オリエンタルポピー

冬越しする多年草主体の花壇でも、庭は毎年変化する。
庭木や花々が成長するからだが、この植物の成長、実はあんまり一様ではない。
種類によって成長が早かったり遅かったりするのはもちろんだが
それ以上に前年の手のかけ具合というか、手のかけなさ具合によって
同じ植物でも背丈や花の咲き具合が、大きく変わってくる。

たとえば去年は丈が1.5mくらいまで伸びて、
盛大に花を咲かせていたフォックス・グローブは
今年はどういうわけか、新芽が伸びだした時から葉がしおしお。
やけに元気のない葉っぱだなあと思っていたら
成長も悪くて背丈が去年の3分の1、50cmくらいまでしか伸びず
つぼみも2つか3つしかついていない。
英国のカントリーガーデンでおなじみ、にょっきりと丈高い姿を風に揺らせ、
鈴なりに咲くのがフォックス・グローブなのだから
背丈50㎝、花が2つ、3つでは、とてもフォックス・グローブには見えない。
これはやはり去年、あんまり勢い良く伸びるのに手を焼いて
後半あまり手をかけず、ほったらかしにしていたのがよくなかったのかもしれない。

もうひとつ、小さいかわいらしい花をびっしり咲かせる石竹も
去年、花が終わった後、葉を切り戻しせずに放っておいたら
夏の終わりに雨が続いたとき、大量のナメクジの巣になってしまって
もちろん発見した時点でナメクジは退治したのだが
今年は株の大きさが去年の半分。花もまだ咲かない。


去年、元気だった時の石竹

IMG_0252.jpg



逆に今年3年目、5年目に入ったオリエンタルポピーは大変元気。
5月の終わりごろからつぼみをつけはじめ、今、盛大に咲いている。
5年目の株は、種苗店で苗を買ってきたもの。
3年目のは、種から育てた株である。
苗で買ってきた方は、1年目は花が咲かず私をがっかりさせたのだが
2年目には1つ、2つ花をつけ、3年目は急に株が大きくなって
大量のつぼみをつけ、こちらをぎょっとさせた。
以降、毎年元気に花を咲かせている。

種から育てた方も、1年目は花なしで葉っぱだけ。雑草と見分けがつかない小ささ。
2年目は30㎝くらいに育ったが、細い茎に花1つ。
3年目の今年やっと株らしくなって、複数のつぼみをつけ
5年目の株と負けないくらいに咲いている。

このカナダでも冬越しできるオリエンタルポピー、
1年生のシャーレーポピーと同様、1つ、1つの花自体はさほど長持ちしないが
手のひらくらいはある大きな花を次から次へと咲かせるので
咲いている間は実に豪華である。

そしてうちの株の花は、赤、オレンジ系が主体なのだが
どういうわけか時々、サーモンピンクや白の花が出てくることがある。
同じ株の中から、どうしてこうも色の違う花が出てくるのか
ほんとに不思議。


IMG_0750.jpg


ファイアーオレンジの中に、一つだけ混じっている白い花

IMG_0754.jpg

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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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