菜食主義者の日常

このあいだ買った10ポンドの人参、毎日毎日せっせと食べて、
やっと袋の半分くらいまで漕ぎつけた。
このままいけば、しなびる前になんとか食べきれそうである。

どうやって食べているかというと、もっぱら生か、炒めるか。
雪だるまが一番好きな野菜の食べ方は「生」で
洗って切っただけの野菜を、そのまま食べる。
塩もドレッシングもディップも、何もつけない。
野菜の味をそのまんま、ぱりぱり、ぽりぽりと食べる。
調理の手間が要らず、簡単、手軽である。
そして確かにそうやって食べてみると、
それぞれの野菜の持つ味が、よくわかる。
ピーマンなどは、しみじみと甘い。

炒める場合は、千切りか薄切りか。
人参の千六本の胡麻炒めなどなかなか美味いが、うちはベジ。
野菜は副菜ではなく主菜なので、たとえ2人分でも一般のご家庭の倍量は
千切りにせねばならぬ。
1、2本ならともかく、3、4本の人参を千切りにするのは、結構手間である。
第一、野菜を千切りにする時のあの音は、なかなかにうるさく
耳と頭にがんがん響く。
なので最近わたしはもっぱら薄切りばかり。
それも皮むき(ピーラー)で、ながーく引く。
それを炒める。薄切りだから火も通りやすいし、
味もつけやすい。(といってもだいたい塩胡椒しかしないのだが)
彩りに細ネギを、歯ざわりの変化に胡麻かピーナツ、カボチャのタネ、
ヒマワリのタネを入れることも多い。
この薄切り人参は、冷凍するにも便利。
炒める時は解凍せずに、そのまま炒めればOK。

冷凍といえば、冷凍庫の豆のストックが減って来たので
この間、緑豆を1キロばかり煮た。
豆は同じく炒め物に使ったり、サラダに入れたり、カレーにしたりと
ベジの食卓には欠かせないので、だいたいいつも2、3種類は
冷凍庫に入っている。入っている豆の種類はその時々で異なるが
よくいるのはヒヨコマメ(皮つき、皮なし)、黒豆、インゲンマメあたり。
レンティル(レンズマメ)もよく使うが、あれはすぐ煮えるので
わざわざ冷凍にはしない。
黒豆は先日、炊いたご飯に混ぜてみた。
いつだったかキューバのカティが作ってくれた料理のまねっこ。
カティはふつうの白米を使っていたけど、うちは紅米+糯米。
雪だるまが白米嫌いなので。

というように、人参の薄切り炒めとか、豆カレーとか、豆ご飯とか
ふつうのケベッコワとはかなり異なる食事をしているので
人を呼ぶとなると、メニュ作りには相当な頭の切り換えが必要で
毎回、けっこう悩む。
うちの“ふつう”は、世間的には“かなり珍奇”で、
ふだんのメニュをそのまま作ったのでは、みなのフォークが空中で止まること
請け合いだから。





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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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