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夕やけだんだん

  • 2005/11/26 12:28
  • Category:
先週の土曜日、朝のミーティングがキャンセルになって時間が空いたので、前から行ってみたいと思っていた谷中、根津、千駄木のあたりへ出かけてみた。お目当ては“夕やけだんだん”の猫たちである。どういうわけかは知らないが、この日暮里駅から谷中銀座商店街へ抜ける途中の坂にある石段“夕やけだんだん”のあたりには、猫が集まるのである。街ぐるみで猫を大事にしていて、えさをやっているからという話も聞いたが、真偽のほどはわからない。しかし写真集が出るほどに、猫が出る。犬猫馬豚好きのわたくしとしては、大いにそそられる場所である。

“夕やけだんだん”というからには、やはり夕方行かなくちゃね、と昼過ぎに千駄木に着くようにホテルを出、まず根津神社を参拝してひまつぶしをしたあと、本屋やたいやき屋をひやかしながら不忍通りを千駄木方向にもどる。そして団子坂を左に見て四つ角を右に折れ、よみせ通りから谷中銀座商店街へ向かった。午後も3時を過ぎ、秋の陽はそろそろ傾きかけている。“夕やけだんだん”に向かうには頃合である。谷中銀座商店街は夕飯の買い物をする近所の人たちと、谷根千歩きが目当ての私のような観光客(?)とでけっこうにぎやか。私も夕ごはん用にコロッケやら、焼鳥やらを買った。そしてお目当て“夕やけだんだん”。いる、いる。食糧事情よろしくぼってりと太った猫たちが、あちらこちらでぼーっと座っていたり、丸くなったり、せっせと身づくろいにいそしんだり、はたまた猫甲が猫乙を追って店から飛び出してきたり、とトラ猫、ぶち猫、単色猫がよりどりみどりでうろうろしている。そしてその猫目当てのお客さんも、たくさん。中には本格的な一眼レフカメラをかまえた男の人もいたりして、どうりで写真集まで出るわけである。
私もデジカメでねらってみたが、猫たちはさほどカメラ好きではないらしく、近づくと迷惑そうな顔をしてよそを向いたり、のそのそ場所を移動してしまったりして、なかなか撮れない。それでもむりやり3−4枚撮ってみたが、どうもピンボケ気味である。



秋の陽射しの中にたたずむ猫たち




このもようは、三毛か茶トラか黒トラか





風邪気味かはたまた老猫性痴呆症か、たらーっとよだれをたらしていた猫



夕陽が傾いて、影が長く伸び始めたし、お腹も空いてきたので、来た道を帰ってホテルに戻った。その夜は谷中で買ったコロッケと焼鳥、ローソンで買ったサラダと吟醸酒でひとり楽しく宴会をした。好きな本があって、おいしいものがあって、ひとり。私がいちばん和める組み合わせである。ああ、極楽。
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Comment

雪見

初めて書き込ませていただきます。ご出張、お疲れさまでした。
夕やけだんだん、初めて聞きましたがぜひ行ってみたいです。
わたしもきっと携帯カメラで猫を追いかけてしまいそうですが(^ ^;
「坊ちゃん」はお好みではありませんでしたか。
あれは(だいぶ前に読んだのを今思い出してみると)一種の童話みたいなものかなぁと思います。
わたしは「我輩は猫である」がたいへん好きです。
リンクを張ってくださって、ありがとうございます。
ではまた〜!

loutra

陽射しの暖かい日を選んで、ぜひおでかけください。
猫たちが気持ちよさそうに丸々していて、みているだけで
ほおがゆるみます。
雪見さんのサイトの猫さんたちの写真も、かわいいですよね。
のびあがって、壁掛け(?)をぱりぱりしている写真も好きです。
漱石先生も「坊ちゃん」はどうも今ひとつでしたが、「猫」の方は好きです。その猫が死んだ時、漱石先生が弟子たちに出した猫の死亡通知の文面も好きです。
なんて書いていると猫と遊びたくなってきました。うちには猫はいないんですが…
コメントありがとうございました。これからもどうぞよろしく。
  • URL
  • 2005/11/28 18:52
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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、米朝、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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