ケチ臭い私は150ドルを惜しんでアークトレイナーに移行

  • 2015/09/14 09:03
  • Category: 雑記
春先から初夏にかけての庭仕事シーズンから、冬籠りに向けての編み物シーズンへの移行とともに、体重が増加傾向になる。植えたり刈り込んだり雑草取りをしたり、あるいは水道と花壇を何度も往復して水/肥料を撒いたりの庭仕事とは違い、編み物はぺたりソファに座りこんで、動かしているのは手先だけなのだから、太るのは当たり前だ。去年はこれで1キロ太り、未だ解消できないでいる。(例の大腸内視鏡検査で減った分は、あっという間に回復した。驚異的な速さだった)

それでなくても私は元々“痩せている”方ではないのだから、毎年1キロずつ増やしては、すぐに医者が言うところの“望ましい体重”を超えてしまう。それはまずい!と先日「ランニングを始めてみようか」と考えた。お散歩友達のマダムBが、この夏せっせと走って12ポンド(約6キロ)の減量に成功し、目に見えてほっそりした姿でジムに現れたのがきっかけだ。スポーツサイトによれば、走るのは全身運動で体重を減らすにはもってこいの上、特別な用具や設備は要らないというお手軽なスポーツだ。不器用な私だって、できる。

で思い立ったが吉日と、先々週あたりからジムで軽く走り始めてみた。ジムであるから走るのはトレッドミルの上。ミルは速度も傾斜角度も調整可能、いかようにも負荷を変えられる便利なマシンだが、当方走るのは20余年ぶり。しかもアラフォーどころかアラフィフ、いやむしろアラカンに近い。急にたくさんは走れない。よって最初は5分走ったら2分休み、また5分走るというような断続的なランニングをやってみた。こんな走り方でも合計20分も走れば、満身大汗になれる。しかも走った後は、いかにも「運動をした!」という感じがして、なかなか気分がよい。じりじりと右肩上がりだった体重も、横ばい傾向になって来た。これが株価だったら眉が曇るところだが、体重ならば望むところ。

が、気を良くして週3回走っていたら、そのうち膝と左足首が痛み始めた。膝はたぶん寄る年波、左足首は大昔、捻挫したところに負担がかかった結果らしい。「うーん、これはやはり専用のシューズが必要か」と思い直した。実はこの間履いていたのはプーマのスポーツシューズで、運動用ではあっても膝や足への負担を和らげる、ランニング用の靴ではなかったのだ。ミルの上を軽く20-30分走るだけで、タイムを競うわけでもないし、ハーフやフルマラソンに出ようというわけでもないのだから、専用シューズでなくてもだいじょうぶだろうと思っていたのだが、どうやら年寄りの身にはそれなりの装備が必要だったらしい。

そういえば雪だるまの友人のひとり、トロントのドーンは少し前まで熱心に走っていて、フルマラソンにも参加するくらいだったのだが、走り込み過ぎて膝と脛骨(スネの骨)を傷め、最近は走っていないそうである。ドーンは私と同い年。マラソンに出るくらいだから、ちゃんとしたランニングシューズを履いていたのだろうに、それでも走り込めば故障は出るということか。

健康維持のためにやっている運動で、身体に故障を起こしては元も子もないので、今後も走るつもりなら靴を買うしかないかと、ネットでいろいろ調べてからスポーツ店へ行ってみた。そして驚いた。アシックスのニンバスとか、スポーツサイトで膝や足への負担を和らげると推薦されていた靴は、どれも軽く100ドルを超えている。中には200ドル近いものもある。もちろん50ドル前後の手頃な価格の物も並んでいたが、そういうのは履いて歩いてみた時の感じが全然違い、故障軽減には貢献してくれそうにない雰囲気である。これでは買う意味がない。が、かと言って、週に3、4回、ちょっと軽く走りたいだけ、本格的にランニングを始めようと考えているわけではない私に、150ドル近い投資をするだけの覚悟があるかと聞かれれば、それは否である。

で結局わたしは、20分近く店内をぐるぐるしてはみたものの、何も買わずに帰って来た。そして考えた。ランニングをするには靴が必要だ。しかし靴を買ったところで冬が長く厳しい当地で、外を走れる期間はごくわずか。結局1年のうち大半は、室内(=ジム)で走るしかない。そしてジムで運動するのなら、何も膝と足首に負担のかかるランニングをしなくても、他にも有酸素運動はある。たとえばエアロバイク、たとえばステアマスター、たとえばアークトレイナー等々。そしてこれらはみな、ランニングに比べ格段に膝への負担が軽く、衝撃吸収材の入った靴を買わなくてもできるのだ!

そんなわけでケチ臭い私は3週間続けたランニングを止め、アークトレイナーに切り替えた。これも(負荷のかけ方にもよるが)15分も続ければ、全身が汗ばんでくる。しかも傾斜角度を変えることによって、鍛えたい筋肉を集中的に鍛えることができるのだそうだ。唯一の欠点はトレッドミルと違いマシンにTVがついていないので、大好きなホーム&ガーデン番組が見られないこと。まあもっとも、10分を過ぎて額に汗が浮き始めると、呼吸のリズム以外のことを考える余裕はなくなるから、TVが見られなくても「ものすごく残念」というわけではないのだが。

ちなみにアークトレイナーとは、こういうもの。文章で動きを説明するのは難しいので、動画を貼り付けておきます。



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sachi

こんばんは。 なんともタイムリーな話題です(笑)。
先月から近所のYMCAで家族会員登録をした我が家は、私は日中に、夫は仕事後と行きたいときに行って体を動かすようにしています。 私も今まで使っていた安物スニーカーをナイキのそれに新調しました。 履き心地やそれを履いての歩き心地などは問題ないのですが、私が不満なのは歩いているうちに靴下が靴の中へ中へとずれ込んでいってしまうことです。 先日はそれがあまりにイライラしたので、靴下を脱いで素足でスニーカーを履き運動しました。 きっと素足にスニーカーって良くないですよね・・・。 何か改善策を考えねばと思っています。

アークトレイナー、私も好きです。 トレッドミルとバイクが一緒になったようなあの動き、結構クセになりますね。
明日は運動してこよう!

らうとら

sachiさん、こんばんは
ナイキかあ、かっこいいなあ。靴下は・・・確かにそういうこと、ありますね。同じようなくるぶしまでのソックスでも、何が違うのか歩いたり走ったりしているうちに、ずるずると脱げてしまうのと、いつまでも快適にあるべきところに収まっていてくれるのと。スポーツブランドのでもダメなのはダメだし、安いウォル○ートのでもだいじょうぶなのもあるし、結構むずかしいです。

ところでスポーツシューズ買うのを止めた分で何をしたかというと、毛糸買っちゃいました(笑) ちっとも節約になってないじゃないか、自分!です。でもねえ、Cascade220が30%offだったのですよ。これを見逃すことは私には・・・できない。というわけで今日も編み物三昧でした。腱鞘炎が再発しないよう気をつけよう。sachiさんも、お気をつけて :D
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  • 2015/09/16 09:04

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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