実印といわれても

  • 2014/10/08 20:39
  • Category: 日本
例の実家処分の件に関する書類が妹から送られてきたのだが、司法書士殿が作成したらしいその書類には、記名のうえ実印を押印せよ、と書いてある。

うーん、実印と言われても、私は実印を持っていない。実印を持つには「印鑑登録」が必要で、「印鑑登録」は「住民登録」をしている区市町村でしかできないから、日本に住んでいない(=住民登録をしていない)私は、印鑑登録をすることができず、したがって実印の持ちようがないのである。

ウェブで調べてみると、そういう場合は実印の代わりに署名し、その署名を地元の公証人に証明してもらえばいいようだが、私ほんとうにそんな面倒くさいことをしなければならないのだろうか? 

同封されていた担当司法書士殿の所書きの電話に電話してみようかと思ったが、考えてみれば日本は今、夜。事務所にはだぶんもう誰もおるまい。仕方がない、12時間たって日本が朝になったら、電話してみよう。まったく13時間の時差は、こういう時、不便だ。

それにしても日本はいまだに印鑑社会なのかねえ。送られてきた書類によれば今年は平成26年だそうだが、あらゆるところで電子化、ネット化が進んでいる昨今になっても、法務関係の書類にはいまだに「実印」が必要だとは・・・ 印鑑なんて盗むことも他人が代わって押印することも可能だし、偽造だって可能でおよそ証明性に乏しいような気がするのだが、長年の習慣だから今さら変えようがないということなのだろうか。まあ、そういうことを言いだせば、欧米で通用している署名だって偽造は可能だから、証明性の乏しさという点では同じなのかもしれないが。
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とらこ

わたしの祖母が亡くなったときも、相続者のひとりである叔父がアメリカ在住だったのでわりと手間だったみたいです。外国に住んで印鑑を使わないからというのもあるけれど、国内でも関係者が離れたところにばらばらに住んでいると、実印を押した書類をとりまとめる役目の人は苦労するみたいです。せっかく書類が送られても間違っていてまたやり直したり。相続ってほんと面倒。
  • URL
  • 2014/10/10 09:04
  • Edit

loutra

ほんと面倒であります。今回の場合、私の相続放棄の書類なので、関係者は私と妹だけですが、それでも日本とカナダの郵便のやりとりだけでも各1週間~10日はかかるし、間違えないよう司法書士さんに色々確認したりしなくちゃならないし、ほんとめんどー。こういうものの電子化って、できないんですかねえ。
ところで、とらこ様。ご自身のご研究と非常勤とで超ご多忙のせいか、最近お身体の調子が今ひとつのご様子ですが、何をするにも身体が資本。くれぐれもご自愛くださいますように。
  • URL
  • 2014/10/10 20:02

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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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