ファラフェル

冷凍庫の中の豆の備蓄が少なくなってきたので
「ひよこ豆でも煮るか」と、夜、1袋(約1kg)を水に漬けておいた。
で翌朝、豆を煮るための大鍋を引っぱり出したのだが
ふと思いついて、2カップ半ほど別に取り分けた。
水に漬けただけの豆を見ているうちに、
久しぶりにファラフェルが食べたくなったのである。

ご承知の方も多いと思うが、ファラフェルというのは
中東のひよこ豆のコロッケのようなもので、
水煮した豆ではなく、水に漬けただけの豆をつぶして作る。
つぶすには、伝統的には石臼(ストーングラインダー)とかを使ったのだろうが
最近ではフードプロセッサを使うのが一般的だ。
パレスチナ出身のモハメッドに聞いた時も、
フードプロセッサを使うと言っていた。
私も当然フードプロセッサ。
戸棚から出すのと、後で洗うのが面倒くさいが
この方が早いし、確実につぶれる。

が実はわたくし、ファラフェルを豆から作るのは初めて。
今までは不精をして、いつも市販のファラフェルミックスを使っていたのである。
なのでネットで検索して、水煮缶を使う簡便型ではなく
ちゃんと煮ていない豆から作る伝統型のレシピを探し
それに従ってやってみた。
一緒にプロセッサにかけたのは、玉ねぎ半分、ニンニク2かけ、
小麦粉大さじ1、塩小さじ1弱、クミン(粉)小さじ1
コリアンダー(粉)小さじ1/2、コショウ、カイエンヌペパー各少々。
ほんとはパセリも入れるはずなのだが、買い置きがなかったので省略。
そして「ハモスではないのだから、つぶし過ぎてはいけません」と作り方にあったので
豆が細かい粒粒になったくらいのところでやめた。

で、このタネを冷蔵庫で1、2時間寝かしてから
ボールに丸めて油で揚げるのであるが、
私はこの「冷蔵庫で寝かす」という工程を忘れ
プロセッサにかけた後すぐ、小判型に丸めて揚げ始めてしまったが
別段支障はなかった。
ちなみにボールではなく小判型にしたのは
その方が油の量が少なくて済むからである。

そしてファラフェルにはタヒニソース(胡麻ペースト)がつきものなのだが
これも手持ちがなかったので省略。ヨーグルトソースで代用。
だいたい突然思いついて作るから、いろいろあれもない、これもない
となるのだが、まあ、思いついた時が作りたい時、なのだから仕方ない。

それでもこの豆から作ったファラフェル、市販のミックスを使ったものより
スパイスが強過ぎなくて、雪だるまには好評だった。
それに、挽き立て(?)の豆を使うせいか
口の中にふっくりと豆の味が広がる感じなのである。
一緒に挽いたニンニクもほどほどに香ばしく
不精にミックスを使うより、ずっとおいしい。

確かに豆を水に漬ける時間(1晩)とか
タネを寝かす時間(1、2時間)とか、ミックスと違い、
夕食の30分前に思いついても間に合うというわけにはいかないが
水に漬ける時間や寝かせている時間は、ただ待っているだけなのだから
実働時間はそう違わず、それでこれだけおいしいなら
これからずっと豆から作るぞ!である。

ちなみに簡便バージョン、水煮缶のひよこ豆を使う場合は
つなぎに粉を多めに入れるとか、卵をいれるとかしないと
揚げる段階でボールが崩れるそうである。
煮ることによって、豆同士がくっつかなくなるのかな?


ピタにはさんだファラフェル。
そういえば私が初めて食べたファラフェルも、この形だったなあ。


falafel.jpg


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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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