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リスたち

  • 2018/04/05 03:49
  • Category: 動物
今日は朝ジムに行って、その後食料品の買い出しにいくはずだったのだが
昨晩からみぞれ混じりの雪が降り始め、風も強くて、天気予報はと見れば
「冬嵐注意報」。絶好のお出かけ日和とは言い難いので、雪だるまと二人
出かけるのは止めて、家に引きこもっている。
せっかく庭の雪も融けだして、芝生も見え始めていたのに
また冬景色に逆戻りである。
ケベックの4月はまだ冬だ、とだめ押しをされている気分。
普段はちょろちょろデッキに顔を出す黒リスも赤リスも灰色リスも
冬嵐の今日は1匹も来ない。
我々同様、みんな巣の中に引きこもっているのかもしれない。


IMG_1406.jpg


この子はうちに顔を出す灰色リスのうちの1匹。
デッキに来ては、こうやってガラス戸から中を覗き込む。
こちらがピーナツを手に戸を開けると、やったー!とばかりに駆け出し
デッキの左側に行って、投げられたピーナツを受け取ろうとする。
少々臆病なのか、他のリスのようにこちらの手から直接ピーナツを取って行ったりはしない。
いつもちょっと離れたところで、顔をきょときょとさせて
「投げて、投げて!」と待ち受ける。
まるでパスを待つフットボール選手か、キャッチボールをしている子どものようなので
私たちは彼(彼女かも)を、キャッチボールグレイと呼んでいる。

その他、レッド・ロケットと呼んでいる赤リスもしょっちゅう来るのだが
彼は“ロケット”と異名をとるだけあって動きがものすごく素早く
庭を横切ってデッキに来たかと思うと、あっという間にピーナツをかっさらって
飛ぶように走り去るので、なかなか写真に撮れない。
灰色リスのようにぼーっと後足で立って、ガラス戸から中を覗き込むようなことは
およそしない、やたら気ぜわしい子なのである。


IMG_1396.jpg


人によっては、トリやリスなどの野生動物にエサを与えるのはよくない。
ナショナルパークでも、動物には絶対にエサを与えないよう注意されるのだから
住宅地でも同じことだと言うが、自然の生態系が(一応)保たれているナショナルパークと
田舎とは言え住宅地とでは事情が違うような気がする。
何百年も前から人間が住み着いている大都市ならいざしらず
このあたりの住宅地は、ついこの間まで森や林だったのである。
それを人間が切り開いて住宅地にした。
つまり森、林を切り開くことによってリスや鳥たちの住居を奪い、エサ場を奪ったわけで
そうやって動物たちの生活を根底から脅かしておきながら、
野生なんだからエサは自分で探せというのは、一見理屈が通っていそうで
その実そこにあるのは人間側の身勝手、
壊し、奪っておいて、後は知らない、とうそぶく傲慢さでしかない気がする。

もっともこんなことをぶつぶつ言っているのは
ピーナツを介してリスと遊びたくて仕方がない自分自身を
正当化したいからだけかもしれないが。
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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、米朝、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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