この一週間

  • 2014/09/21 07:02
  • Category: 雑記
9月20日(土)
雪だるまが、右の股関節の調子が悪いと言う。7年前に人工股関節を入れた箇所である。左も人工股関節だが、左は痛くないらしい。雪だるまは、来年1月、香港に行った時に、人工股関節の手術をしてくれた執刀医に診てもらうと言っているが、そんな悠長なことでいいのか? いくら末とは言えまだ9月。香港に行くまでには、4か月もある。どうもおかしいと思うなら、さっさと当地の医者に診てもらった方がよほど安心だろうと思うのだが、雪だるまは「執刀してくれた医者の方が詳しいから」と、当地の医者のアポを取ることに熱心でない。確かに執刀医なら、どんな手術だったか、どんな股関節を入れてあるのか十分承知していて面倒がないだろうが、それにしても香港に行くのは来年である。気の長さ、呆れるばかり。
それにそもそも香港に行ったところで、当の執刀医殿がいまだ香港に居るとは限らない。地元香港人の医者ならいざ知らず、欧米系の医者は移動する。とっくの昔に、本国に帰っているかもしれない。かく言う私達だって、移動してしまっているのである。いつまでも同じところにいると思うな鬼佬医者、である。
さっさとケベックの医者に診てもらえよ、雪だるま。私は心配だ。

9月19日(金)
夜半、急に気温が下がったらしく、朝起きた時、寒暖計が示した外気温はマイナス0.5℃。とうとう零下である。前日まできれいに咲いていた玄関先のベゴニアが、1晩で枯れた。マリゴールドも、みじめに葉が赤茶けた。秋を通り越して一気に冬か、ケベックよ? いくら何でも、早すぎないか?

それはともかく、スコットランド独立の可否を問う住民投票は、反対派が勝利したようで、まずはめでたし。私自身はスコットランドの独立の是非についてどうこう言う立場にないが、賛成派が勝利した場合、PQ(Parti Québécois :ケベック党)の有志諸兄が勢いづいて、再度ケベック独立を言いだしかねず、そうなると対岸の火事とばかりは言っていられない。わが身に火の粉が降りかかってくる。それは困る。雪だるまには「ケベックが独立したら、私は他州に引っ越すからね!」と言ってあるが、本当のところ、そう簡単に他州に移動できるわけはなく(単身で移動したのでは、ファミリーヴィザが下りないだろう)、ケベック国の住人になるしかないのは目に見えている。ナショナリズムの強いところで暮らすのは、私は怖い。

9月17日(水)
2014/15のフランス語教室についての説明会。近所に住む王さんを拾って、一緒に学校へ行く。小さい会議室は人でいっぱい。この間いっしょにごはんを食べた、隣町に住む日本人女性Aさんも来ていて、驚き、喜ぶ。ざっと数えてみたところ、今年の生徒は14、5人。よって授業数は週12時間の予定だそうである。1日3時間として週1日は休みがある計算で、少しほっとする。授業があるのは何曜日なのか、午前か午後かは、まだわからない。来週中に学校から各自に連絡するそうである。新しい顔は、中国人の女の子が2人、ペルーとドミニカ共和国の男の子が各一人、メキシコ人女性が一人、オンタリオからの男の子が一人、そして去年クラスにいたアミール君の継母にあたるパレスチナ人女性Mさんも、今年は夫=アミール君の父君M氏と共に(時間の都合がつけば)参加の予定らしい。私はずっと、いくら小さい子供がたくさんいるからと言って、アミールのbelle-mère(フランス語では、継母も義母もbelle-mèreである。実に紛らわしい)が学校に来られないのは残念だと思っていたので、彼女がM氏と共に説明会に現れたのを見て、大変うれしかった。子どもが計6人、一番小さい子が3歳では、毎回学校に来るのは大変だろうが、全く来られないよりはまし。クラスには、同じくアラビア語を話すモロッコのファラもいることだし、なんとか楽しく続けてもらいたいものである。

9月12日(金)
隣町に住む日本人女性Aさんと誘い合わせて、隣の市へご飯を食べに出かけた。彼女に会うのは、5月以来である。2人とも仕事をしておらずヒマ、とは言っても、彼女はお子さんがいるし、私は仏語教室やジムに出かけたりしているので、なかなか会うチャンスはないのである。
で、出かけた先は、彼女が以前に行ったことがあり、美味しくてかつお店の人の感じがよかったというタイ/カンボジア・レストラン。以前にも書いた通り、当地のレストランのハズレ率は高いので、さほど期待してはいなかったのだが、案に相違してここは美味しかった。しかも4種のランチメニューは、どれも前菜/スープ、主菜に、デザート、コーヒー/ジャスミン茶がついて$15前後と、値段もリーズナブル。私は春巻きの前菜に、主菜は海老の天ぷら(いや、もちろん、そういう名前ではなかったんだけれども、フランス語の名前は覚えられなかったのだ。ナントカ panée ナントカだったとは思うのだが…)、彼女の方はトムヤム風のスープに、なんだか妙にたくさん人参が入った主菜を頼んでいた。私は海老のしっぽも、付け合せのレタス、ごはんも、全部残らずきれいに平らげた。デザートのココナツミルク・タピオカもおいしく、ついでに彼女の言うとおりお店の人も大変感じがよく、私は幸せな気分で店を出た。
ちなみにお店はお母さんと息子二人でやっているらしい。彼女が聞いたら、カンボジアの人だと言う。もう20年近くここに住んでいるそうで、ということはクメール・ルージュのあと、難民としてこちらに来たのかもしれない。そういえばウチの町にも隣の市にも、カンボジアレストランは複数ある。みな80年代以降、難民としてこちらに来た人たちかもしれない。
話は飛ぶが、ポルポト時代を描いた、最近見た映画『The Missing Picture』は、秀作だった。粘土人形を使って、あの時代を淡々と描く。ナレーションをフランス語で聞いたせいか、私にはよけい“静かな”という印象が強まった。英語で聞けば、また違った印象だったかもしれない。
スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://gaudynight.blog.fc2.com/tb.php/1604-1980e1ac

Comment

Post Your Comment

コメント:登録フォーム
公開設定

Utility

プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

カテゴリー+月別アーカイブ

 

FC2カウンター