今年は何を

ここ2日ばかり、朝起きると傷口から出血していて、ガーゼを取り換えたり、染みにならないよう即刻パジャマの洗濯を始めたりせねばならず、大変気分が悪い。日中はほとんど出血しないので、なぜ夜寝ている間だけ出血するのか、皆目見当がつかない。私は格別寝相が悪い方ではないし、朝起きた時のきちんと整った掛布団の状態から見ても、夜中ベッドの上で一人、大格闘技大会をしているとは思えないのだが、まったく「寝ている間、何をしているんだ、自分?」という感じである。

まあ考えられる一番まともな推論は、起立時と仰臥時では傷口にかかる圧力の方向が異なり、起立時は傷口が閉じる方向にかかるが、仰臥時は傷口が開く方向にかかるため、出血しやすくなるのではないか、というものだが、いずれにせよ素人の推論。明日の朝も出血しているようなら、病院に電話して、どうするのが最善か聞いてみよう。どうせ土日は、病院も休みだ。

ところで世界はまだまだ雪景色ではあるが、先週あたりから続々、春植えのタネや球根のカタログが届き始めた。大輪のダリアやオリエンタルポピーの鮮やかな色が、紙面から溢れんばかり。各種苗店とも、○月○日までに注文すれば、X%引き!など早割も盛んで、ついつい「早く注文しなくちゃ」と、こちらをその気にさせる。

去年はいろいろな花を種から育ててみたが、成功したのもあり、失敗したのもあり。夏の短いケベックでは、たとえばゼラニウムなどはいくら冬のうちから室内で育て始めても、花が咲くまでに時間がかかり過ぎ、実際に庭でその花を楽しめるのはほんのわずかの間。この種の花は、春先、すでに花が咲いている苗を買ってきて植えた方が、手間もかからず、長い間花を楽しめると知った。ベゴニアも同様。去年の春、隣村の種苗店で買ったベゴニアは1株2ドルちょっとという値段だったにも拘らず、春先から秋の初めまで5か月間、鮮やかに咲き続けた。

その他パンジーやヴィオラは去年植えたのが冬越しできるはずなので、今年はお休み。ヴィンカも発芽率が50%くらいとあまり高くなかったうえ、花も今ひとつだったので、今年はお休み。シャーレイポピーも、花自体は大変きれいだが、どうもウチの花壇には向かないようなので、今年は止めておこう。

逆に今年育ててみたいのは背が低い種類のマリゴールド。去年は間違えて草丈90㎝にもなる背高のっぽのマリゴールドをたくさん育ててしまったが、彼らは春先の寒さにも負けず、夏の日照りにも負けず、劣悪な土壌にも負けず、夏中花を咲かせ続けて、明るい黄とオレンジで目を楽しませてくれた。なので今年はぜひ、背の低いタイプのを花壇のふちに植えてみたい。

そして去年もうひとつ発見したのが、ダイアンサス(ナデシコ)の美しさ。種苗店で見るダイアンサスは1株ずつポット植えされており、そこに小さい白やピンクの花がちょこんと咲いているだけなので今ひとつ見栄えがしないのだが、この花は大量にマッスとして植えると大変きれいだ。背の高い花の足元に、隙間ふさぎに植えると引き立ちそうだし、寒さに強い多年草で一度植えれば何年も楽しめそうなのも、面倒くさがりの私には有難い。


dianthussweetness.jpg


同じくカリフォルニアポピーも、去年「へえ」と感心した花のひとつ。1年草なのだが、一昨年蒔いたのがこぼれダネで発芽したらしく、去年は花壇のあちこちで黄色い花を咲かせてくれた。一つ一つの花は短命だが、次から次へと途切れることなく花をつけるので、見ていて大変楽しい。気に入ったので去年の秋には、せっせと種を集めておいた。古封筒にどっさり溜まって、春の種まきが楽しみである。

もうひとつcleome(フウチョウソウ)も、ちょっと風変わりできれいだった。アニュアルカットフラワーというシードミックスに入っていてのだが、別名スパイダーフラワーというだけあって、ボール状に集まった小さい花から、蜘蛛の脚のような長いしべがつんつんと出ている。色は薄いピンクから濃い牡丹色。今年は他の花とのミックスだけでなく、単独売りのタネもあるようなので、試しに注文してみようかと思っている。


cleome.jpg


というようにカタログを見ていると、あれもこれも欲しくて妄想が止まらないのだが、植える場所は限られているし、かけられる手間も限られている。どこかで線を引かねばならないのだが、難しいのだ、これが。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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