モントリオール観光

  • 2016/10/19 11:28
  • Category: 雑記
日曜日、モントリオールに行った。コンサートに行くお友達が、
親切にも車に同乗させてくれたのである。
車の中では彼女と日本語で喋りまくり、
現地に着いて一緒に持参のお弁当を食べた後は
夕方の集合時間と場所だけ決めて、
彼女は予定通りコンサート、ご主人は映画、私は毛糸屋へGO!と別行動。
まるでフリーツアーみたいで、有難いことこの上なし。

ケベックに住んで5年、モントリオールへは何度か出かけたが
雪だるまと一緒だと、領事館なら領事館だけ、友人宅なら友人宅だけと
いつも目的の場所に直行、直帰。
街をぶらぶらしたことなどないので、土地勘ゼロ。
どこに何があるのかなど、まったく知らない。
ランドマーク的建物の外観も、まったく知らない。

なので事前に観光地図をじっくり眺め(そう、私はお上りさんの観光客なのだ)
地下鉄の路線図をプリントして、グリーンラインとオレンジラインとブルーラインが
走っていることを知り、へえと感心しつつ目的の毛糸屋がある駅の名を覚え、
ついでにグーグルマップのストリートヴューで、毛糸屋周辺の様子など確認してみたが、
「そういえば、一人で知らないところに出かけるのは久しぶりだなあ」と妙にうきうき。

何しろケベックに来て以来、だいたいいつでも雪だるまと一緒。
一人でどこかへ行くチャンスなど、なかった。
それ以前も、出張の時は当然、上司殿やお客様方と一緒だったし
日本へは一人で出かけたこともあるが、日本は“知らないところ”ではないし
もしかしたら“一人で”“知らないところ”というのは、
08年のコタキナバル以来ではあるまいか、あな、うれしや。

もっとも、そうやってネットで調べて出かけた2軒の毛糸屋は、
色とりどりのすてきな毛糸がざくざくあったが
お値段が結構すぎて、まったく手が出ず。
いくらうっとりするような手ざわり、色合いでも
1カセ/100g 30ドルでは、私には買えない。
せめてその半分くらいの値段でなくては
私には買えない。

というわけで、すてきだった毛糸の名前と色番号だけ覚え
何も買わずに毛糸屋を後にした。

そして時間が余ったので、唐人街へ行って少々調味料を買い
(店では久しぶりに広東語を聞いた)
それでも時間が余ったので、「そうだ、バスに乗ろう!」とバス停を探し、
バス停でお喋りしたモントリオール大学の学生に
「129か80に乗って、Mont Royal の方へ行ってみれば?」と言われて
ほいほいその気になって山の方へ向かい
そのあたりは高級住宅街でもあるので、坂道に沿って建ち並ぶ
木々に囲まれた古くて大きくて内部が暗そうな、豪壮な屋敷を打ち眺め
しかしあんまり長くバスに乗っていると帰れなくなるので
山の中腹くらいでバスを降り、
道の反対側へ行って、帰りのバスを待ったのだが
これがなんと、なかなか来ない。
10分待っても、20分待っても来ない。
他の番号のバスは来るのだが、私が乗ってきた129は来ない。
私はやや焦った。
このままここで待ち続けていては、集合時間に間に合わなくなるかもしれない。
ここに来るのに、バスでは15分ほどだったが、
歩くとしたら30分では戻れまい。
とすれば、集合時間まで45分を切った今、
バスに乗るのは諦めて歩き始めなければ遅刻する!と
片掛けにしていたリュックを、ちゃんと両肩に背負い直し
私は速足で歩き始めた。

幸い雨は上がり、傘なしで歩ける。
バスはあちこち曲がったりせず、ほぼ一直線で来たから
この道をこのまま下っていけば元のバス停に戻れるはず、とは思ったが
道に迷っている時間的余裕はないので、時々は地図で道を確認しながら、
大急ぎで歩いた。走れるところは、走った。
そのうち眼下に中心街のビル群が見え始め、その中に目当ての建物のマークが
燦然と見えてきた。
「あれだ、あのマークだ!よし、私は正しい!」と、ますます迫る集合時間に
追い立てられるように、私は歩みを速めた。
途中信号で引っかかったり、(HKなら信号など無視してしまうのだが、
ここではそれはできない)、工事現場にぶつかって迂回を余儀なくされたり
靴紐が両足ともほどけたり(なんでいっぺんにほどけるのだ!?)
いろいろと障害はあったが、集合場所が高くて目立つ、遠くからわかりやすい
ビルだったおかげで、なんとか5分遅刻くらいで滑り込むことができた。

集合時間に遅れたので、お友達ご夫妻には心配をおかけし申し訳なかったが
久しぶりの一人歩きは、大変楽しかった。

ただし、私の脚は今、結構な筋肉痛である。
モントリオールで散々歩き回ったうえ、昨日月曜の午前はジム、
午後はお散歩の会の特別行事で、いつもより長く2時間近く歩いたため
脚がぱんぱんなのだ。

これからも街歩きをしたいのなら、もうちょっと脚を鍛えた方がいいかもしれない。


ちなみに、山の中腹から目指したのはこのマーク
みんなの(?)銀行 Desjardin ♪


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Comment

隣町ばーば

日曜日、楽しかったですね。夫が後方座席で二人の笑い声を聞いてるだけで幸せな気分だったそうです。モントリオールに行きたくなったらいつでも声がけしてくださいね。これからもご一緒しましょう。筋肉痛にもかかわらず翌日はジムときき、私達夫婦も刺激されプールに泳ぎに行ったらたくさんの人でめげて引き返しました。体力づくり大切としみじみ感じます。
  • URL
  • 2016/10/20 07:48

らうとら

連れていっていただいて、本当にありがとうございました。ふだんしていないことをすると、また新たにいろいろなことに興味が湧いてくる感じで、なんだか元気が出てきます。やっぱり毎日同じ、決まりきったことばかりしていては、だめですね。行き帰り、黙々と運転してくださったご主人様にも、心から感謝です。
ただ、脚の筋肉痛は水曜日まで続きました。私もより一層の体力づくりに励まねば・・・
  • URL
  • 2016/10/22 20:40

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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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