してきたばかりの頃は、逆に港式の食事方法がすっかり身に沁みついていて、家のお披露目の後、親戚一同20数人でレストランに行った時には、メニュを見ながら「ひゃあ、このメニュでどうやってシェアしたらいいんだろ? これとこれとこれを3品ずつ取って、これとこれを2品ずつ取れば、なんとかなるかな?」なんて算段し(料理のバラエティと量を考え、客の好みを勘案してメニュを決めるのは、主催者の腕の見せ所だったりする)、ついでに会計は主催者が持つに決まっているので、大体の金額まで計算していたら、実際には各人がそれぞれ自分が食べたいものを1品ずつオーダー。お会計も各自がそれぞれ払うと知って、顎が外れそうになった。

「なるほど、ここでは料理はシェアしないのね」と感心し、そうと知ってみれば、その方が簡単で楽ちんで、5年間ですっかりそれに馴染んでしまい、あげく香港人相手にまでそれをやって大失敗、というのが今回の顛末である。お粗末。やっぱり食事は相手を見て考えなくては、と肝に銘じた。

ちなみに今回の港式の食事、雪だるまには不評だった。客人の手前、口には出さなかったが、日に日に不機嫌になっていくのが、隣に座っていてよくわかった。彼、白飯は好みではないし、スープも嫌いなのである。ついでにベジではない客人に合わせて、肉、魚主体のメニュ(野菜料理ももちろんあったのだが)にしていたので、好きではないものばかり食卓に並んでいて、ついついぶー、というわけである。そして実は私自身も、常に主食があり、肉魚がある食事は、胃にもたれて困った。私もどうやら雪だるまに連られ、半ベジ化しているらしい。

再開

  • 2016/06/13 11:09
  • Category: 雑記
ようやく重い重い腰を上げて、新しいラップトップを買った。過去5年間愛用していたPCの調子が悪くなり、ジミー君のところに持って行っても全快は望めないとわかって以来、新しく買う以外に道はないのはわかっていたのだが、何しろ高価な買い物だし、こちらで買うと日本語OSじゃないし等々で、なかなか踏ん切りがつかなかったのである。

が、いつまでも自由にネットにアクセスできない状態でいるのはいかにも不便だし、雪融け後の庭仕事/畑仕事の繁忙期も峠を越え、そろそろネットのある生活に復帰しなくてはということで、先週やっとダウンタウンの店舗に行って実際にどんなのがあるのか検分。ネット上の品と比較検討して、結局Costcoのサイトで hpのラップトップを買った。スペックの割に値段が手頃で、しかもマウス付きだったからである。旧PCのマウスは、私が何回も落っことしたせいで近頃ちゃんと動いてくれず、よってPCと同時にマウスも新調せねばならなかったのだが、香港と違いこちらはマウスだけで最低20~30ドルする。PCの値段+20~30ドルとなると私の懐には結構痛いので、スペック、値段がほぼ同じでマウスがついているなら、そっちの勝ち!だったのである。

で問題は英語(またはフランス語)のOSと、日本の大方のPCと違い、オフィスがプレインストールされていないことなのだが、私がぶつぶつ言っていたら雪だるまが「それならジミーのところに持って行って、旧PCから新PCへ、ハードディスクをそっくりコピー(クローン)してもらえばいいじゃない」と言うので、「おお、その手があったか!」と喜び勇んで、新PCが届いたとたん、ろくに梱包も解かずにジミー君のところに持ちこみ、クローニングを依頼した。

そして楽しみーに待っていたのだが、これが何とOSのコピーはできたが、オフィスのコピーはできなかったとの電話がきて、があああん。つまり新PCは、OSこそ日本語になったものの、中にワードもエクセルも何にもなしの空箱状態。いくら仕事はしていない身でも、これではあんまりである。私、ブログの下書きはワードでやっているし、家計簿や編み物の減らし目、増やし目のメモはエクセルでやっているのだ。これらがないと困る!

しかしコピーできないとなれば仕方がない、正規にマイクロソフトのサイトでオフィス買ってDLするか、とサイトを覗いてみたのだが、毎月(または毎年)使用料を払い続けるタイプでない、購入タイプのオフィスは35,000円くらいもする。マウス代の20~30ドルで悩んでいる私には、おいそれと手が出ない金額である。マイクロソフト・カナダなら、ワード、エクセル、パワポが入ったセットが149ドルであるのだが、当然日本語ではない。そこでまたぶつぶつ言っていたら、雪だるまが「英語版でいいのならOffice 2007 を持っている」という。彼がDellでPCを買った時、付いてきたのだが、彼は仕事の関係で古いバージョンの方がいいので、2007は未使用のままなのだそうである。雪だるまが持っている=タダ。

世間ではよく「タダより高いものはない」というが、これは雪だるまが正当に取得したソフトで、私がインストールしたところで不正使用というわけではない。よって、このタダのソフトを使っても後々高くつくことはあるまい、と踏んで、PCがジミー君のところから戻ってきた翌日、インストールした。ついでプリンターと接続し、オーディオブックを聞くためのソフトをDLし、日本語と中国語とフランス語の言語パックを追加し、と徐々に環境を整備。

そして日本語を入れたところで、1か月以上ほったらかしにしていたブログも再開することにした。長く休み過ぎたので、もう読んでくださる方はいないかもしれないが、まあ日本語を書く練習なので、ぼちぼち。

そしてネット環境が戻りましたので、また皆様のサイトにもお邪魔させていただくかと思います。愛読させていただいていた皆様のブログが読めない生活は、いくら庭仕事で忙しくしていても、なかなかさみしゅうございました。
不定期ブログではありますが、今後ともなにとぞよろしくお頼み申します。

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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