箇条書き

  • 2011/12/07 06:00
  • Category: 雑記

まとまった文章を書こうとするから、なかなかブログを更新できないのだ。あまりのまばら更新にブログにアクセスするのさえ億劫になる前に、箇条書きでもいいからたまには更新した方がよさそうだ。

    今朝からまた雪になった。さほど激しく降っているわけではないが、風に吹かれて雪片が空中で渦を巻いている。こんな北方にいるのだからいいかげん雪が降ることに慣れてもよさそうなものだが、いまだに雪が降ると感心してしげしげと見つめる。零下20度の土地に仕事で出かけることはあっても、自分の家の庭に雪が降り積もるのを見るのは本当に久しぶりだから。


    私がサドルバッグを買ったダウンタウンの自転車屋の前を通ったら、看板がスキー屋に変わっていた。なるほど、雪に降り込められる半年、自転車屋では商売にならないものな。夏場、ウィンドウに飾られていた、あの美しいレーシングバイクたちは裏の倉庫で冬眠か。


    クリスマスプレゼントとして、スノーシューズを買ってもらった。「かんじき」の現代西洋版である。雪が十分降り積もったら、これを履いてトレイルに出かけるのだ。満月の夜の雪歩きは、信じられないほどうつくしいと義弟ジェリーがそそのかす。


    秋の終わりに、お義父さんからお義母さんが着ていた冬のコートやジャケットを何着かもらった。お義母さんが亡くなったのは2003年なので、衣類はすべてその前に買ったもの。なかの1着は深い紺色のピーコートで、厚いパッドが入った肩のラインが、いかにも80年代風。そして内側のラベルには“Made in Canada”の文字。衣料産業が、中国やベトナムやバングラデシュなど、人件費の、製造コストの安い国に移ってしまう前、それぞれの国内で作られていた時代の懐かしい製品。そういえば旧駅のそばの、お義母さんの姉妹が若い頃働いていたシャツ工場も、いまは廃屋だ。


    郷に入りては・・・で、ウチも玄関の上の窓に豆電球の飾りをつけた。雪だるまは赤や黄や緑のマルチカラーの豆電球をつけたかったようだが、私はそこまでお祭り気分になれず、黄色っぽい白の単色の豆電球を選択。雪だるまが欲しがって買ったサンタ人形も白と金なのだから、ちょうどいいと思うのだが。


 雪だるまが買ったサンタ人形。俳優のロビン・ウィリアムズにやや似てる気も。

       写真ぴんぼけですみません。

 

 

    二人住まいには広すぎるほどの家を買ったのに、現代的な作りが災いして個室が2つしかなく、私自身の部屋がない不自由さに、時々爆発する。一時は地下の物置を自分の部屋にしようかと考えたが、窓のない暗がりを自室とするみじめさに涙が出てきて、その考えはすぐに捨てた。今は雪だるまが客用寝室として考えている部屋を自室として使ってやろうと、ひそかに策謀を巡らせている。肝心なのは机の確保だ。机さえあれば、なんとかなる。私には私の居場所が必要だ。何としても必要だ。パブリックスペースばかりでは、私は生きていけない。

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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