結果

昨日の総選挙はParti québécois(PQ:ケベック党)の勝利となった。ただし全125席中54議席と過半数は取れず、2位のParti libéral du Québec(ケベック自由党)の50議席とわずか4議席差。

私は独立には反対だが、この結果になってほのかに嬉しい。多数の一般市民も参加し始めた学費値上げ反対デモを取り締まる目的でケベック自由党が打ち出した78号法案(2012年5月18日可決成立。大学構内でのデモ、ピケの禁止、公共の場所での50人以上の集会は警察による事前許可が必要等々。違反者には厳しい罰則)は、明らかに集会・結社・表現の自由を脅かし、現政府に対する反対運動を強権で抑え込もうとするもので、「ったく、ここは〇国かよ?」と言いたくなるくらいの悪法だし、利権がらみの汚職と癒着は激しいしで、いくら独立には反対でも現政権がこのまま続くのは阻止したく、しかし独立派が圧倒的勝利を収めてこのまま独立に向けて突っ走られても困るし、と悶々とする立場だったので「PQが第一党だが過半数は取れず」という今回の結果は、私にとっては理想的。自身はケベック自由党に投票した雪だるまも、この結果を歓迎している。与党と野党の力の均衡こそ、民主主義の根幹。ただし均衡し過ぎると「何かしようとしても常に相手方につぶされ、結局なんにもできない」という結果になる弊害もあるにはあるが・・・。

それにしてもケベック関連で資料と探そうとすると、常に常にフランス語の壁に阻まれる。Parti québécoisのサイトにも行ってみたのだが、もろ見事にフランス語しかなく、すごすごと退却。普通カナダのサイトは右上あたりに、英語/仏語の選択肢があるところが多いのだが、ここはそれすらなし。モロワ女史よ、ケベック人のケベック人によるケベック人のための党だということはわかっているけど、新移民にも読めるよう英語版も作っておくれよ。それともやっぱりフランス語も喋れないような移民はいらないの?
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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