トマト

5月末に苗を植えて二月半。そろそろトマトが本格的な収穫期に入り、3本しか植えてないのに、ほぼ毎日食卓に供せるようになってきた。

このトマト、お義父さんにしつこく、しつこく仄めかされたから「はい、はい」と言って植えただけで、自分自身は全然興味がなかったのだが、出来始めの頃にちょっと味見をして驚いた。店売りのトマトと、全く味が違う!

店売りのトマトは、どんなに赤く色艶のよいものでも何となく風味に乏しくて、特に美味いと思ったことはなく、したがって雪だるまのサラダ用に買いはしても、自分で食べることはほとんどなかった。しかし庭の畑で採れたトマトは、こうした外観はトマトだが味は何だかよくわからないものとは、全然違う。第一、ちょっと葉に触っただけでも、強いトマト特有のにおいが立つのだ。そして実はと言えば、ピンポン玉ほどもないような小さいプチトマトでも、口に入れるとはっきりとしたトマトの味があり、滋味が広がり、単純に美味い。なんでこんなに違うのかわからないが、本当に全然違うのだ。たとえて言えば、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒー、箱入りのケーキミックスで作ったケーキと粉・バター・砂糖・卵で一から作ったケーキくらい違う。しかもウチのトマトは最初植える時に堆肥を入れはしたが、あとは支柱を立てたくらいでほとんど放りっぱなし。特段の世話はしていないのだ。全然手がかからない!

どおりで人々がトマトやキュウリを作るはずである。このあたり、5月に入るとスーパーや種苗店にトマトやピーマン、キュウリの苗がわんさと並び、それが次々と売れていく。私はそれを見ながら「野菜なんて店で簡単に買えるのに、なんでわざわざ自分で作るのかな? 同じ育てるのなら、花の方がずっと楽しいのに」と思っていたのだが、なるほどここまで味が違えば(農薬のことは別にしても)自分で作ろうと思うのも道理である。私ですら「来年はトマト苗の数を増やそう」と考えているくらいだ。

ちなみに先週、叔母さんのところでもらったキュウリも美味かった。こちらもトマト同様、ジューシーだが水っぽさはなくてしっかりとした味があり、しかも歯ざわりはパリパリ。あまり美味かったので、普段は捨てているヘタの部分まで食べた。

庭のある方、あるいはベランダ等にコンテナを置くスペースがある方、トマトはお薦めです。簡単で美味いです。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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