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となりの山田くん、ほしのこえ

  • 2010/11/23 16:24
  • Category: 映画
夏以降、日本のアニメや映画を何本か立て続けに見た。アニメはスタジオ・ジブリの作品群と新海誠さんの『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』。


ジブリの方は特に言うこともなし。一定水準は超えているとわかっているので、可もなく不可もなく、安心して見ていられる。ただ『ホーホケキョとなりの山田くん』を英語字幕で鑑賞するのは少々難あり。女性陣の関西弁とお父さんの東京弁の対比は、英語字幕に反映されていたんだろうか? 私は字幕でなく耳で聞いて笑っていたのだけれど、字幕を読んでいる隣の雪だるまは笑っていなかった。お母さんのうすらとぼけた関西弁のおかしみは、日本語に慣れている人でないとわかりにくいかも。あと酔っ払って帰ってきたお父さんが「腹へった。なんかないか?」と言うのに、お母さんがどら焼きとバナナをだすおかしみは、あれは日本人の生活習慣を知らないとわからないだろうなあ。お父さんが期待していたのはたぶんお茶漬けかなにかで、そこに子どものおやつのようなバナナとどら焼きを知らんふりして出すお母さんの気持ち&期待と現実のギャップ。日本人にはお父さんのいらつきがわかって、十分おかしいのだけれど。


新海さんの『ほしのこえ』は、最初「なにこれ?アニメ初挑戦の高校生の実験作品?」とか思った。稚拙なオタクアニメ風女の子の顔とお約束のミニスカート制服(なんでミニスカ制服のまま、国連宇宙軍に参加し戦闘ロボットに乗るんだよ?)と、それと裏腹に緻密に描き込まれている日本の風景。しかも昭和を髣髴とさせる、ややノスタルジックな。地球と宇宙でずれていく時間の中で、どんどん遠くなる二人の時間&距離は十分せつないが、2046年であるにもかかわらずぱさりと届く紙の新聞!とかのディテールにずっこける。(21世紀半ばに“紙”の新聞があるのか? ま、それを言うなら二人の通信手段がケータイメールってのもなんなんだが) しかし全体としては稚拙であるにもかかわらず、妙に印象に残るアニメだった。個人的に好きなQueenの『’39』を髣髴とさせるものがあったせいかもしれないけど。


とここまで書いて時間切れ。残りは日本から帰ってきてから書きます。帰ってこられれば、だけど。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、米朝、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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