小日向さん

  • 2013/08/07 20:59
  • Category: 映画
一昨日だったか、夢に小日向文世(こひなた・ふみよ)さんが出てきた。新しく知り合った友達を訪ねたら、お父さんが小日向さんだったのである。生真面目で厳しく、禁欲的なキリスト教徒で、くだらないことを喋って遊んでいる私たちを怖い目で見て「今日は日曜ですから、聖書を読まなければいけません」と、娘を別室に引っ立てて行くようなお父さんだった。夢の中の私は「へえ」と感心していた。怖いお父さんだったけど、嫌な感じではなかった。

小日向さんは、最近の私のお気に入りの俳優さんである。90年代の終わりくらいから、いろいろな映画に出演されていたようだが、端役だったし、“数多居並ぶ俳優陣の中で一際目立つ”といったお顔立ちでもないので、注意散漫な私は気が付かなかった。注目したのは『ステキな金縛り』(2011年)からである。日本からの帰りの飛行機で暇つぶしに見たこの映画が案外楽しく、ことに“あちらの世界の管理局公安”役だった小日向さんの、ちょっと嫌味で気障で、ちょっとペダンチックなキャラが、主役の常にむさくるしい落ち武者・西田敏行さんや、キリリとハンサムな検事・中野貴一さん、お茶目な弁護士・阿部寛さんらを抜いて格段にステキで、私に「この俳優さん、おもしろい」と思わせたのである。

ウィキによれば、小日向さんは『Always三丁目の夕日』(続も)や『それでもボクはやっていない』などにも出ていらしたようで、判事役だった『それでも・・・』はともかく、作家志望の茶川が面倒を見る古行淳之介君のお父さん、慇懃だがやや嫌味な川渕康成氏は、「そう言われてみれば、あれは小日向さんだったか」と思い出した。『ステキな金縛り』以降に見た『必死剣 鳥刺し』では、さすがにすぐに気づいて「あ、こんにちは!」とTVに向かって挨拶したが、ここでも準主役級の岸部一徳さんや村上淳さんに比べると目立たない役で、出番もあまりなく残念。主役を演ったという『犬飼さんちの犬』あたりを見てみたいが、さてDVDは手に入るのだろうか。


         kohinata.jpg


     ↑ この方が小日向さん。お顔に見覚えある?

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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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