Poison Study

  • 2015/08/31 11:25
  • Category:
オトモダチが「充分面白く読んだ」と書いていらしたので
「毒見師イレーナ(Poison Study)」を、audible で DL して編み物のお供に聞いてみた。

いや、さすが“ファンタジー系ラノベ”と言われるだけあって
大変わかりやすいキャラ設定と平明簡易な文章、
不快な要素なく、かつそこそこ面白く飽きさせないお話の展開と、
編み物のBGMに必要な条件をほとんどすべて満たす好作品で
おかげでセーター編みが、ものすごくはかどった。

ただ、わかりやすいキャラのせいか、はたまた朗読者がお上手なせいか
最初の段階で Valek と Yelena が恋仲になるであろうことは予想がつくし
毒薬Butterfly Dust にまつわる話もたぶんハッタリだろうと予想がつくので
♪はらはら、どきどき♪感は、だいぶうすーくなってしまったが。

このお話、“Study series”として、“Magic Study”、“Fire Study”、“Shadow Study”へと続くほか
スピンオフ・シリーズとして、“Glass series”もあるようなので
その気になれば、けっこう長い間、編み物BGMとして楽しませてもらえそうである。
ラノベ特有の軽さゆえ、物足りない気もするが、不快なのよりはまし。

Audible では、好きな作家の作品はもうほとんど全部 DL してしまっているので
時々は新しい、知らない作家の作品もレビューを頼りに DL してみるが
当たりもあれば、ハズレもあり。
ニューヨークタイムズ・ベストセラーでも、2000人以上の読者の平均評価が☆4つ以上でも
私の好みとは合わないことは、多々ある。
手仕事のお供、お楽しみのためのオーディオブックだし
第一、あんまり難しい本では、聞いただけではわからないので
勢い、ミステリー系、ラノベ系が多くなるのだが、
表紙の雰囲気と短い内容紹介だけで、私好みかどうか判断するのは結構難しい。

それでも今回の“Poison Study”(もっともこれは、私と本の好みが似たオトモダチの評価があったから
選んだのだが)のほか、最近のお試しとしては Gail Carriger の “Waistcoats and Weaponry”、
Jussi Adler-Olsen の“The Marco Effect”を DL してみた。
ゲイル・キャリガーさんの方は、ヤング・アダルト向けスティームパンク小説、
この世界ではない、パラレル・ワールドのヴィクトリア時代の英国の
フィニッシング・スクールを舞台にしたお話で、ヴァンパイアとか狼男とかが出てくるんだそうである。

私はファッション・サイトなどで時々見かける“Steampunk”って、いったいどういう意味だろう?
と長年疑問に思っていたのだが、この間、英辞郎さんを検索してみたら、
「SFのサブジャンルのひとつで、steam(スチーム、蒸気機関)が主流だった英国ビクトリア朝を基調とした
ファッションや文化・建築スタイル・芸術に、近未来的な科学技術を融合させる時代錯誤的な作風が特徴」
と載っていた。へー。
確か2、3年前に検索した時には、「該当件数0件」で語義は載っていなかったと思うのだが
その後、追加されたのだろうか。紙の辞書と違って、ネット辞書は随時更新可能で、つくづく便利である。

そしてもう一つのJussi Adler-Olsen さんの方は、デンマークを舞台にした、もう少しシリアスな推理小説らしい。
どちらもまだ聴いていないので面白いかどうか、気に入るかどうかは不明。
願わくは編み物がぐんぐん進む、楽しいオハナシでありますように。








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Comment

sachi

初めてのコメント、ドキドキしながらやってまいりました。
steampunkという意味が何なのか、私も前から気になっていたのでこの記事で知ることができてスッキリしております。 ありがとうございます♪ 少し前にBest of Steampunk Moviesというランキングを見たことがありますが、なぜか「ハウルの動く城」が1位でした。 あれもsteampunkなんですね。WildWildWestは納得でしたけど。

私の夫のいとこがかなりのヤングアダルトラノベ好きでして、特にヴァンパイアが大好きなのでこれまでTwilightシリーズの原作はもちろん、Vampire Diariesというドラマなんかも勧められてほぼ無理やり読まされた/みせられたのですが、私はどうもヴァンパイア物に感情移入ができなくて困りました。 あとはヴァンパイアではないですが、Hunger GameシリーズとかDivergentとかいかにもなヤングアダルト系小説を懲りずに勧めてきます。趣味が合わないんだとそろそろ気づいて欲しいです 笑。 

Steampunkはファッションも嫌いではないので(普段では勿論着られませんが)小説もいけるかもしれません。
機会があれば読んでみたいです。

らうとら

Sachiさん、わあ、ご訪問ありがとうございます!
わたしもsteampunk、ファッションとしては面白いと思うのですが、この田舎でふだん着ていられる服ではないし(しかもアジア人が)、第一体型、雰囲気と全然合わないので、見るだけに留めております。
Keira Knightleyみたいな感じの人が身近にいて、毎日とっかえひっかえスティームパンク・ファッションをしてくれたら楽しいだろうなあ、とは思いますけれど。

そして実は私、ヴァンパイアは「ポーの一族」の頃から、狼男は平井和正さんの「犬神明」シリーズの頃から結構好きでして、ですのでTwilightは本も読んだし、オーディブルでもDLしたし、映画も見たのです。吸血鬼、好きです、わたし(笑) Tilda Swinton が出ている、もう少し大人のヴァンパイア映画「Only Lovers Left」も好きでした。Vimpire Diariesは見たことないんですけど、ヤングアダルト向けだとすると、Twilightと同じような雰囲気でしょうか。

ゲイル・キャリガーさんの“Waistcoats and Weaponry”、昨夜から聞き始めたのですが、ヤングアダルト向けとはいうものの、私の語彙力では聞くだけではその面白さを十分味わえない感じ。ちょっと昔風の単語、ヴィクトリア朝英国の少々気取った、持って回った言い回しがそこここにちりばめられていて、それが面白さを醸し出している雰囲気なのですが、いかんせん、私“聞く”だけではわかりませぬ。残念。キンドルでテキスト、DLしようかしら。
  • URL
  • 2015/09/02 03:39

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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