フリーランス

  • 2014/08/07 11:59
  • Category: 仕事
契約している3社から立て続けに仕事の依頼があり、雪だるまは先週、今週とどっぷり仕事漬けである。
大好きな映画を見る時間どころか、今日はジムに行く時間すらひねり出せず、食事もそこそこにコンピュータに向かっている。

一方こちらは学校はないし、秋の球根植えまで庭仕事は暇だしで、編み物をしたり、組紐で遊んだり、
手仕事に疲れるとサイクリングに出かけたりと好き勝手に過ごしていて、お気楽三昧。
朝から晩まで机に向かっている雪だるまに少々申し訳なくなるくらいである。

とはいえ、彼の仕事を私が手伝えるわけではなし。
それに暇なときは暇だが、忙しい時はどうしようもなく忙しいのはフリーランスの常。
ある意味、仕方がないのである。

“フリーランス”と聞くと、人は「仕事の量や時間を自分の裁量で決められ、自由度が高い」と思いがちだが
ほんとのところ、実体はそれほど“自由”ではない。
義弟ジェリーなどは「セミリタイアなんだから、仕事を選んでほどほどの量にすればいいじゃないか」などと簡単に言うが、
その世界で自他ともに認める第一人者、余人では代え難い圧倒的才能/技能に溢れたスーパースターならともかく
一般人、簡単に代わりが見つかる程度の人材の場合、打診された仕事を断るなんてことはまずしない。
依頼が重なり過ぎ、逆立ちしてもできないと思われる場合以外、打診された仕事は引き受ける。
スケジュール的にきついとわかっていても、引き受ける。
断って、次の依頼が来なくなると困るからである。

仕事を依頼する方だって、人の子。
一度や二度ならともかく、多忙を理由にあまり頻繁に断ったり、仕事を選り好みしたりすることが重なれば、
常に二つ返事で仕事を引き受けてくれる人、うるさいことを言わずに何でもやってくれる人の方へ
仕事を回そうと思うのは理の当然。

それに仕事があってもなくても、会社に行っていさえすれば最低限の賃金は保証されるサラリーマンと異なり
フリーランスは依頼がなければ、収入はゼロ。
すぐに生活に響くのである。
だから断らない。
そして根が生えたように椅子に座り込んで、仕事に励むのである。

実際、今とは逆に、突然仕事が途切れ、何日も何日もなーんの依頼も来ないこともある。
そうなると雪だるまと二人、「どうしよ?」と若干の不安に襲われる。
貯金を取り崩せばしばらくは生きていられるが、仕事ゼロあるいは仕事僅少が何年も続いたりしたら・・・
この家を売って、もっと小さい家に引っ越し(→光熱費、維持費および固定資産税が減る)
DVDを買うのを止め、食費を切り詰め・・・etc.
といろいろ対策を考える。
考えて、「ま、何とかなるさ」と思ううちにまた仕事の依頼が来て一件落着になるのだが
この上がったり、下がったり、常に波に揺られてどんぶらこ状態なのが、フリーランス。
神経の繊細な人には、あまり向かない。



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Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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