メッサーシュミット

  • 2016/11/28 10:49
  • Category: 雑記
mskr200.jpeg

この何とも楽しい車は、Messerschmitt KR200、
またの名をキャビンスクーター、あるいは三輪バブルカー。
先日見た『危(やば)いことなら銭になる』(62年日活)で
宍戸錠さんと浅丘ルリ子さんが乗っているのを見て一目で心奪われ
さんざん検索しまくって、やっと名前を突き止めたのだ。

製造元は航空機で有名なドイツのメッサーシュミット社。
1954年から65年まで製造されていた車で、
前身にはMesserschmitt KR175がある。

その類いまれな小ささといい、前二輪、後ろ一輪という三輪構造といい、
見ただけでつい顔がほころんでしまうコミカルなデザインといい、
こんな車が自分のものだったら、もう毎日でもドライブに出かけて人に見せびらかし、
自慢しまくり、帰ったら帰ったで羽ばたき&ワックスできゅるきゅると磨き上げ、
座ぶとん敷いたガラス張りのガレージに恭しく安置して
日夜にたーり、にたーりと眺めてしまいそうだ。

この車、あんまり小さいのでつい一人乗りかと思ってしまうが、実は二人乗れる。
ただし横並びに二人ではなく、前に一人、後ろに一人のタンデム構造。
ドアはぱかんと上に開く。
この構造ではさすがにトランクのスペースはないので、
荷物がある場合は、後ろにくくり付ける。

1962MesserschmittKR200_02_700.jpg


もうほんとに冗談みたいな車だが、当時はけっこう人気があって
それなりに売れたようだ。
ヨーロッパの古い街など、細い石畳の路地が多く残っているところでは
こうしたコンパクトな車は、なかなかに便利なのかもしれない。

ただ、この車、上記の映画を見ているときにも思ったのだが、何かに似ている。
特に前から見たとき、何か私の連想を誘うものがある。
なんだろう、なんだろう、としばらく考えて、はたと思い当たった。

この顔、マッドスキッパー(トビハゼ)にそっくりなのである。
香港の米埔にハイキングに行ったとき、たくさんのマッドスキッパーが
泥の中をぴょん、ぴょんと跳ねているのを見て、
「いやはや、面白い動物(魚)だなあ」と感心したが、
この車の顔は、まさにそれ。
どう見ても、意識してデザインしたとしか思えない。

ほら、似てるでしょう?

Messerschmitt kr200

mudskipper.jpeg
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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