編み物

相変わらず編み物も続けている。だいたいいつも太い針の大物(セーター、カーディガン類)と細い針の小物(靴下、手袋類)を並行して編んでいて、その日の気分と目の調子に応じてどちらかを手に取る。今日のように目の調子が今一つで、細かいものを見ていると痛みが来そうな時は、当然大物の方。今やっているのは編み直し。

去年の秋に編んだ井桁の透かしが入るカーディガン、クロップであることを意識してウエストよりほんの少し下くらいの丈にしたら、どうもちょっとお腹が寒くて、また下に来ているTシャツとかが中途半端に見えるのも、若い娘ならよいのかもしれないが、この齢では少々落ち着きが悪い。アルパカの極細3本取りで編んだ編地そのものはふんわりと軽く柔らかく、かつ暖かくて言うことなしなので、丈のせいで着用頻度が落ちるのは惜しいと、思い切って裾をほどいて編み直すことにした。前立てがアイコードでの伏せ止めだったので、ほどくのはかなり惜しい気もしたのだが(アイコードは普通の伏せ止めの3倍くらい手間がかかりますからね)、着る気になれず箪笥の肥やしにしてしまうより面倒でも編み直した方がよい。


この写真だと丈がわかりませんが、井桁の透かしはこんな感じ

IMG_0410-1.jpg

そのため先週、追加の糸も注文し、ちょうど今日届いた。極細、アルパカ100%の糸は、袋の上から触ってもしっとりふんわり、気持ちがいい。ただし玉ではなくかせなので、編むためにはこれを玉に巻かなくてはならない。私は糸巻きを持っていないので、かせを椅子の背にかけて、それを手で巻いていく。極細はただ玉にしたのではもつれやすいので、私はいつもトイレットペーパーの芯に巻き取っている。編む時にはその芯に棒を通し、プラスチック籠の網目に棒を渡して、糸がカラカラと出てくるようにしている。見場はあまりよろしくないが、2本、3本取りの時は、その方が糸のテンションが揃って編みやすい。

小物の方は先日、靴下の左右同時編み(two socks at a time)をやってみた。糸が50g1玉しかなく、使い切りにしたかったからである。左右同時に編み進めば、計算などしなくても糸が終るぎりぎりまで同じ長さに編める。使ったのは40インチ(約100㎝)の輪針。32インチでも編めるそうだが、40インチの方がコードに余裕がある分、楽である。


途中。右の甲側→左の甲側→左のかかと側→右のかかと側、と進んでいくわけです。
糸は1玉の内側からと外側からと、両方から取っています。


IMG_0509.jpg

それに、2つ同時に編めば、例のSSS(セカンド・ソック・シンドローム)に罹る心配は全くなくなる。同時進行なのだから、片方だけ仕上がることはあり得ないのだ。両方できるか、あるいはどちらも靴下にならずに終わるか、all or nothing。途中でいやになってほどくにしても、左右ともに途中までなら、踏ん切りがつきやすいだろう。もっともこの編み方、色数の多い複雑な編み込みには向かないと思う。さばく糸の数が×2になるので、よほど手際よくやらないと糸が絡み合ってひどいことになりそうだ。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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