JOYEUSES FÊTES !

  • 2014/12/25 10:18
  • Category: 言葉
日本、香港ではすでに25日、クリスマス当日だが、こちらはまだ24日。
ただ今、夜7時。réveillon 前の軽い夕食を終え、ちょっと一休み中である。
réveillon のためにお義父さんたちが来るのは夜10時過ぎなので
オードブルの準備を始めるのは8時半過ぎ、
定番メニューであるミートパイ(tourtière)をオーブンに入れるのは、9時半過ぎでよい。
あまり早くからオーブンに入れては、時間が余ってパイが焦げてしまう。

それもこれも、「クリスマスプレゼントを開ける」という本日最大の行事が
夜中の12時に控えているため。
大人しかいない雪だるま家でも、このために12時まで
ひたすら食べて、飲んで、談笑して、ヒマをつぶすのである。

ふだん11時には寝てしまう私にとって、10時過ぎてから何かを胃に入れ、
わいわい騒ぎ、深夜1時、2時まで起きて談笑するのはきついのだが
これも伝統、家族の行事とあれば致し方なし。
コーヒーでも飲んでぱっちりと目を覚まし、雄々しく任務を敢行するしかない。

ところで、クリスマスの挨拶といえば古来“Merry Christmas!”が定番であったが
この頃、この挨拶事情に変化が出てきたようである。
キリスト教色の強い“Merry Christmas”ではなく、
より中立的で宗教色のない“Happy holidays”を使う人が増えて来たのである。

かつてはカソリック教会の力が強く、道を歩けば教会に当たるというくらい
あっちにもこっちにも教会があるケベックでも事情は同じで
最近では“Joyeux Noël”ではなく、“Joyeuses Fêtes”を聞くことの方が多くなった。
移民で成り立つカナダであるから、学校でも会社でもキリスト教徒ばかりとは限らず
イスラム教徒やユダヤ教徒、仏教徒であるかもしれない人に向かって“Joyeux Noël!”と言うよりも
“Joyeuses Fêtes!”と言った方が、当たり障りがなくてよろしいということだろう。

ただしこの動き、米国の熱心なキリスト教徒の間では評判が悪いようである。
まああの国は清教徒がつくった国だから、神様なしでは生きていけないのだろう。

しかし、わたしは神のいない人なので、心置きなく
JOYEUSES FÊTES !
どうぞみなさま、楽しい休日をお過ごしくださいますように
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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