日本茶で一服

クリスマスイブ、クリスマスデイと御馳走攻めで疲労困憊。胃がぐったりと重くて、コーヒーはもちろん、紅茶すら飲む気がしない。何かもっとまろやかな飲み物はなかったかと考えて、そうだ戸棚の奥に日本茶があったはずだと思い至った。

環境が環境なので普段日本茶はほとんど飲まず、だから2年前日本に行った時買ったこの『特選玉露』もすでに賞味期限が切れており、いまさら『特選』も何もあったものではないのだが、それでも玉露は玉露。このカナダの田舎のスーパーで売っているティーバッグの“Green tea”よりはましだろう。

それに急須は引っ越し前後のごたごたで日本茶専用のを割ってしまったので、今は工夫茶用の小さいものしかないが、湯冷ましはお友達から戴いたすてきなのがあるのだ。よって、ちゃんとお湯を冷ますことができる。私が淹れて、私が飲むだけなので、湯が冷めるまでじいっと一人、湯冷ましを睨みつつ待つのはしんどいが、紅茶と違い、玉露は熱い湯は嫌いなのだから仕方がない。

どうせなら急須もちゃんと日本茶用のが欲しいところだが、これはまあ、この次日本か香港に行った時、仕入れて来るしかないだろう。実のところ、どういうわけだかウチの近所には盆栽屋があり、そこでは見事な盆栽だけでなく、鋏、鉢などの盆栽用品から日本/中国の陶器や小物まで扱っており、急須も売ってはいるのだが、そこはそれ西洋人の脳裏にある“Japan”や“Zen”のイメージに沿った品揃えなので、普通の日本人から見るとやや気恥ずかしいというか、「いやちょっと勘弁してくださいよ」なデザインのものが多いのである。ウチの場合、急須は室内装飾用ではなく、実際にお茶を淹れるのに使うものなので、それでは困る。

さて、湯もほどよく冷めたので、ちょっと一服。

ふむ、賞味期限が切れていても、さすがに玉露。腐っても鯛、というわけか、2年前の茶葉でもほのかな甘みが舌にのる。大変結構。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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