病、未だ癒えず

4月に突然憑りつかれて5年ぶりに再開した刺繍、
未だ病癒えず、毎朝早起きまでして、せっせと刺している。

最初の頃はずっとクロスステッチばかりで、以前に書いたように
まずビスコーニュ用のオレンジと黄の図案を刺し、
その色合いの明るさが気持ちよかったので次に同様にカラフルな猫を刺し、
(身体は万華鏡のように派手な花模様だが、長いしっぽやほっそりした身体の線は優美)

万華鏡猫

IMG_0769.jpg


この猫で、動物の身体を模様で覆うのは面白いと気づき
次には菱形模様で覆われたキウィ鳥を刺してみたが、これは失敗。
色の組み合わせが悪かったのか、平板で面白みのない仕上がりになってしまった。
よって写真なし。
編み物だったらほどいてしまうところだが、全面に刺したクロスステッチをほどくのは
とんでもなくホネなので、なかったことにして引き出しに死蔵。

気を取り直して、次にアフリカンモチーフ。
色々な動物やマスク、女性の姿などがアフリカ大陸の形に配されている。
左上に記されているサイトではキット販売のみでチャートはなかったので、
失礼して出来上がり写真を拡大してステッチ数を数え、
似たような色で刺してみた。


もとの写真はこれ

africa.jpg


刺したのはこれ。色とか、ところどころ間違えている

IMG_0768.jpg


そうこうするうちに、ちょっと複雑な雰囲気のものを刺してみたくなって
Papillon Creationsさんのフリーチャートの中から、ピーコックに手を出した。
糸は手持ちに同じ色番がなかったので、少し変えた。

IMG_0766.jpg


が、そうやってクロスステッチばかり刺していたら、
だんだんほかの刺繍がやりたくなってきた。
クロスステッチは何しろ基本×印の連続なので、
技術がなくても一応かたちになるが
その分、表現力には限りがあるし、
刺せる布にも限りがある。
(抜きキャンバスを使えば、evenweaveでない布にも刺すことはできるが)

その点、フランス刺繍なら、どんな布にも刺せるし
(私ができるかどうかは別として)
種々のステッチを使った幅広い表現が可能だ。
そもそもサテンステッチやロング&ショートステッチだけで刺しても、
クロスステッチよりは遥かに繊細で緻密な表現ができるのだ。

たとえばこんな作品や、

これは Helen Richman さんの作品

fox.jpg


こんな作品を見てしまうと

こちらは Chloe Giordano さん

ChloeGiordano6.jpg


その確かな技術に裏打ちされた精緻なステッチにうっとりと見惚れ、
なんて立派な仕事だろうかと、心底感心してしまう。
もちろんここまで来るには、長年研鑽を積まれたのであろうけれど
それにしても、1本、1本のステッチの美しさ、正確さ。
本当にため息ものだ。

わたしはもちろん、いくらお手本を見つめ、
動画を繰り返し見てステッチを練習したところで
こんな美しい作品を刺せる見込みはまったくないのだけれど
夢は遥かに美しく、志は身の程知らずに高く、で

まずはこんなのを練習。
図案は佐藤ちひろさんの「ちいさな刺しゅう」「やさしい刺しゅう」から。
どちらも4㎝くらいの小さなもの。
その割に、とうがらしの輪郭を刺すだけで半日かかったりしているが
才能のない者は、練習あるのみである。

とうがらし。サテンステッチとアウトラインステッチの練習

IMG_0764.jpg


カバ。こちらはアウトラインステッチのみ

IMG_0773.jpg





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Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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