市民権テスト

昨夜は“Canadian Citizenship Practice Test”で遊んだ。
別に本気でカナダの市民権を取得したいわけではないのだが、先日テストを受けたクラスメートのファラが「落ちちゃった。難しかった」と言って泣いていた一方、昨年ウチに遊びに来た雪だるまの従弟のBFは「ぜーんぜん難しくないよ。カナダの首都はどこですか?次のうちから選びなさい、とかの問題だから」と、お茶の子さいさいのようなことを言っていたので、ほんとのところはどうなのだろうと興味が涌いたのである。

でまあ上記サイトの模擬試験で遊んでみたわけだが、最初何の準備もせずにぶっつけ本番でやってみた時の正答率は40%以下。カナダの首都や公用語、州(province)や準州(territory)の数くらいは知っていても、歴史上の有名人物や選挙制度についてはほとんど知識がなかったのだから、当然である。John Cabot(15世紀の航海者。ニューファンドランド島やラブラドル半島を発見)とかArthur Currie(第一次世界大戦時のカナダの将軍)なんて聞いたこともなかったし、senators(上院議員)は首相の助言により総督が任命することも知らなかった。米上院同様、選挙で選ばれるのかと思っていたのである。ついでに恥を忍んで告白すれば、ケベックの州都は?の質問に、Montreal !と元気よく答え、答え合わせで「×」を貰って、やややと慌てた。正しい答えは言わずと知れたケベックシティなのだが、なぜか私はモントリオールのような気がしてしまったのだ。そういえば昨秋、仏語教室でケベックシティに行った時には議会の建物も見学し、その壮麗な建物の前でみんなで集合写真を撮ったりもしたのに、そんなことはころり忘れていた。
我ながら情けなし。

これではいかん、あんまりだ…と思ったので、2回目以降はネット上にあった試験準備用テキストを読んでから挑戦。テキストはPDFで60ページもあったのでざっと飛ばし読みをしただけだったが、それでも読んではみるもの。結果は1回目に比べてぐっと精度が上がり、なんとか合格ラインの75%を越えられそうな雰囲気になってきた。そうなると面白いので次々とクリックしては新しいテストに挑戦。オンラインのメリットですぐに正誤がわかるので、間違ったところは極力正答を覚えるようにし、へえ?と思った事項はウィキなども読んで「ふうん」と感心し、と何度も繰り返すうちに正答率はますます向上。「おお、なかなかいけそうじゃん」と気分がよくなる。近頃、気分がよくなるような出来事は少ないので、これは嬉しい。ついでにカナダに関する知識も増えて、一石二鳥。低体温の記事の時にも書いたが、新しいことを覚えるのはいつでも面白いものである。

ちなみにこの市民権テスト、生まれながらのカナダ人にやらせてみたところ、合格率は4割を切ったそうである。学校のお勉強はよくできたはずの雪だるまですら、何人かの歴史上の人物の名を知らなかった。生まれながらの日本人が初代首相の名や琵琶湖が何県にあるか知らなくてもいいのと同様、生まれながらのカナダ人は連邦政府の責務やカナダ楯状地について知らなくてもいいのである。それが“生まれながら”の特権。
スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://gaudynight.blog.fc2.com/tb.php/1545-31985c97

Comment

Post Your Comment

コメント:登録フォーム
公開設定

Utility

プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

カテゴリー+月別アーカイブ

 

FC2カウンター