意固地

  • 2010/06/04 15:53
  • Category: 雑記
やっと金曜だ。今週は次から次へと仕事が降って来た1週間だった。週の半ばは日本と中国・香港との間に挟まれて、ぺたんこ蛙。日本のおじさんたちよ、もっと強気で言いたいことを言いましょう! 合弁会社なら合弁会社らしく、たとえ出資比率で劣勢にあるにせよ、譲れないところは譲れないと、断固として主張しましょう! 諸事丸く収めようとしたり、相手の感情を傷つけまいとして、言いたいことを言わなかったり、曖昧な言い方をしたりしたら、相手は日本側の意見はそれだけだと思ってしまいます。腹芸なんていう高度な芸は、ある程度相手の出方がわかり、腹の探りあいができるようになってからで十分です。相手が何を言ってるのかもわからないうちから、腹芸なんぞを見せるのは時期尚早です。自分たちの損になるだけですから、止めましょう。人が何を考えてるかなんか、言わなかったらわかるわけないじゃん!

とは言うものの、私は逆に言い過ぎる嫌いあり。昨日も言わんでもいいことを言ってしまい、ウチに帰ってから「ばか、ばか、ばか、ばか!!」と激しく反省。

上司殿がお客さんへのお土産用に深センで買ってきた数枚の国画を、「学生が描いた絵みたい」歯に衣着せずけなしてしまったのだ。本人が気に入って買ってきた画なのだから、たとえどんな画だろうと「ああ、いいですねえ」と言っておけばよかったものを、私は見たまま感じたまま、渋い顔してストレートに「つまんない画」と言ってしまった。上司殿は当然顔を曇らせ、不快な様子で画を巻き戻し始めた。「あ、しまった・・・」と思った時は、時すでに遅し。私のこの口、なんとかならんのか。

ま正直に言わせて貰えば、それらの画はほんとに私の目には「客受けする主題をきれいに描いた」だけのつまんない大量生産品、夜店で売っている類のマガイモノにしか見えず、それを「いい画ですねえ」とは、口が裂けても言えなかった。


恥知らずの大嘘つきで、他のことなら事実と異なることを顔色ひとつ変えずしらっと言ってのけるくせに、あるものをいいと思うか、つまらないと思うかについては嘘が言えないとは、どうしたことか。自身の目に魂を賭けている批評家・鑑賞家ではあるまいし、ええかげんにせえよ、と我ながら思う。そんなところで真剣になるのは、意固地以外のなにものでもない。性格の悪さ、丸見えである。このブログのタイトルも『性格劣悪・意固地じじいの独り言』あたりに変えるべきかもしれない。

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らうとら

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ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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