スペア

  • 2013/10/28 20:14
  • Category: 雑記
私の脳は同じ動作を繰り返す作業が好きで、だから編み物とかクロスステッチとかが趣味のひとつになっているのだが、私の手指はどうもこれが嫌いなようで、ちょっと度が過ぎるとすぐに「もう、いやだ」信号を送ってよこす。

この週末も初雪が降ったり、その雪が雨に変わってびしょびしょしたりで外に出る気分ではなかったので家の中で編み物にふけっていたのだが、そうしたらてきめん、手指が「もういやだ、止めようぜ」信号を送ってきた。なんのことはない、腱鞘炎の前触れの鈍い痛みである。今回は左手親指。

仕事をしていた頃は翻訳や文章作成が主要業務という職業柄、しょっちゅう腱鞘炎や腱鞘炎まがいに罹っていた。この場合はだいたい右手親指から手首にかけてで、これはキーボードを打つという反復動作とマウス操作のせいであると思う。今でも時々なるので、マウスはなるべく親指を離さず、マウスを握るのではなくマウスの上に手を置くだけの形で操作しているが、ま、やや不自然な手の置き方であることは否めない。

今回左手親指が痛くなったのは、セーターの裾をシャツのようなヘムラインにするため、引き返し編みでフラップを作っていたためで、身頃を9割方編み終えて重くなった編み地を支えながら裏目をたくさん編んだので、裏目の場合左親指で編み針に糸を掛ける私の編み方が災いして痛みが発生したのである。

幸いあまりひどくならないうちに裾が編み上がり、今後はメリヤス編みで両袖を編むだけで、輪編みの性質上、裏目を編む必要はないので、左親指の痛みが悪化することはないと思うが、ま、酷使し過ぎないよう気をつけよう。腱鞘炎はいったん罹ると再発しやすいし、治りが遅いのである。

それにしても目とか、手足とか、人間のパーツが容易にスペア交換できるようにできていないのは本当に残念である。ブライスのアイチェンジみたいに、かぽんを頭を開けて目を取り換えたり、一部ドールのようにスペアの手がついていて、手首からスポッと抜いて交換!ができたらどんなに楽か。トカゲのしっぽのように、切れてもまた生えてくるというのでもいいな。ただこの場合はトカゲのように以前より小さいものが生えてくるのではなく、元の物と同じ大きさ同じ機能のものが生えてきてほしいが。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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