終わりよければすべてよし

ケベック観光をご検討中の諸兄姉に告ぐ。“移動はすべて観光バス”というぬくぬくツアーを除き、ケベックへのご旅行は6月~10月を強くお薦めいたします。特に徒歩で名所旧跡を回ろうとのご計画をお持ちの場合、最適は6/7月あるいは9/10月でありましょう。11月以降はたとえ晴れていても寒さ厳しく、コートと帽子と手袋に身を固めようとも、石畳の街の冷気は足元から這い登ります。ガタガタ震えながらの観光は、少しも楽しくありません。だいたい花も紅葉もない枯れ野原の光景は寂寥感が増すばかり。人生の無常をしみじみと噛みしめたい方を除き、お薦めは致しかねます。

と上に書いたが、私たちはその寒い中歩き回るツアーをやってしまい、私自身は当日夜は脚の痛さに、翌日は疲れから来る頭痛と眼痛と厭世感で1日どんよりしてしまったが、他のクラスメートたちは結構楽しそうで、フェイスブックにでも載せるのであろう、ばちばちとそこら中で写真を撮りまくり、坂道も階段も元気に歩き回り、お昼には持参のお弁当をみなで分け合い(お昼は美術館の食堂で、小学校低学年と思われる子どもたちと一緒に、小さいテーブルと椅子にぎゅうづめになって食べた。遠足気分、倍加)、美術館の演習ではマスケット銃での射撃訓練(もちろん実弾なしのマネだけ)に7人くらいが参加し、例のお城ホテルではちょろちょろっとブティックをひやかしと、1日中歩き回るハードな日程を終始機嫌よくこなしていた。

さっきメールをチェックしたら、さっそく張さんから写真が届いていたので、ちょっと借りて貼り付け。


フェリーから対岸の Le Château Frontenac を望む

quebec5.jpg


近寄ると、こう

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Le Château Frontenac から降りてくる坂道の途中にあったアルルカンみたいな像

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Les plaines d'Abraham(古戦場跡)でエサ探しに余念のない黒リス

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私が撮った唯一の写真。フェリーのマスト(?)に登ろうとしているアミール

IMG_4070.jpg


ちなみに朝の集合時間をちゃんと守ったのは、やはりほんの数人だけでした。でもまあ遅れても5分くらいのものだったので、誤差範囲内でありましょう。みな事故もなく楽しく過ごし、無事に帰ってきましたので、それで十分。終わりよければすべて良しであります。
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Comment

やまけろ

ぷ、ジョゼ自身少し遅刻したんですな(爆)
確かに、最初はキッチリだったのに最後グタグタってのは宜しくないですからね。楽しめてケガもなく帰還できて良かった。これぞ遠足、ですね。
そそ、この写真にあるホテルに泊まりたい、リスも見たい。ええ、らうとらさんオススメの期間に行きます、寒いの苦手だし。

昨年友人が「この時期だと安いっ」と時期はずれな頃に行ってきたんですが。寒かったのと、モノレール(フランス語だとフニキュレール?ですか?)の売店で、とても可愛いお菓子があって大量に買ってしまった話を聞かされました。でもね、そのお菓子貰ったんですけどチュッパチャップスだと思うんですよ、それ。どうでも良い話ですみません。

らうとら

ぜひぜひ、あったかい時にお越しくださいませ。純粋カナダ人で、体内に発熱装置を備えている場合を除き、寒い中歩き回るのはけっこうしんどいです。
リス、黒いのも灰色のもいっぱいいました。夏だと例のシマリス、チッピーもいますから、もっと楽しいでしょう。芝生でエサ探ししたり、木に登ったりしているのが見られますよん。
  • URL
  • 2013/11/26 21:04

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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