一に防寒、二に防寒

最近、ジムに行かない日は努めて散歩に出るようにしている。主人の隙を伺い、じわりじわりとその体積を拡大しつつある胴体中央部を牽制する目的である。

牽制が目的であるので、寒くても我慢して出かける。昨日もマイナス11度となかなか寒かったが勇を鼓して出かけ、1時間半ほど近所の住宅街を黙々と歩いた。もう5度ほど暖かければ、裏の林から丘陵地帯の方へ抜ける緩い坂道を登ってもいいのだが、昨日は道が凍っていて滑りそうなのでやめた。裏の道は人も車もたまにしか通らないので、滑って転んで足首でもひねった場合、助けはあてにできず、びっこ引き引き自力で戻らねばならない。凍り道の散歩は住宅街の方が無難だ。


冬場の弱弱しい太陽。昨日はこの太陽すらなかった。


IMG_3478-2.jpg


もっとも住宅街を歩いても、特に面白いことはない。夏場と違って目を楽しませてくれる花々があるわけでもないし、庭先をリスが走っているわけでもない。人も通らない。華やかだったクリスマスデコレーションもとっくの昔に取り払われている。あるのは寒そうに立つ冬枯れの木々と雪の塊りのみ。およそ感興に乏しい。ことに昨日は途中から雪がちらつき始めて、目明き帽代わりのカウルの上からフードも被ったため目の前と足元くらいしか見えず、目に入る色は灰色と白のみという甚だ面白みに欠ける散歩になった。こんなことなら同じ住宅街でも店屋のある方へ歩き、ドラッグストアでも冷やかしに行けばよかったと思ったが、すでに遅し。

それに店屋に行くには服装がちとアレだった。冬場、散歩時の服装で考えるべきはまず防寒。一に防寒、二に防寒、三、四がなくて五に防寒というくらい重要である。なにしろ寒くては歩けない。しかしかといって着過ぎてもいけない。せっせと歩いていると身体の中心部は結構暑くなる。汗をかくことすらある。汗がこもるような服装では、却って冷える。

というわけで昨日の服装は、ヒートテックのタンクトップの上に半袖の綿のTシャツ、ニットジャケット。下は同じくヒートテックのレギンスに裏起毛の厚手レギンス、その上に腰腿冷え対策として毛糸のぱんつならぬ毛糸のスカート。これにお尻を覆う丈の偽ダウンジャケット、覆面風に頭と顔と首を覆うカウル。靴下はふつうのと毛糸のと2枚重ね。マイナス40度までOKのブーツ。手袋も毛糸のと合皮のミトンと2枚重ね。ものすごくたくさん着込んで着ぶくれているわけではないが、問題はそれぞれの色。見えている部分だけでも、カウル=チャコールグレー、ジャケット=蛍光オレンジ、スカート=青が混じった深緑、レギンス=黒、毛糸の靴下=青緑、ブーツ=黒、手袋=黒、顔=黄色という具合で、めっちゃくちゃのカラーコーデである。ことに蛍光オレンジと青が混じった深緑というのは、双方を実に気持ち悪く目立たせる組み合わせで、玄関先の鏡に映った姿は我ながらげげっ・・・ とても店屋になど入れたものではない。


スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://gaudynight.blog.fc2.com/tb.php/1391-623dbb2d

Comment

Post Your Comment

コメント:登録フォーム
公開設定

Utility

プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

カテゴリー+月別アーカイブ

 

FC2カウンター