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数字は面倒なのよね

  • 2018/11/03 22:18
  • Category: 言葉
この間、初級2の方の授業で最後にちょっとばかり時間が余ったので
5ケタの数字「23,500」を黒板に書いて、一人ひとり読んでもらった。
いやはや、これが面白かった。

ちなみに初級2であるから、みなすでに数字の読み方の基礎は
一通り学習済みである。
また記憶を新たにするために、その前に100は「ひゃく」、1000は「せん」、
10,000は「まん」であることを、再度確認した。

であるにもかかわらず、最初のSくんは「にじゅうまん ごひゃく」と読み、
次のMちゃんは「にじゅうさんまん ごひゃく」、
3人めのOくんは「にじゅうさんまん ごせん」、
4にんめのGちゃんでやっと「にまん さんせん ごひゃく」と近い答えが出てきた。
と言ってもGちゃんも、見るなりさらりと言ってのけたわけではなく
「えーと、えーと・・・」と、頭の中の『数字の読み方一覧表』を必死にたぐりつつ
何とか近い答えを手繰り出したのであった。

私はそれぞれの答えをひらがなで書き、全員終わったところで
今度はそのひらがなを数字に直していったのだが
なにしろ大部分「にじゅうさんまん」なのだから、ケタがひとつ違う。
みんな私が書いていくアラビア数字を見て「おう」とか「あう・・・」とか嘆声を発していたが
どこで間違えたかは各自すぐにわかったようだったので
最後にもう一度、10,000は日本語の場合「まん」という別の単位がある、
フランス語や英語みたいに「じゅう せん」ではありませんよ
とだめ押しをして終わりにした。

余り時間に数字の読み方を練習したのは
その課の後半に「これはいくらですか」「○○円です」という会話例が出てくるから、
まあ予習を兼ねてだったのだが、
それにしても、英仏語と日本語のように、くくる単位が違う数字の置き換えは大変だ。
私自身、英仏語で5ケタ以上の数字を言われると、
頭の中でアラビア数字に直すのに、一瞬、間があく。
日本語や中国語のように、即座にさらさらとは並んでくれない。

生徒たちの答えに「にじゅうさんまん」が多かったのも
フランス語での数え方「vingt-trois-mille(にじゅうさんぜん?)」が頭に染みついていて
とっさには「まん」という違う単位でのくくり方に切り替えることができなかった
ということだと思う。
1週間に1回の日本語では、無理もないことである。
でもまあ「考えれば正しい答えが出てくる」ようには、なって欲しいと思うが。
がんばってねー、みんな。
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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、米朝、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
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