鬱々の良薬は

  • 2014/07/02 20:53
  • Category: 雑記
■  鬱々の良薬は良書の閲読、ということで、池澤夏樹さんの「異国の客」を読み返している。人が静かに考え、記した文章を読むのは、しみじみと楽しい。この人の文章、小説ではなくエッセーか評論をもう少し読んでみたい。電子書籍はないようなので、読みたいとなれば紙の本。今から注文しても届くのは1か月後か。

■  夏の遅いケベックも先週あたりから急に暑さが増し始め、日中は30度を超えるようになった。冷房のない家なので、こうなると冗談でなく暑い。日中はだらだらと汗を流し、冷たい飲み物ばかり口にしている。冬の間は冷凍食品の間に埋もれて姿も見えなかった製氷皿が、俄然スポットライトを浴びて、忙しく活躍。雪だるまと二人、かちゃかちゃと氷を取り出しては、飲み物に放り込む。タフマグに飲み物を入れれば、氷が何時間でも持つのが有難い。(中国ブランドのタフマグ類似品は、断熱効果が今ひとつだった上、数回の使用で蓋が壊れた) ああ、日本メーカーの優秀さよ! 象印さん、ありがとう。

■  夏の訪れとともに鳥たちの声もかまびすしくなり、朝5時頃には窓の外で大量の鳥がピイッ、ピイッ(←キツツキの子ども)、ギャッ、ギャッ(←グラッコー) 啼き始める。鳥の声を涼しく聞けるのは、せいぜい2、3羽まで。10羽以上集まっては、ヒッチコックの「鳥」である。余りにやかましいので、最近は朝方になると耳栓をしている。そうでもしないと眠れない。先日のアライグマ君といい、野鳥たちといい、野生動物と隣り合って暮らすのはなかなかに大変である。
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Amei

私、十年前に現在の住所に越してきた頃は、朝は裏山の鳥の鳴き声で目が覚めていました。南国の謎の怪鳥の声が何種類も鳴り響くので、泊まりに来た日本の母が「聞いたことなさすぎて、どんな鳥なのか見当もつかん」と不思議がっていたのです。この十年で、気が付くとその鳥の鳴き声をすっかり聞かなくなりました。やかましいそちらがちょっと羨ましい。
  • URL
  • 2014/07/04 10:07

らうとら

今はちょうど子育ての時期なのでよけいやかましいのだと思いますし、おっしゃるとおり鳥の声が聞こえなくなるような環境になってしまうのも困るのですが、それでも未明に起こされるのはなかなか辛い。特に今一番数の多いグラッコーは、カラスをもっとだみ声にしたような声で啼くので・・・(とほほ)

そういえば私が住んでいたところでも、平台に植えられた木々によく色鮮やかな鳥が集まっていました。フラット自体は22階だったので、“窓の外に鳥の声”ということはなかったですけれども。
  • URL
  • 2014/07/06 00:44

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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