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塩タラ

  • 2018/09/20 05:56
  • Category: 雑記
昨日は Grindvik というアイスランドの南西の端あたり
ケプラヴィーク空港にも近い、人口3000人ちょっとの小さい港町にいた。

港町であるからして、ここは昔から漁業が盛んで
今でも住民の8割くらいは、漁とか魚の加工とか、
何らかの形で漁業と関係のある職業に従事しているそうだ。

で、この町には『Salt-fish Museum(塩漬け魚博物館)』というのがあった。
町の観光案内所の一角にある小さい博物館で、
とは言っても塩漬け魚だけでは間が持たないのか
前半はいかにアイスランドという島ができたかとか、
アイスランドにおける火山活動とか、地学のお勉強みたいな展示で
後半が肝心の塩漬け魚、アイスランドを代表する輸出品であった塩タラ産業の展示だった。

塩タラ産業は、19世紀後半すでにアイスランドの一大産業になっていて
夏場、沿岸部の村々ではたくさんの人が、塩タラの加工に従事していた。
それは20世紀になっても変わらず、保存がきき、値段が手ごろな塩タラは
スペイン、ポルトガル、イタリアなど、南欧諸国に大量に輸出されていたのだそうである。

そういえば、梨の木さんのポルトガル料理のお話の中に、
“バカリャウ”という言葉が出てきたなあ、
そうか、あのバカリャウは、遠いアイスランドから運ばれて行ったのかもしれないなあ
などと思った。


塩タラ  これは本物ではなくて展示用の模型ですが
うーん、塩タラは大きい


IMG_3074-2.jpg


輸出用梱包?

IMG_3073-2.jpg


夕食の後、泊まっているゲストハウスの近くを散歩していたら
賑やかな子どもの声が聞こえたので、行ってみたら学校だった。
子どもたちが、校庭の遊具で遊んでいたのだ。

こっちに手を振ってきたので、近づいて話しかけてみた。
手前の子は聞き洩らしたが、後ろの子3人は、みな10歳だそうだ。
名前も聞いたのだが、ぜーんぜん聞き取れなかった。
女の子は英語だったらAnna系の名前、男の子の1人はJohan系の名前に聞こえたが
まるっきり違っているかもしれない。
初秋のことゆえまだ明るいとはいえ時刻はすでに午後7時過ぎ
いったい何時に家に帰るの?と聞いたら、元気いっぱい「9時!」と返ってきたが
ほんとかね? いくら高緯度でも9時ではもう暗いぞ。
そんなに遊んでいていいのか、君たち。

ちなみにこの子たちはみな、片言ながらちゃんと英語を話した。
アイスランドでは小学校から、外国語として英語とデンマーク語を
習い始めるのだそうである。
アイスランドの人口は約35万。ビジネスにせよ、何にせよ、アイスランド語だけでは
話にならないからだそうで。


IMG_3137-2.jpg

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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、米朝、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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