DAY3、DAY4

  • 2010/03/17 11:41
  • Category: 雑記

DAY3

ぐっすり眠り、目が覚めたら痛みがない! やったー!

7時半、朝食。今日は干し貝柱入りのお粥に、炒米線(米の粉で作った極細麺を野菜といっしょに炒めたもの)。それぞれ少しずつ食べる。私の斜め左、1号ベッドの太々が、杖をつきながらゆっくり歩いてきて、緑色のぶどうをくれた。きれいに洗ってあるから、食べたいときに食べて、とのこと。多謝!

しかし貰ってばかりでは悪いので、8時過ぎ「おはよー」を兼ねて雪だるまに電話し、病院に来るとき苺を買ってきてと頼む。出かけるのが嫌いで、新しいオフィスに移ってからすでに1年近く経つくせにまだ一度も会社の下のショッピングモールに行ったことがない雪だるまは「昼は忙しい」とか何とか言っていたが、最終的には買ってきてくれるだろう。

その次、次席に電話し元気だと伝える。

8時半過ぎ、看護婦が来て大判のウェットティッシュのようなもので、丁寧に身体を拭き、パジャマを着替えさせてくれる。ティッシュはいい匂いがして気持ちいい。パジャマは病院支給のもので、あとでよく見たら上下で模様が違っていた。ま、別にいいけど。

9時過ぎ、Dr.Jが回診に現れる。「ほとんど痛みはないし、快調だ」と伝えると、じゃあ後でドレイン2つ外しましょうと言う。回診は5分ほどで終わり。

その後ほんとに看護婦が来て、傷口からのドレインと導尿のドレインを外してくれる。IV(点滴)はもともとないので、これで私をベッドに縛り付けるものは何もなくなった。

そのほか3時間おきくらいに血圧を測定しているが、数値はどんどん下がっている。10時の血圧は96/65。いつも高血圧気味なので、100以下に下がったのを見たのは初めてだ。

11時半、昼食。平目(?)のムニエル+カレークリームソース。白菜と人参の千切りのスープ煮。ゆでた巨大じゃがいも3つ。つまり、手術の翌日からまったく常人の食事である。この病室は一般病室で、婦人科も整形外科も眼科も混在。みな同じものを食べている。私も用心しながら少しずつ食べる。ムニエルがおいしい。重湯に梅干しとか、つまんない食事でなくて大変うれしい。しかも1号ベッドの太々が養生湯(広東圏ではおなじみ、薬効ありといわれるスープ)をくれた。ふだん広東風の湯など飲まないのだが、滋味がじわりと広がる感じで熱くておいしかった。

午後1時過ぎ、次席が花束と例の陳皮汁を持って見舞いに来てくれた。多謝。陳皮汁、思ったほど怪味ではなし。

午後3時、ドレインを外して以来2回ほど看護婦に「トイレに行く?」と聞かれていたのだが、そのたびに「まだだいじょうぶ」と答えていたら、3回目には「今、行きましょう」と半ば強制的にトイレに連れて行かれた。立って歩く練習も兼ねているのだと思う。看護婦の腕につかまり、よろよろとベッドから起きる。下腹部が痛いのでつい前屈みになってしまい、直立歩行できない猿人みたいな歩き方。でもちゃんと排尿できた。導尿ドレインを入れるのも外すのも上手だったようで、何の痛みもなし。的確な手腕に感謝。

6時半過ぎ、雪だるま来る。また1時間ほど喋る。本日は他の患者も見舞客が多く、しかも大家族なので、飲んだり食べたり喋ったり、果物を交換し合ったり大変にぎやかで、ほとんど7家族合同ピクニック状態。深刻な病人がいない病室だからこその賑やかさなのだろうが、それにしてもとても病院とは思えん。ケータイの使用も自由だし、所変わればルールも変わる。

夕食は野菜と卵豆腐などの炒め物、ゆでブロッコリ、ごはん。これは珍しくおいしくない。全部精進だから雪だるまに「食べる?」と聞いてみたが、彼も要らないという。野菜の補給にブロッコリ食べればいいのに、ねえ。

10時過ぎ、就寝。

 

DAY4

夜半、ふと目が覚め、吐き気を感じたが、我慢しているうちにまた寝入った。

そのせいか、朝起きたら全身に疲労感。寝てるだけなのに、なんで疲れるのさ?

朝食は、かぼちゃ入りの粥、饅頭、豆沙飽(あんまん) 粥を少し食べ、豆沙飽を1/4食べたところでギブアップ。昨日より食欲が落ちている。あーあと思っているところに、次席が見舞い。出勤前に寄ってくれたらしい。新しい陳皮汁と叉焼飽と白汁鶏角(鶏のクリーム煮入りペイストリ)を持ってきてくれたが、食べる元気はなし。

9時過ぎ、Dr.J回診。切除した筋腫と子宮は、合わせて850gあったそうだ。ドクターの経験でも相当大きい方だとか。へー。確かに手術直前は、自分でも腹部に大きな塊を感じるほどになっていたので、あれが全部筋腫なら、そのくらい重量があってもおかしくない。で、それを切除したということは、約1kgの減量に成功したということだな。ふほほ。

ドクターに「今日は朝から疲れている。寝る以外何もしていないのに・・・」と言ったら、「あれだけ大きな手術なのだから、疲れるのは当然」と言われた。そういうものか。

昼食は、ナスと豚挽肉と大豆の炒め物、ごはん、りんご。炒め物は私の好きな魚香茄子飯に似ていて大変おいしい。そういえば書き忘れていたが、朝食は一律メニュだが、昼食と夕食は1日前にメニュが渡され、「西餐」か「中餐」か好きな方を選べるようになっている。「西餐」も「中餐」もおいしそうな時は、選ぶのが結構大変である。

昼食後、やはり疲れが抜けないので、午後はひたすら昼寝。なんだか暑くて汗ばむので、途中3時過ぎにいったん起きて、自分の半袖寝間着に着替え。薄手なのですーすーして気持ちいい。

6時過ぎ、雪だるま来る。今日は金曜なので、いつもより30分早い。目が覚めたらお腹がすいており、夕食が待ち遠しい。

6時半、夕食。グリルドチキン、マッシュポテト、えんどう豆のソテー。チキンにはとろりと溶けたチーズと、同じくグリルされたプチトマトのスライスが乗っている。おいしい。胃が許せば、ぜんぶ食べたいくらいおいしい。

その後は何もなく、いつもどおり就寝。

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Comment

雪見

おかえりなさい。
いきなりこんなにたくさん文章書いてだいじょうぶ?
もっとのんびり寝てればいいのに〜(笑)。
導尿ドレイン? こわそう。。。
  • URL
  • 2010/03/17 17:53
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まるゆ

退院、おめでとうございます。
かなり大きな筋腫だったみたいですね。
お腹がすっきりしましたか?
痛みが少ないようで何よりです。
手術、入院など色々な体験でしたね。
それにしてもそちらのお食事は美味しそうでうらやましい限りです。
私もおかゆが食べたかったです。
手術後最初に出たものはコンソメスープとJelloでした。
体の調子が戻るまでは無理をなさいませんようお大事に。
日本だったら絶対まだ入院中だということをお忘れなく。
  • URL
  • 2010/03/18 10:22
  • Edit

loutra

だいじょうぶよ、雪見さん。
さすがの私も一気に全部打ったわけではなくて、5分打っては休み、10分打っては昼寝し、と少しずつ書きためたのを、コピペしているだけなのです。無理をしてはいけないのはわかっていますが、寝たきりでもいけないようなので、リハビリ兼ねて文章書き。何しろ時間だけはたっぷりありますから。
ドレインは全然痛くなかったです。日本語ではカテーテルっていうのかな? 入れるのは全身麻酔で意識がないときだし、入っている間も全然何も感じないし(だから手術直後「トイレに行きたい!」と言って、看護婦にドレインが入っているからだいじょうぶと言われた)、抜くときも痛みは全然なし。以前、入れるときに失敗したのか尿道が傷つき、排尿のたびにしみるという話を読んだので心配していたのですが、そんなこと全然なし。
まるゆさん
ごはんはおいしかったです。退院後のウチのごはんの貧しさに涙が出そうになったほど。HKは中華と西洋の選択肢がある点、有利ですよね。おかゆも色んな具が入ってるし。医療費も米国ほどは高くないようですから、どうしても入院、手術が必要な時はHKで入院てのもアリだと思いますよ。^^; 医療水準も問題ないし、英語も通じますから。
あ、そうだ。お腹は平らになりました!手術前は、横になるとお腹がぷっくりふくらんでいたのです。特に右側。それがなくなりました。今は下腹部はふくらんでいますが、これは切開したせいだとおもいます。(って、実は脂肪かもしれないですが・・)
  • URL
  • 2010/03/18 13:16
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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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