胃袋の違い

昨日は結局、「これだ!」という副菜を思いつけず、雪だるまも料理に気乗り薄で、超お手抜きのクルディテ(生野菜のディップ添え)で誤魔化してしまった。主菜のラザーニャ・ロールに思いのほか手がかかり、時間が足りなくなってしまったせいもある。そもそもの敗因は、ホールウィートのパスタシートを買ったら、これが普通のとは違って幅が3センチ程しかなかったこと。10センチ幅なら、ソース、チーズ、ほうれん草、きのこを乗せてもカネロニにようにくるりと巻けるが、3センチ幅では巻こうとするそばからソースやチーズがぽろぽろこぼれる。加えて昨日は左目のチラつきがひどくて、手元がろくに見えん! ろくに見えんのに、「茶巾寿司しか、これは?」というような3センチ幅のロールを作ろうとしたので、イライラ虫爆発寸前。おまけに巻くのに気を取られ過ぎてホワイトソースの方がお留守になり、大量のだまだまをこしらえてしまって、作り直しとなってしまったし。

それでも最終的にはなんとか形が付き、雪だるま制作のじゃがいもとクルジェットのグラタン&デザートともども好評をいただいたので、まずはめでたし。口の悪いジェリーまで「今日のはおいしい」と言ったから、たぶんほんとに好みに合ったのだと思う。ジェリーは今まで「ベジ料理はどれもまあOKって程度で、悪くはないが感心するほど美味くもない」と言っていたのだ。ふつうお客様はこちらをおもんばかり、たとえ口に合わなくてもなかなか真実は言ってくれないので、ジェリーのような歯に衣着せぬ物言いをしてくれる客人は貴重である。

それにしても昨日のメニュはラザーニャといい、グラタンといい、デザートのクランブルといい、バターとクリームのオンパレード。7人分とは言え、この3品だけで1kg超のバター、500ml超のクリームを使っているのだ。カロリーを考えると空恐ろしくなるし、そもそもアジア胃袋の私にはこってりし過ぎで、今朝になっても消化不良気味で胃が苦しかったが、雪だるまは平気の平左。お客様各位も、これらをぺろりと平らげた上、つまみに出した卵型ミニチョコ菓子にまで手を出していたことを思うにつけ、つくづくと胃袋の違いを痛感することであるよ。昔、懐石料理のフルコースを前菜だと思ってぱくぱくっと平らげ、主菜が運ばれてくるのを期待の面持ちで待っていたフランス人の話を読んだことがあるが、あれは案外ネタではなかったのかもしれない。


イースターのお約束、バニーチョコ。
お義父さん、フランス、モニク伯母さんから貰って
うちにも大量のチョコうさぎが出現


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特にかわいいのが、これ。
5羽のプチ・ラパンつき



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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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