てんとう虫

  • 2016/11/24 11:10
  • Category: 動物
毎年、秋の終わりころになると、てんとう虫が家の中に入ってくる。
秋の終わりだから、窓はとっくに閉め切りで、玄関ドアも閉め切りなのだが
家人が出入りする際に、するりと一緒に入ってくるのだと思う。

秋はてんとう虫の季節で、天気のよい日などぶーん、ぶーんと小さな羽音をたてて
半端でない数が庭やデッキの周りを飛び交っているし
洗濯物など外干ししていると、いつのまにかシーツやTシャツにくっついて
ゆらゆらと日向ぼっこをしている。

それが秋の終わりには室内の暖かさに惹かれて、家の中に入っているのだ。
そして窓のあたりに陣取って、窓枠を上ったり下りたり
あるいはガラスに張り付いて、もごもごと動き回ったりしている。
元気な子は、ぶーん、ぶーんと室内を飛び回る。
実は今、このパソコンの上にも1匹いて、キーボードの上をうろうろしたあげく
ディスプレイの後ろに回り込んでいった。

このてんとう虫たち、こうして家の中に入って来ても、
それで冬が越せるわけではない。
なにしろ家の中には、彼らの食べ物はないのだ。
あのころりと丸い体形や、オレンジの地に黒い点々という可愛らしい模様にもかかわらず
彼らの大部分は肉食で、アブラムシやハダニを捕食しているのだから
そうした食べ物のない屋内では、結局のところ飢えて死ぬしかないのである。

もっとも外は外で、すでに夜間の気温は0度以下。
餌になるアブラムシやハダニもたぶんとっくの昔に死に絶えて
食べ物がないことには変わりない。
どちらにしても、この寒さ厳しいケベックでは越冬は無理な話なのである。

この間数えたら、一番集まっている主寝室では
大きい方の窓に23匹、小さい丸窓に11匹いた。
その他、居間の窓にも何匹かいるし、私の部屋にも2、3匹いる。
だからたぶん家全体では、50匹近いてんとう虫がいるのではないかと思うが
番号ふりつつ数えたわけではないので、正確なところはわからない。

てんとう虫くん、肉食ではなく、ハミングバードのように砂糖水で生きていけるなら
いくらでも養ってあげるのだが、まさか彼らのためにハダニを発生させるわけにも
いかないし・・・


だいたいはこうして窓枠のあたりをうろうろしている

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たまには、ばったり出会ったりもする

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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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