ハウスシッター

  • 2013/12/24 22:20
  • Category: 雑記
トロントに大雪が降って、一部地下鉄が止まったり、停電になったりしたと聞いたので、雪だるまが「君たちのところはだいじょうぶか?」と、この夏泊めてもらったジョゼ&ブライアンにメールを出したら、なんと彼らはブライアンの姪たちにハウスシッターをまかせ、1週間ほど前から南カリフォルニアに滞在中なのだった。実のところ彼らは家族内のいろいろな行事や用事で11月の半ばからトロントにはいなくて、カルガリーやらバンクーバーやらを転々と移動し、最終的に南カリフォルニアにたどり着いたらしい。「No snow here--just sun, sun, sun. 」と、嬉しそうに書いてきた。

どちらかというと学究肌で、南カリフォルニアなんていうお気楽な避寒地に興味があるとは思えないジョゼ&ブライアンが、そんなところで何をしているのかと思ったら、彼ら自身休暇を兼ねて友人のハウス&猫シッターをしているのだそうである。そこの大学で明代の歴史を教えているジョゼの友人から、家族とクリスマスを過ごすために出かける間のシッターを頼まれ、快く引き受けたということらしい。代わりに、その友人もいつかトロントで過ごしたくなったら、ジョゼ&ブライアンのためにハウスシッターをしてくれるはずだそうで、長期に家を空ける場合、まったくの無人ではいろいろと不用心だから、友人や家族の間でハウスシッターをしあうのはなかなかよいシステムである。

彼らは年末まで同地に滞在の予定だそうで、「メキシカンフードとタイの外で食べた中では最高のタイ料理を大いに楽しんでいる」そうである。ろくな料理屋がない当地住まいの身としては、やや羨ましい。ついでに彼らがシッターをしている猫が大変人懐っこくて可愛らしく、いつも人と同じ部屋にいたがって昼は彼らが座っているソファに一緒に寝そべり、夜は夜で彼らが眠るベッドの隅で丸くなってごろごろ喉を鳴らしていたりするのも、同地滞在のハイライトのひとつだそうである。犬猫好きとしては、これもちょっと羨ましい。

しかし何と言っても一番羨ましいのは、雪がないことである。今年はことのほか雪が多く、一昨日も昨日も雪! まだ12月なのに、もう去年1年分くらいの雪が積もっている。スノーブロアーがあるとはいえ、ほとんど毎日のように雪かきをするのにはいいかげんうんざりしてきた。当地で生まれ育ち、もう70年以上住んでいる叔父さんですら、先日「どこか雪のないところに引っ越したくなってきた」と呟いていた。昨日スーパーでもらったフリーペーパーの1面は、雪に埋まった車を掘り出している男の人の写真で、見出しは「Aucun répit !(Without break !)」。燦々と降り注ぐ陽射しの下にいるジョゼ&ブライアンが、心底羨ましい。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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