春だ、コンポストだ、種まきだ

金曜日、雪ではなく雨が降った。氷雨に近い、つめたーい雨だったが、それでも雨は雨。

庭の雪も日がよく当たる部分は少しずつ融け始め、そこここで下の芝生が見え始めた。

風はまだ冷たいが、太陽の光はだいぶ強くなってきて、家の中で日向にいると汗ばむことすらある。

この間はしっぽだけだが、庭のバーニングブッシュの陰にちらりとチッピーを見かけた。

というわけで、ケベックもやっと春に向かっている。そして4月22日は「地球の日」だそうである。だからと言うわけではないが、昨日、デッキから家の横のコンポストの所まで雪を踏み固めて道を作った。冬の間お休みしていたコンポストを、また使い始めるつもりなのだ。

このコンポスト、冬の間お休みしていたのは別に生ごみ捨てに外に出るのがいやだったからではなくて、単にコンポストの中の野菜くずが寒さで凍りついてしまって堆肥化が進まなくなり、ということはつまり嵩が減らなくなり、野菜くずを入れたくても、もう一杯で入らなくなってしまったからである。今冬はそれでも少しでもコンポスト使用期間を伸ばそうと、コンポストの横に庭仕事用の蓋付きバケツ2つを置いて補助コンポストにしてみたが、それで伸ばせたのは約2週間。ベジの雪だるまを抱え、野菜、果物の消費量が半端でないウチでは、バケツ2つなど、あっという間にいっぱいになってしまった。リンゴやナシは皮つきのまま食べても、さすがにバナナやメロンの皮は食べないし、野菜も、人参の皮は剥かなくても、じゃがいもの皮は剥くし、ピーマンのタネは取るから。頑張っても、なかなか生ごみゼロというわけにはいかないのである。

しかしまあ、冬の間お休みしていても、庭の雪が全部融け、その下の土がほっこりと暖かさを増す頃には、コンポストの下半分はちゃんと堆肥化が完了して、肥料として使えるようになっている。私は毎年、これを下の取り出し口から「えんやっ!」と取り出して、野菜畑の土にすき込んでいる。時々はメロンのタネとか、アボカドの皮・タネとか、堆肥化されずにまんま残っていることもあるが、私はあまり気にしていない。今は腐ってなくても、そのうちには腐るだろうと、てきとーお気楽に考えている。そのお蔭かどうか、去年は豆もトマトもよく実った。特にサヤエンドウは、簡単で美味かった。味をしめたので、今年も蒔くつもりだ。そのほか今年はケールとレタスも蒔いてみようと思う。トロントのジョゼが、ケールは「ほんっとに、簡単!」と言っていたし、レタスもアイスバーグでない、当地で“サラダ”と呼んでいるフリフリの葉っぱタイプは、割合簡単そうだ。しかも濃い緑とか紫とか、いろんな色があってサラダの彩りに重宝しそうだし。

野菜より早く始めなくてはならない花の方は、4月初めのパーク(復活祭)の4連休に蒔いた。マリゴールド(白と黄)、青紫のアスターは、すでに元気よく発芽。パンジーは2種蒔いたうち1種だけ発芽が始まった。スノーインサマーも、ひょろひょろした芽が伸び始めた。しかし花ではなく、赤い実が庭にあるのも面白いかなと思って蒔いたホオヅキは、10日程経った今も発芽ゼロ。ホオヅキなんて日本では野草みたいなもので、ほっといても生えるものかと思っていたら、豈はからんや。結構、気難しかった。あと4、5日待っても発芽しなかったら、もう一度蒔いてみよう。まだ袋にタネが残っているのだ。

花ではないが、今年は獅子唐と紫蘇も蒔いた。上記のジョゼが、タネを送ってくれたのだ。ただ今、獅子唐は4つ、紫蘇は2つだけ発芽。これでは食用ではなく観賞用で終わってしまいそうだが、まあいいや。久しぶりの日本の野菜である。せいぜい元気に育ってくれ。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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