アクリルも悪くないか・・・

ロルデスの上の男の子へのバースデイプレゼントに例の○△□マフラーを編んだ後、余り糸でセーターを編んでみた。もともとマフラーとお揃いの帽子も編むつもりで1玉140gの糸を青白各2玉ずつ買ってあったのが、時間切れで帽子は編まなかったので、各1玉半くらいずつ余っていたのである。


青白各1玉半=計3玉でセーターが編めた。140g玉は偉大なり

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糸はウォ〇マートで買ったアクリル100%。5月に第二子が生まれる予定のロルデスに、子どものマフラーを手洗いしている暇などあるはずがないと思ったので、あえて洗濯機OKのアクリル糸にした。ウォッシャブルウールがあればそちらにしてもよかったのだが、ウチの近所のウォ〇マートにはお手軽なアクリル糸か、クラフト用の硬いコットン糸しかないのである。

昭和半ば生まれの人間として、アクリルにはどうも“ウールの代用品”、“粗悪品”といったイメージがつきまとい、編み物を再開した当初は「手間暇かけて編むのにアクリルなんて…」と、わざわざネットでウール糸を買っていたのだが、最近になって「アクリルも悪くないかも」と思い始めた。考えてみれば、子供の頃のあのチクチク・アクリルから、すでに40年以上経っているのである。新たなニーズ、新たな利益を求めて各メーカーが切磋琢磨していた/いるこの時代、アクリルの品質だって格段に向上しているはずだ。そもそも冬場さんざんお世話になり、これなくしては冬を乗り切れないとまで思うヒー〇テック様ですら、素材はポリエステル34%・レーヨン33%・アクリル27%・ポリウレタン6%と、化学繊維オンパレード。私の「あたたかいのはウールはあと」なんて思い込みは、かなーり古いのである。

そして今回、Red Heart というメーカーのアクリル糸で編んでみれば、“Soft Touch”という名に恥じず、糸はしっとりと柔らかく、かつふんわりと軽い。発色もよい。正直、安物のウール100%よりは、ずっと編み心地がいいのである。しかも洗濯機OK。今回は糸がworsted(並太くらい?)で青・白という配色だったので、「気分は春だが、まだまだ寒い」という当地にはよくある状況用として、袖丈は七分、マリン風の太い横縞にしてみたが、袖ぐりがやや深すぎ、横幅がやや大きすぎた(10cm=20目のつもりが、手がゆるくて10cm=18目になったため、結果10%増)ことを除けば、まあまあセーターの形をしているので、たぶん着られると思う。どうせ残り糸で練習に編んだセーターである、何度か着て具合が悪ければ、またほどいて別の物を編めばいい。編み物はほどけば1本の糸になり、変貌自在に化けてくれるのが最大の長所、と思う。その点、縫い物は裁ち間違えたらそれっきり、元の状態に戻すことは不可能ですからな。
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やまけろ

うわ!すごい!編みあがり、プロ!らうとらさん、すごい!
そそ、イマドキのアクリル毛糸は進化してますよね。以前のアクリルは編むときに掛け指が擦れて痛かったりしたもんですが、今や、ふんわり。
同じような話で、、、日本で「しまむら」っていうロープライス服屋が繁盛してるんですが「安かろう悪かろう」で敬遠してたんです。が、娘の買い物に同行してみたら「そんなに質悪くない」ってことでカラーフォーマルのパンツの代替品購入してきました。
何事も頭の切り替えが必要だ、と感じ入った次第。

ああ、そうだ。二重手袋ですが、サンカより規則的なヘリンボーンだったら目が疲れませんかね?日本のサイトで編み図がダウンロード出来るかも。

らうとら

あはは、>編みあがり、プロ! って、そりゃやまけろさん、目の錯覚、写真のマジックってやつですよ。実物は、袖下に開いちゃった穴を後から綴じてふさいであったりして「うむ、なるべく腕は上げないようにせねば…」という出来になっております。綴じはぎなしのトップダウンで編んでそれですからね。とじはぎがあったら一体どうなることか…

それはともかく「しまむら」さん、ウチの実家の近くにもありますです。何年か前に行った時、お値段がすごーく私の好みで嬉しかったことを覚えています。こちれでも“カナダのしまむら”みたいな店をよく利用しておりますが、手ごろな値段でそこそこの物が買えるっていうのは、私のような限られた収入で生活しているものには大変ありがたいです。このあいだも$3で冬のスパッツ買っちゃった♪

そしてお薦めのヘリンボーン手袋ですが、たたさんのところや、また他のニッターさんがたたさんの編み図で編んでいらっしゃるのを見て「すてきだなあ」と思ってはいたのですが、フィンガーリング・4プライ糸&2号針というのは、私の目にとっては調子がいい時は見えるけど調子悪い時は見えないというぎりぎりのラインで、平編みならともかく編み込みはちょっときついのであります。いったん目を落としたら、もう拾えない(笑) 年寄りは困ったもんであります。やまけろさんが編まれた美しいヘリンボーン手袋、当たりたかったわ。

そして最後になりましたが、お嬢さんの高校合格おめでとうございました。貴ブログにコメント入れたかったのですが、うろうろしているうちに時機を逸しまして、今さら入れるのもかなり間抜け、な状況になってしまったので断念いたしました。代わって恐縮ですがここでお祝いを述べさせていただきとうございます。どうぞ楽しい楽しい高校生活を送られますように。
  • URL
  • 2013/04/09 03:57

梨の木

らうとらさん、すごい。ほんとに綺麗に編まれるんですね。
メリヤス編みって編目の不揃いが結構目立ちますよね。しかも単色だと尚更よくわかります。それがこの綺麗な仕上がり。こんな綺麗な手編みをプレゼントしてもらえるなんて、いいなぁ〜。

今年の冬はあんまり寒くなかったせいか編み物欲が全然出ず、ついに一度もウール糸に手を触れないうちに季節が終わってしまいました。

最近編むモノと言ったら、台所用と水回りお掃除用のアクリルたわしばっかり。くたびれて来たなぁと思ったら、ちょこちょこっとかぎ針で編んでしまいます。これが結構重宝していて。そのうち床掃除用のモップを編んでみようと思っているところです。わたしって超実用主義、色気なさすぎです(笑)。
  • URL
  • 2013/04/11 18:02

らうとら

ひゃー困ったなあ。ほんとにきれいに見えるのは写真の魔術による大いなる幻想でありまして、実物は目のガタつきや手抜きの糸始末がそこそこに散見され、一目で「初心者が練習に編んだのね」とわかる出来なのであります。これは古き良き日本の伝統に則った謙遜なんかではありません。本当に違うのです。セーターを着てフランスに飛び「ほらね、違うでしょ」とお見せできないのが残念!

それはともかく、アクリルたわし、私もいくつか編みました。けっこういろいろなデザインがあって楽しいですよね。洗剤なしで汚れが落ちるのもいいし。モップ編まれたら、ぜひブログにアップしてくださいな。お掃除が楽しくなるような、すごく明るい色のモップとか、いかが? シックなパリのアパルトマンには合わないかな?
  • URL
  • 2013/04/12 10:59

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プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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