打撲

  • 2016/04/16 10:50
  • Category: 雑記
先日、氷の上で自転車が滑って転んだと書いたが、
今日はジムで、顔見知りに挨拶すべく前を見ずに歩いて
突き出ていた某マシンの鉄棒に、思い切り左腿をぶつけた。
一瞬声が出ないほど、痛かった。

こういう思いをするたびに思う。
アクション映画などで、登場人物が殴られたり蹴られたり
果ては2階分くらいの高さから落ちたり、撃たれたりしてもすぐ起き上がり
走り出したり、相手に向かって行ったりするのは大噓だと。

まあ生きるか死ぬかの場面なら、アドレナリン全開で痛みを感じないってことも
あるかもしれないが、それほどの危険ではない場合、ぼこぼこにされれば
しばらくは動けないくらい痛いはずである。
私など、自転車で転んだ時には打った両膝が痛くて身動きできず
しばらく氷の上にうつぶせに倒れていたため、
通りかかった車の人がわざわざ車を止め、
私のところまで来て「だいじょうぶか?」と声をかけてくれたくらいである。
膝しか打っていなかったので、脳震盪を起こしたわけではなく意識ははっきりしていたし
打った膝にしたところで、別に骨折したわけでもひびが入ったわけでもなく
翌日にはほとんど痛みを感じなくなったくらいの単なる打撲だったにもかかわらず
氷の上に倒れ伏したまま30秒くらいは動けなかった。
車が止まった気配がしたので、「まずい、起きなくては」と思ったのだが
痛くて手足を動かす気になれなかった。

今日の鉄棒との衝突も、別に走っていてぶつかったわけではなし
単に歩いていてぶつけただけなのだから、さほどの衝撃ではなかったはずなのに
ぶつけた瞬間は声が出ず、腿から広がる痺れるような痛みに
ひきつった笑顔で挨拶を続行するのが精いっぱい。
そしてその次には、身体からすうっと力が抜けていくような寒気と
軽い吐き気に襲われた。
これらの不快感はすぐに消えたが、なんにしてもただの打撲でこれである。
映画のようにエレベータシャフトから落ちたり
車から放り出されたりしたら、私は絶対落ちた姿勢そのまんま
うめき声すら出せずに、つぶれているだろう。
間違ってもすぐさま跳ね起きて、流れ出る血や擦り傷、切り傷、
骨折、打撲をものともせず、キッと眉も凛々しく悪漢に立ち向かう
なんてできそうもない。

危ないことはしなくていいスターはともかく、
スタントの人たちは本当に、身体がいくつあっても足りないんじゃないかと
他人事ながら心配になる。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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